まほろばblog

Archive for the ‘商品’ Category

独特な味わいと香り

火曜日, 7月 24th, 2012

 

久し振りの「ti-tie/チッチ」の試作である。

今回は乳50lくらいの、店としては大量の処理であった。

本当に、不思議なのだが、エリクサー水を入れただけで凝固するのみならず、

独特の芳香を放つ。

たまさか、今日、共働学舎の宮嶋さんがいらして、見てもらったが、

ヨーロッパのスターターやレンネットでは出せない濃い味わい、

エリクサー特有の凝乳酵素で、それが醸し出される、という。

商品化に向けて、始動したいところですが。

食品の相場

木曜日, 7月 12th, 2012

今回の創業祭に、むそう商事・国内営業部の橋本将太さんが来店して

宣購販売をして下さいました。

ありがとうございました。お疲れ様でした。

海外のオーガニック商品を扱う部門ですが、まほろばも随分とお世話になっております。

そこで、私達が抱く疑問の一つ、「円高なのに、何故輸入オーガニック食品も安くならないのか?」

ということなのですが、早速橋本さんに回答して戴きました。

食品の相場

2008年のリーマンショックより歴史的円高が続いていますが、

輸入食品は円高還元でもっと安くならないの?

とご質問を戴くのでちょっとだけこのブログをお借りして現場で感じていることと、

私の所見を記載させていただきます。

皆さん一般的に食品の価格はどのように決まっていると思いますか?

農作物の供給量がほぼ分かる収穫前?それとも収穫後?

全てとはいいませんが実はそれは一年前からある程度決まっているのです。

ではその価格はどこで決められるのか?

それは農業大国アメリカ第2の都市シカゴにあるシカゴ・マーカンタイル取引所で決められています。

そこでは、最長で1年先の商品価格を「今」決めています。つまり商品先物取引といわれています。

今日、魚や野菜など生鮮食品の卸売市場では、その日の食品の価格はその日に決めています。

これと同様に、株式市場でもその日の株価を決めています。

一方、商品先物取引で取引きされている農作物(一次製品と呼ばれ、コーン、小麦、大豆等)は、

最長で1年先の商品価格を需要や供給見通しなどを考慮しながら決定します。

■CMEグループ 農作物先物取引チャート

http://www.cmegroup.com/market-data/delayed-quotes/commodities.html

では本題の何故、円高なのに輸入食品が安くならないのか?の所見ですが、

それは円高によりそれまで米ドルやユーロに流れていた投機マネーが

農作物やエネルギー(石油や天然ガス等)に流れ、

輸入農作物の仕入値があがっている為、

円高を相殺、もしくはそれ以上の価格になっていることが要因です。

また中国に代表される新興国の経済台頭による需要増から

慢性的な食料不足=農作物の供給不足により

世界中で農作物の買いが入り、結果、仕入値がつり上がっているのも要因です。

食品自給率が40%を切っている日本。

これから私たちが目指していくべきなのは出来る限り輸入量を減らし、

自給自足していく農業回帰ではないでしょうか。

またそれが循環型農業で持続可能な社会を作り出し、経済先進国が環境先進国になれば、

21世紀において日本がその分野で世界のリーダーになれる日が来るのではないでしょうか。

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先日弊職が作成したブログの原料相場の件ですが、

本日ヤフーニュースで今年は大豆の収穫量が低くなるとの予想で過去最高値を更新したとありました。

下記にリンクを貼りつけてますのでお時間のある時にお読みください。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120710-00000028-jij-int

むそう商事HP  http://www.muso-intl.co.jp/ 

◆ナチュラル&オーガニック商品専門通販サイトがオープンしました◆

ビオフロレスタhttp://biofloresta.jp/

公式Facebookページhttp://www.facebook.com/biofloresta

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(左、ムソーの小林さん、右むそう商事の橋本さん)

一尾、3000円也!!!!!!!!!!!

火曜日, 7月 10th, 2012

今朝、6時半から札幌卸売り市場の水産棟で、サンマの初ゼリが行われた。

やにわに、「20、000円!」

ごった返す報道陣の輪から、大歓声が上がる。

周りは、もうビックリ!シャックリ!!

1尾に換算すると、原価で¥3、000也、

デパートの店頭では4~5、000円の初サンマでしょうか。

この不景気風を、吹っ飛ばすような景気のいいご祝儀相場でした。

これも、またいいでしょう。

夏本番ならぬ先に、秋の訪れです。

「さんま、苦いか、塩っぱいか・・・」

森繁さんの佐藤春夫作『秋刀魚の唄』朗読が懐かしい。

秋刀魚の歌
あはれ
秋風よ
 情こころあらば
伝へてよ
――男ありて
今日の夕餉ゆうげに
ひとりさんまを食くらひて
思ひにふけると。さんま、さんま、
そが上に青き蜜柑みかんの酸すを したたらせて
さんまを食ふはその男がふる里の ならひなり。
そのならひを あやしみ なつかしみて女は
いくたびか青き蜜柑をもぎ来て 夕げにむかひけむ。
あはれ、人に捨てられんとする 人妻と
妻にそむかれたる男と食卓に むかへば、
愛うすき父を持ちし女の児は
小さき箸をあやつりなやみつつ
父ならぬ男に さんまの 腸はらをくれむと 言ふにあらずや。あはれ
秋風よ
汝なれこそは 見つらめ
世のつねならぬ団欒まどゐを。
いかに
秋風よ
いとせめて
証あかしせよ かの一ときの団欒まどゐ ゆめに非ずと。

あはれ
秋風よ
情こころあらば 伝へてよ、
夫を失はざりし妻と
父を失はざりし

幼児をさなごとに伝へてよ
―男ありて
今日の夕げに ひとり
さんまを食ひて
涙をながす と。
さんま、さんま、
さんま苦いか 塩つぱいか。
そが上に熱き涙をしたたらせて さんまを食ふは
いづこの里のならひぞや。
あはれ
げにそは 問はまほしくをかし。

 

 

古典と現代の融合

金曜日, 7月 6th, 2012

古典と現代が融合!

まほろば本店のエリクサー給水台のところに、

上から「天泰地平」の額を、透明のフィルムに載せたらどうなるか。

そんなアイデイアをプリント専門家の播磨さんに相談してみた。

日本でも屈指の技術力をもつ播磨さんの会社は、

あの世界的大企業からも信頼され、現在進行中で製作に当たっている。

それは、特殊印刷技術、UV硬化型印刷の先鋭技術に、

今回の依頼品を試行錯誤の上、遂に成功!

従来の物は、インクが出て、紫外線によってすぐ固まる。

それをカラーを打って、白を打って、カラーを打つ、多層印刷化で見事成功した。

その訳は、単にカラーのみだと透けて、色見のインパクトが薄れる。

そこに白を入れることによって、色の再現性が高くなる。

しかし、塩ビフィルムだと、紫外線が当たって痩せて、引っ張られて皺がよってしまう。

しかし、PETフイルムだと紫外線によって素材の変化、伸び縮みがされにくい。

更に、スキャニングが細かく、筆跡のリアリティーの再現性が素晴らしい。

そのトレース作業に時間がかかるが。

その結果、本物の迫真性が見るものをして圧倒させるようなインパクトが出る。

これは、最新の機械と技術の工夫によってなされる品質の高さである。

この熱意と努力が、とある世界的企業に認められて、この札幌から東京へ、世界へと羽ばたいている。

小さいながら、一つの物事に徹底すると評価される、その好例である。

是非、ご興味のある方は下記の播磨氏にご連絡下さい。

札幌市白石区北郷3-1-6-28-703

株式会社ハリーマルチプリント 播磨英一 

TEL 011-827-9713

店のデスプレィーが見事輝きだす。

ウォーター・ピロー最高!!

金曜日, 7月 6th, 2012
お客様の石丸さんより、メッセージが届きました。
28周年記念のお祝いのお言葉も頂き、ありがとうございました。
みんなで、頑張りマース!!!
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                                by 石丸ふうこさん
今日は 昼前に 友人が遊びに来てくれたので 久々家を大掃除。。。

やっぱり 人に見られると思うと 少しでもみっともなくないように片付けられます。

家がすっきり。。。  夕方 昨日の分を たっぷり昼寝して回復しました。

雨がふって めずらしく 蒸し暑い札幌です。

さて一ヶ月前のこと 国井さんと まほろばの宮下社長と 厚別の店長 穂積さんと

食事していたら 「あの枕がいいんだよ。。。 エリクサーの水 枕の中でたまに入れ替えて 

すっきりして。」 と 社長。 

穂積さんも 「水変えると気持ち良いですよねぇ・・・」 

なんと枕の高さも 水の入れ方によって 好みに変えられるというではないか。。。

エリクサーの水入れる、水入れ替える で ぐぐーーーーっと 心引き寄せられた。

仏画展につめていた日は 本店で 月一回のセール期間中だったので 井上醤油

まほろば味噌 まほろばオリジナルの七五三塩2種 一二三糖 グレープシードオイル 

チョウコーの出汁醤油 味の母 他 常備品を10%~20%オフで買った。 

枕は 厚別店の売り上げに してあげるね~ って穂積さんところで。 

日曜日夕方になって 買い物にいって とりあえず一つその枕を買ってきた。

家に帰って エリクサーの水をいれて 夫に これ買ってきたけどと 見せたら

そく 頭のしたに。 10秒後 「俺 これ使うわ」 っていうから 「それ、あたしの。」

「ほしいんなら もう閉店になるけど 店長に電話しておくから ひばりが丘行って買ってきなよ、 

今日までセールだから10%引きだよ」

テンピュールの 枕を つかってきたけれど Sサイズでも わたしには 少し高い感じが

していた。 この枕 本当に快適だ。  たまに ぽちゃっと 水に浮いている感じがあって

ヒートアップした 脳を やすませるには お奨めです。

 

まほろばは 明日からセール 28周年ぴかぴか(新しい) おめでとうなのです。

ちなみに売り文句もコピー

メディフロー・ウォーターベースピローは水のクッションを持つ枕です。

「水=冷やす」というイメージをお持ちでしょうが、この枕は違います。水の動きによって圧力を分散させるのです。

頭や首の動きに合わせて底部の水が動き、圧力が一点に集中するのを防ぐので、頭をやさしく包み込みしっかりサポートし安定性を保ちます。

よって、快適に眠り、すっきりと目覚める事ができるのです。

入れる水の量によってお好みの高さに調節すれば、従来のように枕に自分が合わせるのではなく、自分自身に枕を合わせる事ができます。また、水の重量 によって枕のズレも防げます。

欧米をはじめ世界各国で睡眠に不安のある方々に愛用され、大変喜ばれております。

http://store.shopping.yahoo.co.jp/kireispot/me098.html 写真画像付き説明こちら

まほろばで 8400円 10%オフでした

宣伝料 おくれ~~ 笑
 
   

新トマトジャム、販売!

火曜日, 6月 26th, 2012

まほろばオリジナルジャム・シリーズ。

出ましたよ。

その名も「トマトジャム」!!

内心、してやったり。

これは初めてじゃないかなー!と、ほくそ笑んでいたりした。

ところが、ドッコイ、ラベルを作る段になって、過去に2度ほど、製造していた。

すっかり、忘れてました。

既に、健忘症が相当進んでいるみたいです。

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ところで、この原料のトマト。

新十津川の清野さんの物。

随分の付き合いになります。

もう20年以上の取引で、最初緑健農法での取り組み。

ペルー・アンデスの原地の環境に戻して、

燦燦とした日照、水分の無い乾燥地帯、空気の薄い山岳。

永田農法では、極力水を断ち、潅水チューブには液肥、マルチの中は石コロだらけ。

灼熱の南米を再現し、トマトの本来に戻そうというもの。

そのため、トマトは必死になって土中に根を張って水を求める。

根がぐんぐん伸びて、それと比例して光合成する葉っぱも同じように炭酸同化作用を求めて繁る。

茎や葉っぱは、空気中の水分を少しでも取ろうとして、毛を異常に生やす。

そうすると、糖化作用に転じて、実が格段に糖度を増す。

その自力のエネルギーが旨みを一層引き立てる。

いわば、その甘さは、甘やかされた甘さでなく、

過酷な条件で、耐えた旨みであり、味わいなのだ。

さらに苗木の時に、断根栽培と言って、あえて根毛を斬って植える。

トマトは、生命の危機感から、異常に勢い良く根を普通以上に繁茂させるのだ。

かような過酷さから、あのような清野さんのトマトが生まれた。

出会った当時、そればかりを独占するように仕入れていた。

だが、だんだん世に知れ渡るようになり、遂には最近では入手困難になってしまった。

関西まで飛んで、デパート、レストランで引く手あまたなのだ。

特に、外国のシェフが絶賛して、清野でないとダメというほどになった。

征博さんから、息子さんの正嗣さんにバトンタッチされている。

今回のジャムの原料は、そのトマトなのだ。

断水すると、肥料や体内のカルシウム分が代謝出来ずに、尻ぐされのように、

青い斑点が出来て外品扱いになる。

それでも、一般トマトより、相当高価なのだ。

そこを、今回少し集めてジャムにしてみた。

その甘いこと、通常の糖分よりかなり控えても甘い。

しかし、製品は自然の糖分が、何とも言えず、パンに格好の友となろう。

糖度が8,0もある、高糖度フルーツトマトのエッセンスをご堪能下さい。

1瓶200gで680円です。

季節限定品、品切れご容赦を。

明日から販売開始!!!

早川JASメロン、初出荷!!!!!

土曜日, 6月 23rd, 2012

今朝(23日)一番、新篠津村の早川さんのメロンが初出荷されました。

早川さんも、ご一緒に初ぜりに参加。

1発、¥30.000の高値でセリ落とされました。

1玉¥8.000もする初メロンをご祝儀で、みんなで初めて試食。

何と贅沢な!!!

今年は初冬に1棟の大ハウスが壊れ、3月の大雪で軒並み崩れ、大変な思いで復旧されたそうです。

その困難さの裏腹に、ハダニや油虫など全く出ない状況で、助かっているそうです。

しかし、この旱魃と暖気で一遍に大玉になって、どこも大量に出回り始め、

最盛期の物の不足が心配だそうです。

今年も、低価格の有機メロンが、平年並みに順当に出荷出来るだろうという予測です。

期待したいところです。

早川さん、よろしくお願いいたします!!!

「ti-tie チッチ」作り

月曜日, 6月 18th, 2012

 

エリクサー所有のお客様から、「チッチ」が出来ないとのご質問を受けました。

早速その管体を送って戴きまして、実験しました。

お店と自宅の水を使って、試作しましたが、簡単に出来ました。

いわば、分離結合の反応はカードのタンパク質に対するものなので、

他の条件で変化することはあまりありません。

なかなかの味わいで、特に「七五三塩」で混ぜると、何とも言えない風味が増します。

これから、夏場なので、常温で出来るようになりますよ。

金賞受賞!「まんさくの花」

金曜日, 6月 8th, 2012

今年100回目を迎えた記念すべき平成24年度「全国新酒鑑評会」で見事金賞を受賞!!

おめでとうございます!!!

早速、酒豪、㈱新生の三輪社長が、予約のこの一本を御購入。

事務所で、ありがたくも利き酒を振る舞い、そして陶酔!

これは、すごい!!と感嘆。

ファーと香り立つ酒香は、別格。

味わい、のどごしも清冽で、その気品に唸る!これは、旨い!!!

返す返すも、「和魂/にぎみたま」が断ち切れて、残念至極。

期待するや、来年明けの春。

満面の笑みを浮かべる三輪社長。

『まんさくの花/大吟醸・桐箱入り』720ml ¥5.250

『夏のにごり/吟醸』720ml ¥1,237

有機アスパラを全国に

火曜日, 5月 15th, 2012