まほろばblog

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「能力の限界は、イマジネーションの限界」

土曜日, 4月 20th, 2013
  久瑠 あさ美(メンタルトレーナー)

                『致知』2013年4月号
                 連載「読者の集い講演録」より

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過去、現在、未来という時間の流れがあります。
この捉え方をきょうここで塗り替えていただければと思います。

大抵の人は、自分は現在に生きていると思い込んでいますけど、
ほぼ過去に生きているんですね。

というのは、いまこうしている瞬間は、
一秒経てば過去になります。
時間はどんどん流れていて、
それも前から後ろにしか流れないんです。

にもかかわらず、普段私たちが認識するのは
これまでどうだったかということ。
一年前がこうだったからこんな計画を立てましょうと。
それは悪いことではありません。

でも、そこに安心していると
痛い目に遭う時代がやってきたわけですね。

「一時間先の未来っていうのは、
 一時間経ったらいまになるんだ」

このイメージをずっと持っていけば、
なぜ自分はいままで過去にこだわっていたのだろう、
というマインドになります。

頭の回転が速い人や機転の利く人は
たいてい未来をイメージできている人です。

野球で言えば、ボールが飛んでくる瞬間に
ファインプレーを目指している選手です。
そうでないと人は感動しない。
これは野球だけに限らず、あらゆる仕事に当てはまると思います。