まほろばblog

Archive for 10月 13th, 2011

新日の丸醸造さんが、雑誌に

木曜日, 10月 13th, 2011

先日、大阪へ出張の折、機中でJALの雑誌に、

大きく秋田横手の新日の丸醸造さんの蔵が紹介されていた。

全国的に見ても、貴重な文化財で、そこの酒蔵と繋がりあるのも有難い事である。

来月、その近所の石孫さんでまほろばオリジナル醤油の仕込みの

初仕事に立ち会う。不思議な秋田の縁である。

http://www.mahoroba-jp.net/about_mahoroba/tayori/topix/topix201005yokote1.htm

http://www.mahoroba-jp.net/about_mahoroba/tayori/topix/topix201006yokote2-1.htm

(「醸造醗酵の街『横手』その一、その二から)

北海道のエネルギーを考える

木曜日, 10月 13th, 2011

「デッドストックをゼロにするには?」

木曜日, 10月 13th, 2011

        
       
            森田 直行 

       (京セラコミュニケーションシステム社長)
        
               1997年5月号
               特集「リーダーシップの本質」より
            

                      ※肩書きは掲載当時です。

────────────────────────────────────

よく稲盛からは、

「お前のルールは論理的には正しい。
 しかし、このルールでは人のやる気は出ない。

 やる気のない人間がいくら集まっても、
 会社は立派にならないじゃないか。
 いい方向に行かないな。それじゃだめだ」

と言われました。

ルールは論理的には正しいが、
メンタルな面でまちがっている、というんですね。

例えば、新製品が出ると、古い製品は売れなくなって
デッドストックになってしまいます。

そのデッドストックの処理について、
事業部からある提案が上がってきたんです。

デッドストックが出たときに、そのつど処理していたのでは、
採算計画が狂ってしまいます、

そこで月々どのくらいのデッドストックが出るかを計算して、
デッドストック処理のための経費を毎月積み立てておきたい、と。

で、デッドストックをその積み立て金で
相殺するという提案です。

私はなるほどそうだなと思いました。

そういう積み立て制度があったほうが、
確かに効率はいい。
で、案をつくって稲盛のところに持って行ったのです。

(記者:稲盛会長はなんと?)

ガツンとやられました(笑)。

「お前の案は論理的には正しい。

 しかし、これはメンタルではだめだ。
 そういうルールを認めてしまうと、
 デッドストックは出るものだとみんな思ってしまう。

 
 そういう気持ちでみんなが働けば、
 デッドストックはいまよりもっと増えるぞ。
 
 デッドストックはゼロにしなければいけないんだ。
 そういう心をいつも持たせるような
 ルールをつくらなければだめだ
 
 
なるほど、納得です。
グーの音も出るものではありません(笑)。

しかし、稲盛はなぜだめかを丁寧に教えてくれるんです。
その教えはいまの私にとって大きな財産になっています。

(記者:稲盛会長は、

 「大善は非情に似たり、小善は大悪に似たり」
 という言葉をよく使われますね)

このルールは小善なんですね。

私としてはみんなのためによかれと思って提案したのですが、
広い視野でみれば、このルールでは士気は下がるばかりです。
経営者とわれわれとの視野の違いを思い知らされました。

本当の士気というものは、つらいかもしれないが、
事実を真正面から受け止め、
それを乗り越えていこうとするときに生まれるんです。

大善を貫くには、ときには厳しいルールを
つくることも必要なのです。

Dr,マック 牧内泰道さんから

木曜日, 10月 13th, 2011
 巴馬の長寿郷視察でご一緒した
 熱海断食道場の牧内泰道さんから、
 今朝、メールが届いた。
  その中に、氏のメッセージが、
 数多く掲載されて中々示唆に富んだ 
 教えられる事が満載。
 HPもあり、覗いてみてください。
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Q; 顔の相=人相をよくすることができますか?

Q; 美顔にする、若返りを教えて下さい

Q; 顔に艶がない、老けた、どうしたら良いですか?
 タンパク質不足では?

A; 顔にはその人の内臓の状態が表れている。
・目尻の小じわは腸の老化

・目の下がちょいと黒ずんできたら、腎臓の虚

・目が悪くなったのは、肝臓が悪くなった証拠

・鼻は心臓、酒飲み心臓に負担を掛けているから鼻が赤い、

・卵を多食するとホッペタが膨らんできて、ニキビになる

・小鼻の大きい人は肺活量が多い、勢力家で丈夫だ

・眉が薄いのは肺が弱く、短命である

・耳の張りが無い、小さい人は糸球体に詰まりがある、短命である

・上唇は胃を表す、唇が腫れ爛れると胃に炎症を起こしている

・下唇が浮腫んで出っ張って人は食べ過ぎ飲み過ぎ

・顎が張っている人は魚の多食、気が強い人、後家相と呼ぶ

・右側の髪の生え際が剥げてきた、肝臓病
・左側の  〃         胃腸病

・ハゲも、前頭部、後頭部、頭頂部のハゲで異なる
 みな内臓の反応によりハゲの部位が違ってくる。

動物性蛋白が多い人は頭頂部がハゲてきます。
動物性タンパク質を多くとると早く顔が老けますよ
ご飯にも沢山のタンパク質が含まれている
人間はそれ程タンパク質は必要ないのです。

美しくなりたいのは万人の願い
顔をお化粧しても若返らない、化けるだけで、却って皮膚を駄目にする
今の化粧品の材料はみな化学薬品で害があるのです。

化粧品は自分で簡単に作れますよ
やはり全く自然のものを用いるべきです。
教えてあげますよ

顔をキレイにする、若返らせるには、内臓を休息させ
丈夫にする以外にはありません。
栄養、栄養と栄養過多が老化の原因です。

人相は自分で造っている、よい人相の人と付き合うべきだ。
いつも微笑み、明るい言葉を吐く人と
いつもしかめっ面で、貧乏臭い顔している人とでは雲泥の差である。

顔はその人の生活程度、知能程度を表している、と同時に
その人の内臓の良し悪しがでている。

「“平成”の年号にはどんな意味がある?」

木曜日, 10月 13th, 2011

  対談     伊與田 覺

         ×   荒井 桂

────────────────────────────────────

【伊與田】僕は震災後、平成という年号のことが頭に浮かびました。
         この年号は
       
         「内平らかにして外成る」

    「地平らかにして天成る」
       
         という意味を込め、安岡正篤先生が考案されたものですね。
       
         ちょうど佐藤栄作総理の頃です。
         昭和から平成に変わった時、先生はすでに他界されていて、
         政府の首脳部の中には生存中の人の意見で
         年号を決めようという声もあったようですけれども、
         最終的には安岡先生の案で落ち着いたらしい。

【荒井】 当時の竹下登首相が、あれは安岡先生の案だと
     ポロッと漏らしたと聞いています。

【伊與田】そう、いつの間にか話が広がってしまいました(笑)。
     ところが、平成の世を迎えても、日本の国情はそうではない。
     
     次々に新しい内閣ができて党内が結束しているかというと、
     とても内平らかどころではない。
     このまま行けば何かが起こる、
     起こらずにはおらんだろうと感じていた時に、
     今回の大震災です。

【荒井】 やはり先生もそうお感じになっていましたか。

【伊與田】安岡先生は早くから、
     これから天変、地異、人妖、
     つまり妖しげな人間が横行するような時代になると
     危惧されておりましたが、
     その三つが出るべくして出てきたという思いがしておりますね。
     
     まことに東北の人々にはお気の毒ですけれども、
     国全体からすると、やはり起こるべくして起こったのではないかと。
     
     50年以上前の話ですが、昭和34年、
     伊勢湾台風が発生して大きな被害がありました。
     
     中でも伊勢神宮は随分とやられました。
     
     古い大木が次々になぎ倒されて、
     宇治橋から正殿まで歩いて一時間もかかるくらい
     惨憺たるものでしたね。
     
     ただ、幸いに内宮も外宮も、木が外側に倒れたために
     損傷はございませんでした。

     安岡先生は常に私情を去って、
     天下国家を我がことの如くお思いになる方でしたから、
     この時に何か強く感じられたと思うんですね。
     
     
     『中庸』には
          
     「至誠の道は以て前知す可し。
      国家将に興らんとすれば必ず禎祥(めでたい兆し)有り。
      国家将に亡びんとすれば必ず妖げつ(妖しい兆し)有り」
      
     とあるが、伊勢湾台風は単なる自然現象ではなしに、
     天が日本人に警鐘を発しているのではないかと。
     それでその翌年に世直し祈願萬燈行大会を
     開くことを発意されるわけです。
 
     伊勢の聖地に二百数十名を集めましてね。
     
    「このままでは日本は将来、必ず禍根を残す」というので、
     一燈行を萬燈行へ広げようと呼びかけられました。
     先生は昭和58年に亡くなる年まで、
     世直し祈願にお顔を出されるんです。

【荒井】 「一燈照隅、萬燈照国」 

     という安岡先生の
     提唱の言葉がございますが、
     自らの周囲を明るく照らす人が増え、
     その数が万人になれば国中が明るくなる。

     それが誰もができる真の世直し行である
     という思いを込められたのですね。

……………………………………………………
●安岡正篤師プロフィール
……………………………………………………

 1898年~1983年。
 昭和の名宰相とされる佐藤栄作首相から、
 中曽根康弘首相に至るまで、昭和歴代首相の指南役を務め、
 さらには三菱グループ、東京電力、住友グループ、近鉄グループ等々、
 昭和を代表する多くの財界人に師と仰がれた。

 その東洋学に裏打ちされた該博な知識と
 人物としての魅力によって、日本のトップ・リーダーたちに、
 わが国の進むべき道を常に指し示してきた人物である。