まほろばblog

Archive for the ‘「倭詩/やまとうた」’ Category

倭詩へ

土曜日, 5月 24th, 2014

 

 

sora

 

まほろば30周年記念に発行予定の「倭詩Ⅱ」。

その出版の打ち合わせに、赤坂のIDP出版に立ち寄った。

和泉社長は、元講談社の辣腕編集長で、さまざまな名著を世に送り出した。

そして、小泉武夫先生とは昵懇の仲で、ことに俳句の吟友でもある。

吟行に、韓国まで行くというから並々ならぬ力量である。

その端的な現れが、季刊誌[SORA そら」である。

世界初のお天気マガジンであるが、その作りが素晴らしく、

おそらく雑誌の中での最高峰ではなかろうか。

兎に角、その編集のセンスが抜群である。

季節ごとのさまざまな雲の姿態の名を、自ら仕立てた「季語」で作り上げる。

今後、これを基にして不朽の季語として、日本文学に定着されるであろう。

何はともあれ、一冊の本を上梓するという労力は、大変であることには変わりない。

残された時間、一層精力を費やしたい。

 

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(左から和泉社長、スタッフの椎葉さん、郡司さん)

文化勲章を受けられた当時の岡潔先生

火曜日, 5月 6th, 2014

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懐かしい先生の容貌、お声、

そして奈良の佐保田・法連町付近・・・・・・・。

甦る青春の日々。

かかる師に巡り会えた幸いを想う。

 

最終回「倭詩」『日本は里山・里海』

水曜日, 4月 23rd, 2014

自然医学 表紙

いよいよ「森下自然医学」も5月号を以て、『倭詩』の最終回を迎えました。

ほぼ5年近く連載を続け、前24回、後26回の計50回となりました。

森下敬一会長の慈愛深いご理解によって掲載されましたことを、この場を借りましてお礼申し上げます。

「森下自然医学」の益々の盛栄と普及あらんことを祈ります。

 

自然医学 長寿

森下調査団の「蕉嶺 長寿郷」の実地調査レポート(後編)。

正統漢民族ながら春秋時代、戦乱から逃れて中原から南下して定住したことによる。

原住民から見た客者、すなわり「客家」。

TVでもご覧になった方も多いかと思うが、円形の建築による集団生活。

その連帯感、仲間意識・家族観が特有の文化と長寿世界を形成して来た。

実に興味深い内容、ご参読のほどを。

自然医学 増川

現在、大活躍の増川博士。

「フローフォーム」など、水の流体力学の研究から、磁気共鳴や民俗学に至るまで幅広い。

今取り組んでいらっしゃる528Hzの音の周波数による治療法の可能性を伝えられている。

松本愛子先生の愛の周波数のレッスンとも密接な関係性がある。

自然医学 船瀬

 

世界人口を85%まで削減する計画が遂行せられているという。

その名も殺人「飛行機雲『ケムトレイル』」である。

英国首脳はこの存在を認めたという。

今では「パウダーチップ」と呼ばれる「マイクロチップ」がばら撒かれているらしい。

空恐ろしい人類抹殺の狼煙は既に上がっているという船瀬さんの説に一聴を。

自然医学 倭詩

いよいよ、最後の章を迎えました。

4回続いた「美しき日本、日本の美しさ」の結論は、『里海・里山』にありました。

明治維新以来150年、外国の識者より日本の素晴らしさを語られること山の如き本となっています。

そこで皆が言われていることは、「日本国土の美しさ、日本人の心の清らかさ」です。

戦後、まったくその自覚と自信をなくしてしまった私達。

それは、救いようのない、立ち上がれないほどの体たらくになってしまいました。

そこで、提言しました。

それは、元の暮らしぶりの国土と国風に帰る以外に無いと。

里山・里海の故郷に帰ることしか道は、我々に残されていないことを説きました。

詳しくは、本文を読んで頂ければ幸いです。

これを以て『倭詩 Ⅱ』の末尾として、夏に第二集を発刊する予定です。

長らくお読み戴きまして、ありがとうございました。

 

 

「美しき日本、日本の美しさ 3」森下自然医学誌4月号

金曜日, 3月 28th, 2014

自然医学 20145 表紙

 

「森下自然医学」4月号が届きました。

広東省蕉嶺県にての長寿郷調査。

調査レポートを読む限り、やはり長寿者は食べ物は元より、

家族の温かい愛情に包まれた老人は長生きだなー、という印象です。

食べものも、地元で採れた物を多く食しています。

中国の村々は、日本の戦前のように人情が厚く、心が清らかに感じます。

日中は同じだなー、と感ずることが多いような気がします。

自然医学 20145 グラビア

次は、船瀬さんの『人口削減』計画の戦慄。

あのジェンナーは、実はペテン師だったという話にビックリ。

種痘接種は仕掛けた罠で、このウソが天然痘の爆発的な流行を生み、

ドイツだけで100万人が感染、1年間で12万人が死亡。

そのうち96%が種痘を受けていた!という驚愕の報告。

生物兵器としてのワクチンには

世界人口を85%減らすという人類抹殺計画「アジェンタダ21」があるという・・・

空恐ろしいことが報告されています。

船瀬 リポート

 

「倭詩やまとうた」其の参・・・・・・

明治期のあのラフカディオ・ハーン、とヴェンセスラウ・デ・モラエス。

二人は、日本人妻をもち、日本に耽溺するかのようにどこまでも愛した。

かように、外国人をして惹きつけて止まない日本の魅力とは。

クローデルやブルノー・タウト、バーナード・リーチ。

彼らも異口同音に古き良き日本の美を失わないで欲しいと訴える。

先年、日本人に帰化したドナルド・キーン。

彼の日本文学の傾倒は尋常でないほど、深く日本を理解した。

現在活躍中のアレックス・カーは何と・・・・・・・。

私の擱筆も近い。倭詩 20145

 

「美しき日本、日本の美しさ」 2

土曜日, 3月 1st, 2014

自然医学 2014 3 表紙

「森下自然医学」3月号。

巻頭グラビアは「長寿郷調査団」広東・蕉嶺訪問。

周時代からの漢民族が南下して定住した『客家/はっか』。

その末裔が多いこの地方での調査。

中国全土からの長寿郷調査の依頼は絶えない。

ここに日中友好の絆がより強まらんことを願うや切なり。

 

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「倭詩」は『美しき日本、日本の美しさ』その弐。

明治維新以来、多くの外国人が日本を訪問して多くの紀行文を著した。

あのトロイアのシュリーマンもその一人。

世紀の大発見の前に日本に立ち寄り、日本の清廉な心を讃えている。

大森貝塚の発見者、モースも然り。

そして、その中でも、最大の功労者はアーネスト・フェノロサであった。

今日、日本美術の全散逸が免れたのは、彼の熱烈な日本への傾倒にあった。

「廃仏毀釈」というとんでもない愚策の為に、国宝級の美術品は外国に流れ、

10万の伽藍は、半分に取り壊された。

西洋化に狂奔する当時先鋭の日本人の侵した愚行。

その陰は、今もなお引き継がれて、日本を希望のない国としてしまった。

祖国を忘れた日本人、母国をさげすむ日本人。

今、日本は、浮沈の一線にあり。

 

新年おめでとうございます!!!

土曜日, 2月 1st, 2014

 

 

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「新年あけましておめでとうございます」

こっちのほうが、本当かもしれません、自然の摂理では。

昨日は、旧暦正月元旦、今日は新暦で2月1日。

おめでた連続です。

張り切らざるを得ません。

30日に、社員会議をして、みんなでこれからの

まほろばのあり方を話し合い、気持ちを一つにしました。

とても好い感じで、嬉しくなりました。

明けて、昨日は元旦。

しかも新月で、地球のエネルギーがピークに達する日。

これは、逃せられません。

初釜、初火入れ、セラミックの焼き始めとしました。

また素材の仕込みも数ヶ月ぶりに出来ました。

おめでたい仕事初めに、良き1年を祈りたいと思います。

「美しい日本、日本の美しさ」森下自然医学 2月号

土曜日, 2月 1st, 2014

 

自然医学 2014

長寿郷 2014 1

 

 

「森下自然医学」2月号。

巻頭を飾るは、中国広東省「蕉嶺長寿郷」のグラビア写真。

次々と中国からの調査依頼で招聘される会長。

民間レベルでの日中友好関係に期待したい。

新春対談 2014、1

森下会長に、船瀬さん、増川さんを加えた鼎談後半。

現代医学に警鐘を鳴らし、森下医学の世界発信が急がれていること、

また英訳して出版すれば、受け入れられる時代背景にあることを力説。

先日「万能細胞」が発見され、益々腸造血論が注目されるのでは!

 

感じる力 2014 1

増川さんの「感じるちから」。

「ミタークゥイー・オヤシン」というホピ族の祈りの言葉は、

一切のイノチを私達は繋がっているという内容。

食べものよりも、何よりも大切なのが、祈り。

その挙動は、まるで古い日本人の礼儀正しさを見ているかのようだった、という。

きっと、原日本人もホピも同族だったのでしょう。

医の眼 2014 1

山田さんの「ヒポクラテスの目」。

グルタミン酸ナトリウム、「味の素」が、

世界の民族の味を侵食し、崩壊させたという話。

小泉先生が、東南アジアの奥地でも、

白いグルソーが使われて、絶望的になったことを話されていた。

この日本人としての業をどう購えばよいのだろうか。

医をめざして

 

「医を目指して」は、腰痛について。

誰もが、一度は経験済みのことでしょう。

8割がた、原因不明とか。

しかし、東洋医学では、ストレスと運動不足という。

ある先生は、腰痛は怒りであると断言してはばからない。

心の内側に溜め込んだ怒りの爆発かもしれない。

まさに、心の病いだったのか。

 

倭詩 2014 1

 

今回の「倭詩」は『美しい日本、日本の美しさ』のその一。

3,4回にわたってのシリーズ。

主に、日本人からの日本論でなく、外国人が見た日本を連載。

明治維新頃に入国した多くの外人は、

日本をこよなく絶賛し、愛している。

自虐史観でうらぶれている日本人に希望と自覚を与える

粒よりな言葉の数々に癒され呼び起こされる。

 

若者言葉の『般若心経』大反響!!

金曜日, 1月 10th, 2014
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時代は変わりました。

あの「般若心経」がヒップホップ調で歌われ、

しかも的を得て、それもはなはだ解りやすい。

後期高齢者の胸にも、グッと来る真実がある。

みなで是非、口ずさんでください。

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★ 般若心経 新訳

 

超スゲェ楽になれる方法を知りたいか?

誰でも幸せに生きる方法のヒントだ 。

 

もっと力を抜いて楽になるんだ。

苦しみも辛さも全てはいい加減な幻さ、安心しろよ。

 

この世は空しいモンだ、

痛みも悲しみも最初から空っぽなのさ。

 

この世は変わり行くモンだ。

苦を楽に変える事だって出来る。

汚れることもありゃ背負い込む事だってある。

だから抱え込んだモンを捨てちまう事も出来るはずだ。

 

この世がどれだけいい加減か分ったか?

苦しみとか病とか、そんなモンにこだわるなよ。

 

見えてるものにこだわるな。

聞こえるものにしがみつくな。

 

味や香りなんて人それぞれだろ?

何のアテにもなりゃしない。

 

揺らぐ心にこだわっちゃダメさ。

それが『無』ってやつさ。

生きてりゃ色々あるさ。

辛いモノを見ないようにするのは難しい。

でも、そんなもんその場に置いていけよ。

先の事は誰にも見えねぇ。

 

無理して照らそうとしなくていいのさ。

見えない事を愉しめばいいだろ。

 

それが生きてる実感ってヤツなんだよ。

正しく生きるのは確かに難しいかもな。

 

でも、明るく生きるのは誰にだって出来るんだよ。

菩薩として生きるコツがあるんだ、

 

苦しんで生きる必要なんてねえよ。

愉しんで生きる菩薩になれよ。

 

全く恐れを知らなくなったらロクな事にならねえけどな。

適度な恐怖だって生きていくのに役立つモンさ。

 

勘違いするなよ。

非情になれって言ってるんじゃねえ。

 

夢や空想や慈悲の心を忘れるな、

それができりゃ涅槃はどこにだってある。

 

生き方は何も変わらねえ、

ただ受け止め方が変わるのさ。

 

心の余裕を持てば、誰でもブッダになれるんだぜ。

この般若を覚えとけ。

 

短い言葉だ。

意味なんて知らなくていい、

細けぇことはいいんだよ。

苦しみが小さくなったらそれで上等だろ。

嘘もデタラメも全て認めちまえば苦しみは無くなる、

 

そういうモンなのさ。

今までの前置きは全部忘れても良いぜ。

 

でも、これだけは覚えとけ。

気が向いたら呟いてみろ。

 

心の中で唱えるだけでもいいんだぜ。

いいか、耳かっぽじってよく聞けよ?

『唱えよ、心は消え、魂は静まり、

全ては此処にあり、

全てを越えたものなり。』

『悟りはその時叶うだろう。

全てはこの真言に成就する。』

 

心配すんな。大丈夫だ。 —–

 

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自然医学誌『故郷忘じ難く・・・・』

火曜日, 12月 17th, 2013

自然医学 2014・1月 表紙

「森下自然医学」1月号が届きました。

新春鼎談は、会長と船瀬さんと増川さん。

「現代西洋医学はなぜ病気を治せないのか」前篇。

ワクチン問題、iPS細胞の限界、抗ガン剤は毒ガス兵器・・・・等々、

過激発言が飛び交う面白い内容です。

自然医学 2014・1月 鼎談

 

北海道在住の元毎日新聞社記者の山田寿彦さんの

「ヒポクラテスの目」シリーズ『食文化が破壊される構造』。

和食が世界無形文化に登録される一方、食材表示偽装事件の発覚。

ホテルで出される和食は、本当に和食なのか、大丈夫なのか?

という疑問が沸く、何とも皮肉な時の巡り合せに、一石を投じられている。

自然医学 2014・1月 ソクラテス

 

今回の「倭詩」は、歴史的日中韓問題を取り上げた。

それは、古代中国人と原日本人の融合の時代があったこと。

そして、古代から中世にかけて朝鮮人の大挙渡来があり、

いずれも現日本人の血に流れている事実。

それを直視することなしに、この国家間の問題は語れないことなど・・・・。

今「利休にたずねよ」が封切られたこともあり、その問題が突きつけられている。

自然医学 2014・1月 倭詩

 

 

故郷忘じがたく候・・・・・

木曜日, 12月 12th, 2013

沈寿官 1

 

「自然医学誌」1月号の『倭詩』責了後、すぐの今朝。

紙面を見て、驚く。

そこには薩摩焼15代目の「沈寿官」氏が載っていた。

父祖の地・韓国で初めて展示会を開いたと言うのだ。

島津藩によって連行拉致された陶工たちの中に、沈氏初代が居た。

それから400年。

その別離の悲しみ、懐郷の思いを抱いたのは、九州全土あるいは山口萩に及んだ。

その数、一千人と聞く。

その惨状と非情を、今回思い切って書いてみた。

歴史の裏に隠された、我らが祖先の所業を、わが身に置換えた時、

隣国に対する眼差しも、変わるのではなかろうか。

映画「利休にたずねよ」の背景にある残酷な歴史を、

我々は知らねばならない時に来ている。