まほろばblog

Archive for 11月 10th, 2012

ムソー「お節試食予約会」

土曜日, 11月 10th, 2012

昨日から始まったムソーさんの「お節試食予約会」。

例年になく味付けが一段と飛躍、なかなかのものです。

関東風、関西風の味も異なり、試食された方々からも好評の声。

大阪・「㈱大松食品」の清水部長さんが、わざわざこの日の為に、来道されています。

その熱意のほどが伺えます。

今会期中、ご予約の方には、5%割引きの特典つきです。

この期間に、どうぞご予約のほどを。

明日は、厚別店です。

千野米穀店さんがNHKに

土曜日, 11月 10th, 2012

まほろばとお取引きのある「千野米穀店」さんが、

明日、NHKの「サキどり」の番組に出演されます。

徳永社長よりお知らせがありましたので、ぜひご覧になってください。

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各位

日ごろから皆様には大変お世話になっております。
突然のメールで恐縮ですが、お知らせさせていただきます。

11月11日(日)
NHK総合 あさ8:25~8:57の番組~「サキどり」~
で千野米穀店が番組に登場する予定です。
全国放送ですので、本州の皆様にもご案内させていただきます。
ぜひ番組をご覧ください。どうぞよろしくお願いいたします。
http://www.nhk.or.jp/sakidori/
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11月11日放送 激震!新ブランド米登場★コメ市場を未来予想?

米の世界に異変!?

そう、長らくコシヒカリやあきたこまちなどいくつかの銘柄が定番だったこの市場に、

新たなブランド米が参入。

食味ランキングで次々と「特A」を獲得した

北海道や山形・九州勢が攻勢を掛けているというのです。

抱腹絶倒経済情報番組「サキどり」では、

北海道の「ゆめぴりか」と山形の「つや姫」の市場獲得戦略に密着。

そして迎え撃つ「お米県秋田」のあっと驚く逆襲とは?

 そのヒントは、萌えェ~コメェ~!?
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※上記、番組ホームページより

一年で一番忙しい12月が間近に迫ってきました。
師走商戦の準備は万全でしょうか?
景気下降なんて言葉に惑わされず、全力で仕事に取り組みたいと思います。
みなさまも健康に留意し、ご自愛を。

徳永善也 拝
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株式会社 千野米穀店,有限会社みんなの食品
http://www.chino-grain.co.jp/

語り×波紋音「平家物語」

土曜日, 11月 10th, 2012

波紋音の永田さんからおたよりです。

金子あいさんとの「平家物語」語りのコラボ、大変興味深いものです。

でも、東京なので、残念。関東近辺の方、必見です。

 

永田砂知子です。

BCCメールで失礼いたします。 

このメールは関東の方だけでなく、

遠方のかたも近況として送信させていただいています。

チラシ画像の下に公演概要があります。


4月に座・高円寺で上演し、10月に千葉・多古町の歴史ある日本寺でも好評だった、

「平家物語 語りと波紋音」を12月に上演します。

金子あい「語り」×永田砂知子「波紋音」

語りと波紋音は別々にやるのではなく、語りと音で平家の世界を表現します。

<今回上演する演目について>

まず「祇園精舎」祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり・・・

おごれるものも久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。

次が「足摺」。流罪された俊寛が一人だけ罪を放免されず、

赤ん坊のように浜辺で一人悔しがって足をじたばたする

(これを足摺という)とてもわかりやすいお話しで、歌舞伎や能の演目にもなっています。

「千手の前」源氏に捕らわれの身となってしまった、

平家の重衡を千手の前という女人がお風呂に付き添ったり、

琴や琵琶を演奏したりして、おもてなしする。ほのかな恋のお話しです。

女性のお話しなので、舞いや、今様(当時のはやり歌)なども出てきそうで、

優雅に楽しめる場面だと思います。

最後が「入道死去」(入道とは清盛のことです)

栄華を極めた清盛も、最後は、熱にうなされ地獄の苦しみを経て、あっけなく死にます。

敵の頼朝を殺さなかったことを悔やみ、頼朝の首をとってこいといって壮絶な死を迎えます。

出演者は、金子あい、と永田砂知子2人、そこにトクマスヒロミの美術、

横原由祐の照明が加わり、古典の世界を生き生きと現代に蘇えらせた舞台を創ります。

どうぞご期待ください。

こちらに制作過程がわかる「平家物語」専用ブログがありますので、どうぞご覧ください。

http://heikemono.blogspot.com/

語りと波紋音「平家物語」

演目・祇園精舎・足摺・千手前・入道死去

12月6日(木)昼の部 14:00開演 

       夜の部 19:00開演

出演・金子あい(語り) 永田砂知子(波紋音)

美術・トクマスヒロミ 照明・横原由祐 音響・黒沢靖博 舞台監督・寅川栄司+鴉屋

会場・座・高円寺2(JR高円寺駅北口より徒歩5分)

杉並区高円寺北2-1-2 TEL03-3223-7500

こちらに地図があります。http://za-koenji.jp/guide/index.html#link2

入場料・全席自由 3700円(前売り) 

4000円(当日)高校生以下1000円

このメールに返信で、ご連絡いただきましたら、お席おとりしておきます。

長文メールに最後までおつきあいしていただき、有難うございました。

「失明を乗り越え、初の金メダルへ」

土曜日, 11月 10th, 2012

        浦田 理恵 (ゴールボール女子日本代表)

              『致知』2012年12月号
               特集「大人の幸福論」より
        http://www.chichi.co.jp/monthly/201212_pickup.html

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私の場合は徐々に徐々に、じゃなくて、
20歳の頃にガクンと来たんですね。
左の目が急に見えなくなって、すぐに右の目、
とスピードが早かった。

小学校の先生になるための専門学校に通っていた時で、
卒業を間近に控えた3か月前の出来事でした。

これまでできていたことができなくなるのが本当に怖かったです。

1年半くらいは一人暮らしのアパートから出られず、
両親にも友達にも打ち明けられないままでした。
目が見えなくなってきたことが、
最初は受け入れられませんでした。

もう本当に凄くきつくて、お先真っ暗で、
見えないのなら何もできないし、
できないんだったら別に自分がいる意味なんてないと
考えたりもしました。

22歳のお正月の頃、
もう自分ではどうにも抱えきれなくなって、
このまま死んでしまうぐらいなら
親に言おうと思ったんです。

その決心がようやくできて、
福岡から久しぶりに熊本へ帰りました。

熊本へは電車で帰ったのですが、
全く見えないわけではないので、
こう行けばそこに改札があったなといった
記憶も辿りながら、駅のホームに降りて、
改札口のほうへ向かいました。

すると、すでに母が迎えに来てくれていたようで、

「はよこっちおいで。何、てれてれ歩きよると?」

と声がしました。

あぁ、お母さんや、と思って改札のほうへ向かったんですが、
母の声はするんですけど、顔が全然見えなくって……。

その時に、あぁ、私、親の顔を見たのは
いつやったかな、親の顔も見えなくなったんだということで、
自分の目がもう見えなくなったことを凄く痛感させられた。

改札のほうへも、さっさとは歩けないので
ちょっとずつ歩いたのですが、
母は私がふざけていると思ったそうです。

改札をやっと通り抜けて母の元へ行き、

「私……、お母さんの顔も見えんくなったんよね……」

と言ったら、母は

「ほーら、また冗談言って。これ何本?」

って指を出されたんですが、その数も全然分からなくて、
母の手を触って確認しようとした。

その瞬間、母はもう本当に、改札の真ん前だったんですけど、
ワーッとメチャクチャに泣き崩れて……。

それを見てる私も、自分は何をやってるんだろう、
とやるせない気持ちになったんですが、
でもこれまでずっと自分一人で抱えてきたものを伝えられたと、
肩の荷がちょっと下りた気持ちでした。

それと、親がしばらくして
「何か自分ができることを探さんとね」と声を掛けてくれた。
その時に、あぁ自分がたとえどんな状態になっても
親は絶対見捨てないでいてくれるなと実感できたんです。

それまでは家族の存在も、まるで空気のように
当たり前に感じていたのですが、
いてくれることのありがたさというのが
初めて身に染みて感じられました。

そしてこれだけ応援してくれたり、
励まして支えてくれる人がいるんだから、
自分も何かをやらないと、とそれまで後ろ向きだった気持ちが、
少しずつプラスに変化していきました。