「森下自然医学」誌、4月号が届きました。
巻頭随想は「徐福伝説 その九」で、秦国成立の世界地図。
アレキサンダー大王とペルシャ軍の激突。
片や、春秋戦国時代は七国の合掌連衡で強国秦に対峙する。
それほど秦の大軍勢の凄まじさは、かの兵馬俑の遺跡を見ても想像するに余りある。
それは、何と敗退したペルシァ軍が大陸南西の秦に吸収されていたという想像。
会長の仮説は、実に面白い!
今月の筆頭は、あの不食の森美智代先生を迎えての鼎談。
「少食は世界を救う」で有名な、大阪の治療家、故甲田先生に師事され、
余命5~10年の余命を見事克服された森さん。
1日1杯の青汁だけで元気に13年も生き延びて、今も元気で、
鍼灸院を経営されているから、驚きなのです。
今回は、その秘密を探ります。
楽しみですね。
田中愛子先生の連載「食養を極める」6回目。
毎回、絶好調の筆力。
若き日の体験を交えたお話は、スリリングでエキサイティング。
とても興味が尽きない内容で、目が離せません。
今回もスゴイ話があって、ビックリでした。
どうぞ、お読みください。
今月の「倭詩」は『奇跡の生還と真実の自己』という題名。
東京の斎藤裕子さんとは以前からの知人で、絵本作家でもある。
彼女は、大変面白い経歴の持ち主で、世界旅行を通して心の世界が開かれてゆく。
それは感性的に情緒的に、どうのこうのというより、禅で言う見性の世界で、
自分が忽然として変わってしまう体験が、聞くだけで実に面白い。
その彼女が紹介する、ガン末期のインド女性が臨死体験で、
全く完治してしまうという話を紹介している。
何時もの硬い文調でないので、安心してお読みになれます。
しかし、世の中には奇跡の話があるものなのですね。
だが、これは単に興味本位の噂話でなく、
我々一人一人の生き方に迫る、切実な問いかけのお話なのです。