佐治晴夫先生と
月曜日, 9月 24th, 2012あの「ゆらぎ理論」を、世に知らしめたと言えば、佐治晴夫先生。
そのご講演が、山の手の浄国寺さんでお彼岸に開かれました。
私は、前約があり、残念ながら参加できなかったのですが、
前日、運よくお会いすることが出来ました。
数学者であり、音楽家であり、享栄学園理事長でもある先生の
その宇宙理論に魅了される方々は多かろうと思います。
スタッフでもあるホウズキの光作家、波多さんが「倭詩」を直接渡され、
赤面するところでしたが、先生が頁を開かれ、すぐさま書体に反応されました。
先生の差し出された名刺が、宋朝体で、
このフォントが中々無くて、特別な所で、別注されるそうです。
そんなこだわりがあるせいか、書本全体に使われていることに感心されておられました。
ピアノやオルガンなど自在に弾かれる音楽家でもある先生とは、
短い時間ながら、音楽について語り合えることが愉しく、
ことに、書中の「六段」とグレゴリア聖歌の関連性には、ご興味を示されました。
最後に揮毫を求められ、食事処にあったごぼう筆で、
「理数象宇内、音曲養人心」
「理数は宇宙(内)を象り、音曲は人心(性命)を養う」と
先生に相応しい内容を書かせて頂きました。
またの再会で、更なるお話しに花が咲きますことを希望しながら。