日本再生の一翼を、詩吟で・・・・
木曜日, 6月 28th, 2012この一コマ、誠に私的なことで、表に出すべきでないと思っていたが、そうでもなくなってきたので一言。
これは、昨年よんどころない理由で詩吟を始めざるを得なくなった私。
1年を過ぎた頃から、前の厚別店長の合田さん(左はし)に勧めると、奥様が諸手を挙げて大賛成で入会。
今年、一緒に賢治の「雨ニモマケズ・・・・」を合吟。
それと、数ヶ月前、これも5年ほど詩吟を学んでいた登別のアイ企画の野崎さんがヒョンなことで入会。
今、橋本宗家の素晴らしさに惹かれて、ご一緒することになった(右から3人目)。
常に、彼は日本の今ある姿を憂い、何とかせねばと奔走している。
その一つが、日本の情操を復古することでもある。
その最も相応しい手だてとして、詩吟を選ばれていた。
私のように、いやいや始めたのとは訳が違い、そこには志がある。
最近、自然医学の連載『倭詩/やまとうた』が始まったので、これは必然の流れなのかもしれない。
今日めったなことで、日本古来の和歌や中国古典の漢詩なぞには、お目にかからないばかりか、
声に出すなど、一生にあるかないの人も多かろうと思う。
今日、日本が疲弊した原因の一つが、かような日本的情操を涵養する場を失ったからだ、と確信する。
それを取り戻す実践の場としても、詩吟は手近に身に付ける良き方法ではなかろうか。
その当日、初対面であったが、今日初めて素性を知ったのが、
アイヌや道内の風景写真家で著名な、最近入会された平島邦生さん(左2番目)。
その奇遇に驚くのだが、それはまた後述しよう。
若い層が欠落して、後代を憂うるのであるが、もし志願者あれば、
大いに歓び、共に日本再生の一隅を照らしたいと思うのだが、如何に。