「母の諫死、師の警策」自然医学2012.9.
月曜日, 8月 13th, 2012今朝、「森下自然医学」9月号が届きました。
開口一番、森下会長による「徐福伝説Ⅱ」の掲載。
卑弥呼の邪馬台国は、九州なりや、近畿なりやの論争未だ鳴り止まず。
その学説迷走する中、更に遡ること400年。
ましてや、その400年。
徐福の存在在りや無しやの論争は、伝説物語の彼方に葬り去られている。
もし、それが正論なれば、日本史を根底から書き換えねばならぬ大事(おおごと)が待っている。
これは、国史家が容易に認められぬ意味がある。
それは良いとして、すでに中国の史記を初めとする歴史書には、歴然とした記述がある。
『魏志倭人伝』もあの「三国志」にあるのに、いわんや正統史記に於いておや、である。
徐々に謎めいた霧が、森下博士によって、今それが晴れようとしている。
面白い!是非、必読のことを。
5月に訪問したルーカオ視察、長寿調査報告。
食べ物の機能値結果を公表。
いずれも高い数値が示されて、ルーカオの環境条件の高さを示している。
伝統的地方食を継承して、現代的出来合いの物を口にすることはない。
みな家族の手作りが、心身共に健康の源を形成するのであろう。
日本も、古来の原風景に帰る必要があろう。
今月の「倭詩/やまとうた」は、『母の諫死、師の警策』と題して、昭和の傑物「田中清玄」について。
コーボルトを扱っている磯深雪さんが、何と田中清玄さんの姪子さんにあたります。
訪問した際、山本玄峰老師から清玄に宛てた一筆の色紙『母』を譲り受けた。
物語は、そこから始まる。
驚くべき清玄の生き様と、死をもって子を諌めたその母アイの凄まじい愛。
その事実を知る時、日本の行くべき先を示されたように感じた。