まほろばblog

Archive for 9月, 2012

テルツォ

火曜日, 9月 11th, 2012

スタッフの矢尾美沙枝ちゃんのお兄ちゃんが、

東京農大・醸造科出身で、銀座のワイン会社に勤めている。

そのお兄ちゃんから、オーガニックワインの情報があり、

マレンマの「テルツォ」を、初めて仕入れてみた。

これから、度々紹介があると思う。乞うご期待を。

フィレンツェとローマのちょうど中間、マレンマ地方の中心、ティレ二ア海沿いにカンティーナ・ラ・セルヴァはあります。マレンマ地方は最良の有機ぶどうの産地として、モンダヴィやアンティノリ、ビオンディ・サンティなどの大手著名ワイナリーが進出調査に乗り出していることは有名な話。それまではあまり注目されることの無かった産地ですが、近年すでに高品質ワインを生産し、イタリアワイン業界より非常に高い評価を得ているのが、地元のぶどうとオーガニックにこだわっている蔵元、「ラ・セルヴァ」です。トスカーナでも著名なアティリオ・パグリ氏を醸造コンサルタントに迎え、ますます飛躍を遂げています。テルツォはワイナリーの新作で、モレリーノ・ディ・スカンサーノ(DOC)やスーパーワイン系のIGTで成功しているセルヴァのカジュアルワイン。まだまだ無名産地ながらここまでナチュラルで落ち着きがあり、フルーティーなワインがあるなんて・・・。マレンマのワインはこれからが本当に楽しみです。

「ラ・セルヴァ・テルツォ」 750ml ¥1680

バウビオロギー住宅

火曜日, 9月 11th, 2012

「オール・アース」住宅のレジナ・土田社長からご紹介で、群馬県前橋市から、

前橋工科大学大学院建築学専攻教授の石川恒夫さんが来店されました。

大学ベンチャーの「ビオ・ハウス・ジャパン一級建築士事務所」代表取締役でもあり、

( http://www1a.biglobe.ne.jp/bio_haus_japan/)

さまざまなエコハウスを手がけられておられます。

その哲学の根底は、シュタイナー思想の「バウビオロギー」にあります。

そのことは『倭詩』の中の「森の国、木の民」に書かれてあります。

詳しくは、その会長をされている石川氏によるバウビオロギーIBNのHPを。

http://www.baubiologie.jp/

そのデザインは、生命運動の象徴「五芒星形」の薔薇をかたどっています。  

バウビオロギーは輝く「太陽」を内なる中心にもっています。
バウビオロギーは「支える・支えられる」関係を意識します。

バウビオロギーは経済性・環境性・社会性を調和に導きます。

バウビオロギーは人間愛に支えられて美的空間を創造します。

単に物質的な自然素材や工法に留まらず、

目に見えない有機的な繋がり、或いは霊性まで見据えるこの工法に注目します。

意気投合すること浅からず、これからを期待したいと思います。

大空と大地の中で・・・・・

火曜日, 9月 11th, 2012

とうとう、農園にも熊が出没して、

第一農場の三角山登山道入り口が閉鎖されました。

ラジオを鳴らしながらの農作業になりそうです。

やっぱり、札幌といえども「大空と大地の中」なんですね。

専務が、中標津へ会議のために飛行機で今朝出発しました。

北海道はやっぱし広いです。

チーズ完売お礼

火曜日, 9月 11th, 2012

先日ご紹介した島さんの「想い(重い)チーズ」。

大好評で、その日の内に、全て完売してしまいました。

その香りと味わい豊かなチーズにみなさん感動!

即、買われる方が多かったですね。

もう、ビックリです。

後ほど、記事をupします。

三好基晴先生、講演会

火曜日, 9月 11th, 2012

映画『モンサントの不自然な食べもの』予告編

火曜日, 9月 11th, 2012
YouTube Preview Image
世界の遺伝子組み換え企業
世界シェア90%の実態を知りましょう!

「モンサントの不自然な食べ物」映画上映会が、
10月01日(月)に、かでる27 5階であるそうです。

詳しくは、「野菜ソムリエコミュニティ札幌」さんのHPで、

http://vfcsapporo.exblog.jp/16732032/

「ゆらぎ」の佐治先生のお話

火曜日, 9月 11th, 2012

理論物理学者の佐治治夫先生の講演会が、

「秋分の日」に、山の手の「浄国寺」で開かれます。

先生の「ゆらぎ理論」は有名ですし、宇宙創成のお話しも興味が尽きません。

松岡正剛さんとの対談本も、エキサイティングで面白いですね。

それと、西洋音楽に大変造詣が深く、そこから紡ぎ出される

宇宙理論、人生論は眼の覚める思いがしますね。

またとないチャンスですので、是非ともご参加くださいませ。

 「富国有徳への道」

火曜日, 9月 11th, 2012

       
         『致知』2009年2月号
               総リードより
         http://ameblo.jp/otegami-fan/

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「この国の人々は今までに発見された国民の中で最高であり、
 日本人より優れている人々は異教徒の間では見つけられない。
 彼らは親しみやすく、一般に善良で、悪意がない。

 驚くほど名誉心の強い人々で、他の何ものよりも名誉を重んじる。
 大部分の人々は貧しいが、武士も、そういう人々も
 貧しいことを不名誉とは思わない……」

 1549(天文18)年、キリスト教布教のために日本にやってきた
 フランシスコ・ザビエルが、本国に送った手紙である。

 それから300年、江戸末期から明治にかけて
 たくさんの外国人が日本を訪れ、
 日本と日本人についての感想を残している。

 イギリス人女性旅行家で紀行作家のイザベラ・バードは
 1878(明治11)年5月に来日、東北や北海道を旅行し、
 こう書いた。

「ヨーロッパの国の多くや、所によってはわが国でも、
 女性が外国の衣装で一人旅をすれば現実の危険はないとしても、
 無礼や侮辱にあったり、金をぼられたりするものだが、
 私は一度たりとも無礼な目に遭わなかったし、
 法外な料金をふっかけられたこともない」

 1856(安政3)年、通商条約を結ぶために来日した
 ハリス提督は、その日記にこう記している。

「彼らは皆よく肥え、身なりもよく、幸福そうである。
 一見したところ、富者も貧者もない。
 これが人民の本当の幸福の姿というものだろう。

 私は時として、日本を開国して外国の影響を受けさせることが、
 この人々の普遍的な幸福を増進する所以であるかどうか、
 疑わしくなる。

 私は質素と正直の黄金時代を、いずれの他の国におけるよりも多く
 日本において見出す。

 生命と財産の安全、全般の人々の質素と満足とは、
 現在の日本の顕著な姿であるように思われる」

 1890(明治23)年来日のドイツ人宣教師の記録。

「私は全ての持ち物を、ささやかなお金も含めて、
 鍵を掛けずにおいておいたが、
 一度たりともなくなったことはなかった」

 フランスの詩人ポール・クローデルは
 1921~27(大正10~昭和2)年まで駐日大使を務めたが、
 第二次大戦で日本の敗色が色濃くなった
 1943(昭和18)年、パリで言った。

「日本は貧しい。しかし、高貴だ。
 世界でどうしても生き残ってほしい民族をあげるとしたら、
 それは日本人だ」

braintree、美女×美女!!

日曜日, 9月 9th, 2012

イギリスのヘンプ、バンブー、オーガニックコットン素材の「braintree」ウエア展。

一昨日の終了間際、木藤フサ恵さんと磯深雪さんが、お越しになられました。

素人の男性の眼では、この手の服はどのようなものであるか、全く見当がつきません。

しかし、この夜ばかりは、着る方が違うと、こうも輝いて良い物に見えるものか!

と周りのスタッフは、改めてビックリしました。

二大美女の饗宴で、braintreeが見違えるように映えました。

ここには映っていませんが、木藤さんがコンサートに着る黒のドレスにもビックリ。

こんなドレッシーな物も揃えてあり、それが1万円前後で購入出来るとは、2度ビックリでした。

なかなかのbraintreeでした。

今日の7時まで、本店2Fで展示会を開いております。

二宮金次郎(尊徳)の名言を

日曜日, 9月 9th, 2012

    7代目子孫・中桐万里子さんが説く

       『致知』2012年10月号
        特集「心を高める 運命を伸ばす」より

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 ◆自然は偉大であっても荒れ地しかつくれない。
  田畑は、人間と自然がともに力を尽くし、
  協同することでしか実らない。

  これこそ二宮金次郎が荒れ地(自然)から学んだことでした。

 ◆二宮金次郎は
  「荒れ地は荒れ地の力で開闢(かいびゃく)する」
  「異変を前提として定め、異変への工夫をする」
  という言葉も残しています。

  荒れ地や異変を破壊力でなく「徳」として受け取り、
  その力を活かす工夫を尽くす場所にこそ人道はあると金次郎は考えたのです。

 ◆「貧困の原因が何かを突き詰めれば、
  貧困には所詮限りがあることが見えてくる。

  貧困が無限に続くことはない。
  むしろ無限なのは実りのほうである。
  実りは必ず倍々で増えていく。貧しさが無限だと思うのは、
  妄想にすぎない」(二宮金次郎)

 
 ◆「名を残さず、行いを残せ」という遺言は
  二宮金次郎の人柄を端的に象徴しています。

  人間は所詮無一物で生まれ無一物で土に帰っていく存在なのだから、
  名利に汲々とするより、人々や世の中の役に立つことを実践するほうが
  よほど価値あることだ、と伝えたかったのでしょう。