Archive for the ‘「倭詩/やまとうた」’ Category
「徐福の墓」伝説さらに
月曜日, 2月 23rd, 2015
富士吉田の徐福研究家・土橋寿さんから、毎日新聞の記事を送ってくださった。
「『徐福の墓』伝説公に」というタイトルで、山中湖畔の羽田さん宅での発見。
これは、最近にないトピックスで、一度行きたいもの。
丁度、小淵沢の増川博士が出版される本の「徐福」鼎談部分を校正中だったから驚き!
徐福研究も日中でかなり綿密な内容になってきている。
心の菩薩像
土曜日, 1月 10th, 2015
平安朝、木彫菩薩像 ご開帳です。
心に染みます。
1200年の時を経て。
今、ここに在ることの奇跡を
ご覧下さい。
「衣食(イシキ)革命」in東京
水曜日, 12月 31st, 2014http://pinpoint.ne.jp/manpokei/
11月16日(日)に、東京本郷の求道会館にて「衣食革命」のイベントが行われました。
あいにく、ウーさんが都合でタイから帰国出来ず、滝沢泰平さんも参加が叶わず、
その時間分、私が急遽延長して講演することになった予想外の展開でした。
会場は東大赤門近く、浄土真宗の教会風の明治期建造物で、
都の保存建築物に指定されており、風格と音響の良さに魅入りました。
その日の話が、浄土的な内容や音楽史に相応しく、
これも天のお計らいかと感謝しました。
私の講演「衣食革命」と「ホツマツタエ」のユニット、
踊りの花柳鶴寿賀さん、琵琶の黒田月水さん、笛の雲龍さん、
デジュリドウのKNOBノブさんで、皆さんとは初対面。
皆さん、うさとと着ていらっしゃいました。
これで、4回目のコラボということで、気が充実していて素晴らしいコンサートと舞でした。
ことに、楽屋で見せて頂いたウーさんの製作した舞台衣装の
凝り様は尋常でなく、5,6枚もの重ね着で、それぞれに麻や綿の素地が使われ、
その截ちや縫いの見事さに、ウーさんの天才振りが発揮されていました。
神道を初めとする世界各地の儀式の礼服を研究されていたものと思われます。
これから、何事かに、回を重ねて、この演目が公開されることでしょう。
私の講演で、即興で月水さんが伴奏をして下さいました。
プロの方にやって頂き光栄ですが、
彼女、札幌で、12月5日の宇崎竜童さんのフラメンコ「曽根崎心中」に出演されました。
また、会場には多くの旧知の方々が多くいらっしゃいました。
阿部一理先生や子育ち文化研究所の澤田季里先生、有岡夫人、
IDP出版の和泉社長、降りてゆく生き方の森田さん、蓬さん、
本応寺の僧尼のみなさま、磯田御夫妻の共通の仲間たちが
大勢集ってくださいました。
何か、同窓会のようで、とても懐かしくとても高揚してしまいました。
帰りは、皆さんとイーハトブー・クリニックの萩原優医院長と語り合いました。
来年もまた、この衣食の本質と意味合いが、広く伝わればと思います。
本應寺・栖岸院とのご縁
火曜日, 12月 30th, 2014
11月16日の東京・講演会で、宿をどうしようかと思ったときに、
今回真宗の求道会館だったので、お寺にしようかと、ふと頭によぎった。
そういえば、一昨年の夏ヘンプの会に尼さんがいらしていたな、と思い出していた。
毎年カレンダーが贈られてくる東京の本應寺・栖岸院さんで、
今年も地下洞で念仏会の会場をお貸ししたご縁があった。
早速、電話してみると「どうぞ、いいですよ」と言うことになり、お言葉に甘えた。
その日、丁度登別から野崎さんが来店されていたので、まさかと思ったのだが、
「明日、東京に一緒に行きませんか」と問うと、本当に
「いいですよ!」と言うことになって、内心ビックリしながら、翌日共に旅立った。
着いて見て驚いたのが、
愚静尼がまほろば自然農園裏の盤渓出身だったということである。
何と言うこと!
そして、みんなウサトの作務衣を着ている。
どうして?
すると、ウーさんがまだ無名の頃、ここの品愚住職が働きかけて普及をお手伝いした。
ここでもウサト展を開いたというのだ。
翌日、都合でウーさんが来られなくなったが、ウーさんの会のようなものだから、
そういう因縁で、今回偶然ここを選んで来たのか、と思った。
朝晩、慣れない念仏のお勤めに参加しながら、えもいわれぬ別世界を味わった。
カレンダーを見ると、こんなことが書かれてあった。
「念仏三昧で、だんだん 極楽がわかってくる。
こんなすごい救いが あったのだ!」
んん、そんなこともあるのか、と思いながら16日朝、本郷の会場へと向かった。
そして、尼さん全員、参加されるということになった。
(左から二人目が愚静尼さん)
「母を慕い讃える会」発足
月曜日, 12月 29th, 2014
http://www12.atpages.jp/dreambig/
韓国の後藤吉助翁が、この度『母を慕い讃える会』を立ち上げました。
先回のブログ「僕を支えた母の言葉」でも、そうですが、
いかに母の存在が大きいか、
後藤翁もまた、お母さまの後姿を見て、今の人生を歩むようになったのです。
色々な難しい事や立派なお話をしても、やはり
心に愛を感じないものは、聖パウロのコリント書にある
「13:1 たとひ我もろもろの國人の言および御使の言を語るとも、愛なくば鳴る鐘や響く鐃鈸(にゅうばち)の如し。
13:2 假令われ預言する能力あり、又すべての奧義と凡ての知識とに達し、また山を移すほどの大なる信仰ありとも、愛なくば數ふるに足らず。
13:3 たとひ我わが財産をことごとく施し、又わが體を燒かるる爲に付すとも、愛なくば我に益なし。・・・・・」
のように感じるのです。
後藤翁の実践の根底にあるものは、母への愛なのです。
私にとって、それを真正面から言ってのけて、
真剣に取り組まれる、そのお姿に素直に感動するのです。
今時、人間にとって、こんな本質的なことを語ることすら出来なくなって来ています。
後藤翁の切実なる思いと願いが、
自作曲の「母を慕い讃える歌」に凝縮されています。
これを、世界に送り届けたいという夢を抱いていらっしゃいます。
まほろばもこの運動に賛同し支援させて戴きたいと思っております。
よろしくご理解・ご協力のほどを、お願い申し上げます。
http://www12.atpages.jp/dreambig/jpheart/hahatataeru.html
先月、札幌で「北東アジア共同体平和機構」主宰の「日韓友好について」の講演会後、
小樽で、ささやかながら後藤翁の米寿のお祝いをさせて戴きました。
日韓友好に、母恩に、イノチをかけていらっしゃるお姿、
88歳とは思えない、お元気な行動力に、私達もがんばらねば!と思います。
この一連の唄は、CD化され、有線放送でも流され、
なんとジャスダックのカラオケに、5曲も入っているんです。
びっくりでした。
どうぞ、カラオケに行かれる際には、是非一度試して唄ってください。
そうして、応援してください。
来年も、皆様にとって、良き年になりますように、お祈り申し上げます。
杉本文楽 『曽根崎心中』
火曜日, 12月 23rd, 2014
先日の浄瑠璃の縁繋がりなど、目に見えない網目から零れて来るような気がする。
札幌での「曽根崎心中」のことを、それも東京講演に聴きにいらした
画僧の高杉嵯知尼にお話しすると、今度はあの世界的写真家・杉本博司氏の
プロデュース『杉本文楽』・・・「曽根崎心中」・・・の経緯を語ってくださった。
杉本さんをサポートし、高杉さんと親しくされている足立寛プロデューサーから、
そのDVDを贈ってくださったのだ。
それが、これである。
これは、NHKドキュメントで放映された「この世の名残、夜も名残」で、
実に見応えがあり、深く感銘した次第。
その概要が、下のHP上にある。
http://sugimotobunraku.akanekuribayashi.com/index.html
近松門左衛門の原文を一字一句違えずに、従来の演目とは別に
新たに国宝・鶴沢清治師が作曲したもの。
七五調から外れた字余り字足らずの音韻が、よりリアリティを醸し出す。
新しい創意と手法が加えられて、観る者をして古き文楽が、
現代人に新しい演劇として新生したという印象が与えられた。
それほど、一大センセーショナルな仕立てだったのだ。
三人使いを、近松の江戸期当時の一人使いにしたり、
前の手すりを外して、全容の姿態を見せる。
そこに、国宝吉田蓑助、桐竹勘十郎が様式を越えて、
さらなる人形浄瑠璃の可能性に応じる心意気。
例えば、従来の横動きのみの使いを、奥行きが何倍もある長さで、
全人格的な立体感のある人形の動きが求められる。
観音寺巡りや最期の道行きを、縦横に歩かせる。
この無理難題とも言える発想に、見事に応えられた。
これは出演者や観劇者をして、ドキモを抜かせただろうこと。
重なる太棹や太夫の合弾き合奏は壮観。
しかも、視覚的に座の配置も絶妙。
無垢の白木、古様にして新式の鳥居が、象徴的に舞台中央に設えられ、
そこに、白洲正子さん譲りの本物の鎌倉期十一面観音を屹立させる演出。
徹底して照明を落として闇夜を作り、
漆黒の舞台に、お初と徳兵衛の白衣が浮かび上がる。
徹底した古典の掘り起こしと、
剃りに剃り落とした前衛の融合は、
かつてない新たな次元を創出させた。
見事と言うしかない。
再演時には、是非観たいと念願する。
これほどのものが、今の世に出現した時、それは、
「日本文化の継承」が将来に希望の持てる確信に変わった一瞬であった。
日本の底力・・・「和算」
月曜日, 12月 8th, 2014
数学と聞けば、悪寒が走るぐらい苦手なのだが、
しかし、妙なぐらい数学に関わりのある人と縁がある。
自然医学の「倭詩」の原稿を担当して下さった方が山司さん。
元々、数学の教科書を出版する編集長であって、
一字一句、少なくても多くてもゆるがせにしない眼力は
理系文系いづれにも共通するものなのだろう。
その山司さんが、編集に携わったという和算の決定版とも言うべき
『算法助術』という江戸時代の公式集を現代語訳した本が出版された。
それを贈ってくださったのだ。
私にとっては、猫に小判なのだが、
先ずは、その帯から
「知の遺産・和算公式集
数学公式集の先駆けともいうべき『算法助術』(1841年)を
現代文と高校程度の数学を用いて証明・解説。
図形の美しい原書の影印も巻末に掲載。
算額作成や土地測量などの参考に活用されていた
『算法助術』の新解説書である。」
『算法助術』を開いて、ます驚かされるのは、図形など、
きわめて正確に仕上げられた木版刷りの美しさ、精巧さである。
と同時に、当時の人々の数学に対する姿勢が、
精妙な気品となって伝わってくる。
現代のような数学記号を使わずに求め続けた
先人の”真理”に対する知的繊細さと強靭な精神力を
感得されるのではなかろうか。(まえがきより)」
明治維新によって、脱亜入欧の旗印に、多くの日本の文化遺産が失われた。
芸術学問を問わず、今にしては取り返す術もない。
その一つが、この和算であろう。
素人としては、数学は後進国で、省みるべくもなかろうと思うところだが、
ところが、その精緻にして深き世界に、現代数学者を驚嘆せしめた古人の境地。
再びと、光が当てられて、日本人の知られざる知の領域が知らされることであろう。
日本再興はこれからである。
『算法助術』土倉保編著 朝倉書店¥5.500
「~衣食革命~まれびとたちとの宴~」から
日曜日, 11月 23rd, 201416日の東京でのイベント。
主催者のピンポイント磯田さんの報告からです・・・・・・
14.11.17(月) 怒涛の二日間!(万歩計電池切れ)
前略
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16日(日)の朝4時に起き、6時17分にホテルの前から路線バスにのって千歳空港へ。
本郷の求道会館に着いたのが10時20分。
「Talk & Live Vol.2★~衣食革命~まれびとたちとの宴~」の準備そして本番。
(時空を飛び越え90分に及んだ宮下さんの衣食革命トーク)
残念ながらうさぶろうさんと滝沢泰平さんは出演出来なかったけれど、宮下周平さんの壮大なスケールで語られた衣食革命を巡る話にお客さんは度肝を抜かれたようでした。
出演者の方々、お集まりいただいたお客様、お手伝いして頂いたスタッフのみなさま、本当に本当に有難うございました。
◯感想。
◯宮下さんのお話は大変興味深いものでした。1時間半という時間が経ったなんて気づかないほど聞き入りました。舞がはじまると、また雰因気ががらっとかわり、音はもちろんですが、舞うということのはく力にはじめて出会わせていただきました
◯すばらしいイベントで感動しました。素晴らしい講演でした
◯ピンポイントさんには沢山これまで素敵なご縁をいただけて大変感謝しております。今後もこのような心に響くイベントに参加できることを楽しみにしております
◯私の人生70年で最高の格調高さで感動しました。絶品でした。ホツマツタエも素晴らしかった
◯宮下さんのお話の中に沢山のシンクロがありました
◯うさとさんの服を皆さんが着ていらしてファッションショーを見ているようで楽しかった
◯みんなつながっている感じでした
◯演奏を聴いていたら体がドンドン熱くなりました。素晴らしい波動を浴びることができて本当に良かった
◯場のエネルギーの強さ、出演者の方々の発するエネルギーすべてがすばらしく、自分の中の魂が喜んでいる気がしました/会場が良かった。特に音響
◯いつも思いがけないイベントを企画して頂き、楽しませてもらっています。感謝の気持でいっぱいです
◯健康に関連した仕事をし、食について学び始めた今、本当に私に必要で、更に奥行きを持って物事を受けとめ、考えられる大切な機会となりました、感謝。
1日の区切りが感じられず、怒涛のようなイベント二つが終了した。
ってなところで、本日は店仕舞い。 また、明日。
さとうみ ・・・・里海、里山
土曜日, 5月 31st, 2014
島国日本は、資源がないから技術力と智恵で・・・・・・、
なんてつい最近まで、誰もが思っていたし、教えられていました。
ところが、この小さい日本。
世界1,2番の海岸線の長さを有し、
また世界6番目に広い海域があり、しかも
底に眠る資源が約200兆円もある「資源大国」であったという新事実!
これからは、発想の転換が要る!
またまた、山林も世界第2位の占有率を誇る。
まさに、日本は、『里山』『里海』の世界大国なのだ。
自信と誇りを持とうではないか!!!
日本には、大きな明日があるのだ!!!!!