有機栽培認証制度
先日、上京して日本生態系農業協会の「土壌検査」講習に行ってまいりました。それは、まほろば農園をJAS認定農場に申請するために必要な、土壌分析の基礎的実習でした。
実際、まほろば農園の土を持参して分析方法を実習するもので、感覚的でなく計測的な面からも科学的なメスを入れることで、より精度の高い土造りが出来るものと思われます。土壌も人体も生理的メカニズムが基本的には同じであり、大変興味深い所です。
実際その分析キッドを購入して、各圃場の土質を検査して施肥設計をします。0-1テストと化学分析の融合によって一段と細密で高品質な作物が出来るものと思われます。今社会問題になっている化学肥料多用により過剰窒素が土壌に残留し水源に流れ、人体に入ってカルシウムを奪ったり、発ガン性の疑いも多い硝酸態窒素やアンモニア態窒素など土中のリン酸、カリ、石灰、苦土(MgO)、鉄、マンガン、塩分、pH……等々検査する事が出来ます。全国から持ち寄った土壌中、硝酸態窒素が最も少なかったのが「まほろば農園」の土でした。 |