まほろばblog

Archive for the ‘食’ Category

「天のしずく」辰巳芳子さん出演

木曜日, 11月 1st, 2012

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料理研究家・辰巳芳子さんの映画『天のしづく 辰巳芳子 いのちのスープ』が上映されます。

北海道は「札幌シネマフロンティア」「シネマ太陽帯広」で公開されます。

辰巳芳子さんプロフィール

NPO「大豆100粒運動を支える会」、NPO「良い食材を伝える会」、「「確かな味を造る会」会長。

自宅で「スープの会」主宰。

料理研究家の草分け的存在である母・辰巳浜子の志を継ぎ、家庭料理、西洋料理の研究を行う。

母から家庭料理を学び、宮内庁大膳善寮で修行を積んだ加藤正之にフランス料理の指導を受け、

イタリア、スペインなどで西洋料理の研鑚も重ねる。

病苦に苦しむ父への介護食「いのちのスープ」に代表される家庭料理の大切さを

雑誌、著作、テレビなどで伝えている。

近年は安全で良質な食材を次世代に残したいとNPOの活動を通して

「命に直結した食の大切さ」を訴え続けている。

興農ファームの本田代表からこの本いい!と勧めてくれたのが、

辰巳さんの「食といのち」でした。その中の福岡氏の発言、

「私たちの体が、

絶え間なく刷新されつつ動いている、

非常に動的なものなんですね。

その動的な回転を止めないために、

私たちは食べ続けている。

この「動的回転」が即ち「いきている」ことに

他なりません。(福岡)」

麹スウィーツbyタカコ・ナカムラ

水曜日, 10月 31st, 2012

またまた、タカコ・ナカムラさんの新刊書が出ました。

『麹スウィーツ』・・・・・。

甘酒と塩麹とナチュラル素材で丁寧に作る麹菓子。

こんなにも自在に自由に、多種類を多様に創作できるものかと感心!!!

ところどころに、まほろばの「一二三糖」が顔を出しています。

まほろばでも扱いますので、是非手にとってください。

それから、11月から大和さん現場復帰で、ケーキ作りが始まります。

もちろん、「クリスマスケーキ」もご注文を受け付けます。

お楽しみに・・・・・・!!!

メープル・フェアin三越

金曜日, 10月 5th, 2012

ギャ二オンさん率いるメープル軍団が、16日から1週間、三越で、

「秋のメープルスウィーツフェア」が開催されます。

メープルシロップを使ったケーキ屋さんが多数集結。

お時間がありましたら、どうぞお顔を見せてくださいませ。

久司道夫先生講演会

水曜日, 9月 19th, 2012

Organic Cafe 「知恵の木」さんからの掲載依頼です。

マクロビオティックの久司道夫先生の講演会が、上記の通り開かれます。

知恵の木さんでもチケットを取り扱っています。

Tel 011-853-5134    Fax 011-853-3211

サラダマスター講習会その1

水曜日, 9月 12th, 2012

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先日の売り出しで、石川県小松市からいらした堀名穂子さんによる

驚異の316Tiステンの鍋類の講習会が開かれました。

そのサワリのところを、お聞き下さい。

想い(重い)チーズ

月曜日, 9月 3rd, 2012

先日、道新の森川記者が来店された。

彼は、北見支局で、畑の哲人・伊藤さんなどを取材して、

玉葱の本を出したほど、何でもとことん追求するライターでもある。

その彼が、10年来の友人、函館・美深(両方跨いでる)在住の島さんのチーズを持参された。

現在、道内はナチュラル・チーズブーム、作り手が雲霞の如く輩出して、

何処も彼処も似たりよったりで、触手を伸ばす気には、全くなれなかった。

特徴は?と聞くと、乳の新鮮な匂いがする、という。

何とも頼りないのである。共働学舎のもので、棚は占められ、もう増やす余裕はないのだ。

こちらは、全く見込み無いつもりで、チーズを試食。

ところがである。驚き!

いかにも、素人くさいのであるが、それが素直で、えも言われず、美味しい!!

本当にミルクの味がストレートにして、フレッシュ、なんとも北海道!!というに相応しいのだ。

これは、いけるぞ!と、妙な感心をしてしまった。

事務所では、お・い・し・い!の大絶賛。

さらに、島さんからメール。

それには、泣けた。

開拓先祖の魂をここに実現、実らせたいと言う、彼のいじらしい雄叫びが、綴られてあった。

これを、読まれて、今週、7,8,9日の感謝デーのお披露目には、是非試食されて下さい。

おもっきり、15%offのお試し価格です。

島田編集長の記事も合わせて読まれて下さい。(7日発行・まほろばたより)

(ちなみに、土曜日に、島さん本店に寄られて、試食会を開きます。)

宮下さま
先ほどはお忙しいところお話いただきありがとうございました。
ご配慮いただき感謝いたします。

○宣伝文句
~きた牛舎のチーズの原料乳は、夜明け前に行う乳の搬入を行うため、催眠効果の高
いメラトニンを多く含んだ牛乳「ナイトミルク」が50~100%含まれています。牧場
敷地内の搾乳室のバルククーラーから、ポンプなどを使わず輸送缶に詰めて乳にダ
メージを与えないよう手運びで殺菌機に移して製造作業に入ります。製造工程はほと
んどは人力を駆使して酪農場製ならではの素材の味が良く出た飽きのこないチーズ作
りに励んでいます。~

○起業に至る経緯
私の実家、美深町は上川北部、盆地の最北端にあり、気温の年較差日本一の土地柄で
す。この地に開拓のくわをおろして以来100年余、厳しい自然環境の中で、郷土を
築いてきた先人らは、ここに「乳と蜜あふれる大地」を創造したいと取り組んできま
した。
若くして未亡人になった曾祖母が徳島から北海道に渡り、ピウカ原野で明治30年代に
祖母を産んでおります。ヒエやソバ、イモしか採れなかった荒れ地の農業は、昭和ひ
とケタ生まれの父が成人する昭和20年代以降にようやく、寒さに強いホルスタイン
乳牛の導入、酪農によって将来展望が拓けてきました。

分家した父はバクロウ(家畜商)を生業として経済的に自立し、私らを育ててくれま
した。
しかし、残念ながら経済的に自立できなかった農家は、農協や国の甘言にのって流れ
に身任せ、減反政策による農家の二極化、機械化・大型化による借金漬けなど社会環
境によって疲弊した農家が離農し、過疎化が進んでおりました。昭和50年代の話で
す。

それから30年、平成16年、父が亡くなったとき、久々に見る故郷は過疎化に輪をか
けて高齢化が進んでおり、年金生活まであと10年という兄が最も若い世代の農家で
あるという事実。またその兄の酪農場でも、息子が後を継がない現実がありました。

このままでは、「乳と蜜あふれる理想郷」どころか、氷点下40度の冬をムシロと雑木
の掘っ立て小屋で過ごしながら北の地にしがみついてきた先人の苦労が報われない。
わが故郷が、人けの無い荒れ地に還って先人の生きた証が露と消えてしまう、そんな
寂寥感で胸がいっぱいになりました。

2009年、カミサンに相談せずに編集業をやめ、各地を歩き始めました。
瀬棚の近藤さんには「50歳になるやつを弟子にとっても責任が負えん」と、師事を断
られました。新得の宮島さんの工房では、2ヶ月間、お金を払って洗い物をさせてい
ただきました。「小屋飼いの牛の乳では本物のチーズは出来ない」とおっしゃる放牧
酪農家の奥さん、「チーズにはチーズづくりに適した乳質の牛を導入すべきだ」と
おっしゃる工房長、こだわりはさまざまでした。

私は自分を育んでくれた故郷にこだわり、故郷を理想郷にしてくれるパートナーとし
て寒さに適合してきたホルスタイン牛に寄り添っていくことで、崩壊しつつある故郷
にふたたび未来が拓けてくると信じることにしました。
おおげさですが、
チーズを作るために工房を開くというよりも、連綿と続いてきた先人の魂を引き継い
で、ふるさとの元気の源になるために工房を開くことにしたわけです。(おかげさま
で、兄の牧場に若者が1人、当工房に中年1人、若者1人が職を得ております)

2010年に工房を建て、2011年から販売開始してそろそろ2年になります。製造開始か
ら3年で収支がとれるまでにしたいと計画で進めており、資金の限界もあります。
そろそろ、良い販売拠点を得て、世に問わなければいけません。

蛮勇をふるって、何とか男子の志を買っていただければありがたいです。
この世に生まれてきて50年が経ちました。未だ、「女は子を遺すが、男は何を遺すの
か」と女族への対抗意識が消えない未熟者ですが、よろしくお願いします。

㈱北ぎゅう舎 島英明
========   (株)  きた牛舎   =========
チーズ製造は、きた牛舎・しまミルク加工所/
〒098-2204 北海道中川郡美深町川西50
Tel& Fax01656-8-7633/mobile 090-6216-2178
ホームページは/
http://www.kitagyusya.com
ちーず新聞・ブログは/
http://kitagyusya.wordpress.com/

「うちや満」さん、万歳!!

水曜日, 8月 15th, 2012

まほろば本店近くの鯉料理『うちや満(ま)』さんが、

「財界さっぽろ」に、西本さんから紹介されました。

前・読売新聞グループ本社代表取締役社長であった内山斉氏は内山武さんの実兄。

北海道の出世頭であるお兄さんとは別に我が道を歩んだうちや満主人は、

奥様共々、温厚この上ない温かい人柄で来客を魅了させている。

道内では珍しい鯉料理、そして手打ちそばを堪能あれ。

ポロジェクトFUKUSHIMA!in小別沢

月曜日, 8月 6th, 2012

  福島在住で果樹園経営をされていた安齋伸也さんが来店。

  3・11以降、家族と車で、九州沖縄に避難、最後は、北海道に移ろう!と直感。

  今、札幌在住で、一般社団法人「たべるとくらしの研究所」の理事長として、

  「耕す、つくる、売る、伝える、学ぶ、見つける」自給自足を目差す場として立ち上げました。

  今は、福島と札幌を結び、全国に発信するパイプ役として奔走。

  この23日(木)に、まほろば農園の山裏の「やぎや」さんでイベントが開かれます。

  楽しそうですよ、のぞいて見てくださいね。

     http://www.taberutokurashi.com/

  http://gitanes99.exblog.jp/6582752/

鮭にも天然!人工?

水曜日, 8月 1st, 2012

五月の小泉塾は「鮭と日本人」だった。

私のような道産子は、毎食鮭が出ても文句は言わないだろう。

各種鮭それぞれに微妙に味わいが違って、それがまた鮭に深入りさせる。

何でも「新巻きサケ」の新巻は、昔、莚に塩した鮭を、もう一度新しい筵に塩し直したもので、

それを「新巻」と称し始めたのが、実は石狩だったという説を小泉先生が発表。

やはり、「佐藤水産」さんが、石狩から商売を始めたのは故あることだったのですね。 

最後に、先生が嘆かれたのは、養殖鮭が横行していることだ。

今では、ほぼ半分が、チリなどの養殖物だ。

それが、速成養殖の抗生物質や成長促進剤入りで、

汚染された海水で、何と6倍の速さで成長する。

通常天然物は3年で母川に還る。

それが半年で成魚になるというから驚きだ。

そんな添加物飼料だらけで育った鮭が、

天然鮭のように店頭に並んで、「安いよ!脂が乗ってるよ!」

と言われても、怖くて食べられません。

みなさん、買う時はよく確かめて求めてくださいね。

養殖が、店頭に席巻して、天然物を押しやっている現状を憂います。

時鮭も、そろそろ終盤に差し掛かり、秋鮭の声も聞かれようとしています。

既に春に、北洋の紅鮭は上がり、まほろばでは、

① 「縦塩法」によって、オリジナル「手塩紅鮭」を提供しています。

② 特製「天然ルイベ」を、年末まで提供できます。

何と言っても、極寒の海洋を泳いで、身に付ける脂と、

餌に入った脂で太った鮭では、旨みが全く違います。

養殖の異様な脂っぽさは気持ち悪くなるほど、

やはり何か不自然なものを感じるはずです。

そんな折、日曜の道新でぎょれんの広告に、あの加藤信也さんが載っていました。

②の縦塩法で、まほろばの塩鮭を加工してくれている方です。

新聞に紹介されるほどの、業界NO1、の目利き腕利きで、

小泉先生を中心とした同じ仲間内です。

加藤さんが、時鮭や本チャンの紅鮭の違いを

語っていますのでお読み下さい。

今回の感謝デーで、加藤さんのオリジナル「手塩紅鮭」が、

特売になりますので、是非ともお買い求め下さい。

北のひしお、たらの味噌漬け

火曜日, 7月 31st, 2012

最近の発酵ブームが手伝ってか、北の大地でも、

方々から、発酵食品が陸続として、名乗りを上げている。

釧路の老舗水産会社が、近所の浜のおばあちゃん本間信子さんの

昔ながらの味を取り入れ、それを商品化することに成功しました。

食品加工研究センターとの共同研究で、昔の味を現代に復活!!

すけそうだらをミンチにして、米麹などで発酵させること2ヶ月。

焼きたらこ入りの「鱈福/TARAFUKU」と

結び昆布入りの「廣助/HIROSUKE」の二種を発表。

無添加で安心して召し上がれます。

いづれも¥580です。店頭販売しています。