まほろばblog

Archive for the ‘震災 原発’ Category

ヤンジーアグネス被災地報告

土曜日, 2月 11th, 2012

ヤンジー・アグネスから東北被災地の現地報告がありました。

エリクサー水を届けられ、みなさんに大変喜ばれている様子が写っています。

それにしても、津波の爪跡は未だ生々しく残っています。

復興はまだまだです。

石巻、木の屋石巻水産

投稿日 2012年2月9日


2月9日(木) 晴れ

仙台港に到着。
雪だった。

仙台港の周辺は、そのままの建物も結構あった。

石巻市に向かう。
訪ねたのは、(株)木の屋石巻水産
缶詰めの会社である。

震災当初、缶詰のラベルが剥がれて、瓦礫の中から、掘り出し、販売したりしていた。
掘り出しの作業も、多くのボランティアさんが関わっていた。

工場などは、地震や津波の被害があったもの事務所の二階から上はかろうじて残った。
なので、11月から一階は、缶詰工場、二階は事務所としてオープンしている。

また、リスク分散のために、山の方にも工場を作ったそうである。

周りの街並みも、まだまだ家を取り壊していたり、復興への道のりは遠いものの確実に前に向いている。
石巻周辺の街並み。


地元商店街を案内してもらう。
商店街でお店を失った方々がいくつか集まって商店を再開していた。
商店街にあった中華料理店、魚屋さんなど。


木村社長とやんじー。

木村社長は、石巻市出身でずっと石巻市に暮らしている。

二代目で、クジラ缶詰めを先代のお父さんが始めたそうだ。

周辺の街並みと青い空。


実は、チームやんじーは、この近辺に何度か炊き出しに三月四月に来ていた。
街並みをみて思い出した!

あのとき炊き出しに食べにきたみなさんはどうしてるかなあ?
震災後すぐだったので、みなさん顔は、こわばり、あたたかいものを久々に口にして泣いてる方もおられた。
また、壮絶な話もきいた。

みなさん、元気にされてるだろうか?

木の屋石巻水産には、ボランティアさんからの書き置きがびっしり!

誰かが前にすすまないと進んでいかない。
前にすすんでる人をみて元気や勇気をもらってる人もいる。
木村社長の言葉が印象的でした。

実際、商店街に買い物に来られた方が、『一階が再開したんだね。応援してるからね。』

という声を木村さんにかけてる方もいました。

お米10袋とエリクサー水二箱を届けました。

実際、従業員の中でも、被災された方やお亡くなりになられた方もいるそうです。

人間が第六感を忘れ、便利な方便利な方に目を向けて、自然と共に生きる暮らしを忘れてしまったというのが、

今回の震災で教えられたのでは。という言葉が印象的でした。

木の屋石巻水産の鯨の缶詰めと瓦礫から生き残った缶詰めをいただきました。

貴重なものをありがとうございます。

文、写真 アグネス

カテゴリー: 東北地方太平洋沖地震   パーマリンク

七戸さんと大石さん

木曜日, 2月 9th, 2012

来る3月24日に、「めんこい会」を開くセントモニカさんの七戸千絵さんが、

今朝の道新「札歩路」に紹介され、嬉しく思いました。

そこに突然、彼女が現れ、大石さんという女性を連れて来られてビックリ!

スッカリ、アポイントを忘れていました、それにしてもこれもシンクロですね。

「Super Organic Store」を主催されている大石利佳さん、一年ほど前に札幌に住まわれ、

その頃から、まほろばを利用してくださっていました。

都内で生まれ、長くアメリカ・フランスでオーガニックライフを実践されて来られ、

若くして意識が高いのに感銘し、たのもしく思えました。

近く、東京の広尾で同名のオーガニック・ショップを開店する予定とか。

今、都内の若いお母さん方は、3・11以降、食に対する意識が高まり、

単に、有機や無農薬・無添加というばかりでなく、放射能の数値を明記した食品を求められていて、

ことにベビーフードや乳製品など、お子さんの摂取するものには、神経を尖らせております。

もっともなことで、我が子を守りたいお母さんの切実な叫びでもあります。

この期待に沿えるよう、まほろばでも出来る限りのことを支援させて頂きたいと思っています。

彼女の活動内容は、下のHPのブログをご覧ください。

http://rikaoishi.blogspot.com/

Do your life follow your VISION?

SuperOrganicStore Project is up coming soon☆Join our Super Organic Road project today!

ビジョンのある人生歩んでいますか?

スーパーオーガニックストア出店へ向けて邁進中☆

欧米の生活が長かったせいか、論理的な筋立て、明快な意識は、

とても歯切れ良く、気持ちよくお話しを伺うことが出来ました。

これから、こういう若い女性のパワーが日本を切り開いてゆくのでしょう。

期待するところ大なるものがあります。

最後に、大石さんの推薦映画をご紹介します。

「EL Buri エル・ブリ」 料理人 フェラン・アドリアの創作世界のドキュメンタリー。

現在、札幌シアターキノにて上映中。

http://www.elbulli-movie.jp/

アグネス報告から

木曜日, 2月 9th, 2012

ニセコ町のお米とまほろばのエリクサー水をもって被災地へ。投稿日 2012年2月8日


二月八日(水) 晴れ

季節ごとに開催しているまほろば本店での自然素材手織り展、うさと展。
大盛況に終わりました。
中には、しゃぼん玉洗剤の支援物資を紙袋でもってきてくださった方や、支援金をわざわざ袋に包んで会場までもってきて下さった方、お買い物と一緒に募金して下さった方。あたたかいお言葉をかけて下さった方。みなさんのあたたかい御心を感じることが出来て、嬉しく思いました。

二月八日のフェリーにて東北、南三陸町に向かいます。

うさと展が終わった翌日、エリクサー水を18リットルを何十箱もの水を詰めて、積み込みました。


店舗営業中の忙しい中、大橋店長が、倉庫から箱を出してくださったり。。
スタッフのみなさまお騒がせしましたー。

何度となく被災地にもっていったエリクサー水。
一軒一軒特に高台の坂道の多いとこに回るので、重くて大変なのですが、持っていくと、話もはずみます。
北海道から運んできた。というと感嘆の声が!
そして喜ばれます。
水は、本当に重宝されてます。

ライフラインは、昨年七月に復旧したといえど、配管も急いで作ったというのもあるでしょう。家庭用の水の状態はよくない!というのが感想です。
出来るだけ、安心安全、おいしい水を飲んでほしいです。

ニセコ町役場から支援して下さった米。

5キロ入りで500キロあります。
お米も喜ばれることでしょう。
買いにいくとこも遠いし、(まだまだ近くに買い物に便利な商店はありません)毎日使うものなので。

12月の真狩村のイベントの時に、若者たちが積み込みを手伝って下さりました。

雪がちらついてますが、積み込みをして、夜のフェリーにて向かいます。

引き続き息の長い支援のほどよろしお願いします。

やんじーからのメッセージです。

いってきまーす。

文、写真 アグネス

「鯨カレー」復興支援を!

金曜日, 1月 20th, 2012

今朝入荷した「鯨カレー」。

市場の丸水さんで、卸してもらったものだ。

一見して、そのデザイン性と言い、素材の内容と言い、キャッチコピーと言い、

中々のものだな、と感心した。

試食したら、お国自慢のローカル色とは違うなと感じた。

帰って調べてみると、何と震災復興のための大プロジェクトとも言える

人と物と智恵とあらゆるものが詰め込まれた想いの結晶だった。

なるほど、さすが、と思える内容だった。

東北支援と鯨文化再興の二つながら日本人の思いの丈を、

このカレーで一つひとつ実現して行こうではありませんか。

http://www.netprice.co.jp/netprice/library/goods/540707/

一人前200g ¥630

お礼餅つき大会 fromアグネス

水曜日, 1月 11th, 2012

まほろば、宮下社長、スタッフのみなさまへ 

この間のもちつき会、楽しくできました。ありがとうございました。

写真いくつかお送りします。

もう少し、まほろばスタッフの方の初仕事の様子やもちつきの写真あればよかったなと。

子どもたちが喜んでたのがうれしかったです。

また、楽しいこと考えていきましょう。

今年もよろしくお願いします。

 ブログにこの間のもちつき会アップしましたー。

http://mouth-mountain.greenwebs.net/archives/3669

           災害救援ネットワーク北海道

                     やんじー アグネス

 

滅私救人 2

木曜日, 12月 29th, 2011

 「身を挺し研修生を救った木鶏の仲間」 

     
     櫻井 健悦

     (ケイ・エス代表取締役、石巻木鶏クラブ会員)

   『致知』2011年6月号
   「致知随想」より

…………………………………………………………………………………………………

                
 中国ではいま一人の日本人男性の命懸けの行為が
 国民の間で大きな感動を呼んでいます。
 
 宮城県女川町の佐藤水産専務・佐藤充さん。
 享年五十五歳。
 
 子供の頃から先輩として親しみ、
 石巻木鶏クラブの大切な仲間でもありました。

 二〇一一年三月十一日。
 東日本を巨大地震と大津波が襲ったこの日のことは
 私たちの記憶から一生消えることがないでしょう。
 
 
 佐藤さんはその時、港のすぐ傍にある会社で
 業務に当たっていました。
 
 佐藤水産は東京築地市場をはじめ、
 全国の主要都市に出荷を続ける生ウニの老舗で、
 佐藤さんはその営業責任者でした。

 近年では中国遼寧省の大連から研修生を受け入れており、
 三年という期限付きで二十人が加工や出荷に携わっていました。
 
 震災が起きたこの日も、いつもどおり
 冷たい水作業に手をかじかませながら
 和気藹々と仕事に勤しんでいたのです。
 
  午後二時四十六分、突然の激しい揺れが襲いました。
  驚いた研修生たちはすぐに寄宿舎の傍の
  小高い場所に避難しました。
 
  しかし彼女たちには津波に対する十分な知識がありません。
  佐藤さんは怯えながら寄り添う研修生の姿を発見するや
 
 
  「もうすぐ津波が来る。早く避難しなさい」
 
 
  と大声で伝え、高台にある神社まで連れて行きました。
 
  そして、残っている従業員や研修生はいないかと、
  自らの危険を省みることなく再び会社に戻ったのです。
 すでに津波は目前に迫っていました。
 
 水かさは一秒ごとに増していきます。
 佐藤さんは屋上に逃げたものの、
 高台にいる研修生の前でついに社屋ごと津波に呑まれ、
 そのまま行方が分からなくなりました。
 
 研修生たちはなすすべもなく、
 泣きながら見守ることしかできなかったといいます。

 大雪の中、帰る場所を失い途方に暮れる
 研修生たちを助けたのは、
 佐藤さんの兄で社長の仁さんでした。
 
 仁さんは悲嘆に暮れる間もなく、
 山手に住む知り合いに助けを求めて研修生の居場所を確保し、
 二十人全員を無事中国に帰国させたのです。

「あの時、もし佐藤専務に助けられなかったら、
  私たちは全員津波の犠牲になっていた」 
 
 
  研修生たちがそう涙ながらに語る姿を、
  中国のテレビや新聞は一斉に報じました。
 
  報道は国民に大きな反響を呼び、
  同国のポータルサイトには
 
 
  「彼は愛に国境がないことを教えてくれた」
 
  「彼の殺身成仁精神を中国人は決して忘れない」
 
 
  という声が殺到しました。
  私も佐藤さんをよく知る一人として、
  彼の犠牲的精神に心から敬意を表し、
  縁あってともに学び、語り合えたことを
  誇りに思わずにはいられません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この事を、3月30日のブログに書きました。

私の知人も、この故佐藤さんと友人だったのです。(下記参照)

http://www.mahoroba-jp.net/blog/2011/03/post_935.html

放射能はいらない_1/4

火曜日, 12月 20th, 2011

ゆず・みず・だいずの「株式会社きとうむら」の日野さんからのメッセージです。
(http://www.kitomura.jp)
日野さんといえば、自然食品店のあのGAIAを創業した、あの日野雄策さんです。

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「1987年に私が製作したビデオ『放射能はいらない』がyoutubeにアップされていました。
なんと27000回を越える視聴回数! なんとも感慨深いものです。

YouTube Preview Image

著作権は放棄します。
市川教授の分かりやすい解説が、疑問に答えてくれるはずです。
皆さん拡散してください。

                                    日野雄策  」

「チーム・やんじー」ありがとう!!

土曜日, 12月 17th, 2011

先日の歳末大売出しに、「東日本大震災支援」への謝恩炊き出し隊、

「チームやんじー」から豚汁が振る舞われた。

ありがとうございました。

その様子が、やんじーのブログで垣間見られますよ。

http://mouth-mountain.greenwebs.net/archives/3272

新春の店開きには、店前で祝い餅をついて下さいます。

お楽しみに!

「川又さん干し芋」安全宣言!!!

木曜日, 12月 15th, 2011

諦めかけていた「川又さんのホシイモ」、放射能検査にクリア!

1Bq/kg以下で、ND(不検出)!!!スゴイ!!!!!

生産者も消費者も「よかった、よかった」で、胸を撫で下ろしました。

川又さん、本当によかったですね。

そして今朝、そのホシイモが初入荷しました!!

例年に無く、最初から甘味たっぷり!

みなさん、お互いに安心して、食べて川又さんを励ましましょうね。

「川又さんの干芋」 400g    ¥698

             1kg   ¥1.695

 

「百歳」から

火曜日, 12月 13th, 2011

あの『くじけないで』の柴田トヨさんが、

第二詩集『百歳』を出版された。

『挫けないで』が150万部突破のベストセラーとなり、

台湾、韓国、オランダで翻訳され、さらにイタリア、スペインでも刊行されるという。

世界中の人々の心を癒し始めた。

声高に絶叫する平和より、か細い声のささやきが心に伝わる。

かの老子は「大音は微声なり」と説いた。

百歳という年月の重み、捨てた軽みが、

読む人をしてホッとさせ、ポッと生きる灯を点す。

そんな中、震災の人々への寄せる詩が心を呼び起こす。

被災者の皆様に

あぁ なんという

ことでしょう

テレビを見ながら

唯 手をあわすばかりです

皆様の心の中は

今も余震がきて

傷痕がさらに

深くなっていると思います

その傷痕に

薬を塗ってあげたい

人間誰しもの気持です

私も出来る事は

ないだろうか?考えます

もうすぐ百歳になる私

天国に行く日も

近いでしょう

その時は 陽射しとなり

そよ風になって

皆様を応援します

これから 辛い日々が

続くでしょうが

朝はかならず やってきます

くじけないで!