まほろばblog

Archive for the ‘漁業’ Category

まほろば歳末ギフト#7  『無着色たらこ』

月曜日, 12月 3rd, 2012

第42回全国水産加工たべもの展『水産庁長官賞 受賞」の

北海道寿都産の『近海 無着色 たらこ』 。

鮮度の良い道産・近海のすけそう鱈の卵巣を、

生のまま腹だしして、そのまま塩水に漬け込み、

着色料、保存料等の添加物を一切使わず、

水切りを充分に行い、低塩にて熟成させました。

素材の旨み、自然の色合いを大切にした、

無着色・無添加たらこを年末のギフトにどうぞ。

300g ¥3.500 (ギフト箱入り)

70g  ¥450

しかも、通年この製品、このお値段でご提供出来そうです。

地物のたらこを、なかなか定番で揃えることは難しいのです。

その原料、その加工業者が極めて少ないからです。

この度、常備販売が叶い、皆様と共に味わって参りたいと思います。

まほろば歳末ギフト#6 『スモークサーモン』

月曜日, 12月 3rd, 2012

北洋産紅鮭をただ塩・胡椒のみで燻製にした「無添加スモークサーモン」。

最近は、チリなどの養殖サーモンや鱒の脂の乗りが、

若者受けして、健康的に由々しき問題となっています。

抗生物質や成長促進剤が入った飼料を食べさせると、

何と6倍早く成長して、半年後には正品になります。

3年かけて母川に帰るのを、半年で即仕上がりとなれば、

企業的には大儲け、しかし消費者は大迷惑ですよね。

先回の小泉先生の鮭の講演会でも、天然と人工の違い、

天然物を購買するように、強く訴えていらっしゃいました。

そんな意味でも、養殖の嫌な脂身の強さがなく、

天然紅鮭の適度な脂質と確りした肉身の旨みは、やはり歴然とした差です。

ギフト用パッケージとお手頃価格の普段用2種類を揃えています。

「紅鮭スモークサーモン」 (紅鮭、食塩、胡椒) 

半身 ¥3.980 (ケッパーつき化粧箱入り)

150g ¥980

80g ¥450

まほろば歳末ギフト#3 『開きホッケ』

土曜日, 12月 1st, 2012

ホッケといえば、何と言っても「羅臼産」に尽きます。

ところが、これもイクラと同じで不漁で、夏半ばでストックしていたホッケが底をつき、

開きホッケにする原材料が、北海道から消えたという事態が起こりました。

ほとんどが、礼文産などのもので、まほろばも已む無く諦めていました。

ところが、羅臼現地の加工屋さんでは、確保していたんですね。

真空一夜干しで、まだありました。

今年後半になって、再入荷、それと共に要望も多くなって来ました。

やはり、贈るには、これなんですね。

「羅臼産 真空一夜干し開きホッケ」特大 400g ¥980

まほろば歳末ギフト#2 『いくら』

土曜日, 12月 1st, 2012

昨年、「まほろばオリジナルいくら」を製造して出荷しました。

ところが今年は、例年にない鮭の不漁。

旬になっても、鮭が値下がるどころか、日に日に値上って、

待てよ待てよ、という間に、旬は過ぎて、筋子は結局入手出来ない事態となりました。

例年のほぼ2倍から3倍近くの原料値で、とうとう今年は諦めた次第です。

調味料も準備していたのですが。

そんな訳で、今年は友人の水産会社・北村社長のオリジナルのいくらと代替することにしました。

何せ、一シーズン10万トンも製造取り引きするところですから、桁が違います。

幸い無添加です。

調味料などは、まほろばのではありませんけれど。

なかなかの味で、歓ばれると存じます。

                           1箱 250g ¥2.980

まほろば歳末ギフト#1『味付け数の子』

金曜日, 11月 30th, 2012

今の時期、いよいよ歳末に向け、お歳暮と御節商品が出回ります。

まほろばでは、今年から特にオリジナル海産物に力を入れています。

その第一弾は、「味つけ数の子」。

上の写真、数の子にしては色が濃いでしょう。

でも、これが本当の数の子原卵の色なんですよ。

市販のものは、漂白剤で脱色しているから鮮やかな黄色をしています。

今年も、例年通り試験操業船の「テストロー」を仕入れる予定でしたが、全く入荷がありませんでした。

このような年は、初めてです。

その代替で、ロシア海域で、船の上でニシンの腹出しを行った原卵が入手出来ました。

価格も安く、お手頃です。

それをまほろば海産物担当の竹市さんが、味付け数の子に仕立ててくれました。

原卵の皮をいちいち剥いて、血合いを除き、きれいにした後、塩抜きしていよいよ調味液に漬けます。

材料は、小麦の白醤油に、枕崎産の一本釣り本かつをの鰹節、海の精の塩、

本格三河みりん、粗糖、焼酎、椎茸に道南真昆布の贅沢な仕込み。

なかなかの仕上がりで、師走は準備万端整いつつあり。

200g前後で¥1、480です。

まずは、味見のほどを。

フェアトレードからみる世界貿易と食、農

木曜日, 11月 22nd, 2012

「インカインチ・オイル」のアルコイリスさんからメールで、

先日行われた「土と平和の祭典」のご報告がありました。

http://www.tanemaki.jp/saiten2012/

ことに、トークステージで大橋代表が発言されているので、

是非、ご覧下さい。

当会は、去る11月18(日)に開催された土と平和の祭典に出展致しました。
お陰様でたくさんの方々にブースに来ていただき、活動紹介ならびに商品販売、
インカインチオイル+旨塩麹を使用した新しいレシピを提案させていただくこと
ができました。http://www.arcoiris.jp/index.html

とりわけ、「フェアトレードからみる世界貿易と食、農」と題したトークステー
ジは大好評で、
その映像がアップロードされましたので、URLを共有させていただきます。

http://www.ustream.tv/recorded/27103792/theater

トークステージには、フェアトレード分野において第一線で活躍している、
拓殖大学の長坂教授、ぐらするーつの鈴木代表、NPOアプラの野川氏、
オクスファーム・ジャパンの森下氏、当団体の大橋理事(5分と41分頃に登場)
の5名が出演しています。

友産友消」(ともさんともしょう)をキーワードに、フェアトレードの今後の
あり方や方向性について、
それぞれの視点で話し合われ、その展望や可能性を見いだせるトークテージに
なっています。

ぜひご覧いただければ幸いです。

当会の次回出展予定のイベントは、2013年3月2日(土)に開催される
「オーガニックショー ポラン広場東京2013」になります。
開催のお日にちが近くなりましたら、ご案内させていただきます。

年末に向かい何かとご多忙のことと存じますが、今後ともご支援を賜りますよう
宜しくお願い申し上げます。

NPO法人 アルコイリス
広報・マーケティング 大河トレイシィ
〒271-0096 千葉県松戸市下矢切72
TEL: 047-361-6375 FAX: 047-361-6395
E-mail: marketing@arcoiris.jp

白口浜真昆布、絶人気!!!

日曜日, 11月 11th, 2012

この3日間の特売で、七飯から持ってきた昆布のほとんどが売れてしまいそうです。

それほど大人気の「尾札部・白口浜の真昆布」。

今回は、昆布を七輪の炭火で、竹原さん自ら焼いた「焼き昆布」。

一口食べると、何とも言えない昆布の風味が口中に広がり、

えも言われぬ昆布の旨みが、身を包みます。

「これは、美味しい」。

確かに、昆布で旨いとうなることは、滅多にありません。

これはさすがに尾札部の名昆布です。

ちいさなお子さんにも、その旨みがわかるんですねーーー。

これから常時、置きますので、ご指定ください。

まほろばでも、特別仕立てで、今後販売させて頂きますので、

よろしくご進物などにご利用くださいませ。

竹原さん、毎度道南の遠い所からありがとうございます。

大和八千代さんから

昆布漁の活気ある光景、子どもの頃を思い出しました。夏になると浜中が昆布の香りに包まれ、寝る間も惜しんで昆布の作業が始まります。私は尾札部から二つ離れた安浦町で生まれ、父も根っからの昆布漁師(職人)で、いつも船が沈みそうなくらい採り、子どもながらに格好よいなぁと思いました。よく一緒に船に乗って手伝っていた私は、生昆布の匂いでよく船酔いをしていました。昔は浜一面に昆布を干し、午後になると昆布をひっくり返し、夕方にそれを集め、一枚一枚ピンをつけ、釘のついた竿にかけ、乾燥場で乾かします。早朝、乾いた昆布を竿から一本一本はずし、整理してからまた漁に出ます。その繰返しが2ヶ月くらい続き、子どもからお年寄りまでの家族総出の一大イベントでした。そんな手間をかけて作られたふるさとの真昆布がお店で売られ、お客様に食べていただけることはとても嬉しいことです。是非一度、味わってみて下さい!

幻の魚「イトウ」

火曜日, 11月 6th, 2012

 

「すずき」さんは、時々うちに寄ってくれるのですが、

「いとう」さんは、初めてで、みな大慌てで、出迎えました。

何せ「まぼろし」さんですから、みな興味津々でした。

市場でも持て余したのか、私にお鉢が回って来て、

「まほろばさん、買ってーーーー!」と絶叫され、

止むなく哀れみの情を抱いて、仕入れた次第。

「まぼろし」とはいえ、どう食べるのか、みな意外と知らない。

それで、いろいろ調べるととんでもない魚だったのだ。

千島・樺太からニセコの尻別川を南限として、東北に生息していた種は絶滅。

しかし、道内ものだけは、鮭鱒と同じ、降海性をもって海に出るというから不思議。

そしてホッチャレみたいに、一回の産卵で死せず、何度も産卵を繰り返すというから驚き。

それも、雌雄とも相手を変えるというから、何とも・・・・・・のはなし。

それに巨大化して最長2.1mを記録したというから雑食でへびやねずみさえ喰らうという。

個体数は年々減少し、「キャッチアンドリリース」で釣っては放流するのが励行されている。

皮は固く、衣服や履物にも利用されていたという。

道理で、サバキの竹さんが「皮が硬いので、全部引きますよ」と今朝一番に言っていたっけ。

かように、生息数の減少はの第一原因が、河川の直線化と言われている。

蛇行した川の氾濫が大地を肥沃にし、生物種の数を豊かにした。

しかし、コンクリートによる護岸工事は、確かに災害による恐怖を遠のかせた。

しかし、目に見えぬ豊饒な生態系は狂い先細りしていった。

我々は、大切な何かと交換条件に、どうでも良い物を手に入れて喜んだのではあるまいか。

その末路が、今日の日本であり、世界であるのだろう。

郷里恵庭では、茂漁川の護岸を撤去し、昔ながらの緩やかな流れに戻し、草木を繁茂させた。

その結果、驚く程の失われた生命が、どこからともなく蘇って来たという。

毎秒何種類かの品種が、この地上から消えている。

イトウも、いつまでも北海道の河川に戻ってきて欲しいと願うばかりだ。

「ホッケちゃんちゃん焼き」特売!

木曜日, 10月 4th, 2012

礼文島船泊の「しまホッケちゃんちゃん焼き」¥580を、

明日から、半額の¥290で、ご提供いたします。

限定150pです。

赤玉貝柱×アスタキサンチン

木曜日, 10月 4th, 2012

北海道の海産物の名産といえば、帆立。

その中でも、貝柱は中国・東南アジアでも中華料理に欠かせない大人気。

その中でも、数少ない天然物はごく一部で、道東、オホーツク・野付に限られます。

その中でも、1000粒に1粒という割合でしかない赤玉の貝柱。

これは、通常見ることが稀な貴重品なのです。

それを、まほろばはこれから取り扱います。

その赤みは、実はあの鮭やエビ・かにの赤の色素と同じ成分なのです。

つまり、その栄養素は、今をときめくアンチエイジングの旗手、

「アスタキサンチン」!!!なのです。

それは、超抗酸化物質、つまり抗老化作用のあるものです。

サプリメントで摂るより、ずっと自然に摂取することが出来ます。

どうせ、ホタテを召し上がるなら、この赤玉貝柱を、ご指定ください。

今回の売り出しで、20%引きでご提供します!