まほろばblog

Archive for 11月 28th, 2011

石孫さんを訪ねて

月曜日, 11月 28th, 2011

(石川耿一、裕子さんご夫婦)

23日(水)から3日間、秋田県湯沢の「石孫本店」さんに、取材で伺った。

まほろばオリジナル醤油『へうげ醤油』(仮称)の

仕込み初めを見届けたいためであった。

さまざまな試みをして、おそらく世界初のひょうげた物になるだろう。

詳しくは、別稿に譲りたい。

(新日の丸醸造さん)

(「羽場こうじ店」さん)

(山形県鶴岡の「イル・ケッチャーノ」と茶間さん)

 

湯沢町の隣りが、増田町で、へうげ味噌の「羽場こうじ店」、

和魂(にぎみたま)の「新日の丸醸造」さんが連なって不思議なご縁だ。

石孫さんでは、3・11で蔵が倒壊して、醤油の仕込みが半年以上遅れ、

秋仕込みになったが、これにも奇跡的なことがあっての福運だった。

朝からの小麦の焙煎、挽き割り、豆の蒸し、麹菌を入れてのモロミ作り、

室入れの醗酵、そして杉樽へ投入して塩水を注入。

すべてみな手作り手仕込み、感動の連続だった。

周りは、機械化に走る中、独り古式伝統を守る石孫さんには感動しかない。

そして、ここまで守って下さった事に感謝するしかない。

それは、どうしてか・・・・・、後日その秘話について述べてみたい。

そして、その完成は再来年の春になるでしょう・・・・・。

ジェイソン・ティー情報誌に

月曜日, 11月 28th, 2011

 

ジェイソンティーのハーバルラインの別冊誌に、

まほろばが掲載されました。

16人の愛飲者をインタビューしたものを一冊に纏めたものです。

助産師の岡野さん、奈良裕之さん、うさぶろうさん、山川さん等々

おなじみの方々も載っております。

店に置いておりますので、ご覧になってください。

「うさと」が「安心」に

月曜日, 11月 28th, 2011

「うさと」さんが、健康雑誌『安心』に掲載された。

「手つむぎ」「手織り」「草木染め」で、着るだけで癒される!

幸せが連鎖する!初公開ですね。

12月には、うさぶろうさんの本も出版されます。

その声は天から降りて来た!

月曜日, 11月 28th, 2011
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 編集部 工藤元子 
 
 

 

久々の・・・感動CDに出会いました。

数あるヒーリング系CDの中でも、これは秀でるCDです。

11月4日、道内コンサートの帰りにまほろばにお立寄りくださったピアニスト:ウォ ン・ウィンツァンさんご夫妻と同伴してみえた

小柄な「もの静かな男性」・・・??

お帰りの際に置いて行かれたCDを、何気なく店内用にとかけたら、びっくり!

あまりに美しく、やさしいのに力強い、そして、なになにっ?このいきなグ~ンと持って行かれる「深いイメージ」は?

事務所内の女性陣から「うわ~~っ、うまぁ~~い!、美し~い!」の絶賛の声。

崇高という言葉・・・きっとこれは、ヨーロッパの歴史ある古い教会に行くと(まだ行ったことはありません)、そういう気持ちになると思います。

例えば日本のアニメ「フランダースの犬」に出てくるアントワープのノートルダム大聖堂、

そこであの「ルーベンスの絵」を見たら、きっとそう思うと思います。

このCDは、何回聞いても雲の中から光が差し込みその向こうは天上界の調べのよう・・・そういうイメージが浮かびます。

この感想は、私だけでなくうちのスタッッフの感想でもあるのです。

まさに崇高。

その澄んだ、とても人の声とは思えない美しい歌声は、まるで天から注ぐ淡い光によう、そして力強い癒し感があります。

この素晴らしいハイトーン・ヴォイスも持ち主が「ウォン・ウィンツァンさんご夫妻と同伴して見えたもの静かな男性」でした。

世界的に活躍するピアニスト、ウォン・ウィンツァンさんが見いだしたと言われる吉野大地さんは

北海道に在住のミュージシャンでシンガーソング・ライターです。

あの「地球交響曲・第七番』のエンディングテーマ「光をあびて」も歌っています。

<その歌声は天から降りてきた…>のキャッチフレーズとか。

北海道にこんな素晴しいミュージシャンがいるんですね。

今、こういう時代だからこそ、現れた人!そう思えます。

日本は今年、散々でしたからね。人の心を癒してくれる歌声、ぜひお聴きください。

「Sacred Space~聖なる空間」:アメージンググレース、アメージンググレース、アヴェマリア、シュリクリシュナ、即興など、珠玉の全10曲収録。、

吉野大地 (Yoshino Daichi) プロフィール

1971年函館市生まれ。1995年にインドの賛美歌(バジャン)に出会い、自らの音楽、精神面などに深い影響を受ける。後にインドの古典音楽の歌を中心に、タブラやハルモニウム等を学びオリジナリティーを築き、自主レーベルにてアルバムをリリースするなど精力的な活動を行う。ピアニスト、ウォ ン・ウィンツァンとの出会いで天性のハイトーン・ヴォイスを生かしたオリジナル音楽へと開花する。

http://www.turiya-music.com/ 

 

 

 

 

 

 

 

 

《 まほろば扱い ¥2.950(税込み)》

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「人生、すべて当たりくじ」

月曜日, 11月 28th, 2011

    
       
   塙 昭彦
   (セブン&アイ・フードシステムズ社長・
    前イトーヨーカ堂中国総代表)
             『致知』2009年7月号
              特集「道をひらく」より
               ※肩書きは掲載当時

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私どもの会社はセブン&アイホールディングスの
フード事業会社として一昨年(2007年)設立されました。

デニーズジャパン、ファミール、ヨーク物産の三つを吸収合併し、
レストラン、ファストフード、それに社員食堂などの
コントラクトフード事業の店舗展開
(2009年2月末現在、計959店舗)を図っています。

いま、「生活で何を節約しますか」と聞かれて
約七割の方が「外食」と答えるような時代です。

このように外食産業が大きな曲がり角にある厳しい時だけに、
やはり事業を集約して仕入れ先などを統合し、
食という一つのテーマを追求していくべきではないかと。

ただ、業績は大変厳しくて、初年度は赤字でした。
何とかこれを黒字にしたいと思いまして
目下奮闘している最中なんです。

もう一つ、私にはイトーヨーカ堂取締役中国総代表という
仕事があります(取材当時)。
月に約一週間は店舗がある中国の北京や成都に行って
現地のイトーヨーカ堂の責任者たちと会議をして、
今後の事業展開などを話し合うんです。

売り上げは一千億円弱といったところでしょうか。
おかげさまでこちらのほうは大変順調に利益が伸び続けております。

セブン&アイ・フードシステムズが設立された後、
中国から呼び戻され、二つの重責を担うようになりました。

中国室長の辞令をいただいたのは十三年前の平成八年、
メンバーは私一人でした。

それまで営業本部長だった私には
二万五千人の部下がいたんです。
それが突然ゼロ、しかも中国は初めての土地です。

周囲からは左遷と見られ、
これから一体どうなるのかという思いでしたね。

しかし、一緒に行きたいと名乗り出る仲間が現れて、
彼らが必死にやってくれたおかげで
今日があると思っています。

中国という大地に播いた種は、
花を咲かせて、実を結ぶようになりました。

やはり大事なのは、どのような厳しい環境でも、
そこに踏みとどまって頑張ることだと思いますね。
逆境や不遇の時、「いやだ、いやだ」と逃げ回ったり
自己逃避したり、じっとしてるだけでは
何の解決にもなりませんから。

そんな時は、自分の心を強くして、闘い、
克つ以外にないんです。

人事異動でも何でも世間の誰もが
「外れくじ」と思う出来事ってありますね。
でも、世間や周囲の人がどうあれ、自分だけは

「このくじは当たりだ」

と思うことが大事なんです。

そのように考えたら、何事があろうと

「人生すべて当たりくじ」

じゃないですか。

私は子供の頃から、随分と劣悪な環境の中で生きてきましたが、
その時、常に自分に言い聞かせてきたのが、
この「人生、すべて当たりくじ」という言葉でした。