まほろばblog

Archive for the ‘自然農園’ Category

ボランティアの皆様、ありがとうございます!!!

日曜日, 7月 15th, 2012

                                  (仏画の国井さん)

まほろば自然農園の繁忙さは、夏の暑さに向かい、

いよいよ本格化、福田チーフに言わせると、「熊の手」も借りたいほどです。

ご存知のように、連続赤字農園を継続するには昨年で限界に達していました。

これ以上人件費を経営的に投入することが出来ず、今年から極少体制でやっています。

その困難さを聞きつけてか、ありがたいことにボランティアの方々が少なからず、

名乗りを上げて、お手伝いに来て頂いております。

ありがたいことです。

土日祭日には、例年の佐々木さん、桶谷さんが遠くより

早朝から助っ人にいらしてくださっています。

また店の常連さんの斉藤さんは、子供さんを学校に送りに行った後、

東京から転居された榊原さんも毎朝のように、手伝って戴いております。

また、エッセイーを書かれている土井さんや、仏画作家の国井さんも、

ご都合に合わせて、遠路はるばる初めての農作業に精をだして戴いています。

その様子が、今月の「まほろば農園便り」に書かれていますのでご覧になって下さい。

http://www.mahoroba-jp.net/farm/tayori/nouendayori201207.html(まほろば農園たより7月号)

そして今朝は、大貫妙子さんが早朝から、ホーレンソウや大根の雑草抜きをして下さいました。

毎年、秋田の水田で除草作業をしているので、その手際の見事さには、ビックリしました。

また、ニューヨークで極真空手(誠道塾)を習っていたので、腰がビッシと決まって

安定してブレがないんですね。

ご自分でも、田圃の草取りに比べて、楽々とおっしゃっていました。

作曲や演奏活動に響かないですか、と問うと、今は充電期間なんだそうです。

そのお言葉に甘えまして、時間のある時は、お願いしたいと思っています。

とにかく、草取りの間、いろんなお話が聞けて、最高に楽しい時間でした。

音楽のこと、人生のこと、もろもろ・・・・・・・・・・

どうして、浮き沈みの激しい音楽業界の中で、生き残ったかは、

やはり、売ること売れることではなく、真実を求めたい、真実を表現したい、

との一心だったからではないでしょうか。

あっつ、そうそう、こんなことバラしていいのかな、でも公言しているということで・・・・・

坂本龍一さんに、この世の中で一番怖い人は?と聞くと、すかさず、

「大貫さん!!」と答えられるそうです。

世界の教授から、怖がられている方だったんですね。

それは、妥協を許さず、道を厳しく求められているその姿に、

誰もが襟を正されるからだと思います。

大貫妙子さん、まほろばへ

土曜日, 7月 14th, 2012

あの大貫妙子さんが、昨日まほろばにいらっしゃいました。

http://onukitaeko.jp/

これで、じつは二回目なのですが、不思議なご縁で繋がったんですね。

(詳しい経緯は、これからぼちぼちお話しします)

彼女は、秋田でお米を作っているほど、農業が大好き。

何か土に触れている時が、一番平安で幸せで、何物にも代え難いそうです。

そんな大貫さんですから、前からまほろば農園を訪ねたくて、

昨日、とうとうお越しになられました。

私も、以前から彼女の隠れファンで(これも、後ほどお話しますね)、感激でした。

彼女も、札幌が大のお気に入りで、特にここの山間部を気に入って下さったみたいです。

ここは都会の中の桃源郷で、丁度彼女の歌のように、

洒落たパリの街角の洗練されたセンスと田舎の古朴な味わいが、

絶妙にマッチしたステキな時空が、札幌の街には流れているんですね。

ちょと農園の野菜を差し上げたら、それこそ大喜びで、少女のようにはしゃいで、

朝のお味噌汁(「へうげ味噌、美味しい!」って言って下さいましたよ)に入れたり、

サラダにして食べたりで、本当の一汁一菜が何よりの好物なんですね。

共感するところが沢山あって、とても一回では語り尽くせないですね。

農園にも、援農ボランティアで来て下さるということで、嬉しくなりました。

人手不足で、とてもありがたいナァーと、感謝です。

まほろば農園で、ミニコンサートが開けたら、どんなにかいいでしょう。

でも、これは夢の中にしまっておきましょう。

大貫さん、またおこし下さいね。


(ライブ +坂本龍一さん 『色彩都市』)

農園看板、新たに!

月曜日, 6月 18th, 2012

 まほろば農園の看板が新しくなりました。

字が見えなくなったので、コンパス・今村さんに、板を削ってもらい、

新たに墨書したものを彫ってもらって刷新しました。

今年から農園従事者が減り、人数厳しい中でやっています。

それを聴かれてか、何人かのボランティアの方が援農に来て頂いて助かっています。

改めて、この場を借りて御礼申し上げます。

http://www.mahoroba-jp.net/farm/tayori/nouendayori201206_1.htm

まほろば野菜、初出荷!!!!!!!!

日曜日, 4月 8th, 2012

今朝、今年初めてのまほろば農園野菜が初出荷されました!!!
4月とはいえ、昨晩雪が降り頻り、冬に戻った感じです。
そんな中の出荷、嬉しさがこみ上げます。
今年の農園は極めて厳しい中でのスタート。
さぁ!どうなるものやら。
みなさん、ご協力のほどをお願いいたします。

サラダMIX
春菊
岡ノリ
チンゲン菜
からし菜
サラダ小松菜    小さく柔らかい生まれ立ての菜っ葉を、どうぞ・・・・・・・

マート城山さんから

金曜日, 1月 13th, 2012

まほろばの長いお友達で、埼玉の和光市で自然食品店「マート城山」さんを

経営されている海藤さんからメッセージを戴きましたのでご紹介します。

 

 「2011年、無肥料自然栽培農産物の販売を振り返り…」

 
                               マート城山 海藤芳勝 

 
新年、明けましておめでとうございます。

昨年は皆様のご協カの元、農業者大学校の見学会や11月20目に行った和光市での秋のフォーラム

「これからの食糧・農業・経済」も無事に終える事が出来ました。心より感謝申し上げます。

昨年の単店での農産物全体の販売は非常に厳しかったと思います。

3・11の震災や福島第一原発の事故による放射能汚染から、販売業績は大きく後退し、

又気候変動の大きな影響で夏場の饒菜類は傷み等が多く、

相場も高値や安値の幅が大きく見られました。

但し、昨年から、関野農園さんの無肥料自然栽培の農産物を扱わせて販売させて戴き、

お陰様で、徐々にお客様からの二一ズの広がりとリピートに業績を上げた感があります。
まだまだお客様へのアプローチが足りないものの、確かに手応えは感じています。
私の場合、仕入れはやはり目利きを出来るだけ生かして来たっもりです。

市場でも出来る限り情報を収集し栽培内容や品種、生産者、

鮮度や傷み具合など現物の状況を考慮して販売に努めて来ました。

また、直接、産地や生産者とも接見して見極めて来たつもりです。
それでも、満足にお客様に販売できるものは限られてしまいます。

青果業としては、残念ながら当店が扱う無肥料自然栽培の農産物はまだ全体の1割程度しかありません。
これは私の哲学ですが、それはどんなにすばらしい農産物であっても、生産者の心意気とでも言うのか、

農産物から見えて<る仕事の状態も感じ取るように心がけています。
それは、美術品や音楽鑑賞といった趣味にも精通するのです。

とりわけ絵画ではアンドリュー・ワイエスが大好きです。

音楽ではたくさんいますが、グレン・グールド、ジャン・ジョエル・バルビエ等。

出来るだけ「いいモノ」を観て、聴いて、感じるという訓練をするように心がけています。
そこから、仕入れの哲学も生まれます。

勿論、商売ですからお客様の二一ズも無視できません。
それでも失敗はあります。
話は変わりますが、先目、当店と取引のある北海道の自然食品店、

まほろばさんの農産物の仕入れ担当者と話をさせて戴きました。

まほろぱさんも自社で農産物を栽培し販売しています。

その栽培内容はやはり自家採種を基本としています。

但し、土作りは農産物の状態を考盧した有機物などの補正を行っています。

では何故、無肥料ではないか?
まほろばさんのところでは仕入れや農産物の栽培にひとつの“物差し”或いは基準を活用しています。
それは生体生理反応を応用したO-1テストです。

オーリング・テストをアレンジした独自の検査テストです。

つまり生理生体反応に合格した種子はより選別され、

それぞれの農産物に適した土壌補正を行って栽培されます。
今後、厳しい気候変動や環境の中で自然栽培の農産物がどう展開できるか?

種子の選別はどう行うのか等、状況の変化の中で

対応できる知恵や感性が必要となるのではないでしょうか?

「雲南百薬茶」「唐獅子茶」新発売!!

金曜日, 12月 30th, 2011

この酉の市で、まほろば自然農園から「雲南百薬茶」と「唐獅子茶」という

今まで聞きなれないお茶が新発売された。

沖縄のオーガニック農園から戴いた根を植えた所、その驚くほどの繁茂力にビックリ!

寒い北国で一番遅くまで葉や花を付けている。

この全体をお茶に出来ないかと、長男が試行錯誤して取り組んで出来たのが今回の試作品。

それと、畑で獅子唐と南蛮が自然交配して出来たものを、同じくお茶にしたもの。

いずれも、馴染みがないが、なかなかその味わいと香りはかつてないものだ。

これが、今言う農業の六次産業化で、営農の為になるや切なるものがある。

http://www.mahoroba-jp.net/farm/nouendayori.html

http://www.mahoroba-jp.net/about_mahoroba/tayori/topix/unnan2.pdf

洋子オーナー生出演in三角山放送局 

土曜日, 11月 5th, 2011

 「まほろば自然農園」社長、宮下洋子が11月1日、三角山放送局に生出演しました。
(USTREAMで動画ですが、声が出ない時は、音楽が流れている無声状態です。)

しばし、お聞き下さいね。

農園を一人で始めた15年ほど前の若き日(?!)の洋子さん)