まほろばblog

Archive for the ‘自然農園’ Category

農園のみなさん、ごくろうさんでした!!

日曜日, 12月 1st, 2013

SONY DSC

 

農園の畑仕舞いが今日。

最後の〆で、夜みんなで慰労会寿司を食べに行くので、猛烈に張り切っています。

よくぞ、ヤッタゾ!

エライぞ、みんな!!

来年も頼むぞ、ゴーゴーゴー!!!

と言うわけで、一面雪の畑に4か月のおさらばです。

短いですね。

その間、雪を掘り起こしての大根堀りや白菜出しがあります。

機械や道具を片付け、よくやりました、ご苦労様でした。

そして、

ア・リ・ガ・ト・ウ!!!!!!!!!!

(写真が今日のでなく、雪降る前ので申し訳ありません。

でも、雪が降りそうで急いで収穫しているところです。)

SONY DSC  SONY DSC

最後に、ボランティアのお客様から感謝とねぎらいのお言葉を戴きました。

ありがたいですね。

嬉しく思います。

農園ハガキ 2

農園ハガキ 1

SONY DSC

 

 

 

「三角山の友マガジン762」に農園が

月曜日, 10月 7th, 2013

小泉&洋子

「ローザビアンカ」が道新に

月曜日, 9月 9th, 2013

SONY DSC

 

4日の朝、道新の朝刊一面を見てビックリ!!!

まほろば自然農園の「ローザビアンカ」が、

カラーで色鮮やかにアップされていたからだ。

 

ローザビアンカ 記事2

 

今朝のミーティングでも話したのだが、

とに角、農業部門の、ことに今年の畑は、厳しい出発だった。

赤字に次ぐ赤字で、採算が取れない、人材が揃わない、

ないない続きでスタートし、今もなおないない尽くしなのだ。

新規就農者二人は、農業経験のない素人さんで、

経験者はチーフの福田君と家内だけだ。

それで6町歩、100種類以上の作物を栽培することは、

無謀としか言いようがない。

だから、3月から、家内は休みを一日も取っていない。

つまり全く日曜日がないのだ。

そんな中で、朝暗い4時5時から働き出して止めない。

 

SONY DSC

 

今朝市場で、ある仲買さんの社長から

「あんまり、奥さんこき使うんでないヨ」と、

冗談半分、真実半分の笑い話を聞かされたが、半ば本当かもしれない。

周りからは何時までも厳しい経営を批判され、

それでもまほろばで作ることの大切さ、

その意味と意義を家内は訴えて、自らが骨身を惜しまずに引っ張って来た。

 

SONY DSC

 

農園は<まほろばの生命線>と思い定めて微塵も揺らがない。

新しい光の道が見えるようがんばり続けた。

一本の大根、一把の菜っ葉は売るのも買うのも食べるのも一瞬だが、

それを作る陰の努力は、筆舌に尽くし難い。

 

SONY DSC

 

だから、今回は、神様の農園のスタッフへのプレゼントかもしれない。

「ありがとう!みんな」「ありがとう、かあさん!」

今回は身内だが、てらいもなく感謝したい。

不意に戴いたこの好機を活かして、明日に繋げたい。

 

SONY DSC

 

しかし、こういう感慨は家内にとって、世俗的なもので、

掲載云々は、全く意に介していない。

そんな大げさなことより、家族やお客様から、

「美味しかったヨ!」との一言の方が、よほど嬉しいという。

そんな人である。

 

 

 

 

農園ボランティア・杉村さんからのおたより

金曜日, 9月 6th, 2013

杉村さま

 

前略

先日は農業研修において、御多忙中にもかかわらず、

懇切丁寧な御指導を頂き、誠にありがとうございました。

 

「札幌最後の秘境」と、どなたかが言っておられた

小別沢での研修及び八軒での下宿生活は、一生忘れられないと思います。

 

トマトやキュウリの収穫、草刈、堆肥播き等、

作業は大変でしたが楽しい経験をさせて頂きました。

少しでも勉強になるように専務や農場長が気遣いをしてくれたのが、

うれしかったです。

 

研修最後日の握手は忘れません。

御土産に頂いた野菜はほとんど生でかじりました。

今後は、「まほろば自然農園に」として、

何か役立つ情報や研究があればご協力させて頂きます。

 

末筆ながら、まほろばの益々のご発展を心よりお祈り申上げます。

宮下専務、福田農場長、武藤さん、池田さん、本当にありがとうございました。

 

草々

杉村 浩昌

平成25年9月3日

 

ポチポチ黒餅とうきび

木曜日, 9月 5th, 2013

3,4年前、道新に黒餅とうきびのことが出ると、

早朝から閉店まで電話が鳴り止まなかった。

これほどの反響は、後にも先にもなかった。

 

黒餅とうきび

 

ところが、今年は更新種を隣の我満さん

(盤渓スキー場や周辺の開拓者)に、その畑で作ってもらっています。

今、毎朝出荷で採れ採れとうきびが店頭に並んでいます。

片や、黄色のピーターコンを作っていますが、

何とその中に、黒粒がポチポチ混ざっているではないか。

そして、味わいが、モチモチの食感。

これは、今までにない味わいで、みな感動します。

自然は、このようにダイナミックに変貌を遂げて、

刻々として同じ時がない、同じ物がない。

だから素晴らしい!

ところが、それぞれに違うと、扱いが難しい。

それで、製品の統一規格が始まった。

それが、農産物にも及び、その品質サイズの色分けは、

日本は異常に、細かく厳しい。

これは世界の非常識で、およそ戦前戦後すぐの市場にはなかった。

これからは「みんな違って、みんな良い」時代で、

黄とうきびに、少々黒ポッチが入っていても、苦情は言わないでくださいね。

大いに楽しんで、自然の醍醐味をいささかなりとも、味わってください。

 

SONY DSC

 

この黒餅とうきびに感動した歌手のある方。

昭和の懐かしい歯応えと味わいに、万歳です!

 

小泉武夫先生、農園訪問

土曜日, 8月 24th, 2013

SONY DSC

 

先日、札幌での講演会の翌日、

小泉先生がまほろば自然農園を視察に来て下さいました。

詳しくは、今月号の「まほろば農園たより」をご覧下さい。

「・・・・・あの広大なすばらしい農園での野菜ありがとうございました。

正に、太陽と土と水の申し子のような野菜ばかりでした。

トマトも美味です。

益々のご繁栄をお祈り申し上げます。・・・・・・・」との

ありがたいお言葉までいただきました。

感謝申し上げます。

SONY DSC

 

先生に、小別沢の夢計画をお話しすると、

「よし、札幌に、『醸しの里(かもしのさと)』を作ろう!」

とご賛同いただきました。

天下無敵の味方を得たようなものです。

夢はひろがりますね。

 

SONY DSC

 

 

ボランテイア・林歩さん

火曜日, 5月 21st, 2013

SONY DSC

 

昼前、畑にコーヒーを届けに。

すると、第三農場に、見かけぬ美女が一人、荒くれ野郎の中に。

初めての新顔(w?)、聞けば、今日で4日目のお手伝いとか・・・・。

何時も、お店でお見かけする林歩(あゆみ)さん、中央区から駆けつけてくださっている。

農業が「とっても楽しい!!」とまで言ってくださる。

ありがたい!

地獄に仏とはこのことか!

農作業が遅れ遅れの毎日。

やってもやっても追いつかぬ作業。

報道では、道内農家は2~3週間の遅れで、秋の収穫が心配だ。

人手がまったく足らなく、やっとやっとの繁忙期です。

それでも、がんばって突き進みます。

青物出荷中!!

土曜日, 4月 27th, 2013

SONY DSC

 

農園の雪がようやく溶けました。

例年の半月以上の遅れでしょうか。

農作業が遅れに遅れて、泣きたい思いでいます。

でも、毎日毎日必死な思いで農作業に取り組んで、

少しでも挽回しようとがんばっています。

 

SONY DSC

 

そんな中、初物の小松菜やチンゲン、水菜が店頭に顔を出しています。

嬉しいですね。

待ちに待った雪解けと春のおとずれ。

青々とした青菜の出現に、心が溶けて行くようです。

毎朝、取れたての新鮮野菜が届いています。

応援してくださいね。

SONY DSC

初入荷!まほろば農園野菜!!!

日曜日, 4月 7th, 2013

今朝、まほろば自然農園の野菜が、今年初出荷になりました。

今季異常な積雪量で、道内の農作業が遅れがちなのを嘆きます。

小別沢はまだ1mも雪があって、例年のように作業が進みません。

そんな中で、やっと芽を出し、茎を伸ばした葉物たち。

そのけなげな姿を見てやってください。

目下、小松菜と水菜の「サラダミックス」が出荷されます。

今年も、農園をよろしく見守ってくださいませ。

 

SONY DSC

ツタンカーメン豆

火曜日, 3月 12th, 2013

ツタンカーメン 1

 ツタンカーメン 復元

昨秋、福田君がまほろば農園で栽培収穫した珍しい豆。

その名も「ツタンカーメン豆」。

最近、王の顔が復元されたニュースもありましたね。

この豆で、今冬仕込むまほろばオリジナル醤油の原材料に使います。

その他、珍しいところでは羊羹材料の高級豆『銀手亡』、

そして『黒小豆』と言ったところです。

先の『ツタンカーメン豆』について解説します。 

SONY DSC

【ツタンカーメンのエンドウ】

ツタンカーメンのエンドウ豆は、発掘された副葬品の中から発見された。

古代エジプト人が食べたであろうエンドウ豆を持ち帰ったカーター氏は、発芽、栽培に成功した。

その後、数国にわたり、栽培が続けられた。
日本には1956年、米国から水戸に送られてきた。

その後、古代ロマンの夢を託したエンドウは、

主として小学校、教育センターを介して広がった。

毎年、ワインレッドの花を愛で、エンドウ赤飯を味わいつつ、各地にロマンの輪を広げてきた。

endou.jpg (8949 バイト)

1004[1].jpg (4361 バイト)

ツタンカーメンのエンドウは、日本で栽培されている種とは異なり、

古代エジプト産で、エンドウの原種と思われる。

背丈、茎、葉、豆の形、色は、普通種と同じである。

花の色は、ワインレッドでたとえようもなく美しい。

さやの色は紫で、花、さやの形は、普通種と同じである。

エンドウご飯を炊くと、はじめは普通のエンドウご飯と変わらないが、保温すると、

あら不思議、徐々に赤飯に変わるのである。

味は、普通のエンドウご飯と変わらなく美味しいが、色の変化がロマンを醸しだすロマン味である。

ワインレッドの花、さやの紫、エンドウご飯の不思議さは、古代ロマンにひたることができる。

古代エジプトから時空を越えて現代に伝えてくれた人々に感謝し、

古代ロマンの輪を広げたいものである。

SONY DSC

                    「銀手亡」

SONY DSC

                   「黒小豆」