まほろばblog

Archive for the ‘商品’ Category

「ブックル ドレイユ」大貫さんCD

土曜日, 9月 29th, 2012

フランス語でイアリングという意味のタイトル「ブックル ドレイユ」のCDアルバム。

聞けば、あの「Sall we dance?」から始まって、聞きなれた彼女の名曲が、

イアリングのキラメキのように、ちりばめられています。

それぞれが、キラキラと固有の輝きを放ちながら。

何か、ホット息抜きに聴くのには最高ですね。

今、店内にかけていますが、パーと空気が和らいで店内が明るく変わります。

大貫さんが送ってくださった自選の名曲・名アルバムもあなたのおそばに、どうぞ・・・・・。

(まほろば 扱い ¥3.000)

TIMEDOMAIN 由井社長による試聴会

木曜日, 9月 13th, 2012
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 先日、TIMEDOMAINの由井啓之社長がまほろばに来店。

実際、yoshii9などを使ってのデモをしてくださった。

スマホからSmart(賢い)Audioの試聴。

iPhone、iPad、Macから、直接youtubeの音源を、ミニに接続。

いまや、往古考えられない簡便さで、その場をコンサート会場と化す。

持ち寄った普段聴いているCD、レコード、DVD等も、見違える。

 一階のエリクサー前ではyoshii9からガラスの割れる音が、

あたかも目の前のワインが落ちて砕けるような錯覚に陥った。 

http://www.timedomain.co.jp/

TIMEDOMAIN mini TIMEDOMAIN mini
CDプレーヤ、TV、DVD、アナログプレーヤー(イコライザー内蔵)、 パソコンなどの音源につなぐだけで、簡単に素晴らしい音が楽しめます。小型ですのでどこへでも持ち運びできます。
 ¥ 18,900 [税込

 
   
 
TIMEDOMAIN light TIMEDOMAIN light
CDプレーヤ、TV、DVD、アナログプレーヤー(イコライザー内蔵)、 パソコンなどの音源につなぐだけで、簡単に素晴らしい音が楽しめます。小型ですのでどこへでも持ち運びできます。
 ¥ 18,900 [税込]

  http://www.youtube.com/watch?v=a491XWZw4WU

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サラダマスター講習会その1

水曜日, 9月 12th, 2012

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先日の売り出しで、石川県小松市からいらした堀名穂子さんによる

驚異の316Tiステンの鍋類の講習会が開かれました。

そのサワリのところを、お聞き下さい。

テルツォ

火曜日, 9月 11th, 2012

スタッフの矢尾美沙枝ちゃんのお兄ちゃんが、

東京農大・醸造科出身で、銀座のワイン会社に勤めている。

そのお兄ちゃんから、オーガニックワインの情報があり、

マレンマの「テルツォ」を、初めて仕入れてみた。

これから、度々紹介があると思う。乞うご期待を。

フィレンツェとローマのちょうど中間、マレンマ地方の中心、ティレ二ア海沿いにカンティーナ・ラ・セルヴァはあります。マレンマ地方は最良の有機ぶどうの産地として、モンダヴィやアンティノリ、ビオンディ・サンティなどの大手著名ワイナリーが進出調査に乗り出していることは有名な話。それまではあまり注目されることの無かった産地ですが、近年すでに高品質ワインを生産し、イタリアワイン業界より非常に高い評価を得ているのが、地元のぶどうとオーガニックにこだわっている蔵元、「ラ・セルヴァ」です。トスカーナでも著名なアティリオ・パグリ氏を醸造コンサルタントに迎え、ますます飛躍を遂げています。テルツォはワイナリーの新作で、モレリーノ・ディ・スカンサーノ(DOC)やスーパーワイン系のIGTで成功しているセルヴァのカジュアルワイン。まだまだ無名産地ながらここまでナチュラルで落ち着きがあり、フルーティーなワインがあるなんて・・・。マレンマのワインはこれからが本当に楽しみです。

「ラ・セルヴァ・テルツォ」 750ml ¥1680

チーズ完売お礼

火曜日, 9月 11th, 2012

先日ご紹介した島さんの「想い(重い)チーズ」。

大好評で、その日の内に、全て完売してしまいました。

その香りと味わい豊かなチーズにみなさん感動!

即、買われる方が多かったですね。

もう、ビックリです。

後ほど、記事をupします。

braintree、美女×美女!!

日曜日, 9月 9th, 2012

イギリスのヘンプ、バンブー、オーガニックコットン素材の「braintree」ウエア展。

一昨日の終了間際、木藤フサ恵さんと磯深雪さんが、お越しになられました。

素人の男性の眼では、この手の服はどのようなものであるか、全く見当がつきません。

しかし、この夜ばかりは、着る方が違うと、こうも輝いて良い物に見えるものか!

と周りのスタッフは、改めてビックリしました。

二大美女の饗宴で、braintreeが見違えるように映えました。

ここには映っていませんが、木藤さんがコンサートに着る黒のドレスにもビックリ。

こんなドレッシーな物も揃えてあり、それが1万円前後で購入出来るとは、2度ビックリでした。

なかなかのbraintreeでした。

今日の7時まで、本店2Fで展示会を開いております。

サラダマスター&ブレイントリーはいかが!

木曜日, 9月 6th, 2012

エリクサーに使われている最強のステンレス316.

さらにチタンを加えた超上級の鍋「サラダマスター」が日本に登場しました。

通訳家でもある堀さんがアメリカとイギリス両国のご縁で、この度、

このステン鍋と次にご紹介するヘンプ、バンブー、オーガニックコットンによる

一般的なデザインによるウエアーを説明販売します。

ステン鍋は、実際他の鍋類と比較しての料理実践で、その違いを感じてもらいます。

また自然素材の服は、他のメーカーで抵抗のある方は、

さりげなく着られるのに、最適かと思われます。

この3日間、是非ともご覧になって、その品質をお確かめ下さい。

お待ちしております。

想い(重い)チーズ

月曜日, 9月 3rd, 2012

先日、道新の森川記者が来店された。

彼は、北見支局で、畑の哲人・伊藤さんなどを取材して、

玉葱の本を出したほど、何でもとことん追求するライターでもある。

その彼が、10年来の友人、函館・美深(両方跨いでる)在住の島さんのチーズを持参された。

現在、道内はナチュラル・チーズブーム、作り手が雲霞の如く輩出して、

何処も彼処も似たりよったりで、触手を伸ばす気には、全くなれなかった。

特徴は?と聞くと、乳の新鮮な匂いがする、という。

何とも頼りないのである。共働学舎のもので、棚は占められ、もう増やす余裕はないのだ。

こちらは、全く見込み無いつもりで、チーズを試食。

ところがである。驚き!

いかにも、素人くさいのであるが、それが素直で、えも言われず、美味しい!!

本当にミルクの味がストレートにして、フレッシュ、なんとも北海道!!というに相応しいのだ。

これは、いけるぞ!と、妙な感心をしてしまった。

事務所では、お・い・し・い!の大絶賛。

さらに、島さんからメール。

それには、泣けた。

開拓先祖の魂をここに実現、実らせたいと言う、彼のいじらしい雄叫びが、綴られてあった。

これを、読まれて、今週、7,8,9日の感謝デーのお披露目には、是非試食されて下さい。

おもっきり、15%offのお試し価格です。

島田編集長の記事も合わせて読まれて下さい。(7日発行・まほろばたより)

(ちなみに、土曜日に、島さん本店に寄られて、試食会を開きます。)

宮下さま
先ほどはお忙しいところお話いただきありがとうございました。
ご配慮いただき感謝いたします。

○宣伝文句
~きた牛舎のチーズの原料乳は、夜明け前に行う乳の搬入を行うため、催眠効果の高
いメラトニンを多く含んだ牛乳「ナイトミルク」が50~100%含まれています。牧場
敷地内の搾乳室のバルククーラーから、ポンプなどを使わず輸送缶に詰めて乳にダ
メージを与えないよう手運びで殺菌機に移して製造作業に入ります。製造工程はほと
んどは人力を駆使して酪農場製ならではの素材の味が良く出た飽きのこないチーズ作
りに励んでいます。~

○起業に至る経緯
私の実家、美深町は上川北部、盆地の最北端にあり、気温の年較差日本一の土地柄で
す。この地に開拓のくわをおろして以来100年余、厳しい自然環境の中で、郷土を
築いてきた先人らは、ここに「乳と蜜あふれる大地」を創造したいと取り組んできま
した。
若くして未亡人になった曾祖母が徳島から北海道に渡り、ピウカ原野で明治30年代に
祖母を産んでおります。ヒエやソバ、イモしか採れなかった荒れ地の農業は、昭和ひ
とケタ生まれの父が成人する昭和20年代以降にようやく、寒さに強いホルスタイン
乳牛の導入、酪農によって将来展望が拓けてきました。

分家した父はバクロウ(家畜商)を生業として経済的に自立し、私らを育ててくれま
した。
しかし、残念ながら経済的に自立できなかった農家は、農協や国の甘言にのって流れ
に身任せ、減反政策による農家の二極化、機械化・大型化による借金漬けなど社会環
境によって疲弊した農家が離農し、過疎化が進んでおりました。昭和50年代の話で
す。

それから30年、平成16年、父が亡くなったとき、久々に見る故郷は過疎化に輪をか
けて高齢化が進んでおり、年金生活まであと10年という兄が最も若い世代の農家で
あるという事実。またその兄の酪農場でも、息子が後を継がない現実がありました。

このままでは、「乳と蜜あふれる理想郷」どころか、氷点下40度の冬をムシロと雑木
の掘っ立て小屋で過ごしながら北の地にしがみついてきた先人の苦労が報われない。
わが故郷が、人けの無い荒れ地に還って先人の生きた証が露と消えてしまう、そんな
寂寥感で胸がいっぱいになりました。

2009年、カミサンに相談せずに編集業をやめ、各地を歩き始めました。
瀬棚の近藤さんには「50歳になるやつを弟子にとっても責任が負えん」と、師事を断
られました。新得の宮島さんの工房では、2ヶ月間、お金を払って洗い物をさせてい
ただきました。「小屋飼いの牛の乳では本物のチーズは出来ない」とおっしゃる放牧
酪農家の奥さん、「チーズにはチーズづくりに適した乳質の牛を導入すべきだ」と
おっしゃる工房長、こだわりはさまざまでした。

私は自分を育んでくれた故郷にこだわり、故郷を理想郷にしてくれるパートナーとし
て寒さに適合してきたホルスタイン牛に寄り添っていくことで、崩壊しつつある故郷
にふたたび未来が拓けてくると信じることにしました。
おおげさですが、
チーズを作るために工房を開くというよりも、連綿と続いてきた先人の魂を引き継い
で、ふるさとの元気の源になるために工房を開くことにしたわけです。(おかげさま
で、兄の牧場に若者が1人、当工房に中年1人、若者1人が職を得ております)

2010年に工房を建て、2011年から販売開始してそろそろ2年になります。製造開始か
ら3年で収支がとれるまでにしたいと計画で進めており、資金の限界もあります。
そろそろ、良い販売拠点を得て、世に問わなければいけません。

蛮勇をふるって、何とか男子の志を買っていただければありがたいです。
この世に生まれてきて50年が経ちました。未だ、「女は子を遺すが、男は何を遺すの
か」と女族への対抗意識が消えない未熟者ですが、よろしくお願いします。

㈱北ぎゅう舎 島英明
========   (株)  きた牛舎   =========
チーズ製造は、きた牛舎・しまミルク加工所/
〒098-2204 北海道中川郡美深町川西50
Tel& Fax01656-8-7633/mobile 090-6216-2178
ホームページは/
http://www.kitagyusya.com
ちーず新聞・ブログは/
http://kitagyusya.wordpress.com/

名盤「アンサンブル」 TaekoOnuki

火曜日, 8月 21st, 2012

 

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「旋律ではなくハーモニーピッチという考え方。

リズムではなくプルセーションという考え方。

新しいポリフォニーを試みる最初のデッサン」

これは、武満徹の「地平線のドーリア」のライナーノート。

これを聴いて読んだのが17歳のころだった。

秋山邦晴さんの解説には、こう書いてあった。

「つまり、旋律に代わるものとしての音色の動きによる要素。

リズムというよりは鼓動や脈拍と結びついたような展開の構造を試みた訳である。

ノン・ビブラートで奏される各音色の響きと

そこに打ち込まれるピチカートは、笙や鞨鼓を思わせる」

この試みが、武満トーンを決定付けるものだった。

立ち上がる笙の音群、時空を切り刻む鞨鼓。

音の流れ、天に向かう垂直志向は、

メロディは奏でる水平思考の西洋とは全く別世界のものだった。

(まほろば CD扱い)

10年くらい前だろうか、NHKFMのラジオで、

この「地平線のドーリア」を思わせる前奏が流れて、ハッとした。

その次に、これもノンビブラートの発声で唄が流れる。

題名は、「風花」。

無機的な無感情のような声質でありながら、

その底には、日本的ともいえるたゆとう叙情の河が流れていた。

その時、宮中歌会のような歌唱法、いわゆる記紀歌謡の古代の謡ぶりは、

実はこのような淡々としながら、深い情緒を湛えているのではなかろうか、

と、思い返したのだった。

その歌い手こそ、大貫妙子さんだった。

私にとって、全くの無名の新人で、この分野は甚だ不案内だったのだ。

しかも、その前奏曲は坂本龍一さんだった。

その辺りの前衛の書法については熟知し尽くしていることは記すまでもない。

大貫さんが言うには、この編曲を後日聴いて「いいじゃない、誰が書いたの?」

と、彼の中で自作の記憶が全く消えていたという。

私は演歌や民謡に代表されるようなユリとか、コブシの節回しが

いわゆる日本的情緒の主体と感じていたが、

そうでない一面があることに改めて気付かせて戴いた。

それはもう一つの潮流、催馬楽や雅楽の歌に代表される古代歌謡の世界である。

その意味で、大貫さんとの出会いは、私にとって大きな扉を開いてくれたのだ。

私としては、彼女の活動のほとんどを知らない。

 だが、その一片を伺えた12年前のアルバム「アンサンブル」から戸口を開き、

次々と、フランスやスペインの懐かしくも古き良きヨーロッパのかぐわしき香りまで、

届けてくれる、実に心の籠った贅沢な逸品なのだ。

10年間、聞き続けて、飽きるどころか、益々惹き付けて止まない音曲は、

古典音楽好きの私にとっては、奇跡なのである。

そんな深淵を讃えている名曲揃いのアルバムである。

(そう断定するほど、その他は無知であることを、お許し頂きたい)

そして、その系譜が、一昨年発表した芸森で録音した「UTAU」である。

おそらく後代、語り継がれるであろう彼女の音楽シーンは、

古代を現代に甦らせた巫女ではなかろうか、と。

「TIMEDOMAIN」由井啓之代表、講演会決定!

土曜日, 8月 18th, 2012

 

画期的スピーカー「TIMEDOMAIN」の由井啓之社長がまほろばへ初めて來店されます。

本店移設以来、エリクサー給水場で「yoshii9」を設置して音を流しております。

みなさまには、お馴染みの音になってしまいましたが、

改めてそのメカニズム、音響工学を拝聴しようとの企画です。

油井社長による「TIMEDOMAIN」の講演会を来週、急遽行います。

会費は無料ですので、ぜひともお誘い合わせの上、ご参加下さい。

8月24日(金)

19:00~21:00

本店の給水場前と2階にて

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http://www.timedomain.co.jp/(「TIMEDOMAIN」HPより)