札幌木鶏クラブ・記念講演会
水曜日, 10月 3rd, 2012致知出版社より、正式に記事転載の許可を頂き、
毎日のように、『致知』の訓文を掲載しております。
お陰様で、先人の心の軌跡を学び、毎日の糧とさせて戴いております。
この度、『致知』を学ぶ場としての「札幌木鶏会」の設立25周年を記念し、
札幌で講演会が開かれます。
どなたでも、ご参加できますので、是非ご出席ください。
講演会は無料です。
致知出版社より、正式に記事転載の許可を頂き、
毎日のように、『致知』の訓文を掲載しております。
お陰様で、先人の心の軌跡を学び、毎日の糧とさせて戴いております。
この度、『致知』を学ぶ場としての「札幌木鶏会」の設立25周年を記念し、
札幌で講演会が開かれます。
どなたでも、ご参加できますので、是非ご出席ください。
講演会は無料です。
早いもので、既に10月の感謝デー。
今回も、盛り沢山の催し物。
先月、大好評の「指ヨガ」「チタン鍋」「ヘンプ・バンブー衣服」が両店で開かれます。
ニュジーの「レモンマートル」、「ジャラトラ・ハニー」。そして「インカインチオイル」。
また両店で「倭詩」のサイン会も行われます。
特価販売は5~600の目白押しで、記載できません。
内容を詳しく知りたい方は、Fax致しますので、ご連絡くださいませ。
稲盛 和夫 (京セラ名誉会長・日本航空名誉会長)
『致知』2012年10月号
特集「心を高める 運命を伸ばす」より
http://www.chichi.co.jp/monthly/201210_pickup.html
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私は様々な方のおかげで若い頃に京セラを
軌道に乗せることができましたが、その過程で
「私の技術をベースに創業し、私が夜も寝ないで経営してきた会社だ」
という、一種の驕りが出たことがありました。
しかし、すぐに考えを改めて、
「才能を私物化してはいけない」と常々自分に言い聞かせてきたんですね。
京セラやKDDIを立派な会社にして、
JALの再建も果たして、確かに私には
少しは経営の才能というものがあったのでしょう。
しかし、そういう才能を私が持っている必要があったのだろうかと。
この社会は一つの演劇を演ずる劇場のようなものだと思っています。
劇団には主役を演ずる人、脇役を演ずる人、
大道具、小道具、衣装の準備をする人、
様々な役回りがあるわけです。
現代において、京セラやKDDIをつくる人は
必要だったかもしれないが、その才能は
別に私が持っている必要はなかった。
同じような才能を与えられた人がいれば、
JALの再建はその人物を中心に行われたと思うのです。
私はたまたまこの世界の創造主から才を与えられ、
役割を与えられた。
ならば、その才を自分のために使って
「俺がやった」などと自惚れてはならない。
やはり従業員のため、世のため人のために使う。
それがリーダーだと思い、これまでやってきました。
最近ことに強く思いましてね、夜、寝付いたらいつも
「こんなに素晴らしい人生を与えていただいたのだから、
なんとか世の中にお返ししたい」と思っているんです。
盛和(せいわ)塾ではずっと
「心を高める 経営を伸ばす」というテーマを掲げていますが、
これは経営だけの話ではないと思っています。