まほろばblog

Archive for the ‘醸造醗酵’ Category

エリクサー購買者から 2

木曜日, 5月 23rd, 2013

千葉の柴田さんからのエリクサーへのメッセージです。

若い女性で才覚を持ち、研究職をされていて、チーズ職人でもあります。

先の産学官の研究論文を学舎でまとめて下さいました。

今後のご活躍を期待します。

 

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私が初めてエリクサー水と出会ったのは、

10年前、新得・共働学舎チーズ工房でした。

宮嶋さんから、まほろばをはじめ沢山の事を教えて戴きました。

先日、「発酵サミット」で宮下社長とお会いし、

今がその時と直感で思い、

高くてなかなか購入出来なかったエリクサーを

買うことに決めました。

今年、チーズ工房を千葉で行いたいと思っています。

何時か発酵食品を持ち、

伺いたいと思っています。

楽しみに待っていてください。

「へうげ醤(びしお)」デビュー

月曜日, 5月 13th, 2013

この売り出しで、初登場した「へうげ醤」。

500ml ¥1.890 という値段にかかわらず、多くの方々に買って頂きました。

とても高いように思いますが、その幾十という原材料を生産し、集め、まとめ、

そして製造工程をご覧になったら、みなさまご理解戴けると思います。

製造風景を撮っておりますので、DVDに編集してお見せしたいと思います。

資料も徐々に出して行きますので、よろしくご覧になってください。

 

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「へうげ醤(びしお)」デビュー!!!

金曜日, 5月 10th, 2013

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構想5年、仕込み1年半、とうとう念願のオリジナル醤油『へうげ醤』が完成しました。

幾たびかの受難を経て、ついにこの手に瓶を握りしめる事が出来ました。

ありがとうございました。

書きたいことは山ほどありで、しばらく『へうげ醤』ブームが続きそうです。

先ずは、今月のたよりをお読みください。

森下自然医学に掲載された「倭詩」の中に、その由来記が書かれています。

また全貌が見れる、チラシも島田編集長が作りましたので、ご覧になってください。

味は、秘密の味わいです。

 

 

「マイグルト」ソーシャルデザイン発会式

水曜日, 5月 8th, 2013

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この2日、東京大井町「きゅりあん」で「『マイグルト』ソーシャルデザイン」発足式典が行われました。

まほろばでもおなじみの片山商店、寺田本家、植田家、仁井田本家を中心としたメンバーが、

「マイグルト」の普及に向けての提言をされ、それぞれが熱く語り合いました。

 

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寺田本家で、最初始まったマイグルト造り。

酒造りの原型、生もと仕込み。

乳酸菌と蔵付酵母が、低温で発酵する酒母(スタータ)。

それをアルコール発酵直前の途中段階で止める。

蔵元は、そこで火入れして老幼男女が飲める発酵飲料とした。

植田さんは、そこで凍結乾燥してフリーズドライにする。

植田家 ブックレット

乳酸菌と酵母が絶妙のバランスで最高度に働く時、

外敵の雑菌などから守る細胞膜多糖類が多くなった状況を

「つや膜ネットワーク」と称している。

これらは、単なる飲料水のみならず、パンや味噌の酵母、ぼかし肥料、化粧品までに応用できる。

その未来の無限の可能性をはらんだこれら「マイグルト」の普及を目指す。

 

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当日、全国から150名ほどの参集者があった。

この一粒種が全国に羽ばたいて普及されんことを。

そして、この一本、一袋が「フクシマ・マイグルト基金」として還元される。

この発酵力で、除染ならぬ消染とならんことを。

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そして、寺田本家についで、植田家もエリクサーを使用。

発酵には、最も適しているとのコメントを戴きました。

エリクサーも発酵によって生まれたものなのです。

微生物が選んだエリクサー

 

 

無濾過・杜氏直詰「まんさくの花」

月曜日, 4月 15th, 2013

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上の写真は、1月全国発酵サミットの見学会において、

地元蔵元での仕込み樽から掬い出した生酒の試飲会。

その生き生きした生純米酒の美味しさに、

下戸の私はいくら飲んでも飲んでしまうほどの旨さと飲み易さに感動してしまいました。

酒がみんなこんなだったなら、誰もが上戸になるだろうと思ったほど。

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そんなところに、入荷したのが秋田は横手の新日の丸さんの「まんさくのはな」。

『無濾過で、仕込み大樽から杜氏が直詰め』した純米大吟醸。

試し飲みして、忽然とあの日を思い出しました。

まさにあの生原酒の蔵内瓶囲酒、そのものでした!!

酒の功罪を越えて、一度は口にして、日本食文化の精粋に触れて見てください。

今は途絶えた『和魂/にぎみたま』の片鱗を垣間見られます。

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25.4杜氏直詰め案内

まほろば醤油、搾り終了

月曜日, 4月 1st, 2013

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秋田湯沢の「石孫本店」に行って参りました。
最終工程、諸味の「搾り」見学と取材、そして味のチェックです。
販売して戴く京都のTHDの青木社長もご同行。
隣町益田で製造している「へうげみそ」と同じ材料で作る醤油。
果たしてどうなりますやら、今月号の「森下自然医学」に由来記を掲載します。
また、販売に際して、詳しい経緯を綴りたいと思います。
完成まで、あと一歩。
ラベル作りも最終チェック、販売開始は来月売り出しの予定。
乞うご期待!!!

 

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+「甘糀醤/あまこうじジャン」登場!

土曜日, 3月 9th, 2013

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待望久しき調味料「甘糀醤/あまこうじジャン」が、いよいよ登場しました。

すでに出ました塩麹の決定版「なごみしお麹」と対をなす「甘い麹」の出番を待っていたわけです。

実は内容がいわゆる「甘酒」、しかし、これは、れっきとした甘味調味料なのです。

単に、砂糖を加えて甘さを出すのではなく、

そこに、ビタミンB1、B2、B6、に葉酸、植物繊維、オリゴ糖、

システイン、アルギニン、グルタミンなどのアミノ酸、そして大量のブドウ糖、

これらの驚くべき栄養素や酵素・酵母・乳酸菌の発酵微生物が豊富に含まれて、

料理にふくよかで深い味わいのハーモニーを醸してくれます。

江戸時代、夏の季語となって、夏バテを癒す点滴にもなっていた訳です。

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そんな歴史的にも意味のある、しかも今日までそのような使われ方をして来なかった

古くして新しい調味料のニューフェイスとして『甘糀醤/あまこうじジャン』は、

これから、なくてはならない台所の必需品となること請け合いです。

 

『甘糀醤/あまこうじジャン』 

福岡自然農園の「ハッピーヒル」、羽場の糀、エリクサー水

                                220g ¥480

寺田家の本それぞれ

土曜日, 2月 2nd, 2013

寺田家の本

寺田家のみなさんの力作本。

 みな まほろばで取り扱っております。

PHP研究所刊
1,575円最新刊 

斎藤一人『発酵力』微生物に学んだ人生の知恵

23代・寺田啓佐が生前まとめておりました『発酵力』が発売されました。斉藤一人さんと出会い学んだことと、お酒造りを通して見えてきたことを重ね合わせ、イキイキワクワク楽しく発酵する生き方のコツを伝授します。
また、5月の偲ぶ会での一人さんのスピーチが特別未公開CDで付録されています。是非ご一読ください。

 

PHP研究所刊
1,365円(税込)

麹・甘酒・酒粕の発酵ごはん
体の中からぷくぷく発酵してくる寺田本家の発酵ごはんレシピ満載

おいしいのもとは“しっかり発酵”
 24代目当主のパートナー、寺田聡美がいつも家族に作っているレシピをまとめました。葉っぱから根っこまで全部食べられる野菜のおかずが中心の簡単レシピ集です。
米麹・甘酒・酒粕を使って和・洋・中、デザートまでさまざまなレシピをご紹介しています。
 寺田本家のこと・発酵暮らしのこと・発酵場のことなどを寺田優が蔵内の写真とともに綴っています。どうぞお楽しみに。

 

農文協刊
1,260円(税込)

みなみ屋さん 南智美さんのおやつレシピ本 新発売
酒粕おやつ
卵・牛乳・白砂糖を使わなくてもおいしい!

寺田本家蔵人なかじのパートナーでともに「みなみ屋さん」を主催する南智美さんの酒粕を使ったおやつ本ができました。智美さんはパトリシオ・ガルシア・デ・パレデス氏に師事、「クシマクロビォティックアカデミィ」講師でもあります。
 卵も乳製品も白砂糖も使わず、植物性の素材だけで作るローカロリーのおやつ。そこに「酒粕」を加えると、うま味やコク、乳製品のような風味、クリーミーななめらかさが出てもっとおいしくなり、お腹の調子もよくなる!そんな酒粕のよさのつまったおやつレシピです。

PHP刊 1,260円

最新刊 『寺田本家の酒粕レシピ』蔵人なかじの酒粕料理本
蔵人頭でマクロビオティック料理人なかじの酒粕レシピ最新刊が発売されました。目からうろこの新しい酒粕の使い方が66も紹介されています。
蔵人だからこそ知り得た寺田本家の酒粕の美味しさを最大限に生かしたレシピの数々をお試しください。
カバーをはずすともと摺り唄の歌詞がでてきます。

河出書房新社刊 1,575円

『 発 酵 道 』 

寺田啓佐著書  酒蔵の微生物たちが教えてくれた人間の生き方

子供の頃から、「どうして争いがなくならないのだろうか」「争わなくても、生きていくことができないものだろうか」と思ってきた。学生時代には、平和運動や学園闘争にも参加したが、戦争に反対するセクト同士までもが対立し、争ってしまう現実に愕然とした。
どうしてだろう。なぜだろう。人と人が争うことが、不思議でならなかった。「こんなひどい世の中になろうとは、想像もつかなかった」近所に住む老人が嘆く。
テレビは毎日のように凶悪事件を報じ、いじめや暴力、恐喝は、日本中どこででも起こっている。見ず知らずの人への無差別殺人も、あとをたたない。家庭の根幹をなす親子関係もが壊れ、親殺し、子殺しへとエスカレートしてきた。世界中、紛争や飢餓、貧困、病気はやむことがない。自然破壊、環境汚染も加速度的に進んでいる。

老人が言うように、不幸がどんどん広がっている。広がっている不幸は、世界などという外の話ではなかった。私自身、身から出たさびで体を壊し、会社を倒産寸前にしてしまった。
どうしてだろう。なぜだろうとふたたび思うようになった。何か大切なものを見落とし、間違った方向に進んできたのではないだろうか。そう考えたとき、発酵醸造を生業とする私自身の世界を見つめた。発酵醸造という微生物の世界。その世界は、互いに支え合って生きる、相互扶助の力が大きく作用している。微生物の世界は、「愛と調和」で成り立っていた。それを見て、「人間も微生物のように、発酵しながら生きれば、争わなくても生かされる」ことを確信した。
目に見えない小さな生き物である微生物が、自然を学ぶうえで大きな手がかりとなった。微生物の世界は、生き物の世界。生き物の世界は、自然界。そもそも自然というものは、なんだろう。自然の仕組み、働き、力は、どうなっているのだろう。
自然界には法則がある。その法則をきわめようとした近代科学は、逆に自然界そのものから離れていったのではないのか。自然から遠ざかれば遠ざかるほど、不幸や病に近づくことになったのではないか。
その学びを進めるうちに、「発酵」と「腐敗」という二つのファクターが、すべての物事を考えるものさしとなり、自分自身が生きるうえでの指針にもなっていった。やっと見つかった。うれしかった。論語の「朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」の心境だ。涙が止まらなかった。
混迷する世を救い、人として進むべき道を明らかにしてくれる鍵が、微生物の暮らし方のなかには、いっぱい隠されていた。人類が本当の平和、健康、幸福を達成する方法も、そこにあるのではないかと思う。
即席の酒造りをやめて自然酒造りに転向し、発芽玄米酒を製造する過程で、目に見えない生命、微生物に出会った。
彼らから学んだたくさんのことを、ここに記そうと思う。微生物の生き方が、この本を手にしてくれた方々のお役に立つことを願って。~「はじめに」より転載

 

 

酒粕昆布蒸しパン

土曜日, 2月 2nd, 2013

 

寺田本家の酒粕、熟成酒粕と自家製甘酒で作った

とても美味しい蒸しパンです。

これ以上の取り合わせのないような和風パンですよ。

                       ¥280

 

蒸しパン 2

 

七福神の恵方ロールケーキ『三人娘』

土曜日, 2月 2nd, 2013

恵方巻ロールケーキ

昆布の舟に、七粒の大豆が七福神として載っていますヨ。

三人娘ロール

 

 長女「五人娘」(寺田本家の酒粕・五人娘入り)、

次女「秋田娘」(羽場さんの糀で作った甘酒)、

三女「北海娘」(へうげみそと五人娘)

それぞれ¥440ですョ。

 

恵方巻ロールケーキと杏仁豆腐