まほろばblog

Archive for 2月, 2013

映画「祈り」

水曜日, 2月 20th, 2013

イデアワークスの酒井嘉子さんからのお知らせです。

サムシンググレートといえば、村上和雄先生。

その「祈り」で世界と一体になることの映画が完成されました。

ぜひとも、ご覧になりますように・・・・・・・・・。

 

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スペイン国際映画ドキュメンタリー賞入賞
ニューヨーク・マンハッタン国際映画ドキュメンタリー賞グランプリ受賞

     世界は 祈りで
     ひとつになる .. 。

<映画のストーリー>
筑波大学名誉教授の村上和雄博士は「心と遺伝子研究会」を立ち上げ、心の働きが遺伝子に影響を与えることを研究で確かめ、中でも「笑い」が、眠っている遺伝子をオンに変えることを証明した。
その他にも「愛」や「感動」などのポジティブな心の働きが、眠っている遺伝子をオンにし、「祈り」が遺伝子に影響を与える研究をしている。

村上和雄博士と共にホリスティック医学の権威ディーパック・チョプラ博士、細胞生物学者のブルース・リプトン教授、祈りを含めた意識研究を科学雑誌に発表し続けているジャーナリストのリン・マクダガード女子などが登場し、「祈り」を含めた意識研究の最前線を明らかにして行く感動のドキュメンタリー。

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会場 東京ドームホテル札幌(旧 後楽園ホテル)
    地下クレストホール
    札幌市中央区大通西8丁目
    TEL 011-261-0111(代表)

映画 『祈り ~サムシンググレートとの対話~』上映会

           3月31日
     開始 10:00
     終了 12:00

料金  2,000円
    参加ご希望は、こちらでお願い致します。
    参加費は、当日会場受付にてお願い致します。
 
主催 イデアワークス

吉助とーうーさーんー!!!

火曜日, 2月 19th, 2013

 

先日11日の建国記念日に、あの「日韓友好海苔」の後藤吉助翁の

八十八米寿のお祝いの式が、銀座服部時計・鳩居堂前のサッポロビルで行われた。

参加予定が、あいにくの急用で叶わず、札幌の近藤社長にメッセージを託しました。

その一文を載せ、今もめている日韓関係を少しでも改善出来ますよう民間で努力して参りましょう。

春には、「倭詩」と同じ出版社IDPから、翁の本が出ます、それも自作自演のCD入りですよ。

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後藤 吉助 さま

 

米寿、八十八歳のお祝い、おめでとうございます。

折角、参加できる予定だったのが、よんどころない用事でお祝いに駆けつけられず、残念でなりません。

「江差追分」を唄って、北海道を思い出して頂こうと思っていたのに、とても悔しい気持ちです。

 でも、さすが男、後藤さんです。

米寿記念を、銀座のど真ん中で開くとは・・・・。

日本の中心で、「私は八十八になった後藤吉助なるぞー!!」と宣言したようなものですね。

誰もが、成し得ないことで、日韓に橋をかける人は、心意気が違います。

 

 後藤さんとのお付き合いは、札幌のブライダル愛の社長・近藤さんから韓国海苔のご紹介を受けてからで、

5年ほど前のことでしょうか。

お会いしたその日から、何か懐かしい親父のような感じを受け、

心の中で、義理の親子の契りを結んだ訳です。

 

森下自然医学の海外特別会員として、毎月送られて来る月刊誌に目を通うされ、

連載されている私の『倭詩/やまとうた』を読まれた感想を、

お電話で必ず語ってくださいます。

その義理堅さには頭が下がります。

そして、いつぞやかお招きに預かって、

隅田川の屋形船で江戸情緒をともに味わった印象は、今もって忘れられません。

 

道東阿寒の寒空のもとで過ごした開拓団で苦労された少年時代。

逃げて来た朝鮮の強制労働者を匿って、官警の手から逃がしてやったご両親の姿が、

瞼に焼き付いたのです。

「神仏の前に、人は平等で差別なし」という無言で説く正義の教えを、心に刻まれたのでした。

それが今日、韓国に住まわれて両国友好の橋に自らがなろうとした種火でした。

吉助少年の胸にご両親が灯されたのです。

 

先日、電話越しに、自ら作詞作曲して唄う『母を慕い、讃える歌』に、

不覚にも涙を流してしまいました。

私は、中学生で母を亡くしましたが、未だに母への想いは断ち切れず、

我が家内の子供を案ずるその心が二重写しで迫って来て、

母の有難さが胸に込み上げて来て泣いてしまいました。

八十八になっても、なおも母の恩、母の愛を思える至純でやさしいお心に感銘したのです。

 

1、   聖なるいのち授かりぬ 手塩にかけて育みつ

 両手を合わせ初詣で 行く末祈る母心

2、   清く正しくたくましく 泣いたら負けよ人生は

 骨身削って汗流せ 人の鏡が母心

3、   聞こえて来るよ 幼な時に 歌ってくれた子守唄

 優しい声が今もなお 瞼に浮かぶ母心

4、   海より深く山よりも 高く尊い親の恩

 導きたりし人の道 ああ・・讃えなん母心

      お母さん・・・・・・。

 

名詞名曲ですね。だれか有名演歌歌手が歌ってくれないでしょうか。

世を清める一服の清涼剤となるでしょう。

 

飛行機の中でも、日韓友好のハッピを着て、人類みな兄弟なることを訴えています。

そして首からはご両親の写真をぶら下げながら、

片時も親を忘れまいとする姿は尊くあります。

これが、言葉が違えども、肌が異なるも、親子の愛は変わらず、

親思いの心こそ、世界平和の絆、人類友好の礎なのです。

 それを、実践している後藤翁こそ、われわれの先達であり、鑑であり、目指す人なのです。

 

ありがとうございます、後藤さん。

感謝します。後藤さん。

あなたがいらっしゃることで、どんなにか生きることに勇気付けられ、

世の中の誠を知り、人の世に希望を抱くことが出来たでしょうか。

 

ありがとうございます。

これからも、そのお丈夫な体で、卆寿、白寿、天寿(120歳)・・・

まだまだ、まだまだまだ・・・生きて、私たちの灯台となってください。

煌々と照らして、世を導いてください。

 がんばれ!!!吉助とーうーさーんー!!!!!!

 

                     

              札幌 株式会社 まほろば

                     宮下 周平 記す

 2013.2.11.

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「奇跡の鳥・ダチョウ」

月曜日, 2月 18th, 2013


 塚本 康浩(京都府立大学教授、「オーストリッチ・ファーマ」社長)

      『致知』2013年2月号
              致知随想より

└─────────────────────────────────┘

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意外に思われるかもしれないが、いまダチョウが
「人類を救う鳥」として注目されている。

ダチョウの抗体が花粉症やノロウイルス、
新型インフルエンザ、アトピーなどを撃退する
働きがあると分かってきたからだ。

私がダチョウの研究を始めたのは約十五年前。
物心ついた時から「鳥少年」で、
家ではずっと鳥を飼い続けてきた。

鳥好きが高じて大学は獣医学科に進み、
大学院で博士課程を修了。
そのまま大学教員に就任、
研究テーマを探しているところだった。

神戸にダチョウを飼っている牧場がある、という話を聞き、
私は少なからず興奮を覚えた。

初めて動物園でダチョウを見たのは小学生の時。
「こんな大きな鳥はマンションでは飼えないなぁ」と思い、
手の届かない遠い存在だと思っていたからだ。

「牧場は儲かっていないみたいだから、
 もうすぐ閉めるかもしれない」
という話を聞き、私は翌日から牧場通いを始めた。

鳥は人生最大の趣味とはいえ、私も研究者だ。
ダチョウの行動を観察し、いままで誰も気づかなかった
規則性を発見して、論文にまとめようと考えていた。

ところが、である。

ダチョウはそれまでの私の鳥に対する知見を覆す
常識破りの鳥だった。 

そもそも彼らに規則性はない。
いつも何も考えず右へ左へ動き回っている。
いきなり崖の頂上へ駆け上がったかと思うと、
パニックになり、足がすくんで動けなくなる。
そんなダチョウを何羽助けたか分からない。

また、一般的に鳥はきれい好きである。
毎日せっせと毛づくろいをし、
寝る前に水浴びをする鳥も多い。

体を清潔に保つことが、
病原菌から身を守ることを知っているのだと思う。

ところが、ダチョウは違う。
体の汚れは全く気にしない。

汚れたら汚れっ放し。
糞を付けたまま走り回っていることもある。
しかしそれでもダチョウの平均寿命は六十年。
破格の生命力である。

彼らは暇になると隣のダチョウの羽をむしりとるが、
そこにもなんの意味もない。
されているダチョウも何も気にせず餌を食べ続けている。

そこに血の匂いを嗅ぎつけたカラスが現れ、
餌だと思い、ダチョウの肉を喰い千切る。

獣医として縫合手術が必要だと思うくらいの重傷でも、
消毒をすれば三日後には皮下組織が復活し、
一か月後には新しい皮膚が再生する。

私はダチョウの傷口の組織を大学に持ち帰り、
顕微鏡で調べてみた。

なるほど、他の動物よりも細胞の動きが速かった。
また傷口から感染症になることがないのだから
免疫力も相当強いのだろう――。

ここで私は研究の方針を大転換した。
行動生物学的な成果よりも、
ダチョウの抗体を利用できないかと思ったのである
(そこに至るまでに実に五年の歳月を費やしたのだが……)。

原始的な生物から人間を含む哺乳類まで、
体の中に異物が入ると、これを除去しようとする
タンパク質の分子をつくる。これを「抗体」という。

一方、異物のことは「抗原」と呼ぶ。

当初、ダチョウからこの抗体を取り出すために、
実験の都度ダチョウ一羽の命をいただくなど相当苦心した。
そして、ある時から卵に着目し始めた。

仮にインフルエンザの抗体をつくりたいとしよう。

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「土光敏夫氏に教わった経営と人生」

月曜日, 2月 18th, 2013
平林 武昭 (日本システム技術社長)

        『致知』2013年2月号
            特集「修身」より

└─────────────────────────────────┘

昭和三十七年、私が石川島播磨重工業に
入社した時の社長が土光さんだったんです。

その頃は瀕死の重傷に陥った
石川島播磨の経営再建を成し遂げて
社会的に注目を集めていらっしゃいましたが、
そういう人と偶然とはいえ、
巡り合えたのは幸せだったと思います。

格調高き人物に出会いの縁・運があった。
縁とか運とか目に見えないものを大切にすることで、
道がひらかれるのではないでしょうか。

土光さんと私はまったく次元が違うし
比較にもならんのだけれども、共感するところがありましてね。

一つには土光さんは岡山市、私は播州赤穂と故郷が近いんです。
そして信仰篤い家柄、なおかつお互いに農家の出でしょ。
春夏秋冬、とにかく休む暇なく
百姓仕事に汗したことも土光さんに共感した理由です。

それに、土光さんは受験の挫折とか代用教員を経て
大学に入るなど随分苦学されたようですが、
私も学区制を破って隣県の高校を受験しようとしたり、
親元を離れて千葉の高校に転校したり
向学心が旺盛でしたから、そういう点でも
親しみを感じるものがありました。

入社して間もなく我われ東京・豊洲
(当時は東京砂漠といわれていた)の
工場の新入社員五、六人で経営の勉強会を始めました。

ところが、ある時「経営は学か術か」というテーマで
社長の土光さんに一度講義をしてもらおうじゃないか
という話になりましてね。

新入社員のプライベートな勉強会なんか
普通、トップは来ませんわ。

ところが土光さんは実行の人ですよ。

勤務後、バスに乗って本社からやってこられたんです。
考えたらこれは大変なことでね。
私も「やはりただ者ではない」という思いを強くしました。

いまでも覚えていますが、

「議論する時は対等だ。同じ社員だ」

とおっしゃるんです。

大企業の社長と新入社員が対等なんてありえないでしょう。
でも土光さんは私たちの考えに
謙虚に耳を傾けてくださいました。 

あの方は根っからの技術者なんです。
日本を技術立国にしようと努力した方だけに
技術者を凄く大事にされました。

工場視察に行くと普通のワーカーたちに
「ここはどうなっているのだ」と気さくに聞いて回られる。
それが楽しかったようですね。

労働組合の団交にも自ら行って腹を割って話された。

とにかく偉く見られようとか、地位に固執するとか、
そういう素振りは一切なかったし、
謙虚な姿勢は九十二歳で亡くなるまで変わりませんでした。
そういう姿を見ると誰だって信奉します。
素晴らしい傑物でしたよ。

超絶技巧!チェンバロの妙技

日曜日, 2月 17th, 2013
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先日の福田直樹さんのチェンバロ演奏とレクチャーの一部を公開します。

例の神秘の「バッハコード」の部分は、入っていません。

Bachのインベンションやパルテータ・・・・

これほど巧みに弾きこなす演奏者は世界でも少なかろうと思います。

対極にあるモーツアルトの「トルコ行進曲」、

そして、バッハの「ゴールドベルク変奏曲」のカノンを最後に演奏会を閉じました。

素晴らしい閃きと叡智と演奏をありがとうございました。

また、みなさまとともに巡り会えますことを・・・・・・。

(今日、小樽で雪明りのお祭りで、3時と4時から福田さんの演奏会を開きます。

是非、ご参加ください。)

 

「Bach」&「なごみ茶」

土曜日, 2月 16th, 2013

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ソフテ・ケーキの新作!

福田直樹さんのチェンバロに触発された一品。

その名も『BACH!』。

オーガニック・ホワイトチョコにオーガニック・グラッパで醸したヨーロッパの典雅な香り漂うケーキ。

片や、オーガニック抹茶『甜々』で中身も外見もあしらったムース『なごみ茶』。

この和洋合作、一品一品を召し上がれ!

 

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王羲之の真蹟、発見!!

土曜日, 2月 16th, 2013

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王羲之といえば『書聖』、究極の書家であり、理想の文人である。

4世紀東晋時代、1700年も前で、日本は弥生時代、この頃の字跡はない。

王羲之の真筆は無く、多くは今で言うコピーであり、

それは双鉤填墨という精密な模写本で、

外見上は真筆とまったく区別できないほどだ。

拡大鏡によって初めてそれが複製であると分かるほどの細密さで、古人の技の凄みを知る。

小野道風筆と伝えられていたものが、実は王羲之の模写本、「大報帖」であることが判り、

新たな発見とされて、東京国立博物館に今、展示されている。

千何百年もの時を経て、書聖の風韻に触れる感激も一入であろう。

観たいものである。

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若き頃、日課として下の『蘭亭之序』を臨書して止まなかった。

その風格と知性、その技量に圧倒され沈潜していった。

空海の最澄へ宛てた書簡「風信帖」は、悉く王羲之の影響を受けていた。

いわば、ほぼ20世紀を隔てても、彼ほどの大家が出現しなかったということ、

紀元前後に輩出した聖人群と人物像のスケールと深さ。

再びと、その黄金時代は人類史にやって来ないのだろうか。

そんな意味でも、生身の眼で、その筆跡を観て、

遠く太古に思いを馳せるのも、悪くはないのではなかろうか。 

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王義之4

 

無事開催さる

金曜日, 2月 15th, 2013

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2日に行われた「福岡正信生誕百年祭」は盛大に、成功裡に終えたとの報告が、

主催者の矢島三枝子女史から届きました。

その讃嘆のメッセージは国内外から集まり、福岡先生のお徳と功績が、

未だに世界に影響を与え続けております。

この『無の哲学』が今後の世界の行く手を照らす光になりますことを。

 

これも奇縁でしょうか、今回主催者・石多エドワードさんが、

何と以前に、福岡翁を呼び、徐福劇のオペラを創作発表したことがあったそうです。

富士古文書には、徐福の家系図の最後が、福岡家だけが連なっていました。

 1週間後に、富士山麓で「徐福祭」が開かれるのも、何かの奇縁ですね。

 

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Amazonの2部門で首位!

金曜日, 2月 15th, 2013

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磯田さんからの嬉しい報告。

告井さんのビートルズアルバム、Amazonの2部門で首位。

7日にして追加プレスという快挙。

よかったですね。

まほろばでも、売れていますよ。

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見直される“狩猟文化”

金曜日, 2月 15th, 2013

昨晩放映されたNHKクローズアップ現代、

『ハンターが絶滅する!?~見直される“狩猟文化”~』。

エゾシカの食害は道内ばかりと思っていたが、今や全国的社会問題であった。

野獣の増加に反比例して狩人の激減は、70年代の半分以下で、これも大きな壁となっている。

熊や鹿などその被害228億円というから、動物愛護団体からも緩和策が取られている。

その中でも各地で行われている狩猟、加工、販売という町をあげての取り組みが注目される。

特に、古来『またぎ文化』が伝承されている地域は、絶妙なバランスで獣害がない。

自ら狩り、解体し、食べる。

この教育システムに野幌の酪農大学が取り組みを初め、日本の先鞭となろう。

過去の乱獲という手痛い失敗を繰り返すことなく、狩猟を通じて野生動物と共存しようという

有機的生態系の再構成を今、日本は問われている。ezoshika2