まほろばblog

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エンバランスさんから、素敵な贈り物

月曜日, 9月 15th, 2014

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「エンバランス」で有名な枚方市の㈱ホワイトマックスさんの

増本会長ご夫妻と社長さまから、

まほろば30周年記念のビックリ・プレゼントを戴きました!!!!!

http://www.whitemax.co.jp/

(ホワイトマックスさんのHP)

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とてもうれしい可愛いプレゼントに、店内で大歓声!!

ポルトの「懐かしき未来」では、飾らして戴きます。

細やかなお心遣いに感謝いたします。

店のお宝として長く飾らして戴きます。

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10月には、増本会長が大会実行委員長をされている「千島学説研究会」での講演会に招かれて

お話をさせて戴きます。

お近くの方は、是非聴きにお越しくださいませ。

http://www.chishima-gakusetu.com/seminar/seminar_pdf/201410.pdf

FM三角山放送局から

金曜日, 9月 12th, 2014

 

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5日(金)、琴似駅裏にあるFM三角山放送局で、

杉澤社長との対談が生LIVEで放送されました。

創業当時の話から、大貫さんの事、

来月13日のイベントまでの気楽トークで、

楽しく聞き流してください。

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『懐かしき未来(あした)』いよいよチラシ配布!!!

金曜日, 9月 5th, 2014

チラシが刷り上りました。ただ今、配布中!!!

席数、377席のみ。チケット明日から、お早くの申し込みを。

内容盛り沢山、プレゼント豪華です。

30周年イベントチラシ(表)最終稿OL

基本 CMYK

今日、3時過ぎ頃から「三角山放送局」社長の杉澤洋輝さんと、「フライデー・スピーカーズ」でお話します。

内容は、13日のイベント「懐かしき未来」についてです。

http://www.sankakuyama.co.jp/

米内会長、さようなら!!!

水曜日, 9月 3rd, 2014

最後の米内さん6

    泣いたとて

    どうせ逝く人

    やらねばならぬ

    せめて波風

     おだやかに (江差追分・本唄)

 

 

 

 

 

8月31日、

青坂満大師匠の唄う「江差追分」の送り唄に送られて、

ようやく米内功会長は、浄土に旅立たれた。

新参者の私に、ソイガケの手土産を遺してまで・・・・・。

 

米内さん法事 追分

どうしても、書けなかった。

米内さんが亡くなった事を・・・・・・。

皆様にお知らせすることが、出来なかった。

既に、亡きご両親の法事に、札幌の初代かもめ会会長のお祖父ちゃんと、

お母さんの大好きな「江差追分」で供養しようと、

青坂師匠との約束で、この日を待ちに待っていた。

だが自らが、三・七日(みなのか)のイノチとなって

手向けられようとは・・・・・。

死してもなおも親思う、親孝行。

koizumisennseito

米内会長とは、思い出があり過ぎて、何処から書けばよいのやら・・・・言葉が見つかりません。

奥様・三枝子さんのお許しを得て、弔文を掲載させていただき、

共に、故人を偲びたいと存じます。

失礼があれば、お許しくださいませ。

 

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弔  辞

 米内会長。

今、どうされていますか。

あれほど会いたくて会いたくて、

夢にまで見た恋しいお母さんと一緒ですか。

嬉しくて嬉しくて、

赤ん坊のようにお母さんに甘えて離れないでいるんでしょう。

瞼に浮かんで、見えるようです。

そこにお父さんは居ますか。

お父さんは、今もおっかないですか。

きっとやさしいお父さんに変わっていて、

三人で小躍りして抱き合っているのが見えます。

 

天国は、良いところですね。

寂しくなんかないですね。

会長のこんな嬉しそうな顔、見たことありません。

こんなにもハシャイダ声を聴いたことがありません。

もうこの世のことは忘れるくらいです。

 

でも取り残された私たちは寂しいです。

市場に行っても四十三番は火の消えたようで、

もぬけの殻で、心の張りが抜けてしまいます。

市場通いの楽しみが消えてしまいました。

会長のあの元気な掛け声、冗談や怒鳴り声、

今となってはみな懐かしさで一杯です。

明るく何時も励ましてくれた何気ない言葉のはしはしから、勇気をもらいました。

そして、何よりも青果業の同志として、先輩として良き範を示してくれました。

 

八百屋の端くれの私も今年で三十年。

それは米内会長とのお付き合いの長さでもありました。

「有機の町」宮崎県綾町の大根を引いて下さることから始まり、

故郷田実前町長を訪ね、

山形は高畠町の農民詩人・星寛治さんを

一緒に訪問した思い出は、終生忘れません。

そこを種火として、会長は有機農産物を

市場に取り入れることに情熱のありったけを傾けました。

人に何と言われようが、思われようが、我が道を行く人でした。

そのような志がなければ、

当時まだ安全意識の薄い北海道に有機のネットワークと

流通システムを確立することは困難でした。

時代に先駆けて、「環境保全」という大義に、熱き血潮を燃やし続けた生涯でした。

有機認証制度を逸早く取り入れ、市場内にコーナーを設け、

生産者の育成や小売店に販路を広げ、今日一般的になった

「安心安全」の標語を身を以て示されました。

全国に行くと『北海道に米内あり』とまで賞賛され、

五年前には道から『北海道産業貢献賞』を表彰されるまでの、

その貢献度は計り知れないものがあったのです。

 

その信じたら動じない信念は、きっと幼年期に培われたのだと思います。

よく聴かされました。

満州からの引き上げで、筆舌に尽くし難い苦難の山々を超え、

ロシア兵の壮絶たる追っ手から逃れ、

一家手を取り合って、命からがら日本に帰って来た。

命の奥深くに刻まれた家族の絆、

親の恩愛を誰よりも大切に、大切にされる方でした。

会長は父母の背中を見て受け継いだ情の人、情け深い人でした。

大陸への記憶が、会長をスケールの大きい心に育てたのでしょう。

とにかく旅行好きで、世界各国隈なく歩き回り、

その楽しみ方は日本人離れをしていました。

見知らぬ外国人にもすぐ話しかけ、

すぐ友達にしてしまう開放的な心は、まさに大陸的でした。

昨年は病身を押してペルーまで強行、

そこで倒れましたがまた長旅を続けたのです。

それほど好きでした。

厳しいお父さんに隠れてサックスを吹いた札商高校時代。

辞めさせられるも、ついに生涯ジャズ好きは治りませんでした。

札幌市内の著名なアーティストはみなお友達で、私も仲間に加えて戴きました。

そして、市場の休みの合間に、仲間と行く海釣りは半端ではありませんでした。

疲れというものを知りません。

納屋の工具類はプロ並みで、車好きも嵩じて何台買い換えたことでしょう。

とにかく、人生を楽しみました。思いっきりエンジョイしました。

思うまま、赴くまま、人生を我が物としました。

 

病魔に襲われた十三年と半年間、体は患いましたが、

それにめげずに、己が思い通りに心で生き切りました。

それが出来たのは、奥様の三枝子さんがいらっしゃったからだと思います。

昭和十二年六月十五日、二人とも同年同月同日生まれの、

まさに神様の申し子のように、双子のようにして、

この世に生を受け、この世で結ばれたのです。

相思相愛のお二人は、人も羨むようなご夫婦仲でした。

奥様は、観音菩薩さまの生まれ変わりのように慈しみ深く、

わがままなご主人のどんなことも、何時でも笑って受け止めてくれました。

奥様の胸の中で、どれほど泣いて慰められたことでしょうか。

亡きお母様を実の母親のように慕ってくれました。

会長には二人の母親がいたのです。

だから、会長は自信を以て、人生を謳歌したのです。

そして、輝いていたのです。

 

会長は、何が残らなくても、奥様という大きな宝を遺して先に旅立たれました。

もし、思い残すことがあるとすれば、隣に三枝子さんが居られないことでしょう。

きっとあの世でも、奥様を待ち侘びていらっしゃることでしょう。

でも、まだまだ、我慢してくださいね。先は長いのです。

 

兄想いの健気な妹さまを始めご親族や、弟の哲ちゃんが、跡を継がれて、

立派に『米内青果』を盛り立てて行くでしょう。

青果業の仲間や私達も応援しますから、安心してください。

きっと、理想の道が開けるでしょうから。

 

遺された私たちは、泣くことなく、笑って会長を見送りたいと思います。

『人生万歳!!』

と歓声と拍手を以て見送ります。

短くも長き七十七年を見事に生き切った会長、本当にお疲れ様でした。

これからは、天国でも思い切って楽しんでください。

私たちも、後から追っかけて行きます。待っててください。

  

平成二十六年八月お盆の十四日の葬儀に

 

あなたの後輩 宮下 周平

茲に述べる

 

 

 

 

 

 

 

 

ほっとするようなお店に・・・・・・・

土曜日, 8月 2nd, 2014

お客様で、心優しい元スタッフの方から、

30周年をお祝いするメッセージを頂きました。

その中で、

とても嬉しい一節があったので、

ご紹介いたします。

とてもとても至っていないとは思いますが、

これを励みに、「懐かしさ」をテーマに、

さらに、励んで参りたいと思います。

・・・・・・・・・・

先日、仕事後に、

厚別店でお買物していたら、

涙が出そうになりました。

お店のすべてに包まれた感じがして、

自分が憔悴していた事に気がつきました。

 

そのような、

優しくて、

あたたかくて、

なつかしくて、

ほっとするようなお店に、

足を運べる事が、

嬉しくて嬉しくて、

幸せで、しようがありません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ありがとうございました。

エリクサー当選!おめでとう!!!

土曜日, 7月 26th, 2014

飲み会

まほろば創業30周年、最大イベント、

エリクサー1台が当る「大抽選会」が行われました。

16日の慰安会において、みんなが見守る中で執り行われました。

何せ、エリクサーが当るのですから。

先ず、本店と厚別店の宝くじ箱の中から667枚(葉書328枚、店頭応募339枚)を混ぜて、

出席全員41名が1枚づつ引き、次に社員10名が41枚から10枚引き、

次に役員が4枚引き、最後に社長が当りの1枚を引きました。

では、発表します!!!

当選は、厚別の「近藤000」さんでした!!!!

おめでとうございました。

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次の日、朝のミーテイングで、また同じように、

昨日の40枚から、みんなで引いて、

2等から10等まで37名分を引かせてもらいました。

以下、「大抽選会」の商品です。

みなさま、おめでとうございました。

当選者は、電話をもってご連絡いたします。

特賞:エリクサーⅡ・・・1名様

2等:まほろばサプリメントセット・・・3名様

3等:富士ゆずポン酢(12本入り)・・・2名様

4等:バーリーグリーン・・・4名様

5等:マイグルト(24本入り)・・・3名様

6等:まほろば調味料セット・・・5名様

7等:オリーブ茶PT(24本入り)・・・4名様

8等:むすひ&醍醐のしずく・・・6名様

9等:農園やさい詰め合わせ・・・5名様

10等:ソフテリアお食事券・・・5名様

30周年を一節に、新たなる再スタートを切ります。

みなさまと共に、新生まほろばを歩んで参ります。

よろしくご愛顧のほどを、お願い申しあげます。

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まほろばの大恩人!!

土曜日, 7月 26th, 2014

近所の自然食居酒屋「凡日亭」の今野清美さんが、突然来店された。

1年ぶりだろうか。

おめでたくも、闘病生活で、ガンを克服して復帰されたのだ。

「もう77歳にもなったから、店を閉じて、皮細工なんかで余生を過ごそうと思う」と。

凡日亭さんと

 

実は、この今野さんのお陰で、まほろばが店開きしたようなものだった。

それは31年も前の冬、アパートで開かれたお話し会に、西野の土橋さんがいらしていた。

彼女は、インドに何度もわたり、プーナでヨガなどを修行した猛者で、いまだに大のお客様なのだ。

その土橋さんから、「西野の二股ストアーに、『厚田の豆腐』を売っているから行ってごらん」

とアドバイスを受けた。

早速、行ってみると二階で開いている『凡日亭』の主人が、

毎日、オートバイで厚田まで往復して、妹背豆腐屋さんから厚い豆腐を仕入れていた。

その遠い距離を、雨や嵐の中も、大変な思いで通い続けられていたのだ。

そこで、どうしても売らせてほしいと頼み込んで、卸して貰ったのだ。

そして、2000円ほどの中古ママチャリを買って、

雪道の中を豆腐を運んで売りに出たのが、

まほろば配達の、そもそものはじまりだった。

その間の話は、HP上の『北海道の社長』で語っている。

私が、何度も話したこの間のいきさつが、この30年間の思い出の中で、

最も胸に焼きついたシーンだった。

その後、いつしかまほろばオリジナル豆腐を作るようになり、

厚田の豆腐は、もっぱら「凡日亭」さんで、食べるばかりになってしまった。

でも、この豆腐を前にすると、胸が詰り、いつしか涙腺がゆるんでしまう。

そんな今野さんとの関わりがあって、今日がある。

きっと今野さんに会えなければ、今のまほろばはなかったかもしれない。

自然大好き、山菜大好きの今野さんご夫妻、

いついつまでも西野で、長生きしてください。

情緒のライアー!!

木曜日, 7月 24th, 2014

池末みゆきさんコンサート

 

「あの安東花子先生に童話について習ったの。白蓮さんも先輩だった(NHK「花子とアン」)」

「えぇ!」

それは、これから始まるライアー奏者、池末みゆき先生のさりげない呟きだった。

「あの『椰子の実』(やしのみ)の作曲家・大中寅二先生にも、音楽を学びました」

今年、76歳の池末さんは私と一回り歳の違いなのに、

こんな明治大正ロマンの方々との交流があったとは・・・・。

 

しかし、それは序の口で、次々と登場する人物群像には呆気に取られた。

先日お越しになった時、差し上げた「エリクサーへの道」。

無論、エリクサーを買いたい、と思われたことは差し置いて、

それを一読されて、ビックリ仰天されたそうです。

それは、岡潔先生にはじまって、山崎弁栄上人、福岡正信先生、大村恵昭先生・・・・等々。

みな関わりある方々ばかりで、こちらがびっくりしたのです!!!

奈良の岡先生宅には何度もお邪魔したそうで、先生の信奉される光明主義。

父上の池末茂樹様は、当時光明三羽烏といわれるほど、熱心な念仏行者であったそうです。

 

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(前列右側が父上の池末茂樹さまです)

それで、みゆき先生は幼い頃から、宗教的情操の環境の中で育って来られたのですね。

伝記『日本の光』などお書きになった田中木叉上人や、

藤本浄本、佐々木隆将、藤堂恭俊、鈴木憲栄、熊野好月各上人、

後継者で『真実の自己』の著者・笹本戒浄上人や、

ギリシア哲学、プロチーヌス研究の大家・山本空外上人など、

みな悉く、親しくご交遊のあった故人ばかりで、

特に笹本上人とは家族ぐるみのお付き合いをされておられたとか。

どんなにか、私もお逢いしたかったか、羨ましいかぎりです。

さらに、父上がお亡くなりになった時、

福岡正信先生の本を広げて、顔を覆っていたそうです。

また、バイデジタル・0-リングテストの日本代表で久留米の下津浦先生とも、

ご家族で親交されて、お孫さんの健康のことでは、いの一番にテストしてくれる仲だそうです。

さらに「森下先生のことはご存知ですか?私は、10年間通って、資格を得ました」と問われました。

そこで、まほろばとの関わりをお伝えすると、今度は先生が本当にビックリされました。

それともう一つ。先生のご両親は福岡の柳川、北原白秋氏ともご厚誼とか。本店のスタッフ山田成子さんが、同郷。

「以前から是非、池末先生にお会いなさいと言われていて、それがここで実現できるなんて!」と感激。

不思議な巡り会わせの「まほろ場」。そんな縁結びの場を提供しているのが、ここかもしれない。

そして今更ながら、こんなに重なり合う共通の人間関係は、今生だけの因縁ではないような気がします。

 

ライヤー 1

「いのちの環」¥3240

 

戴いたCDとDVDを家で、家内に聞かせると、

「お父さん、これこそ情緒です!」

と、音楽にはめったに心動かさない妻が、きっぱりと私に告げたのでした。

それは一朝にしてなったものではなく、池末先生の幼児期以前から培われた情操が、

結晶化したものだと信じます。

長年、シュタイナー幼児教育などキリスト教にも深く関わりをもたれた先生にとって、

キリストの神も、仏陀の如来も、一つとなって、心におさまっていらっしゃるのだと思います。

先生の魂の中には、東も西も融け合い、天も地も繋がり、昔も今も同じで、

抱くライアーの中で、渾然となって鳴り響いているものと確信します。

また何時か、みなさまの前に、池末先生とのご縁の結ばれますように、お祈り致します。

 

 

ライヤー 2

「こもりうた」 ¥3024

 

ライヤー 3

「阿蘇の風 妖精の響き」DVD  ¥2700

(まほろば取り扱い)

 

 

ラッキー4(フォー)!!

木曜日, 7月 24th, 2014

「4個入りか。縁起悪いなー!」

と私が、プラムを見て、冗談ぽく言うと、

「なーに言ってんだよ。

よろこびを与える4(よん)。

しあわせになる4(し)だよ。

縁起、良すぎるよ!!!」

これは、今朝の市場での会話だ。

「なるほどなーーー、すごいなーーー」

と、その場でうなってしまった。

何気ない市中での遣り取りに、いたく感心してしまう。

 

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そういえば、早川さんの有機メロンも4入りが多くて悩むところ。

早川さんの農園でも、受注で5玉サイズが圧倒的に出るので、

大玉が敬遠される。

何せ、冷蔵庫に入らないのだ。

そんな余され物の多くが、まほろばに回って来る。

でも、それ故に、数がまとまって入庫されるのだ。

もしこれを拒絶したならば、1箱も来なくなる。

しかも、1箱、1玉の割合が安く、そして1玉の重量があり過ぎるほどある。

これがラッキーでなくてなんだろう。

これこそ、「よろこび」で「しあわせ」の4玉なのだ。

東西南北四方、円満解決、円満成就なのだ。

なんでも悪いことばかりでない、必ず半面に良いことが隠れている。

こんな良いこと探しが、幸せ人生のコツかもしれない。

これからの合言葉、「ラッキー4(フォー)!!」に万歳!!!

お客様と「二人同行」の旅路

火曜日, 7月 8th, 2014

神戸の鳥本さまから毎朝FAXが届きます。

毎日、その励ましのお言葉に勇気付けられて仕事に励みます。

今日も忘れかけていた6年前の創業祭の一文を送ってくださいました。

「30周年の七夕に寄せて」

    『二人同行』

30年前に生まれた地上の星座「まほろば」

宮下ご夫妻様の二人同行、そして

スタッフの皆様との二人同行、そして、宮下様がお書きになられているように、

「お客さま」との二人同行

キラキラキララキラッとキラリ輝くような美しい笑顔。

皆さまの優しさのルーツは、ここにと・・・・そして、

Maho Vegi(まほろば自然農園の野菜)の美味しさも、と思うと、

つい綴りたくなって・・・・・・・・・・・・・おじゃまFAXごめんなさい。

お赦しくださいませ。

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創業24周年

お客さまと共に

「二人同行」の旅路に

十二時の周円を二度巡る今年。

四分の一世紀を来年に迎えんとするこの七月。

無我夢中で駆け抜けて来た今。

思いしは、ただこの一日、この一時、この一瞬。

後ろを顧みず、前を望まず、今日を一期として、精一杯働いて来た。

そして、多くの人との絆、豊かな自然との繋がり。

その形無き宝が、まほろばの命となり、道となった。

ただ子女の健やかならん事を援け、

人の康らかならん事を願い、

仕入れに心砕き、農に汗水を流し、

たよりに精を費やした日々。

或いは遠方に送り、近くに配り、

或いは物の由来を語り、人の按配に労した月々。

その繰り返しの年々、また歳々。

しかし、何れの世に在りても、 良き物を選び、

優れし品を作り、人の元に届けんことを願うこと一つ。

天の意に叶い、自然の気を穢さず、

人の和と成らんことを祈ること一つ。

長くして短きこれまでの道筋。

短くして長きこれからの道行。

お客様と伴に、
                                「二人同行」の旅路。

それは、愉しくも愉しき
旅の歓び。

有難くも有難き人の恩義、
                                物の恩恵、天の恩寵。

 

それは、ただ有難し。

 

 

平成二十年七月四日 記す

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