新トマトジャム、販売!
火曜日, 6月 26th, 2012まほろばオリジナルジャム・シリーズ。
出ましたよ。
その名も「トマトジャム」!!
内心、してやったり。
これは初めてじゃないかなー!と、ほくそ笑んでいたりした。
ところが、ドッコイ、ラベルを作る段になって、過去に2度ほど、製造していた。
すっかり、忘れてました。
既に、健忘症が相当進んでいるみたいです。
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ところで、この原料のトマト。
新十津川の清野さんの物。
随分の付き合いになります。
もう20年以上の取引で、最初緑健農法での取り組み。
ペルー・アンデスの原地の環境に戻して、
燦燦とした日照、水分の無い乾燥地帯、空気の薄い山岳。
永田農法では、極力水を断ち、潅水チューブには液肥、マルチの中は石コロだらけ。
灼熱の南米を再現し、トマトの本来に戻そうというもの。
そのため、トマトは必死になって土中に根を張って水を求める。
根がぐんぐん伸びて、それと比例して光合成する葉っぱも同じように炭酸同化作用を求めて繁る。
茎や葉っぱは、空気中の水分を少しでも取ろうとして、毛を異常に生やす。
そうすると、糖化作用に転じて、実が格段に糖度を増す。
その自力のエネルギーが旨みを一層引き立てる。
いわば、その甘さは、甘やかされた甘さでなく、
過酷な条件で、耐えた旨みであり、味わいなのだ。
さらに苗木の時に、断根栽培と言って、あえて根毛を斬って植える。
トマトは、生命の危機感から、異常に勢い良く根を普通以上に繁茂させるのだ。
かような過酷さから、あのような清野さんのトマトが生まれた。
出会った当時、そればかりを独占するように仕入れていた。
だが、だんだん世に知れ渡るようになり、遂には最近では入手困難になってしまった。
関西まで飛んで、デパート、レストランで引く手あまたなのだ。
特に、外国のシェフが絶賛して、清野でないとダメというほどになった。
征博さんから、息子さんの正嗣さんにバトンタッチされている。
今回のジャムの原料は、そのトマトなのだ。
断水すると、肥料や体内のカルシウム分が代謝出来ずに、尻ぐされのように、
青い斑点が出来て外品扱いになる。
それでも、一般トマトより、相当高価なのだ。
そこを、今回少し集めてジャムにしてみた。
その甘いこと、通常の糖分よりかなり控えても甘い。
しかし、製品は自然の糖分が、何とも言えず、パンに格好の友となろう。
糖度が8,0もある、高糖度フルーツトマトのエッセンスをご堪能下さい。
1瓶200gで680円です。
季節限定品、品切れご容赦を。
明日から販売開始!!!