まほろばblog

Archive for 6月, 2012

連日訪問の賑わい

土曜日, 6月 30th, 2012

昨日は、講演会のために來札されている五日市剛さんを、

設計士の遠山女史が案内し来店されました。

短い時間でしたが、つもるお話しをして楽しい一時をすごしました。

新刊「感謝するとうまくいくのか」にも書いてありましたが、

運勢でいう天中殺は、極力慎しんで過ごすべきことを語られていた。

新しいことをせず、修養することの大切さが大難を小難に変えるコツなのでしょう。

12年に一度、2年間訪れるということ、それぞれに調べられて試してみましょう。

今朝は、内モンゴルから「博源集団」の若い幹部一行が来店されました。

木曽路物産のモンゴルのトヤさんが案内。

塩やかん水などを扱っている年商何千億という大企業で、スケールが違います。

モンゴルと日本は遺伝子学的にも、極めて近い関係にあり、真の友好が結べるでしょう。

これからも、末永く手を繋いで行きたいと思います。

マクロの生ける証人、田中愛子先生!

金曜日, 6月 29th, 2012

野幌の彫刻家・原田ミドーさんの奥様ちほさん【手づくり工房ラタ】が主催されている

マクロの料理教室が15年も続き、その記念に田中愛子先生をお招きされました。

今年88歳になられる愛子先生は、もう70年もマクロ一筋に歩んで来られました。

十代の頃、桜沢先生のお宅で内弟子として学ばれたということで、まさに生き証人ですね。

見るからに、しなやかでエレガントでいらっしゃる先生の立ち振る舞いに感銘を受けるものです。

マクロビオテックというこだわりを感じさせない柔く自由な感性と応対にみなさん惹きつけられるのでしょう。

桜沢先生ご存命の頃の生徒さんは、もう数えるしか日本には、いらっしゃらないのでしょう。

一筋に生きる人間の美しさを身近に見る思いで、大変貴重な出会いのひと時を頂きました。

ありがとうございました。

家内は昔からお会いしていたようですが、

私が先生と初めてお会いしたのは、4年ほど前、森下自然医学主催の東京の講演会の控え室でした。

その頃より、ますますお若くなって、ビックリしましたが、理由を聞くと、

「北海道の爽やかな気と、若いみなさんからのエネルギーを受けたからですよ」

と謙虚に、語られるその温かくも明るい表情に、こちらが嬉しくなって来ます。

何でも、自然医学誌の「北の空から(倭詩)」を愛読されて、その著者が札幌にいるので、

是非会いたいと原田さんとお越しになったそうです。

でも、私を見て、「こんなにヒゲの長い白髪のおじいさんかと思っていたが、若いのでビックリ」

と驚かれていました。

でも還暦を過ぎていますから、やはりお年寄りに入っていますよ。

そんなこんなで、短い時間でしたが、スタッフのみんなにもお声をかけて頂き、

ここは、いのちのメッカですよ、と言っていただき、皆一同感激に咽びました。

また、来年もまた是非お越し頂き、ご指導頂けますようお願い申し上げます。

また、三笠書房から出ております田中先生の自著、

『免疫力を上げる』がまほろばに届きましたので、

ご興味のお有りの方は、手にとってご覧下さいませ。


『免疫力を上げる』一生モノの「食べ物・食べ方」

田中愛子著 ¥1300+税

再稼働撤回アクション、今夜!!

金曜日, 6月 29th, 2012

◆◇◆今日 6月29日19時~官邸前アクション空撮ライブ◆◇◆

 広瀬隆さんの呼びかけによって、今日、6月29日(金)夕方
から夜にかけて行われる官邸前での再稼働撤回アクションを空か
ら中継します。官邸上空にヘリが滞在するのは、

18時10分~30分、
19時10分~40分の2回。

航空法の関係で、疑似ライブとなります
が配信時間は19時頃からとなる見込みです。官邸まで来れない方
にぜひお知らせください!

◎OurPlanetTV
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1379
◎Ustream(上記でアクセスが殺到した場合)
http://ow.ly/bStd1

■1回目配信:19:00頃~19:40
リポート:山本太郎(俳優)
配信:OurPlanetTV/IWJ
■2回目配信:21:00頃~21:40頃
リポート:野田雅也(フォトジャーナリスト)
配信:IWJ

☆カンパ募集を募集しています!☆
◎官邸上空ヘリ空撮プロジェクトの寄付先
城南信用金庫営業部本店  普通預金口座 ──822068
◎OurPlanetTVへの寄付
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/92

 

日本再生の一翼を、詩吟で・・・・

木曜日, 6月 28th, 2012

この一コマ、誠に私的なことで、表に出すべきでないと思っていたが、そうでもなくなってきたので一言。

これは、昨年よんどころない理由で詩吟を始めざるを得なくなった私。

1年を過ぎた頃から、前の厚別店長の合田さん(左はし)に勧めると、奥様が諸手を挙げて大賛成で入会。

今年、一緒に賢治の「雨ニモマケズ・・・・」を合吟。

それと、数ヶ月前、これも5年ほど詩吟を学んでいた登別のアイ企画の野崎さんがヒョンなことで入会。

今、橋本宗家の素晴らしさに惹かれて、ご一緒することになった(右から3人目)。

常に、彼は日本の今ある姿を憂い、何とかせねばと奔走している。

その一つが、日本の情操を復古することでもある。

その最も相応しい手だてとして、詩吟を選ばれていた。

私のように、いやいや始めたのとは訳が違い、そこには志がある。

最近、自然医学の連載『倭詩/やまとうた』が始まったので、これは必然の流れなのかもしれない。

今日めったなことで、日本古来の和歌や中国古典の漢詩なぞには、お目にかからないばかりか、

声に出すなど、一生にあるかないの人も多かろうと思う。

今日、日本が疲弊した原因の一つが、かような日本的情操を涵養する場を失ったからだ、と確信する。

それを取り戻す実践の場としても、詩吟は手近に身に付ける良き方法ではなかろうか。

その当日、初対面であったが、今日初めて素性を知ったのが、

アイヌや道内の風景写真家で著名な、最近入会された平島邦生さん(左2番目)。

その奇遇に驚くのだが、それはまた後述しよう。

若い層が欠落して、後代を憂うるのであるが、もし志願者あれば、

大いに歓び、共に日本再生の一隅を照らしたいと思うのだが、如何に。

http://homepage2.nifty.com/SHIGIN/index.html

発酵仮面の台所

水曜日, 6月 27th, 2012

NHK「きょうの料理」で、「発酵仮面」こと小泉武夫先生が出演されます。

以下、NHKの案内より。

2012年06月22日

きょうの料理「小泉武夫 焼き納豆丼&くさやチャーハン」

きょうの料理
2012年6月27日(水)21:00~21:25 Eテレ
テーマ:料理自慢の台所 発酵仮面の台所
講師:小泉武夫
料理:焼き納豆丼、くさやチャーハン

発酵学の第一人者である東京農業大学名誉教授の小泉武夫(こいずみたけお)。 小泉さんは、日本全国はもちろんのこと世界各地のおいしいものを求めて旅するほどの食いしん坊として知られており、これまでに多くの書籍を執筆しています。 また、テレビをはじめとしたメディアにも積極的に出演しており、その食に関するあくなき情熱を目にした人も多々いることでしょう。 なかなかひょうきんなキャラクターをしていることでも知られる小泉先生であります(笑) なお、小泉さんいわく、発酵は食べるだけではなく美容にも活用できるらしいです。

今回の「きょうの料理」は、そんな小泉武夫さんが講師として出演。 「発酵仮面の台所」と題して、小泉先生の自宅の台所を訪ね、日頃の食生活に迫る予定です。 フライパンに丼をかぶせて納豆と卵を蒸し焼きにする「焼き納豆丼」や、その美味しさがクセになるという「くさやチャーハン」などの発酵レシピも披露されますので、要注目! まさにワイルドな料理が楽しめることでしょう♪

詳しいレシピは、公式サイトで。
http://www.nhk.or.jp/kurashi/ryouri/

「お母さんから命のバトンタッチ」

水曜日, 6月 27th, 2012

       鎌田 實 (諏訪中央病院名誉院長)

         『致知』2012年7月号
           読者の集いより

◇─────────────────────────────────◇

僕が看取った患者さんに、
スキルス胃がんに罹った女性の方がいました。

余命3か月と診断され、
彼女は諏訪中央病院の緩和ケア病棟にやってきました。

ある日、病室のベランダでお茶を飲みながら話していると、
彼女がこう言ったんです。

「先生、助からないのはもう分かっています。
  だけど、少しだけ長生きをさせてください」

彼女はその時、42歳ですからね。
そりゃそうだろうなと思いながらも返事に困って、
黙ってお茶を飲んでいた。すると彼女が、

「子供がいる。子供の卒業式まで生きたい。
 卒業式を母親として見てあげたい」

と言うんです。

9月のことでした。
彼女はあと3か月、12月くらいまでしか生きられない。

でも私は春まで生きて子供の卒業式を見てあげたい、と。

子供のためにという思いが何かを変えたんだと思います。

奇跡は起きました。
春まで生きて、卒業式に出席できた。

こうしたことは科学的にも立証されていて、
例えば希望を持って生きている人のほうが、
がんと闘ってくれるナチュラルキラー細胞が
活性化するという研究も発表されています。

おそらく彼女の場合も、希望が体の中にある
見えない3つのシステム、内分泌、自律神経、免疫を
活性化させたのではないかと思います。

さらに不思議なことが起きました。

彼女には2人のお子さんがいます。
上の子が高校3年で、下の子が高校2年。

せめて上の子の卒業式までは生かしてあげたいと
僕たちは思っていました。

でも彼女は、余命3か月と言われてから、
1年8か月も生きて、2人のお子さんの卒業式を
見てあげることができたんです。

そして、1か月ほどして亡くなりました。

彼女が亡くなった後、娘さんが僕のところへやってきて、
びっくりするような話をしてくれたんです。

僕たち医師は、子供のために生きたいと
言っている彼女の気持ちを大事にしようと思い、
彼女の体調が少しよくなると外出許可を出していました。

「母は家に帰ってくるたびに、
 私たちにお弁当を作ってくれました」

と娘さんは言いました。

彼女が最後の最後に家へ帰った時、
もうその時は立つこともできない状態です。

病院の皆が引き留めたんだけど、どうしても行きたいと。
そこで僕は、

「じゃあ家に布団を敷いて、
 家の空気だけ吸ったら戻っていらっしゃい」

と言って送り出しました。

ところがその日、彼女は家で台所に立ちました。
立てるはずのない者が最後の力を振り絞ってお弁当を作るんですよ。
その時のことを娘さんはこのように話してくれました。

「お母さんが最後に作ってくれたお弁当はおむすびでした。
 そのおむすびを持って、学校に行きました。
 久しぶりのお弁当が嬉しくて、嬉しくて。

 昼の時間になって、お弁当を広げて食べようと思ったら、
 切なくて、切なくて、
 なかなか手に取ることができませんでした」

お母さんの人生は40年ちょっと、とても短い命でした。

でも、命は長さじゃないんですね。

お母さんはお母さんなりに精いっぱい、必死に生きて、
大切なことを子供たちにちゃんとバトンタッチした。

人間は「誰かのために」と思った時に、
希望が生まれてくるし、その希望を持つことによって
免疫力が高まり、生きる力が湧いてくるのではないかと思います。

……………………………………………………………………………

私も、実の母が42歳で早逝した。

中学2年生の時だった。

母を失う悲しみより、子を置いてゆく悲しみの方が、

どれほど深かったかと思うと・・・・・・・・・。

胸の中には、若い母が何時までも、やはり母であることが不思議に思う。

人生はみな、母を求める歩みなのかもしれない・・・・。

新トマトジャム、販売!

火曜日, 6月 26th, 2012

まほろばオリジナルジャム・シリーズ。

出ましたよ。

その名も「トマトジャム」!!

内心、してやったり。

これは初めてじゃないかなー!と、ほくそ笑んでいたりした。

ところが、ドッコイ、ラベルを作る段になって、過去に2度ほど、製造していた。

すっかり、忘れてました。

既に、健忘症が相当進んでいるみたいです。

・・・・・・・・・・・・・

ところで、この原料のトマト。

新十津川の清野さんの物。

随分の付き合いになります。

もう20年以上の取引で、最初緑健農法での取り組み。

ペルー・アンデスの原地の環境に戻して、

燦燦とした日照、水分の無い乾燥地帯、空気の薄い山岳。

永田農法では、極力水を断ち、潅水チューブには液肥、マルチの中は石コロだらけ。

灼熱の南米を再現し、トマトの本来に戻そうというもの。

そのため、トマトは必死になって土中に根を張って水を求める。

根がぐんぐん伸びて、それと比例して光合成する葉っぱも同じように炭酸同化作用を求めて繁る。

茎や葉っぱは、空気中の水分を少しでも取ろうとして、毛を異常に生やす。

そうすると、糖化作用に転じて、実が格段に糖度を増す。

その自力のエネルギーが旨みを一層引き立てる。

いわば、その甘さは、甘やかされた甘さでなく、

過酷な条件で、耐えた旨みであり、味わいなのだ。

さらに苗木の時に、断根栽培と言って、あえて根毛を斬って植える。

トマトは、生命の危機感から、異常に勢い良く根を普通以上に繁茂させるのだ。

かような過酷さから、あのような清野さんのトマトが生まれた。

出会った当時、そればかりを独占するように仕入れていた。

だが、だんだん世に知れ渡るようになり、遂には最近では入手困難になってしまった。

関西まで飛んで、デパート、レストランで引く手あまたなのだ。

特に、外国のシェフが絶賛して、清野でないとダメというほどになった。

征博さんから、息子さんの正嗣さんにバトンタッチされている。

今回のジャムの原料は、そのトマトなのだ。

断水すると、肥料や体内のカルシウム分が代謝出来ずに、尻ぐされのように、

青い斑点が出来て外品扱いになる。

それでも、一般トマトより、相当高価なのだ。

そこを、今回少し集めてジャムにしてみた。

その甘いこと、通常の糖分よりかなり控えても甘い。

しかし、製品は自然の糖分が、何とも言えず、パンに格好の友となろう。

糖度が8,0もある、高糖度フルーツトマトのエッセンスをご堪能下さい。

1瓶200gで680円です。

季節限定品、品切れご容赦を。

明日から販売開始!!!

賢治先生の写真

土曜日, 6月 23rd, 2012

この10日間、出版のための写真等の著作権・肖像権の問い合わせ等に、

ほとんどの時間をとられ、身動きがとれなかった。

その中で、いろいろな方々と貴重なご縁を頂きました。

その中でも宮沢賢治先生の清六さんのお孫さんから、

賢治先生の写真原版をお借りしたことは感謝にたえません。

すると、翌日新聞で賢治先生のチェロが公開されるとのこと。

何か、そのシンクロに、天の意を感じました。

ありがたいことだと思います。

早川JASメロン、初出荷!!!!!

土曜日, 6月 23rd, 2012

今朝(23日)一番、新篠津村の早川さんのメロンが初出荷されました。

早川さんも、ご一緒に初ぜりに参加。

1発、¥30.000の高値でセリ落とされました。

1玉¥8.000もする初メロンをご祝儀で、みんなで初めて試食。

何と贅沢な!!!

今年は初冬に1棟の大ハウスが壊れ、3月の大雪で軒並み崩れ、大変な思いで復旧されたそうです。

その困難さの裏腹に、ハダニや油虫など全く出ない状況で、助かっているそうです。

しかし、この旱魃と暖気で一遍に大玉になって、どこも大量に出回り始め、

最盛期の物の不足が心配だそうです。

今年も、低価格の有機メロンが、平年並みに順当に出荷出来るだろうという予測です。

期待したいところです。

早川さん、よろしくお願いいたします!!!

農園看板、新たに!

月曜日, 6月 18th, 2012

 まほろば農園の看板が新しくなりました。

字が見えなくなったので、コンパス・今村さんに、板を削ってもらい、

新たに墨書したものを彫ってもらって刷新しました。

今年から農園従事者が減り、人数厳しい中でやっています。

それを聴かれてか、何人かのボランティアの方が援農に来て頂いて助かっています。

改めて、この場を借りて御礼申し上げます。

http://www.mahoroba-jp.net/farm/tayori/nouendayori201206_1.htm