まほろばblog

Archive for the ‘文化’ Category

麻墨「玄牝」が画龍点睛に!

木曜日, 4月 13th, 2017

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今朝から、小別沢の農園に雪が降り続く。

ハウスでローザビアンカ茄子の苗の種おろしをしていると、

突然、札幌プロパテイの佐藤武彦社長より電話があった。

「今、法輪閣で、村井紘一さんという若き画家が、

京都のお寺の依頼で、天井の龍を描いている。

最後の画龍点睛に、あの麻墨『玄牝』を使うので、

是非見に来てもらいたい」との由。

2週間以上も、店にも出れない状況の中、

不思議とその時間だけ、ポカッと空いた。

早速、季節外れの雪の中、豊平橋まで急ぐ。

 

龍画 2

 

ワンフローア開けっ広げにされた中の大画面に、

大龍が四方の青龍、朱雀、白虎、玄武の四神霊獣を従えて、

麻紙に滲む漆黒の雲の中から現れ出でる。

最後の墨付けを見られなかったが、完成を見届けたい。

札幌発の奈良古梅園の麻墨と札幌出身の水墨画家が京古寺への献納。

新しき大地から古き歴史へ、古き文化から新しき次代を開く。

若きアーティストよ、世界にハバタケ!!!

 

See beautiful animated versions of classic paintings.

木曜日, 3月 10th, 2016
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動く泰西画

僅かな動きを加えるだけで、

意味と意図と美が新たなる装いで

浮かび上がる不思議

千家「骨董市」2016-Ⅲ

月曜日, 1月 11th, 2016

青磁

① 青磁各種 非売品

李朝前期、李朝後期、日本、中国清 (右から)

 

香炉

② 唐銅獅子香炉 ¥30.000

 

ポルシェ

③ フォルクスワーゲン おもちゃ 各¥500

 

グラス

④ グラス フランス ルーマニア ¥10.000 ¥28.000

 

スプーン

⑤ フォーク&ナイフ フランス 19世紀 1本1束 ¥1.500~¥5.000

 

山茶碗

⑥ 山茶碗 室町 ¥5.000~¥8.000

 

籠 江戸

⑦ 籠 江戸  ¥5.000

 

辻清明の茶碗

⑧ 陶芸家・辻清明氏のぐい飲み  ¥3.000

 

ろうそく台

⑨ 蝋燭立 フランス ¥10.000

千家「骨董市」2016-Ⅱ

日曜日, 1月 10th, 2016

千田さん

明日の成人式一日を残した千田さんの「骨董市」。

今回は身近な小間物や洋物やおもちゃなど、

多種多様な品々を格安に値付けして、より親しみをもって提供されている。

お訊ねになれば、どんなことも応えて下さるので、気楽にご覧下さい。

また、社長が蒐集した李朝の抹茶茶碗や中国物なども展示。

値切れば、相当安くしてくれるとかの噂あり。

 

白岩焼き

① 白岩焼 大鉢 秋田角館町   ¥25.000

 

アンナン焼き

② ベトナム安南焼  ¥7.000

 

ポシャギ

③ ポシャギ 風呂敷  李朝  ¥10.000

 

デフォルテ

④ デルフト オランダ 17世紀  非売品

フェルメールの「真珠の耳飾の少女」の映画に出てくる食器と同じ物。

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フランス皿

⑤ クレイユ&モントローの白皿 フランス ピカソの写真集に載っていた同じ皿。非売品。

1830年代製 -Creil Octagonal Plate-

2011年、新年初めの新商品のご紹介は人気のオクトゴナルプレート。
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1830年代製造のクレイユ(Creil)単独刻印が印された一品です。

パリの北、オワーズ(Oise)に位置したクレイユ(Creil)窯。
設立は1797年頃とされ、非常に古い歴史を持ったフランスを代表する窯元の一つです。
共に長い歴史を持つモントロー(Montereau)窯と1840年に合併。その名をCreil et Montereauと
改め、多数の良質な陶器を世に残しました。
本品はモントローと合併前(1840年以前)に作製された歴史ある一品となります。

クレイユオクトゴナルブログ用4

白い陶肌が特徴的。

年代物の為、カトラリーの傷・汚れ等が御座いますが、割れ欠けは無く良い状態です。

木の鉢

⑥ 木の鉢(緑色) オランダ   非売品

 

織部 蕨手

⑥ 織部焼き茶碗 蕨手  ¥60.000

「へうげ味噌」「へうげ醤」で御馴染みの古田織部の創始した焼き。

蕨の画を施した古趣あふれる小ぶりな茶碗。

 

 

千家「骨董市」2016

金曜日, 1月 8th, 2016

千家 骨董市 2

昨日から千田さんの「骨董市」が始まった。

高校生の時分から始めたというから、45年もの年季が入っている。

そんな蒐集歴をもつ彼女、いい意味で魂が古いというか深いのである。

骨董とは、

己が内に潜む古き魂を打ち出す修行であり、道具であり、

第二の自分との出会いでもあるのだ。

老人の懐古趣味ではない。

その物に対峙して、何かが語りかける時、その古き中より、

新しき自分が発見されるチャンスである。

 

砥石壷

① 砥石入れ(腰ベルト)フランス 18世紀 ¥20.000

 

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② カルティエ 珈琲カップ フランス 1986年 ¥5.000×2

 

まげわっぱ

③ 曲げわっぱ オランダ 19世紀 ¥30.000

 

シトロエン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

④ シトロエン フランス 1956年 ¥12.000

 

漆桶

⑤ 漆桶 東北地方 江戸時代 ¥30.000

 

若き作庭家、山田順平君来る!

水曜日, 8月 19th, 2015

山田順平くん futari

 

福岡柳川生まれのスタッフ山田成子さん。

その弟・順平さんが、6月の中頃、来札された。

造園家のお父さんの家業を継いでの二代目の30歳。

今までの作庭した写真を見せて頂いたが、若いながら中々の腕前で、驚いた次第。

成子さんの実家は、鬱蒼とした屋敷で、庭園も広く、すばらしい環境で育ったようだ。

そんな中、彼も習わぬ何かで、生まれながらに感性が磨かれたのだ。

ご両親が、大の骨董好きで、その薫陶を受けたのか、古典的な趣向を養って来たのだと思う。

また、若者らしい新しいセンスも持ち合わせている。

送ってくれた庭の数々を紹介したい。

これからの大なる飛躍を祈りたい。

山田順平 3 庭.

 

山田順平 4 庭.

 

 

 

 

 

 

 

 

山田順平 2 庭

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山田順平 1 塀

拝啓 社長様

先日は、本当に有難うございました。

社長を初め、今野先生、姉の周囲のみなさまに可愛がって頂き、

感謝の気持ちと共に充実した北海道の旅でした。

久しぶりに姉の姿を見て、はじめに感じたのは、たくましくなった様に感じました。

僕も一人暮らしの経験があるので、姉の大変さんも良く分かります。

姉のお陰で、山田家一同、まほろばの皆様に良くして頂き、やっぱり姉には頭が上りません。

姉も見えない所で沢山苦労している事と思います。

でも、その苦労が今の強くなった姉を作っている事と思います。

姉の頑張っている姿を見れただけでも安心しましたが、

社長や皆様と会えて余計安心致しました。

本当に有難うございます。

社長様の深い愛情を、いつも有難うございます。

末筆となりましたが、姉の事よろしくお願い致します。

まほろばとの縁で姉は本当に変わったと思いました。

専務や社員の皆様方にもよろしくお伝え下さい。

本当にありがとうございました。

敬具

山田 順平

 

山田くん 茶作法2

山田くん 茶作法

山田くん 水撒き

 

 

 

縄文土偶に2億円!

木曜日, 6月 25th, 2015

かわいい!土偶ちゃん!!

新聞に掲載されたサザビーズで落札された幻の土偶。

この健康で豊満な「日本のおっかさん!!」像。

あの遮光器土偶の宇宙人とは別な姿態で、何か安心するなーーーー!

それが、ななんと、2億円。

故井上恒一氏のコレクションによるものとか。

落札者はある日本人。

よかった、海外に流出しなくて・・・・・。(以下、解説より)

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競売大手サザビーズのロンドンオークションで、縄文土偶が約2億円で落札されたことがわかった。日本の著名な古美術コレクターであった故・井上恒一氏(1906~1965年)のコレクション。当初の落札予想価格レンジは7万~9万ポンドだったが、実際の落札額ははるかに上回る101万3000ポンドで、10倍以上の高い評価を受けたことになる。

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サザビーズより

井上恒一氏は、夏目漱石、川端康成をはじめとした文豪、文化人との交友を通じて古美術品の収集を熱心に行ってきた収集家。これまでにも、国の重要文化財を博物館に寄贈するなどクオリティの高い希少なコレクションを作り上げてきた。今回出品されたのは井上コレクションの中から100点あまり。中国陶磁の至宝である青磁下蕪瓶、染付耳付花生をはじめ、朝鮮陶磁なども出品した。

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この縄文土偶は、サザビーズは「日本の縄文土偶の代表的な作品」としており、研究者やコレクターの間からは幻の作品として認知されていたもの。その井上氏が最後まで売らなかったものでもあり、加えて今回約50年ぶりに表に出てきたことも、価格高騰に勢いをつけたかもしれない。

 

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お念仏会inまほろば

月曜日, 5月 25th, 2015

 

念仏会 2

「うさと」さんの関係で何度かまほろばにおこしになられた

東京杉並の本應寺さんが、毎年全国行脚で、北海道を回られる時、

札幌ではまほろばに立ち寄ってくださいます。

有志が、地下洞「無限心」で、お念仏を致します。

地下では、色々な宗教の方が、ご利用されます。

宗旨宗派を超えて、皆が仲良く、真理に目覚めたらいいですね。

 

聖願 1

聖願 2

念仏会 1

次世代の若者・・・・

火曜日, 4月 7th, 2015

いただき膳さん

この売り出し期間中、「マザーウオーター」の南さん、「いただき膳」の春山さんに

展示即売会をして頂きまして、ありがとうございました。

南さんは、寺田本家の杜氏で、以前は佐渡で芸能集団「鼓動」で修行。

春山さんは、東京浅草の下町生まれの育ち。チャキチャキの江戸っ子。

今は、どんな時も和服一筋で、一年を通しているとか。

お二人とも、若くして和の心をもって、日々道をたしなんでいる。

まことに頼もしい限りである。

こんな若者がいる限り、次の日本も心配ない!!

マザーウオーターさん

 

 

 

人仏画展、次回をお楽しみに

火曜日, 4月 7th, 2015

4月の「感謝デー」期間中、本店2階で、

黒田晃弘さんの「人仏画展」が開催される予定でした。

しかし、この期間中にお父様が急逝されて、実際の似顔絵が描けなくなりました。

謹んで、ご尊父のご冥福をお祈り申し上げます。

と伴に、ご予約の皆様には、お心積もりのところ、真に申し訳ありませんでした。

かような事情により、どうぞお察しのほど、お願い申し上げます。

 

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彼の描くところ、一定のパターンはなく、対峙する方の特徴、

というか、その人の本質を最も的確なデフォルメで描く技は、

魅惑的でまた審美的でもあります。

次回の開催、後日またお知らせ致しますので、

今しばらくお待ち戴きますようお願い申し上げます。