まほろばblog

Archive for 1月, 2012

日本人礼賛論

火曜日, 1月 3rd, 2012

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黄 文雄

『世界から絶賛される日本人』(徳間書店)
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 三重苦にとりつかれたヘレン・ケラーが、或る日本人のことを知って一念発起した。

彼女は秘書兼守り役の女性と指先だけで交信し、奇跡の業績をあげたことは有名だが、

彼女が尊敬した日本人とは誰だったのか?


 国学者だった塙保己一である。
塙保己一は七歳で盲目となり、十五歳で学問を志して江戸へでる。

針灸、浪曲、三味線、琴を吟じて生計を得ようとするも叶わず、絶望して自殺しようとした。

恩師が塙保己一の異様な学問の才能を見いだし、和歌、古典を学ばせる。かれは耳だけで古典を記憶していく。
それだけでも尋常な才能ではない。
塙保己一は耳だけで、国学、神道をまなび賀茂真淵に弟子入りし、

ついには生涯かけて『群書類従』を完成させた。
さらに和学学問所を開講、これは現在の東京大学史料編纂所である。

塙保己一のもとには平田厚胤、頼山陽らも駆けつけた。

清末の無秩序で争乱の巷と化した北京で民衆から神のごとく尊敬をあつめた日本軍人がいた。

五郎である。

かれは会津藩が戊辰戦争にやぶれて下北半島の貧困地域に強制移住させられたさきの、渓谷のボロ小屋に生まれた。

北京駐在の外国武官らは、芝の志気ぶりを驚嘆し、賞賛した。
辛亥革命にはせ参じて決起に参加し散華した多くの日本の志士がいた。
ビルマ独立運動もインドネシア、ベトナム独立運動も背後にあって軍事作戦を指導したのは日本の軍人だった。
台湾に上水道を整備した日本人技師がいた。

ダムをつかって豊饒な平野にかえた日本人技師がいた。

北朝鮮に巨大発電所をつくった日本人がいた。
こうして日本人が忘れてしまった歴史上の英傑や偉人を、じつは外国人が高く評価していた。
 本書はこうした歴史に埋もれた日本人の再発見であり、魂を揺さぶられる。

 「干支九星学でみる平成二十四年」

月曜日, 1月 2nd, 2012

  今年のあなたの運勢を占う
       
       
    井上 象英 (神宮館高島暦著者)
        
      『致知』2012年2月号より
 http://www.chichi.co.jp/news/topics/3259.html

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☆平成二十四年の言葉☆
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地震と津波で東北の歴史と文化の象徴がいくつも破壊。
正しく昨年は辛酸を嘗める経験をしました。

平成二十四年は壬辰・六白金星の星盤となります。
十干の「壬」は水路を正し収蔵の働きがありますが、
姙や孕むと同意義。

不安と同時に将来への期待もあります。

十二支の「辰」は、本来は龍をイメージしていますが、
震や振と同意義で新しい生命活動の象徴です。

『周易説卦伝』「万物震ニ出ズ」(第五章)がその元始。
九星の「六白」は金星で仁愛をもって尊厳を実行する大人の星。

従って、経済は復興支援から企業支援へ、
個人消費の流れも大きく変化し活気を取り戻す暗示。

しかし、政界は国政を忘れ、党内抗争に明け暮れる一年。
また、大国が一つの転機を迎えます。

自然界では猛暑、旱魃、水害、火災や噴火など、
すべての災害には「風」が影響、竜巻被害にも注意が必要です。

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☆平成二十四年の運勢☆
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ご自身がどの星に当たるかは、ホームページでご確認ください。
http://www.chichi.co.jp/news/topics/3259.html

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■一白水星
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自らの星が南の離宮に入り(吉神四体が同座)、
本宮には、勤勉性と致役(人のために役立つこと)を
象意とする二黒土星が巡ります。

今年は培ってきた力量・才能が大きく開花し、
重責を任されたり難しいテーマに取り組んだりと、
すべてに活気のある周期。
夢や希望が現実味を帯びてきます。

中でも学業や研究、芸能に従事する人には
スポットが当たる好機ですから、
少し高めの目標でも、やりたいことは即実行に移すこと。

(※続きは本誌P130にて)

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■二黒土星
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自らの星が北の坎宮に入り(吉神四体が同座)、
本宮には、夢や目標、発展向上を象意とする三碧木星が巡ります。

今年は、自分の意思で動きにくく、
家族や身内に関することで時間を取られ、
仲間から受け継ぐ仕事も増えそうです。

心身の疲れが事あるごとに影響し、
早とちりや空回りなどが多発の予感。
大事な場面で失敗しないよう、
細部へのチェックや再確認を
習慣づけるくらいの慎重さが肝要です。

(※続きは本誌P130にて)

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■三碧木星
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自らの星が南西の坤宮に入り(吉神なし)、
本宮には、社交や信頼関係、仕事や商売を象意とする
四緑木星が巡ります。

今年は、すべてが周囲とのバランス次第。
低迷ムードから脱却しつつありますが、
どう動くかが問われる時でもあります。

守りの姿勢はそのままでも、
運気が開ける来期に備え準備を整えておきましょう。
粘りと継続が今年のテーマといえます。

大きな飛躍を求めるよりも
コツコツ実績を積む姿勢が大切です。

(※続きは本誌P130にて)

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■四緑木星
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自らの星が東の震宮に入り(吉神一体が同座)、
本宮には、大自然のエネルギーを象徴する五黄土星が巡ります。

今年は、あなたの一挙一動が注目される時です。
未体験でもハードでも積極的に挑戦し、
自分の可能性をどこまで広げられるかの勝負時。

怠け心や仕事の好き嫌いは禁物です。
目標は常に高く持ち、好機と見れば即行動で
存在感をアピールすること。

オフの時間を割いてでも頑張る姿に
好感度・信用度も急上昇の予感。
苦手な上司や先輩も懐柔できそうです。

(※続きは本誌P131にて)

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■五黄土星
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自らの星が東南の巽宮に入り(吉神一体が同座)、
本宮には、強い意志と行動力や挑戦を象意とする
六白金星が巡ります。

今年は、努力するほどに
願望成就の機運は近づき
突然のチャンス到来もあり得る時。

頼まれ事や部下の尻拭いなど、
本来の仕事以外でも何かと忙しい暗示ですが、
重い責務はもちろん、地味な仕事・雑事も
進んで受けるサービス精神が
予想以上の高評価を得ることができそう。

損得勘定などはさらりと捨てて、
何事も真摯に取り組んでいけば結果は自ずとついてきます。

(※続きは本誌P131にて)

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■六白金星
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自らの星が中央の中宮に入り、
本宮には、対人交流と悦楽や順応性を象意とする
七赤金星が吉神ニ体と大凶神(暗剣殺)とともに回座しています。

今年は、自分の能力や限界を悟るべき周期であり、
忍耐力を養うよい機会。

去年のペースで飛ばしたいのに
残務整理や責任がらみで渋滞続きの気配があります。
焦れば空回りしがちで、うまく実績を上げるには
現状を的確に把握し、前向きかつ慎重に
事を進める冷静さが必要です。

(※続きは本誌P131にて)

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■七赤金星
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自らの星が西北の乾宮に入り(吉神ニ体と暗剣殺・歳破神が同座)、
本宮には、継承継続や変化改善を象意とする
八白土星が巡ります。

今年は、困難や試練の中に学ぶことの多い年。
完全主義のあなたにとって
自信喪失の場面があるかもしれません。

仕事や勉強でも段取りが狂い、パニックになる暗示も。
強力なライバルが出現したり、
味方の陣営に足を引っ張られたり。

予想外の展開が多発しそうで、
勢いのまま旗頭となって進むのは危険です。

(※続きは本誌P131にて)

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■八白土星
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自らの星が西の兌宮に入り(吉神二体同座)、
本宮には、知的情報や先見性を象意とする九紫火星が巡ります。

今年は、対人運が活発となり活躍の場も
広範囲におよんできます。

社内では上司や先輩、プライベートでも友人関係が好調で、
人脈が転機をもたらしてくれそうです。
人間味の豊かさと隠れた実績がクローズアップされ、
すべてがよい方向に動きます。

勉強会や研修会、セミナーなどには積極的に参加し、
やりたいことやオリジナル性の高い企画をPRしましょう。

(※続きは本誌P131にて)

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■九紫火星
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自らの星が東北の艮宮に入り(吉神三体が同座)、
本宮には、方円の器に従う順応や流動性を象意とする
一白水星が巡ります。

今年は、少しの野心と不注意で
思いがけない変転が起きやすい周期です。

一からの方針転換や順調だった
仕事の意外なところでの行き詰まりなど、
トラブル続きにストレスも溜まりがちです。

ただ、想定外の出来事が発生しても、
メンツの固執は百害あって一利なし。
原因をしっかりと調査、把握し問題解決に専念すること。

恭賀新嬉

日曜日, 1月 1st, 2012

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は、厚きご愛顧を頂きまして誠にありがとうございました。

昨年は、未曾有の大震災という試練に日本が遭いました。

昔より、大苦難を受けたる者、必ずや大飛躍するといわれています。

被災地の方々の奇跡的な復興と繁栄は必ずや成る、と信じております。

私達は、不断に力を注いで微力なりとも、

そのお助けが出来ますよう努力して参りたいと思います。

みなさまにおかれましても、ご協力のほどお願い申し上げます。

そして、幸いが共に来たらんことを祈るばかりです。

この2012年が、復興第一年の歳として輝きますよう希望します。

      2012年1月1日    まほろば主人