まほろばblog

Archive for the ‘震災 原発’ Category

自然医学「唐紅のはな、白菊のはな」

土曜日, 6月 16th, 2012

今朝、「森下自然医学7月号」が届いた。

すると、早速あの小泉武夫先生からお電話を頂いた。

「よく、会津の精神、真髄を書いてくれた。

私は、小さい頃から、白虎隊や只三郎のことを聞かされて来た。

早乙女貢の『会津士魂』にも、こういうことは書かれていなかった・・・・・」

と熱っぽく語られ、お褒めに預かったのだ。

7月号は「唐紅のはな、白菊のはな」と題して、

坂本龍馬の暗殺者、会津藩「見廻組」の佐々木只三郎について書いたのだった。

私は、二人の至誠の迸る真情というものは、敵味方の愛憎を超えていると感じた。

歴史音痴、幕末音痴の何も知らない私が綴れたのは、二人の本質が見えたからではなかろうか。

とまれ、知らない方には、新事実。

驚かれることと思う。

どうぞ、ご一読のほどを。

(まほろば扱い ¥472)

この好機を逸せず

日曜日, 5月 6th, 2012

みなさま、ご承知のように、昨夜11時を以て、国内原発50基全てが停止しました。

42年ぶりということですが、感慨深いものがあります。

この0地点から、改めて新しい生き方を国民総がかりで模索しなければなりません。

江戸時代は鎖国状況であったとはいえ、自給自足で国全体で自活出来ていた訳です。

電力も、最低限切り詰めて、自活できる道を模索しなければならないでしょう。

北電泊原発のお客様が、北海道は何とかやりくり出来ても、関西が心配だ、とおっしゃっていました。

夏の関西は極めて暑いですから、どうにかこの峠を越えて欲しいです。

岩内の斉藤さんの長年のご努力が実って、今日の日が迎えられました。

でも、これは第一歩、あくまでも通過点に過ぎません。

完全撤廃に向けて、さらに地道な活動を持続しましょう。

子供の日に最もふさわしい、素敵な大人のプレゼントが贈られたと思います。

アグネス通信「醗酵について」

水曜日, 5月 2nd, 2012

宮下社長へ

ご無沙汰してます。アグネスです。

すっかり春らしくなりましたね。

お元気ですか?

毎日の日々の季節の変化が楽しい季節です。

あやの里にも、はっとする白さで水芭蕉がたくさん咲いています。

ブログ、時々ですが、のぞかせていただいています。

興味ある記事がいっぱい。寺田さんがお亡くなりになられたのは、ショックでした。。

エリクサー水で仕込んだ酵母、確かに違います。。

昔、仕込んだ時は、やきあがりの表面生地が結晶のようにきれいになって感動したの覚えてます。

今も、ぶどう酵母を前に汲んで残っていたエリクサー水で起こしてますよー。。

今日焼いてみましたー。

やはり、うれしいですねー。 

 私も発酵食の研究の毎日というか、日々発酵!って感じーー。

 さてさて、今回メールしたのは、アメリカのブルーミントン州でも

チームやんじーの後方支援のみなさんがおられるのですが、

来る5月17日に向こうにいる日本人のママさんチームが、

風呂敷ワークショップやお弁当ワークショップなどでチャリティイベントを開催してくださります。

その時にブルーミントンの人に向けた文章をメールしてほしい。ということで、文章を書きました。

その文章を書いているうち、ブルーミントンの方だけでなく、

読んでほしいなということでお知らせしました。

長文なのですが、1年を振り返って、感じたこととこれからの展望についてを書きました。

HPに掲載しましたので目を通していただければと思います。 

http://mouth-mountain.greenwebs.net/archives/4468 

最近、あやの森あやの里物語も、災害救援ネットワーク北海道のHPに掲載しています。

あやの里あやのもりの様子や、どんな天変地異があっても、

ゆるぎない心を持つこと、そういう暮らしの日々のヒントです。

http://mouth-mountain.greenwebs.net/ 

あっ、そうそう。もし情報あればお知らせください。

あやの森の母屋の建物を作るのに、いらない梁や柱、廃材など探しています。

出来れば十勝管内が取りにいきやすいから十勝管内でよびかけているのですが、

情報があまりなくって。 

今、やんじーは、札幌の友人の方が事務所立ち退きで、解体するので、要る窓枠や建具とかを、

トラックやらで往復して取りにいってます。梁と柱はちょっと使えないようで。 

もし、何か情報あれば教えてください。 

今日焼けたパン写真おくります。

また南三陸にもいくので、続けては焼けないけど、少しずつ復帰していくとします。

また、おいしいの焼けたらもっていきますねー。 

エリクサーで、ブドウ酵母仕込み ごまぱん

              ぶどうくるみぱん

              行者にんにくぱん

白樺樹液と松葉の酵母    キハダぱん。 

「5月のうさと展」も、よろしくお願いします。

たのしみーー。 

ついつい長くなりました。最後まで読んでくださりありがとうございます。

アグネス

「避難所から避難所への支援」

木曜日, 4月 12th, 2012

      
  千葉恵弘
 (石巻・奇跡の避難所「明友館」リーダー)

   『致知』2012年5月号
    特集「その位に素して行う」より

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【記者:他の避難所への支援はどのように始めていかれたのですか】

明友館を自主避難所として認めてもらう働きかけを
役所にしていく中で、同じ境遇の方が
数多くおられることを知りました。

たまたま明友館の受ける支援の規模が
我われだけではあり余るほどだったので、
すぐにでも困っている所を探し出し、
いま食べる物に困らないという状況をつくっていかなければと。

だから明友館に物資が届き始めて、
3日目ぐらいから支援活動に入りましたね。

すると案の定、なんの物資も届いていない施設や地域が
いっぱいあったから、まずはそういう情報をできるだけ多く集めました。

そして「明友館に片道の燃料だけ詰めてトラックで来てくれ」と
呼びかけました。
さらに自分たちの避難所だけではなく、周りの民家も見回ってほしいと。

結局我われだけで回れる範囲では限られてしまうので、
「周りにこういう困っている人がいるから、俺手伝いますよ」
と言ってくれる奴が、とにかく出てきてくれ、出てきてくれ、
と祈るような気持ちでした。

物資が届いた時に公平や平等と言ってると、
後手後手になってしまうんです。

被災者が欲しいと口にした物は、いますぐ欲しい物なんですよ。
僕は優先順位なんて勝手に決めてしまっていいと思うんです。
まずお年寄りと子供に分け与えれば、
後は自分たちで適当に裁量したらいいと。

【記者:そうやってほかの避難所までを導いていかれたのですね】

うちのやり方はこうだから、そのほうが皆の助けになるなと思ったら、
明友館方式でやっちゃえ。それでもし手伝えることがあったら
なんでも要望を言ってくれ、そうやって広げていこうぜと言って。

それがまたね、広がっていくんですよ、その後。

自分たちがしてもらったから後の人のことはいいや、って
いうのはまずなかったですね。

要はやり方だと思うんです。

整理券を配って長蛇の列を組ませ、
一人一個ずつ配っていくのもいいんでしょうが、
大事なのは「支援する」という気持ちを
広げていくことじゃないかと。

もらってばかりもいいけれど、でも誰かの助けになるような、
そういう動きや目線も持ってくださいよと
常に伝えながら活動していました。

だから明友館に関わった人にはその避難所や
施設の世話役になってもらいました。
そして本人ができないことは、我われがバックアップをしていく。

いままでの経験上、困っている人が
困っている人の情報を持っていて、繋がっているものなんです。

ずるい人や楽をしている人はそこ止まりなんですよ。
明友館では現在、宮城県内だけでなく、
岩手県の半島にまで支援の範囲を広げていますが、
いまでもそういう姿勢が基本にありますね。

エリクサー、除染の原理が・・・・

水曜日, 4月 4th, 2012

桜井よしこさんの記事に、福島県川内村での山中における水の除染状況を

報告していたが、そのメカニズムがエリクサーのそれと相似しているので掲載したい。

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「 「村に帰ろう」と村長が呼びかけた福島県川内村、いわなの里を訪れて 」

『週刊ダイヤモンド』 2012年3月31日号

「村に帰ろう」と全村民に呼びかけた福島県川内村の遠藤雄幸村長にお会いしてきた。

3月20日の春分の日、郡山駅で待ち合わせると、

駅正面の放射線量を示す掲示板には毎時0.423マイクロシーベルトと表示されていた。

これは年間3.7ミリシーベルトに相当する。

日本人は自然界から年平均1.4ミリシーベルトの放射線を浴びているが、

世界には自然放射線量が年平均10ミリシーベルトを超える所も少なくない。

国際放射線防護委員会(ICRP)は、原発事故など不測の事態から平常に戻る過程における

許容放射線量を年間20ミリシーベルトから1ミリシーベルトの間と定めている。

郡山駅前の放射線量は、十分この範疇に入る。

「この数字、覚えておいてくださいね」と、遠藤村長が言った。

車でしばらく走り、いまだ雪化粧の残るあだたら連峰を左に見ながら常磐道に入った。今年は川内村も雪が多く、通常は積雪10センチメートルほどだが40センチメートルも積もったそうだ。だが、さまざまな意味で厳しい冬が過ぎた今、春が四方八方から語りかけていた。木々は今にも萌え出すかのように準備を整えていて、俳句や短歌の季語そのもののように、山々が笑っていた。

峠を越えて川内村に入った。もともとの人口は3000人、面積2万ヘクタールの9割が山林で、その多くがきちんと間伐されていた。手入れされた山林は見るからに美しい。もうひと月もすれば山菜やキノコが勢いよく育ち、さぞかしにぎやかな山になるだろう。だが、この豊かな山に入るには放射線量の厳しいチェックが必要なのが現実だ。

深い森と山は冷たく美味な水も生み出してきた。

村人は井戸を掘って、山の恵みの清澄な水で暮らしてきたが、

水はどんな影響を受けたのだろうか。

「水質検査はもう何回もしました。放射能は全く検出されていません」

遠藤村長はさらに言った。

「セシウムが森にも落ちたのは確かです。

木々の葉にくっついたセシウムは落葉すれば、木の葉にくっついたままそこにとどまります。

水中のものは泥に吸着してそこにとどまります。

しかし水には溶け出さないのです」

原発と放射能問題の専門家、奈良林直・北海道大学大学院教授が説明した。

「セシウムは極めて細かい微粒子なのですが、吸着性が高いために、

空中を飛んで人家の屋根や木の葉にくっつきます。

水に落ちれば水底に沈みますが、粘土と非常にくっつきやすく水底にとどまります。

セシウムの微粒子が地中に潜ることも考えられますが、

地中に浸透する過程で粘土質の土層にくっついてしまう。

つまり、土の層が濾過層となって、井戸水からはセシウムが取り除かれるのです」

この説明に私自身、驚いた。

水源地である山林が汚染されれば、即、水も汚染されると、私も考えていたからだ。

遠藤村長にそう言うと、彼が弾むように応えた。

「ここは村の観光地のいわなの里です。

豊富な湧水でイワナを育て、たくさんの人がイワナ料理に舌鼓を打った場所です」

山からの湧き水が音を立てて流れ込み、勢いよくしぶきを上げる。

水中で素早く動く黒い影はイワナである。

「この水は昔も今もきれいです。ここの放射線量を見てください。

それを郡山駅前の数字と比べてください」

いわなの里は0.178マイクロシーベルトだった。郡山駅は0.423マイクロシーベルトだった。遠藤村長が「数字を覚えていて」と念を押した意味がようやくわかった。その後、村役場前を含めて数カ所で川内村の放射線量の数値を確認したが、いずれも郡山駅の2分の1以下だった。

放射線量の低い所から高い所に川内村の人たちは避難させられ、現在に至っているのだ。菅直人、枝野幸男両氏らの政権以来、この皮肉な本末転倒は現在も正されていない。なんという政治の無策無能だろうか。

金曜日, 3月 16th, 2012

金子みすゞが関東大震災の翌年に詠んだ詩

カテゴリー:感動する話

矢崎節夫(金子みすゞ記念館館長)

      

(『致知』2011年7月号 特集「試練を越える」より)

金子みすゞは関東大震災の翌年に次のような詩を詠んでいます。

去年のきょう
 ―大震記念日に―

 
 去年のきょうは、いまごろは、
 私は積木をしてました。
 積木の城はがらがらと、
 みるまにくずれて散りました。
 
 去年のきょうの、くれがたは、
 芝生のうえに居りました。
 黒い火事雲こわいけど、
 お母さまお瞳がありました。
 
 去年のきょうが、暮れてから、
 せんのお家は焼けました。
 あの日届いた洋服も、
 積木の城も焼けました。
 
 去年のきょうの、夜更けて、
 火の色映る雲のまに、
 白い月かげみたときも、
 母さま抱いててくれました。
 
 お衣はみんな、あたらしい、お家もとうに、建ったけど、
 去年のきょうの、母さまよ、私はさびしくなりました。

      * *

 みすゞは関東大震災発生時は
 下関にいましたから直接の影響は受けていません。
 
 それでも震災から一年を経て、
 昨年の今日の出来事を深く思うことで、
 被災された人たちの悲しみの一端を
 担おうと考えたのでしょう。
 
 当時お母さんを亡くした子供のことを思って
 一篇の詩を詠んだのです。

 自分が幸せな環境にいても、
 悲しんでいる人のことを自然と思うことができたみすゞ。
 
 二十歳にして、既に自他一如の考えを
 根底に持っていたということは、やはり驚嘆すべきことと思います。

かなうなら・・・・・・・

月曜日, 3月 12th, 2012

 

「かなうなら、妻にもう一度会いたい・・・・・・」

この写真だけで、この一言だけで、・・・・ただ胸が詰まり、涙が溢れる。

この若いご主人と遺された6歳の女の子を見ると、肉親を亡くした同じ悲しみが伝う。

この一家のこれからは、どうなんだろう・・・・・・

そんな悲しみの家族が何万、何十万とある・・・・・。

余りにも、悲しみが重くて、広くて、深くて・・・・・・支え切れずに誰もが居る。

神々は、なおも心の彩りを深めようと、こうも残酷な杭を打ち給うたかや。

日本の国民は、悲しみのくびきを背負うて、果てしない前を、

一歩一歩、それでも歩んで行かねばならない・・・・・。

ヤンジー 朝日に

火曜日, 3月 6th, 2012

東海地震と浜岡原発〜今、私たちにできること〜

金曜日, 3月 2nd, 2012
皆さまへ
 
*このメールは、STOP!浜岡原発の電子署名をして下さった方に、
不定期でBCCでお送りしています。
STOP!浜岡原発からのメールがご迷惑になる場合は、
お手数ですがご連絡下さるようお願いいたします。
  
★STOP!浜岡原発の電子署名をして下さり、ありがとうございました。
  
★お知らせその(1)4/7シンポジウム東海地震と浜岡原発〜今、私たちにできること〜
★「東海地震と浜岡原発〜今、私たちにできること〜」 (静岡市)
                  ☆手話通訳、ネット中継、託児あり
                 ★日時:2012年4月7日(土)開演13:30〜16:00(開場13:00)
                  ☆会場:「グランシップ」11階 会議ホール「風」(JR東静岡南口徒歩3分)
 
冒頭スピーチ「物質文明から生命文明に転換」
 
                                                                                  環境考古学者  安田喜憲氏
                                                                          静岡県危機管理監 小林佐登志氏 
                                                                                       牧之原市長  西原茂樹氏
                    元東芝原子炉格納容器設計技師・沼津高専教授  渡辺敦雄氏 
                静岡大学防災総合センター・関西大学客員准 教授   林能成氏
                               市民パネリスト二名(浜岡原発20キロ圏内、母親の立場)
 
★パネリストへの事前質問受付中!
http://shizuokamirai.jimdo.com/ご質問-掲示板/
★定員:500名☆参加費:500円(一般予約不要)
聴覚障がい者席、託児(要予約)
 
申込方法:http://shizuokamirai.jimdo.com/参加方法/
☆主催:ふじのくに浜岡原発を考える会シンポジウム事務局
E-mail: shizuokamirai@gmail.com Tel: 090-4401-8774
 
★詳細・シンポジウムHP:http://shizuokamirai.jimdo.com/
★お知らせその(2)買って脱原発&福島支援★
「限られた資金」で継続的に活動をするために、STOP!
浜岡原発のHPのヘッダーとバナーの絵で
グッズ(Tシャツ、エコバッグなど)を制作し、販売しています。
収益金の一部は福島の子どもたちを支援する団体に寄付し、
残りの収益金は、STOP!浜岡原発の活動費として使用させていただきます。
 
詳細:http://stophamaokanuclearpp.com/?page_id=1530 
どうぞよろしくお願いいたします。
 
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戸倉由紀枝 Yukie Tokura
STOP!浜岡原発 
STOP! HAMAOKA Nuclear Power Plant
E-mail: stophamaokanuclearpp@gmail.com 
Tel: 090-4401-8774 
HP
日本語:http://stophamaokanuclearpp.com/ 
English: http://stophamaokanuclearpp.com/en 

アグネス宣言

月曜日, 2月 27th, 2012

 

アグネス宣言
木と共に 水と共に 土と共に もりと共に生きる あらゆるいのちと共に生きる。

発酵革命!

リオplus20の市民団体に日本の声が届けられるそうです。