まほろばblog

Archive for 8月, 2012

小さくても、大きい

木曜日, 8月 2nd, 2012

 

そうそう、先ほどの『懐古酒』を買われると、

生前の寺田さんの講演録『醗酵する生き方 ~うれしき たのしき ありがたき~』が付いてきます。

これは、すばらしいの一言ですね。

このために、お酒を買っても高くなかった!と思わせるいい内容です。

読んでると、心が溶けてゆく感じですね。

開放される。

出来れば、単独にお分けしたいぐらいの本でした。

それから、今日この雑誌が贈られて来た。

これも、正直うなりましたね。

たかが64p¥¥300の冊子ですが、すこぶる気に入りましたね。

今まで、こんな優れた編集見たことありません。

季刊「SORA そら」と題した世界初のお天気マガジンなんです。

私なんか、まるで気象なんか興味ない。

しかし、無知の私をして振り向かせるものがある。

この夏号は、「巨大地震」だが、その歴史から掘り起こして、

起こるメカニズムから、あらゆるケースにおける避難の仕方などなど、

分かりやすく、馴染みやすく、興味をそそるべく編集されている。

その他の記事も、気象の様々な写真も、見る人をしてワクワクさせる。

これは、優れた編集人だなーーと感心するや、裏の出版社を見てビックリ!

今度、お世話になったIDP出版。

編集長は和泉功さん。

今まで講談社のヘッドで長く編集業に携わっていた生え抜き。

業界の表と裏の裏まで知り尽くした仕事人である。

成るほど、この人なら、この仕事をするだろう、と唸った。

昨晩で、完全に原稿と表紙カバーの校正を終了し、引渡しをしました。

長かった・・・・・。

8月24日には発刊できると思います。

「懐古酒」で古を懐かしもう

木曜日, 8月 2nd, 2012

 

寺田啓佐さんの遺産とも言うべき10年ものの「五人娘」。

名付けて『懐古酒』。

本当に懐かしい寺田さん。

今も、そこに、ここにいるような感じです。

今朝届いたそのもの。

懐かしいパッケージにお酒と仕込み水が入っていました。

神崎神社の神水をエリクサーに通して、

そのまま仕込み水になって、各銘酒を醸しています。

『懐古酒』の濃い酒を水で割りながら、

寺田さんの思い出話をみんなでしたいと思います。

『懐古酒』(仕込み水入り)  720ml ¥3.360(税込み)

(まほろば扱いです)

キッズシェフ、来園!

木曜日, 8月 2nd, 2012

 

昨日、雨の中、「キッズシェフ」の一行がまほろば農場に早朝から来園。

札幌市職員やSTV取材班の方々も同行。

20組ほどの親子連れで、外で収穫のはずが雨のため、

ハウスのミニトマト、きゅうり、岡海苔、ささげなど採り放題で、みんな夢中!!!

色々な質問が飛び交い、洋子農場長も楽しく対応。

詳しくは、明日発行の「農園たより」をご覧下さい。

この後、井出ラッキョウさんが待つ、スープカレー作りに行きました。

去年に引き続いての企画。

市民のお役に立てて嬉しく思います。

夕方、STVの「どさんこワイド」でも紹介されました。

 「イレブンの心得」

木曜日, 8月 2nd, 2012

         

 佐々木則夫 (サッカー日本女子代表監督)

    『致知』2012年3月号
          特集「常に前進」より
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私は結構ずぼらな性格なものですから、
自分自身をチェックする項目として
「11(イレブン)の心得」というものをつくっているんです。

「1、責任

 2、情熱

 3、誠実さ

 4、忍耐

 5、論理的分析思考

 6、適応能力

 7、勇気

 8、知識

 9、謙虚さ

 10、パーソナリティー

 11、コミュニケーション」

の11項目で、これらのうち1項目でもゼロ、
もしくはゼロに近い値があれば、
その人に指導者の資質はないと考えています。

僕の部屋にもこの項目が全部紙に書いて張ってありますが、
キャンプに行った時とか、次のトレーニングのことを考える時、
あの選手と話した時に俺の対応が横柄だったなとか、
フォローがなかったなといったことを一つひとつチェックするんです。

この解釈の仕方も皆さんとは少し異なるかもしれませんが、
例えば「責任」というのは僕個人の狭い範囲ではなく、
自分が日本の女子サッカーの将来を担っているのだという意味合いです。

また、代表選手については、僕がいつも選抜をしているんですが、
その時のキャンプの状態を見て、
次は選ばれるか選ばれないかという緊迫した状況の中で
選手はやっているのに、僕の背中に「情熱」が
感じられなかったらよくないだろうと。

こういうチェックを一つひとつ自分でしていかないと、
ずぼらな僕はつい流されていってしまいますし、
スタッフも逐一

「監督、きょうは全然情熱なかったですよ」

なんて言わないと思うんです(笑)。

ただ、指導をする時にあんまりこのことばかり考えていたら
動きが取りづらいので、選手の皆には自分の中の、
ある一線については予め伝えてあるんですよ。

例えば総務の子が皆に何かを伝達しているのに、
返事をしていないなんて時には、
その一線から出ているので僕は叱りますね。

トレーニングでも、失敗を恐れて
全然チャレンジしていないような子がいたら、
やはりガツンと叱る。

その時に

「あの子、なんで則さんに怒られたか分かる?
 ミスを怖がって自分のプレーを全然してないからよ」
 

というふうに、誰が見てもその基準が分かるようには
なるべくしているつもりです。

食のオリンピック開催!!!

木曜日, 8月 2nd, 2012

いよいよ明日から真夏の「感謝デー」!!!

2階では、すでに『うさと展』が今日から開催。

初日が、何せスゴイ入りとなります。

物が無くなる前に、早目のお越しを。

只今、イギリスは、オリンピックの真っ只中。

それにちなみまして、まほろばでも食の世界大会が開かれます。

特に、スペインさんBSIのオリーブオイルお徳用が40%offは、超目玉商品!!!!!

同じくBSIオーガニックワインの30%offもスゴイ!!!

中国代表の備長炭『烏剛炭/ウーガンジー」30%引きで、室内浄化を!!

目白押しで、続々と会場を行進してゆく特価商品軍団!!!

みなさん、応援頼みます。

今回、特に注目すべきは、歯磨き粉 『シェルピカ』!!!

最近、歯も修復可能であることが分かって来ました。

それが、アパタイト、貝殻で再生されるんですよ!!

創業当時からのお客様・久保木氏が開発された帆立の貝殻から作ったもの。

久保木氏は、北大名誉教授で歯科医学会の権威でもあります。

(以前、お嬢様が米国から来日されて、PMFでヴァイオリンを弾かれていました。)

今回は、名誉教授御自ら店に立って説明販売をされます。

必見、必聴!!!

「母親の愛について想う」

水曜日, 8月 1st, 2012

        徳増幸雄(福岡県警元総務部長)

                『致知』2012年5月号
                      致知随想より

└─────────────────────────────────┘

私が福岡県のC警察署で署長を務めていた
平成18年の出来事です。
管内の山中で30歳代の女性の自殺遺体が
発見されたとの報告を受けました。

家出人捜索願が出ていたので、すぐに身元が判明しました。
その方は家庭内の不和で、悩んだ末に
幼い2人の娘さんを残して家出、
マイカー内で練炭自殺を図ったのです。

警察は、医師が看取った遺体以外、病死、自殺、事故死など
すべての遺体を検視しなくてはいけません。
犯罪の疑いがある場合は司法解剖をします。
核家族の増加により一人で亡くなる方も増え、
私たちの管轄する地域でも年間300体以上を検視してきました。

綺麗な遺体ばかりではありません。
焼死体、轢(れき)死体、腐乱死体、水死体など
思わず目を覆いたくなるものもありますが、
刑事たちは礼を失することなく淡々と検視に当たります。

検視のたびに感情移入していていては
PTSD(心的外傷後ストレス障碍)になってしまいますし、
冷静さを失えば犯罪死体を見逃すことになりかねないからです。

警察官は誰に教わるともなく、心に鎧を着せて、
この辛い仕事と向き合うことを覚えていきます。

ところが、この練炭自殺を図った女性を検視した時、
いつも冷静な刑事課員たちの様子が少し違いました。
皆目を真っ赤にしているのです。
いぶかしく思った私は、責任者の係長に
「どうしたんだ」と聞きました。

「署長、これを見てください」

刑事係長は、女性の遺体とともに発見された
1枚の写真を差し出しました。

遺体発見直後、女性が右手に何かを
力強く握りしめていることに気づいた刑事課員が
硬直した指を広げると、ビニールに丁寧に包まれた
プリクラ写真があったといいます。

そこに写っていたのは、自殺した女性と
2人の娘さんの笑顔の姿だったのです。

「このお母さん、いったいどんな思いで
 死んでいったのでしょうか」

係長は泣きながらそう説明しました。
刑事も自分の子や母のことを思ったに違いありません。
1枚の写真が刑事たちの心の蓋を外してしまいました。
私もその写真を見た途端、すべてを理解し涙が溢れました。

私は

「このことをご遺族、とりわけ2人の娘さんには
 必ずお知らせするように」

と指示して遺体安置室を出ました。
自分たちを置いて家出をしたお母さんを
恨んでいるかもしれない娘さんたちに、
少なくとも母親が子供たちのことを思いながら
死んでいったことを知ってほしいと思ったのです。

※全文は『致知』5月号をご覧ください。

鮭にも天然!人工?

水曜日, 8月 1st, 2012

五月の小泉塾は「鮭と日本人」だった。

私のような道産子は、毎食鮭が出ても文句は言わないだろう。

各種鮭それぞれに微妙に味わいが違って、それがまた鮭に深入りさせる。

何でも「新巻きサケ」の新巻は、昔、莚に塩した鮭を、もう一度新しい筵に塩し直したもので、

それを「新巻」と称し始めたのが、実は石狩だったという説を小泉先生が発表。

やはり、「佐藤水産」さんが、石狩から商売を始めたのは故あることだったのですね。 

最後に、先生が嘆かれたのは、養殖鮭が横行していることだ。

今では、ほぼ半分が、チリなどの養殖物だ。

それが、速成養殖の抗生物質や成長促進剤入りで、

汚染された海水で、何と6倍の速さで成長する。

通常天然物は3年で母川に還る。

それが半年で成魚になるというから驚きだ。

そんな添加物飼料だらけで育った鮭が、

天然鮭のように店頭に並んで、「安いよ!脂が乗ってるよ!」

と言われても、怖くて食べられません。

みなさん、買う時はよく確かめて求めてくださいね。

養殖が、店頭に席巻して、天然物を押しやっている現状を憂います。

時鮭も、そろそろ終盤に差し掛かり、秋鮭の声も聞かれようとしています。

既に春に、北洋の紅鮭は上がり、まほろばでは、

① 「縦塩法」によって、オリジナル「手塩紅鮭」を提供しています。

② 特製「天然ルイベ」を、年末まで提供できます。

何と言っても、極寒の海洋を泳いで、身に付ける脂と、

餌に入った脂で太った鮭では、旨みが全く違います。

養殖の異様な脂っぽさは気持ち悪くなるほど、

やはり何か不自然なものを感じるはずです。

そんな折、日曜の道新でぎょれんの広告に、あの加藤信也さんが載っていました。

②の縦塩法で、まほろばの塩鮭を加工してくれている方です。

新聞に紹介されるほどの、業界NO1、の目利き腕利きで、

小泉先生を中心とした同じ仲間内です。

加藤さんが、時鮭や本チャンの紅鮭の違いを

語っていますのでお読み下さい。

今回の感謝デーで、加藤さんのオリジナル「手塩紅鮭」が、

特売になりますので、是非ともお買い求め下さい。