まほろばblog

Archive for the ‘歴史’ Category

結城さんによる『アイヌ式新年の儀式』

金曜日, 1月 18th, 2013

 

 本年の初売りの5日(土)、地下洞『無限心庵』と1F「エリクサー給水場」前にて、

結城幸司さんと福本昌二さんによるアイヌ伝統儀式を執り行いました。

そして、新年のお祝いと水への感謝をさせて頂きました。

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フランスのノーベル文学者ル・クレジオ氏の招きにより、かの「ルーブル博物館」にて、

ユーカラの語りと音楽を披露した両氏による、ことの一端をご覧になって頂ければと思います。

今こそ、厳粛にして自然への畏敬の精神に満ちるアイヌ民族の生き方を学ぶべきと考えます。

ご本人の許可を得て、公開致します。 

http://www.youtube.com/watch?v=rAOd8xDBrBg (1F浄水場前にて)

水の精

         (結城幸司さん作 『水の精』)

喜寿おめでとうございます!!!

月曜日, 12月 31st, 2012

今も、暗く厳寒の早朝から仕入れに向かう合田さん。

50歳で、まほろばに入社して、今年で27年、丁度77歳の喜寿を迎えた。

ほぼ、まほろばの歴史を歩み、苦楽を共にして来た戦友でもある。

合田さんの忍耐の年月があってこそ、厚別の今日があり、まほろばの未来がある。

みんなで、おつかれさま!!!ありがとう!!!!!と叫びたい。

一月早々の新年会は、喜寿の祝いを兼ねて開きたい。

全国発酵食品サミットinこうざき

土曜日, 12月 29th, 2012

全国醗酵食品サミットが年明け早々、寺田本家のお膝元、神崎(こうざき)町で開かれます。

1月20日(日)、21日(月)の二日間です。

「醗酵仮面」こと、小泉武夫先生の基調講演会があります。

先生の生家は隣県福島の酒・老舗蔵元でしたが、3:11で蔵が崩壊して他町に移転されました。

地元は、野田醤油(キッコーマン)で有名な醤油蔵や酒蔵も、かつては林立し、江戸の台所になっていたのです。

そんな風景も、今では寂れ、僅かに遺すところですが、中でも寺田さんのような若手が、今立ち上がっています。

醗酵文化の再興を願って、ここから全国に燎原の火のように、拡げようとするものです。

当日、全国から志の士が相寄り相集まって、お祭とします。

私もエッセンチアの篠原さんと一緒に向かいます。

酒蔵の片山さんや「cobo」の植田ご一家も参加します。

全国の酒・醤油・味噌・酢などなどの醗酵関係者が一堂に介しますので、面白くなりそうですね。

是非、近隣の方はご参加くださいませ。

日々に新たに・・・・・

土曜日, 12月 22nd, 2012

昨日は、「世の終わりの日」なので、何か遺言でも書かねば、

と思っていたが、年末多忙で果たせなかった。

ところが、何とも生きていた(笑)。

すると、TVで22日説もあるようで、今日で皆様とお別れかもしれない(苦笑)。

よくよく、この手の話しには、人は惑わされるのが好きらしい。

「1999年・・・」のノストラダムスには、何と30年間も世界が付き合わされた。

2000年問題もそうだった。

2012年は3度目の正直だったが、フォトンベルトがどこかに襲って来て、

どうにもならなかったばかりか、皆年末の慌しさに、吾を忘れて働いている。

孔子は、鬼神を遠ざけ、流言飛語に惑わされぬことを諌めた。

マヤ暦は、新しき世界の扉を開いた、とあるらしい。

そう、湯王の「日に新たに、日々に新たに」という心境で、毎日を過ごしたいものだ。

新しい門出は、いつも良いものだ。

日本初!クベウリ(壺作り)ワインfromグルジア

木曜日, 12月 6th, 2012
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明日、発行されます「まほろばだより」に、

クベウリワインが特集されています。

念願かなって、漸く児玉さんが入手したものです。

既に、ワインコーナーに揃っております。

後日、詳しい内容を公表します。

KAMIKAZEー神風ー

火曜日, 11月 27th, 2012

大貫妙子さんが語られていたオペラ「神風」が、来年早々東京で開幕するのですね。

お父様が、神風特攻隊の生き残りで、その辺りの消息を身近に感じておられた彼女に、

作曲家の三枝成彰さんからアリアの依頼があり、書かれたとか・・・・・・・。

詳しいことは、後日お伝えしますね。

上京される方や、東京近辺の方々でご興味のある方は、是非ご覧下さい。

「蔵人/クロード」さんとの出会い

日曜日, 11月 18th, 2012

               (クロードさんこと嶋津彰さんと奥様の輝子さん)

以前から幾度となくお誘いを受けていた珈琲焙煎&喫茶「蔵人」(クロード)さんへ、

一昨日、漸くお伺いできる機会を得た。

マスターの20年来の友人でもあるヤンジーや、STVでお世話になった城下さんの

お姉さまの緒方さんや磯ご夫妻から、しばしばお誘いを受けていた。

UFOの異次元世界に大変精通されているということで(私は全く縁がないのですが)、

いささか興味もあり、恐る恐る訪問しました。

中島公園沿いで、ピアノの辻井伸行君や江差追分の青坂満先生を

後押しされている多田さんを呼び出して、伴にしばし会談に時を過ごした。

お店の雰囲気が、クリスタルなどのパワーストーンがあり、

イエスやマリアさまの写真が多くあったので、不思議な雰囲気を醸していた。

これはマスターのお名前、嶋津さんが物語るように、

鹿児島、薩摩藩主・島津公の流れを汲んでおられるとか。

ところで、さつま芋を、市場では丸十(まるじゅう)と呼びます。

中を十字、外が円で、藩の旗印ですね。

この印の発祥が、キリスト教に由来するというのですね。

あの聖ザビエルが鹿児島に上陸した時から、日本にキリスト教が始まった訳です。

マスター曰く、島津公は、隠れキリシタンだ、そうです。

『倭詩』に書いた、八橋検校は隠れキリシタンで、あの『六段』の調べは、

グレゴリア聖歌の伴奏であったことが、近年証明された。

それと、千利休も洗礼名が「セイント・ルカ」で、その名前をもじったという。

あの濃茶の回し飲みは、聖杯でイエスの血であるワインを飲む儀式から来たとか。

一々の所作が、キリスト教のセレモニーを彷彿させるものがある。

確かに、私の所持しているものに、クルスの象嵌を施した古碗がある。

爛熟した安土桃山時代に、そのような文化交渉があってもおかしくはない。

そんな血筋をマスターが引いているのだろうか。

その日、座って雑談をしていると、次から次へと女性のお客様が来店された。

それも、飛びっきり美人で、外国の方ばかり。

このように惹き付ける何かがこの店にあるとしたら、

マスターのご先祖さまと関与しているのかもしれない。

美容家であるギリシア系アメリカ人二世・千春スゥザンさん。

看護師さんでペルー出身のケリー・ペレさん。

それから、コスタリカの方。

そして、江波や磯さん、ご夫人の輝子さんなどなど、日本人離れした相と雰囲気。

このインターナショナルな仲間は、きっとマリア信仰的な古い絆で、

結ばれているのかしらとさえ思ったほどだ。

古代イスラエル10支族がシルクロードを通って日本に来たという話は、つとに聞く。

それも原始キリスト教(中国では景教)の伝来もあったとか。

何かタクマラカン砂漠やローランなどの村で、遠い昔、出会ったような錯覚に陥った。

まほろばでは、母性復活のことをよく説き、

よくマグダラのマリアの存在を引き合いに出す。

私は、どちらかと言うと仏教的、あるいは老子や儒教的な思想が色濃いが、

イエスも悪くない、むしろ大好きな方で、みんなそれぞれ良いと思っている。

そんなこんなで、突然降って沸いたような出会いの意味合いを考えた。

これも大いなる神仏のお導きかもしれない。

今朝、市場で、「インカの星」などペルーの色々な芋を苦労されて集められている

米内青果の会長に、このお話をしたら、

「是非、ペルーのケリーさんにお会いしたい」ということになり、お互い歓ばれた。

これらのご縁から、またまた多くの方々と新たなる出会いと幸せが拡がる

と良いな、と思う今日この頃でした。

皆様も、是非一度お訪ね下さい。

 

珈琲の店蔵人

〒064-0918  北海道札幌市中央区南18条西14丁目3−18
011-532-1110

『たいせつなもの』子供の為の教育勅語

金曜日, 11月 16th, 2012

発酵仮面、久々登場!!!

火曜日, 11月 13th, 2012

10日(土)に、佐藤水産さん主催の「小泉塾」が久々に開かれました。

4ヶ月ぶりにお会いした先生は、何と17kgもダイエットされて、

ご自身曰く「絶好調!!!!!」だということ、随分お若くなられ、

ますます弁舌爽やか、今回は前回の演目「魚と健康」について。

日本人は、2,000年来、菜食中心で魚を食し、その恩恵に預かっていた。

ことに、DHA、EPAの脂肪酸の絶大なる効力には脱帽。

肉と魚とでは、アミノ酸に分解される速度、有効吸収蛋白量が、

圧倒的に魚が、早く多いということ。

それは3,000年間、肉を食べて来なかった遺伝子に依ると。

世界的なブームになっている和食や寿司。

今後、ますます魚に注目度が集まることでしょう。

久し振りの講演、時間いっぱいの熱演にみな感激の面持ち。

最後の最後に、「倭詩」のこと、少しご紹介してくださいました。

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この元本でもある「自然医学」の連載。

その9月号、『母の諌死と師のの警策」に登場する

主役・田中清玄氏に関するあれこれを書かせてもらった。

その直後、小泉先生から「何故、田中清玄のことを知っているのか」という問い合わせがありました。

小泉先生は、実は今は亡き清玄氏の大ファンで、同じ会津魂の打ち震える仲なのだ。

この今の乱世こそ、彼のような哲人、大見識の人が必要であると説かれる。

講演会当夜の会食の席で、田中氏の姪御さんである磯深雪さんをご紹介した。

元を辿れば、同郷のよしみ。

感激の対面と相成りました。

縁とは不思議なもので、私達の周囲には、

実は深い繋がりのあるご先祖が取り巻いている・・・・

そんな気がしてなりません。

みな、手を繋いで仲良くしなければなりませんね。 

語り×波紋音「平家物語」

土曜日, 11月 10th, 2012

波紋音の永田さんからおたよりです。

金子あいさんとの「平家物語」語りのコラボ、大変興味深いものです。

でも、東京なので、残念。関東近辺の方、必見です。

 

永田砂知子です。

BCCメールで失礼いたします。 

このメールは関東の方だけでなく、

遠方のかたも近況として送信させていただいています。

チラシ画像の下に公演概要があります。


4月に座・高円寺で上演し、10月に千葉・多古町の歴史ある日本寺でも好評だった、

「平家物語 語りと波紋音」を12月に上演します。

金子あい「語り」×永田砂知子「波紋音」

語りと波紋音は別々にやるのではなく、語りと音で平家の世界を表現します。

<今回上演する演目について>

まず「祇園精舎」祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり・・・

おごれるものも久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。

次が「足摺」。流罪された俊寛が一人だけ罪を放免されず、

赤ん坊のように浜辺で一人悔しがって足をじたばたする

(これを足摺という)とてもわかりやすいお話しで、歌舞伎や能の演目にもなっています。

「千手の前」源氏に捕らわれの身となってしまった、

平家の重衡を千手の前という女人がお風呂に付き添ったり、

琴や琵琶を演奏したりして、おもてなしする。ほのかな恋のお話しです。

女性のお話しなので、舞いや、今様(当時のはやり歌)なども出てきそうで、

優雅に楽しめる場面だと思います。

最後が「入道死去」(入道とは清盛のことです)

栄華を極めた清盛も、最後は、熱にうなされ地獄の苦しみを経て、あっけなく死にます。

敵の頼朝を殺さなかったことを悔やみ、頼朝の首をとってこいといって壮絶な死を迎えます。

出演者は、金子あい、と永田砂知子2人、そこにトクマスヒロミの美術、

横原由祐の照明が加わり、古典の世界を生き生きと現代に蘇えらせた舞台を創ります。

どうぞご期待ください。

こちらに制作過程がわかる「平家物語」専用ブログがありますので、どうぞご覧ください。

http://heikemono.blogspot.com/

語りと波紋音「平家物語」

演目・祇園精舎・足摺・千手前・入道死去

12月6日(木)昼の部 14:00開演 

       夜の部 19:00開演

出演・金子あい(語り) 永田砂知子(波紋音)

美術・トクマスヒロミ 照明・横原由祐 音響・黒沢靖博 舞台監督・寅川栄司+鴉屋

会場・座・高円寺2(JR高円寺駅北口より徒歩5分)

杉並区高円寺北2-1-2 TEL03-3223-7500

こちらに地図があります。http://za-koenji.jp/guide/index.html#link2

入場料・全席自由 3700円(前売り) 

4000円(当日)高校生以下1000円

このメールに返信で、ご連絡いただきましたら、お席おとりしておきます。

長文メールに最後までおつきあいしていただき、有難うございました。