心に響く言葉
月曜日, 12月 5th, 2011 特集「生涯修業」より、
http://www.chichi.co.jp/monthly/201201_words.html
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(松下電器産業元副社長・阪神高速道路前CEO兼会長)
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時代の先を読む先見性、洞察力、そしてそれに基づく
「変化への対応」「日に新た」の実践、
これはあらゆる経営者にとって欠くことのできない素養である。
国といえ、事業といえ、このことを忘れた時、
必ずその組織は衰退し滅亡する。
● 工藤 光治 (白神山地マタギ)
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昔からこの山で暮らしてきた人たちの思想は、
山の恵みに生かされているという思いなんです。
すべて山のものを頂いて、生かされているのです。
また、マタギの世界では事故で血を流すのはいいけれども、
人と争って血を流すのは一番の恥とされました。
● 寺田 一清 (不尽叢書刊行会代表)
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「つねに腰骨をシャンと立てること――
これ人間に性根の入る極秘伝なり」
私が今日あるのは森信三先生に立腰、腰骨を
立てることの大切さを教えていただいたおかげです。
森先生は、人間として大事なことの一つは、
いったん決心したら、石にかじりついても
必ずやり遂げる人間になることだとされ、
その秘訣として常に腰骨を立てている
人間になることを説かれています。
● 荒井 桂 (郷学研修所 安岡正篤記念館副理事長兼所長)
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安岡正篤先生による「知識、見識、胆識」
という有名な教えがあります。
知識がいかにあってもさほど意味はない。
人間はどんな志を持ち、何を目指して
この二度とない一生を全うするかという観点に立つ時、
知識が見識になる。
しかしその見識は、実践して生かしていかなければ
意味がなく、そのためには勇気と決断がいる。
それを伴った見識が胆識であると。