まほろばblog

Archive for 11月, 2011

「世界王者を撃破した全日本女子バレーの精密力」

木曜日, 11月 17th, 2011

       
       
 眞鍋 政義 (全日本女子バレー監督)
        
 『致知』2011年9月号
 連載「生気湧出」より
 http://www.chichi.co.jp/monthly/201109_pickup.html#pick6

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【記者:特に重点的に取り組まれていることはありますか?】

昨年(2010年)からですけれども、日本独自の戦術、
戦略というものを考えながら練習しています。

ご存じのように、バレーボールには
2メートル24センチというネットがあるんです。

試合では、日本人にはとても打てない鋭角のスパイクを、
ものすごいジャンプをして高い打点からドカーンと叩きつける
外国人選手がいるでしょう。

誰だって
「とても日本人は外国人選手にかなわないな」
と思ってしまいますね。
    
マスコミも含めてバレーボールは
オフェンスの強さで決すると思う方も多いですしね。

でも、考えてみてください。
いくらスパイクがうまく決まっても入るのは一点です。
   
だったら日本人の強みを生かしたやり方で
一点を取ることはできないかと。

実際、試合に勝つ要因は数え切れないほどたくさんあり、
スパイクはその一つにすぎないんです。

身長やパワーはすぐに改善できるものではないし、
それなら日本が得意とする技術で世界一になろうと決めて、
そのための到達目標を設定しています。

バレーボールはチームでボールを繋ぎ合うスポーツですが、
そこには集団の和という目に見えない力が求められます。
 
それに身長やパワーだけでなく、サーブ、レシーブ、アタックなどでは
手先やプレーの器用さも必要です。
相手の読みを外す、相手の攻撃を読んで守備をするといった
緻密な作戦も大事になってきますね。
 
考えてみたら、和、器用さ、緻密さといったものは
昔から日本人の特性とされてきたことばかりでしょう

これらを私は

「精密力」

と言っているのですが、つまりバレーボールって、
とても日本人向けのスポーツなんですね。

ですから私たちはサーブレシーブをセッターに正確に返す、
相手のスパイカーが打ってくるコースを
データを読んでブロックする、といった小さなことにこだわり、
確実にこなすことに力を注いでいるんです。

その小さな変化の積み重ねが大きな爆発力を生んで
32年ぶりのメダルに繋がったのだと思います。
 
 
特に今年は
「サーブレシーブ」「サーブ」
「ディグ(スパイクレシーブ)」「失点の少なさ」
の4つのジャンルで世界一になるのを目標に掲げています。
 
そういうことを踏まえて、最後はやはりチームワーク。

チームの総合力で世界と試合をして勝つ!
と皆で誓い合っているんです。

■眞鍋監督の写真入り記事はこちら(編集部ブログへ飛びます)
http://ameblo.jp/otegami-fan/day-20111116.html

社長の炯眼

水曜日, 11月 16th, 2011

北見の「香遊生活」舟山社長が朝日の朝刊に。

北海道の産業用大麻普及の牽引力としてキーパーソン。

百歩先を見ての社長の炯眼に、北海道産業の行く末を托したい。

「久保田カヨ子式 いい子を育てる法則」

水曜日, 11月 16th, 2011

       
       
   久保田 カヨ子 (脳研工房代表取締役)
        
      『致知』2009年8月号
        連載「感奮興起」より
 http://www.chichi.co.jp/monthly/200908_pickup.html#pick2

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【記者:脳の発達に着目した乳幼児教育に取り組まれたきっかけは?】

自分の子供をよく育てたいからですよ。
親っていうのはそういうところから発想しないと、
いい子はつくれません。

うちは旦那(久保田競<きそう>氏、大脳生理学者)の研究の関係で、
家には脳科学の本がありましたから、
自分で読んで脳について勉強しました。

【記者:ということは、独学ですか?】

独学と、そこからおばあちゃん、お母さん、おばちゃんから聞いて、
日本に昔から伝わってきた育児法が脳の発達とどう関連しているのか。

あるいはもっと効果的に脳の発達を促すにはどうしたらいいか、
ということを考えていったの。

【記者:具体的にお教えください】

一番重要なのは前頭連合野(ぜんとうれんごうや)です。

ちょうどおでこの裏側にあって、情動のコントロールや、
論理的な判断、将来の予測や計画の立案を行うのが、
この部分。

高度な判断を行って、人間の複雑な感情に関わり、
恥ずかしさや尊敬する心を想起させる一方、
感情面だけでなく、論理性や計画といった
高度な判断を司るため、
「人間らしさ」の源泉の部分と言っていいでしょう。

損傷を受けると、理性的な判断ができなくなる例もある。

人間の脳が一番大きくなるのは生まれてから
歩き出すまでの間だから、この時期に
感覚教育を行うのが前頭連合野を刺激するには一番効果的です。

【記者:どのようにすればいいのでしょうか?】

例えば、オムツを替える時は必ず声を掛ける。
そうすることで、赤ちゃんは
お母さんの表情と声を認識していきます。

また「これとこれ、どっちが好き?」と聞いて選ばせる。
決断することで脳を使っているわけです。

まあ、そういう感覚教育を我が子にしたところ、
七か月で歩き出し、一歳で三千語を話し、
三歳でひらがなを読めるようになったわけです。

で、上の子は大学へ行かずに独学で一級建築士になって、
下の子は東大へ行きたいっていうから入れてやった。

そういう話が近所のお母ちゃんたちの間で話題になって、
「うちの子も見てください」と頼まれるようになりました。

そうしてよその子供たちの感覚教育にも携わるようになって、
自分の育児理論の裏づけを取っていったわけです。
やっぱり実験データは多いほうがいいですから。

  ★☆ 久保田カヨ子式 いい子を育てる法則 ☆★

…………………………………………………………………………
● オムツを替える時は視線を合わせ声を掛ける
…………………………………………………………………………

  話すことはできないが親の表情を見て、声を聴いている

…………………………………………………………………………
● 「いないいないばぁ」は一日に五回以上やる
…………………………………………………………………………

  視線を集中させる

…………………………………………………………………………
● カラフルな子供服を着せる
…………………………………………………………………………

  色彩感覚を身につける

  
…………………………………………………………………………
● なるべくおんぶする
…………………………………………………………………………

  親と同じ目線(世界)を体験させる

…………………………………………………………………………
● 幼児語を使わない
…………………………………………………………………………

  幼児語から正しい言葉を覚え直すのは二度手間

…………………………………………………………………………
● 箸や鉛筆などはいきなり持たせず、
   正しく使っている姿を何度も見せる
…………………………………………………………………………

  親のマネをさせることが
  脳のミラーニューロンを刺激する。
  見せる時は子供の背後から。
  向き合うと左右逆になる。
  

  
…………………………………………………………………………
● どっちが好き? と質問する
…………………………………………………………………………

  脳を使って「決断」させる訓練をする

…………………………………………………………………………
● お風呂の時など、十から数を減らし
    ゼロまでカウントダウンする
…………………………………………………………………………

  ゼロという数学的な観念を知る
  
  
  
…………………………………………………………………………
● 親が「ストップ」と言ったら行動を止める訓練をする
…………………………………………………………………………

 「NO GO行動」という。
  これを覚えることにより危険回避行動を養う

…………………………………………………………………………
● ガラガラはゆっくり動かして使う
…………………………………………………………………………
  幼児は早い動きは認識できない。
  遠くからガラガラを近づけて、
  視線の焦点が合ったところで
  ゆっくりと動かす

…………………………………………………………………………
● 生後1~2か月のうちにストロー飲みを覚えさせる
…………………………………………………………………………

  吸う力を養う。口、舌を鍛え、
  呼吸や発声を養う
  
  
  
…………………………………………………………………………
● できるだけ多くの臭いを嗅がせる
…………………………………………………………………………

  いい臭いもイヤな臭いも
  感情(脳)に作用する

…………………………………………………………………………
● 紙をたくさん破らせる
…………………………………………………………………………

 (新聞紙など、できるだけ細く)
  手先の器用さと物質の構造を
  理解する能力(紙が破りやすい方向など)を養う

…………………………………………………………………………
● タオルやハンカチを三つ折りにたたませる
…………………………………………………………………………
 
  四つ折りだと角を合わせるだけ。
  三つ折りは目安が必要なので、
  物をよく見て計算する能力が養われる

「人の痛みがわかる本当のチャンピオンになれ」

火曜日, 11月 15th, 2011

       
       
   山下 泰裕 

 (東海大学体育学部教授、柔道部監督)
        
  『致知』2001年1月号
   特集「学び続ける」より
            

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今回のシドニーオリンピックを振り返ってみて
非常に嬉しいことがあります、

一つは篠原(信一選手)が決勝戦で負けましたね。
誤審ではないかと私も抗議しましたが、篠原は
「あれは自分が弱かったから負けた」
「審判に不満はない」という発言をしました。

篠原は、たとえあれが自分の一本ではなくて
相手の有効になったとしても、
本当に自分に力があったら、残り時間は十分にあったし、
あの後で勝てたはずだ。

本当の力が自分になかったから、
それを取り戻せなかっただけで、
そういう意味で自分に絶対的な強さがなかった、と。

それから「審判に不満はない」というのは、
審判が間違えるような、そんな試合をした自分に責任がある。

だれが見ても納得するような柔道を
しなければいけなかったんだ、ということです。

他人を云々(うんぬん)するのではなく、それに対して
自分がどうすべきであったかと、自分自身を深く見つめる

ああいうことが起きて、初めて彼が本当はどういう人間なのか、
どういうことを大事にしているのか、
それが明らかになったと思うんですね。

そこには人間として非常に大事なことが
含まれていると思うのです。

われわれは何か事が起こるとすぐに人を批判します。
だけど、人を批判しても何の解決にもならないんですね。
それに対して自分はどうあるべきか、自分は何ができるのか、
すべてを自分に置き換えて考えていかないと、
何も解決しないんです。

篠原は見た目は、無骨でぶっきらぼうな男ですけど、
今回のことで彼の人間性を見たような気がするんです。

もう一つは初日に野村忠宏が六十キロ級で優勝しました。
前の日に試合のあった人間は、次の日の人間が
力を出し切ることができるようそばに付き人として
付くということを、前もって決めていたんですね。

それで試合が終わった日は、野村は明け方の四時ごろまで
マスコミの対応をし、次の日も朝八時から対応して、
それが終わってお昼の十二時に試合会場に、
車の中でハンバーガーを食いながら駆け付けて、
中村行成の付き人をやったんですよ。

それで中村が負けた。負けて控え室に帰ってきて、
がっくと座り込んで着替え始めた。

そのとき、野村が中村の柔道着をものすごく大事に
大切に一所懸命畳んでいるんです。

付き人は試合に向かうまでですから、
そこまでやる必要はないんです。

それなのに負けた中村の柔道着をものすごく愛しそうに
丁寧に丁寧に折り畳んでいる。

その野村の姿を見たとき、われわれコーチも
ものすごく心打たれた。

ああ野村は人間的にもまた成長したな、
人の痛みがわかる本当のチャンピオンになったな、
と思ったものです。

……………………………………………………………………
●山下泰裕氏から『致知』にいただいたメッセージ
……………………………………………………………………

 『致知』には各界のリーダーの生き方が紹介されています。
 深い人生体験を積まれた方々の
 勇気と力を与えてくれる言葉に満ちています。
 
 『致知』は、前向きに挑戦して行く人間にぴったりです。
 これこそ私が求めていたものです。

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斉藤さんの信念

月曜日, 11月 14th, 2011

「孔子の人間学」より

月曜日, 11月 14th, 2011

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●安岡定子(安岡活学塾・こども論語塾 講師)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

   学ぶ喜びと
   よき友達を持つ喜び、
   頑張り続けることの大切さ、

   この三つを覚えたら『論語』一冊読んだも同然、
   この三つのことを孔子先生はいろいろと言葉を換えて
   『論語』の中で伝えているんですよ。
   

●佐久協(作家・元高校教師)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~   

   孔子は弟子から知とは何かと聞かれて、
   人を知ることだ ,と答えています。
   孔子は人間を知るということを
   一つの人生の目的にしていたのではないでしょうか。

●守屋洋(中国文学者)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

   孔子の「五十にして天命を知る」という言葉、
   これは天から授かった使命を自覚すれば、
   自分の限界が自ずと分かってくる。
   
   それを自覚しながらできる範囲で
   最善の努力を尽くそうというように解釈しています。

●岩越豊雄(寺子屋「石塾」主宰)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

   『論語』は学んだ時、すぐ役立つこともありますが、
   そういう心の基盤をつくってあげておくと、
   大人になってから花が咲いたり、
   実がなったりすることもあるんです。

「サムライの精神を育てる」

日曜日, 11月 13th, 2011

       
       
  松田 妙子

      (住宅産業研修財団理事長、大工育成塾塾長)

        
   『致知』2005年9月号より

   ※肩書きは掲載当時です

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「よく来てくださいました」

 大工育成塾スタートから二か月後、
 受け入れ先の工務店を訪れて驚きました。

 入塾式まで茶髪にピアス、
 人の話も聞かずにふんぞり返っていた若者のうちの一人が、
 背筋をピンと伸ばし、こう話しかけてきたのです。

「あんた、ずいぶんいい男になったわねぇ」

 彼の成長ぶりに目を見張りながら、
 私の心は喜びに溢れていました。
 真の職人たるもの、卓越した技術とともに、
 立派な人格も備えていなければなりません。
 
 棟梁の厳しい指導のもと、日々修業に励んできた成果が
 こうした行動に表れたのでしょう。

 三年間、棟梁のもとで学ばせ、一人前の大工に育てる――
 この「大工育成塾」のアイデアを思いついたのは、数年前のこと。
 
 三十七歳の時、住宅会社を設立した私は、
 以来四十年近くにわたり、
 「よい住まいとは何か」と自問し続けてきました。
 
 そして折に触れて話してきたのは、
 「住まいは、家族の幸せの容れもの」という考え方です。

 ところが最近になって人々は、幸せの尺度を、
 精神面よりも物質面に求める傾向が強まってきました。
 
 住まいに関していえば、いかに広く、立派な見栄えで、
 利便性はどうかといったハード面のことばかり。
 
 つまり、日本人にとっての家は
 「ホーム」から「ハウス」へと変容してしまったのです。

 一九六〇年代、価格高騰を続ける住宅産業界に
 メスを入れるべく、私は米国の2×4(ツーバイフォー)工法を紹介し、
 以来、良質で低価格のマイホーム開発の普及に尽力してきました。
 
 そして人々に、価値と価格の見合った住まいを
 提供してきたという自負があります。

 しかしそれと並行するように、社会では、
 家庭内暴力や青少年の非行、離婚率の増加などが
 問題視されるようになってきました。
 
 私はその要因の一端が、安価で個室主義的な
 建築工法にあるのではと考えました。
 
 これは私自身の自戒と反省でもあります。

 中国の孟子の言には
 
 
 「家に三声あり(三声あれば安泰なり)」
 
 
 とあります。
 
 三声とは、
 
 一、家族が働いている声や物音。
 二、赤ん坊の泣き声。
 三、読書の声のこと。
 
 
 その家族の安泰を築くための住宅環境が、
 いまの日本にあるといえるでしょうか。
 また、真の日本の住まいとは、どんなものを指すのでしょう。

 あるヨーロッパの友人はいいました。
 
 
 「日本には、千年の風雪にも耐え得る寺社仏閣が数多くある。
  これらは世界にも誇れる建築技術です。
  日本人はなぜこんな素晴らしいものを忘れてしまったのですか」

 考えてみると、昔の日本の住宅には、
 襖や障子、引戸など、家族の関係を優しく包む創意工夫が
 数多く見られます。
 
 そんな先達の知恵が残る空間には、
 孟子のいう「三声」が、ちゃんとあるではありませんか。

 ところが、その伝統技術を継承する者の高齢化が進み、
 大工の数は二十年間で、約三十万人も減少してしまいました
 そこで、次代を担う立派な職人を育てたいと思い、
 大工育成塾をスタートさせたのです。
 
 開塾にあたり、国からは補助金を取り付け、
 受け入れ先の工務店を東京・大阪・福岡の三都市で
 百以上手配しました(二期目からは名古屋でも開塾)。

 職人気質の棟梁のもと、マンツーマンの指導を受けるのは、
 生易しいことではありません。
 
 技術的な指導はもちろん、挨拶の仕方や掃除の方法など、
 日常の居ずまいを徹底的に鍛え直させられます。
 
 さらに育成塾では、座学の講義も定期的に設けています。
 道具の名称に始まり、尺貫法、住まいの歴史、
 住宅構造の理論等を通じ、大工の世界を体系的に学ぶことで、
 建築に対する理解を深めます。

 講師役には、棟梁や大学教授、研究者のほか、
 私自身も教壇に立つことがあります。
 
 その際、塾生に向かってよく口にしているのは、
 
 
 「武士道の精神を持ったサムライたれ」
 
 
 ということです。

 昔のサムライは、すぐれた剣術の腕とともに、
 古典や歴史などの教養を幅広く身につけていました。
 
 そして立派な道徳観を持ち、
 正道を歩む術を心得ていたといいます。
 
 
 「職人の精神は、武士道の道徳につながる」
 
 
 が私の持論ですが、年間百人、十年間で千人のサムライを、
 塾を通じて育てたいと考えています。

 さて、今年で三期目を迎えた大工育成塾ですが、
 入塾面接でこのようにいった子がいました。

「何代にもわたって受け継がれていく住まいづくりでは、
 大勢の方を幸せにすることができます。
 その家づくりを私はしたいのです」

 この若者がいうように、私の考えるよい住まいとは、
 そこで健全な人格が形成され、
 家族の絆が育まれるような家のことです。
 
 すなわち、家づくりは人づくりにつながるのです。
 塾生たちには、サムライの刀を道具に替え、
 人の上に立つリーダーとなって、
 この国をつくる人間になってほしいと切に願っています。

1111・・・・・・・の不思議?!

土曜日, 11月 12th, 2011

NEW「オーガニック電話帳」発刊!!

土曜日, 11月 12th, 2011

第6版「オーガニック電話帳」が発刊されました。

山口編集長の大変な労力を経ての集大成!

どうぞ、以下の記事をご覧下さい。

まほろばの各部門を掲載してくださいました。

またインターネット「Iタウン」情報でも、まほろばを見ることが出来ます。

~チョコ工房募集~

土曜日, 11月 12th, 2011

プレマ岸記者よりのメール転送です。

オーガニック・チョコによるガーナ支援です。

お聴き下さい。

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■□ フェア&オーガニックチョコレート計画□■

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ガーナという国名を聞いて、多くの方が最初に思い浮かべるのは
チョコレートの原料であるカカオ豆ではないでしょうか。

甘くて、おいしいチョコレートは、私たちを
とってもしあわせな気分にしてくれる食べ物ですね。

しかしながら、その生産過程をさかのぼってみると、
ガーナをはじめとする西アフリカ諸国のカカオ農園では
子どもたちが安い労働力として重労働を強いられていることが
各国のメディアによって報告されています。

また、カカオの効率的な生産を優先させるあまり
地域の森林は乱開発され、農薬の使用による環境汚染や
人々の健康問題もかなり深刻化しています。

このような悲しい現実が存在する一方、
無農薬、無化学肥料で栽培されるオーガニックカカオを
生産者たちから適正価格で買い取ることで、
世界のあり方を変えていこうというムーブメントに
ある日本人女性が深く関与しているのをご存じでしょうか。

【チョコレボ ~チョコを選べば、世界が変わる~】
http://mm.binchoutan.com/c.p?s2c6n0e5uXw

チョコレートの取り扱いにはこれまでずっと
積極的でなかった私たちですが、
このカカオは、私たちが販売するチョコレートに
ふさわしい原料であると考えました。

そうして立ち上がったのが、

「プレマオリジナル フェア&オーガニックチョコレート」

のプロジェクトです。

とはいえ通常の工場ですと、生産単位が1トン~と
私たちが販売するにはあまりに多すぎる量になってしまいます。

そのため、仕上がり量にして50~100キロ程度の単位で
チョコレート製品を作ってくださる工房さんなどを
募集することになりました。

ご応募にあたっての要件は、以下の2点です。

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● 正規の食品製造免許をお持ちであること
 (申し訳ありませんが、ホームメイドは対象外となります)

● このカカオを使用すること
 (その他の材料は、相談しながらすすめます)

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複数の方々にご試作いただき、コンペ形式にて
最終的な発注先を決定する予定です。

ご応募ならびに、お問い合わせ等につきましては

【宛先】info@prema.co.jp
【件名】フェア&オーガニックチョコレートの件

まで、メールにてご連絡をお願いいたします。

ご自身以外にも、ご興味を持たれそうなお友達など
いらっしゃれば、ぜひ本プロジェクトをご紹介くださいね。