まほろばblog

Archive for 11月 17th, 2012

『うーさんと衣道』 自然医学誌

土曜日, 11月 17th, 2012

今朝、「森下自然医学12月号」が届きました。

早いもので、今年最終になりました、今、1月の原稿に追われています。

「巻頭随想」は徐福、相変わらずの実証的健筆がひかります。

歴史書を妄信せず、単なる伝承的な記述に捉われず、

歴史的・科学的にもメスを入れて検証することの重要性を教えられる。

今回のノーベル賞で俄かに注目されたiPS細胞に、

船瀬・山田両先生が正否の論を言及している。

iPS細胞の前駆的理論が森下博士の腸造血論に達するという。

今、欧米の最先端理論では、そこに至っていると聞くが。

光あれば影あり、iPS細胞にガン細胞増殖の危険因子ありを指摘する。

そこには原発で駆け抜けた盲信に似た、同一の自然背信の何かが・・・。

「食養を極める」を田中愛子先生がお書きになっていらっしゃいます。

病気のお母様から教えられた桜澤先生、その出会いから田中先生のドラマが始まります。

ドイツ人医師、頭山満翁、賀川豊彦先生など・・・・が登場され、

会う人、為す事のスケールの大きさに驚愕、さすがその資質の違いを垣間見ました。

食養によって起死回生の健康を得られた家族の奇跡は、先生を更なる高みに引き上げます。

ドラマを観るようで、興味が尽きません。

今回の「倭詩」は、『うーさんと衣道』と題して、「うさと」のことを書きました。

10月に行われた京都のお祭に触発されて、うさぶろうさんの志を綴ってみました。

遅まきながら、その仕事の深さ、大きさに気付いたのです。

勿論、健康と直結する皮膚と超脈についてのことにも及んでいます。

まほろばでは、来年から厚別店でも開催予定で、両店とも回数が増えます。

これからも、うさとを大いに楽しみ、その輪を拡げましょう。

ムソーおせちセット

土曜日, 11月 17th, 2012

今年も関東・関西風と味付けを替えたムソーの「おせちセット」。

申し込み締め切りが12月7日(金)です。

お早目のご注文を、お待ち申し上げております。

「シュガーレディ」のおせち

土曜日, 11月 17th, 2012

毎年好評の「シュガーレディ」の御節。

締め切りが、11月19日(月)ですので、お早目のご注文を。

詳しくはお問い合わせ下さい。申込用紙もご用意しております。

奇跡の作曲家 3

土曜日, 11月 17th, 2012

宮下 周平様

NHK番組「ただイマ!」で“奇跡の作曲家”として紹介されて
大きな反響を呼んだ佐村河内 守さん。

『致知』2008年11月号にも登場され、
この記事を読んだ時の衝撃は、あまりにも大きく、
4年を経た今でも心に残っています。

その内容とは・・・・

35歳の時全聾となり、四六時中激しいノイズや発作に苦しむなかで、
闇の中に光を見出せたのは、障害施設の子どもたちの姿でした。

「自分のことは構わず、朝も昼も晩も

『守さんが元気になりますように』

と祈ってくれる子どもたちの中には、
生きたくても生きられない、私なんかよりもずっと苦しんでいる子がいる。

その中の一人、山口太一くんのお母さんから手紙をもらいました。

太一くんはがんで片脚を切断しました。
脚は切断しましたが、肺をはじめとして他にも癌が転移していました・・・
太一君は私の曲を聴いて、免疫力をつけて頑張っていこうと決心し、
自宅に帰ったそうです。

私は彼のために、なんでもしてあげたい。
せめて自分の音楽を通じて苦しんでいる彼に、小さな光でもいいから与えてあげたい。

と願っていましたが、お母さんから『太一危篤』のメールを受け、
広島の大学病院に駆けつけました。

3日後太一君は

『マモルサンガキテクレテウレシクテココロガナイテイル』

と最後の言葉を残し、私の音楽に包まれながら息をひきとりました」

「私にとって、生きることそのものが音楽であり挑戦です。
 その挑戦を通じて、闇の中で苦しんでいる人々に
 小さくてもいい、一筋の光をもたらすことができればと願っています」

という深い思いで、命を削りながら曲を書いている佐村河内さんの魂の叫びが
今回の大きな反響に繋がったと、思えてなりません。

既に「致知」の在庫はなくなっていますが、
「現代人の伝記 4」には、この記事が紹介されていますので、
まだお読みでない方は、是非ご一読いただけたらと・・・

http://shop.chichi.co.jp/item_detail.command?item_cd=891&category_cd=

致知出版社   小笠原節子