まほろばblog

Archive for 7月, 2013

寺田当主inまほろば 29周年を祝う!

土曜日, 7月 6th, 2013
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昨日から始まった「29周年創業祭」。

第二日は、千葉神崎から寺田優当主がいらしてお酒やマイグルトの試飲販売会を行います。

朝一番のミーティングの最後、寺田さんに『酒造り唄』を唄って戴き、景気付けてもらいました。

素晴らしいスタートを切ることが出来ました。

ありがとうございました。

さぁ!30年に向けて、がんばろう!!!!!

「エベレスト登頂秘話 ~命がけのお茶会~」

土曜日, 7月 6th, 2013
三浦 雄一郎(冒険家)

              『致知』2013年8月号
               特集「その生を楽しみ、その寿を保つ」より
          http://www.chichi.co.jp/monthly/201308_pickup.html

└─────────────────────────────────┘

【大竹】 実は私も18歳の時、
     八ヶ岳を1か月ほど縦走したんですが、
     酸素濃度が平地よりも随分と薄く、
     呼吸が苦しくなりましてね。

【三浦】 2000~3000メートルの山になれば、
     そうなります。

【大竹】 体感温度はマイナス30度から40度。
     あの程度の高さの山でも、不安感や恐怖感を
     いまだに記憶してるんですよ。

     ましてエベレストなんていうのは、
     まるで想像ができません。

【三浦】 いや、でも基本的には好きでやっていることですから。
     で、どうせやるなら面白くやろう、
     というのが我われの方針で。

     実は今回も8500メートルの頂上直下で、
     お茶会をやったんですよ。

【大竹】 え、お茶会?

【三浦】 福寿園の抹茶、茶筅(ちゃせん)から
     お碗から茶を点てる道具、
     虎屋の羊羹(ようかん)まで全部揃えて、
     これから頂上へ行こうという時に
     テントの中でお茶を点てたんです。

     息子の豪太に言わせると、
     なんでそんな物を持っていくんだと。
     8000メートルへ行くには100グラムでも
     軽くしたいわけですからね。

【大竹】 それは心を静める意味合いがあったのでしょうか。

【三浦】 そうです。実際、作法も何も知らないくせに
     お茶を点てていただくと、不思議に心が落ち着く。
     そして頂上に早く立ちたいとエキサイトしていた皆の心が、
     すうっと静まっていった。

     これから命懸けで臨もうとする
     出陣前の儀式のようなものですね。
     その結果、四人の心が一つになって。

【大竹】 戦国武将も戦場でお茶を点てたといいますからね。

【三浦】 はい、それと同じような心境でしょうね。
     一見無駄かと思われていたものが、
     こんなにも人の心を掴んだんですよ。


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【大竹】 そういう試みが余裕を生んで
     チーム力を高めたのでしょうね。

【三浦】 また、食事も普通はアルファ米をかき込むだけですが、
     雲丹やら塩辛やら北海道の特産物、
     それに手巻き寿司なんかも用意して、
     頂上付近で食べたらこれがおいしくておいしくて(笑)。

     今回一緒に登った二人はエベレストを
     もう何回も登っているプロの登山家です。
     その彼らもこんなに食事がおいしく、
     優雅で楽しい登山は初めてだったと言いました。

【大竹】 それは驚きました。
     技術的な凄さもさることながら、
     精神面についてのケアもいろいろと
     工夫をされていたのですね。

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有機JAS早川メロン、初入荷!!!

金曜日, 7月 5th, 2013

 

 

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7月4日(木)の昨日、札幌卸売市場で、早川さんの有機メロンの初ゼりが行われました。

相変わらず精力的な早川さん、忙しいなかで、年一回の逢う瀬がその朝です。

奥さんと働き詰めで、大規模な畑を営農しています。

EM全国大会では、早川さんのスピーチが必ずと言っていいほど成功例で取り上げられます。

彼の合理性功利性のシャープで柔軟な思考ととにかく猛烈に働くその機動力は見上げたもので、

どんな職種でも成功される方でしょう。

今回は、動画でセリの現場を撮影しましたので、ご覧ください。

 

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お話のように、寒さが長引き、10節目の花芽が着かず、その為勢いが付かなかった。

それは低温と日照不足はどうしても蜂が活動しないので、受粉がうまくいかないのだ。

それで、1週間から10日遅れたという。

よやく4月下旬から蜂が活動するようになってきたので回復しつつある。

これからお盆まで上り調子。今月25日までがピーク。

20日から一週間が勝負ということ。

糖度も15~17度でうまい!

だが、これ以上あがると、クドクなる。

風味・甘味のバランスが大事ということ。

試食会でも、みな旨いうまいと好評。

今年も行けますね!!!

 

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ちなみに、初セリ、秀品4玉で¥30,000という高値が付きました。

今、店頭で1玉¥3.500で売らせて貰っていますので、お買い得です。

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ところで、奥様の実家のある新篠津の伊藤様宅では、お父さんが凝り性で、

何と「エリクサー」を付けていた、ということが後で分かり、早川さんも、私もビックリ!!

縁は、繋がっているんですね。

「徐福」関連の地、「明見湖」付近が放映されます!

金曜日, 7月 5th, 2013
先日、中国連雲港へ徐福の里巡りをして来たのですが、
その徐福が、終焉の地として最期をおくった富士吉田明見地区。
時折りしも「世界文化遺産」に登録された富士山のふもと。
7月7日(日)7:00から日本テレビ『遠くへ行きたい』で、その周辺が紹介されます。
私の親戚で「めだかの学校」を主催している勝俣源一さんが、田中さんを案内します。
遠くへ行きたい
<みどころ>

 今回は俳優・田中要次が世界遺産に登録された富士山の周辺を旅する。まずは富士山駅(旧富士吉田駅)の駅前でレンタル自転車を借りて出発。市内を巡り、葛飾北斎の絵に描かれたという明見(あすみ)湖から望む富士山を見る。富士河口湖町の「船津胎内神社」で不思議な洞窟を体験し、「大石紬」で知られる大石地区で養蚕農家を訪ねる。そしてハンググライダーで空を舞い、空から富士山を眺める。

<内容>

 旅のはじまりは新宿駅を出発するJR中央本線特急「あずさ」の車中から。大月駅で富士急行に乗り換え、富士山駅(旧富士吉田駅)を目指す。到着後、駅前でレンタル自転車を借り、市内を巡る。駅前から少し行くと巨大な金(かな)鳥居のある交差点に出る。金鳥居は富士山という神の山の鳥居と考えられている。さらに進むと富士山をかたどったオブジェのある大きな庭に遭遇する。庭の持ち主である荒井三千男さんは富士山好きが高じて自ら庭を整備し、オブジェのほか水や木を使って富士山を表現しているという。

 次に田中は明見湖に向かう。一面にハスが広がる美しい湖を案内してくれるのは勝俣源一さん。葛飾北斎が好きな勝俣さんは、北斎の「富嶽百景」のひとつ「阿須見村の不二」と同じ富士山が見える明見湖に魅了され、湖の整備に尽力した。田中は勝俣さんに明見湖の富士山スポットを教えてもらう。さらに勝俣さんが打つ、富士吉田市の名物「吉田うどん」をいただく。

 富士河口湖町の「船津胎内神社」にある洞窟は、約1万年前に起きた富士山の噴火で流れ出た溶岩流によって出来上がった。あたかも人の体内のような様相をしていることから胎内樹型と呼ばれている。全長約70メートルのなかには肋骨状の側壁や突起状の天井など、いたるところに体内を思わせる造型がある。田中は河口湖フィールドセンターの館長・荒井正春さんの案内で、不思議な洞窟を探検する。

 次に大石地区で、養蚕農家を訪ねる。ここの蚕からは「大石紬」という伝統の織物が生まれる。堀内やよいさんは大石の絹糸を使って「美顔パフ」なるものを作っている。100%シルクのその感触を確かめてみる田中・・・。

 旅の最後に田中は「空から富士山を見る!」を実行することに。忍野スカイスポーツ倶楽部インストラクターの町田重幸さんと一緒に、ハンググライダーで空を舞う。空からの富士山はどんな眺めだろうか――?

 そして田中は自らの足で富士山を新発見&再発見した、今回の旅を振り返る。

「江戸時代のメンタルヘルス」

金曜日, 7月 5th, 2013
     立川 昭二(北里大学名誉教授)

              『致知』2013年8月号
               特集「その生を楽しみ、その寿を保つ」より

└─────────────────────────────────┘

貝原益軒の後輩の水野沢斎は養生には三つあると話しています。

一つが身養生」、

二つ目が心養生」、

そして三つ目が家養生です。

この三つは巡り巡っていると考えていて、
身体がよければ心もよい。

心がよければ家も整ってくる。

逆に身体が悪ければ心も悪くなり、
心が悪くなれば家が悪くなると、
非常に地に足のついた、
あるいは生活者の視点に立った考え方をしています。

なかなか上手いことをいうものです。

人の生き方、あり方を詳しく述べているところに
私は『養生訓』の魅力を感じると申し上げましたが、
健康論そのものも現代人が考える健康法とは大きく異なっている。
ここもまた注目に値します。

例えば私たちが健康に関して語る場合、
何を話題にするかというと二つあるんです。

一つは病名の話。

糖尿病だとか高血圧だとか。
それからもう一つが臓器の話です。
肝臓がどうだとか、心臓がどうだとか。

ところが、驚くことにこの『養生訓』には、
一か所中風、いまの脳卒中のことに触れられているだけで、
他に病名の話もなければ臓器の話もない。

では、人間の体はなんでできているのか。
これが帯津先生が詳しく説かれる「気」なんですね。

例えば「気を減らすこと」「気を滞らせること」が
健康を損なうという言い方をしています。
その意味で益軒の学問は「気の医学」といってよいかもしれません。

益軒の健康論のもう一つの特徴は、
健康の最も大切な眼目として心の健康、
メンタルヘルスを挙げている点にあります。

健康とは心身の相関であるという
ホリスティックな考え方がここに出てきます。

心身のバランスがしっかりしていたら病気にならないし
人生を楽しく生きていくことができる。
これは現代に生かせる益軒の教えではないでしょうか。

例えばこういうことを言っています。

「常に元気をへらす事をおしみて、言語をすくなくし、
 七情(喜怒哀楽愛悪慾)をよきほどにし、
 七情の内にて取わき、いかり、かなしみ、うれひ、思ひを
 すくなくすべし。

 慾をおさえ、心を平にし、気を和にしてあらくせず、
 しづかにしてさはがしからず、心はつねに和楽なるべし。
 憂ひ苦むべからず。是皆、内慾をこらえて元気を養ふ道也」


怒り、悲しみ、愁い、嘆き。そういうことを
なるだけ避けて毎日を楽しく暮らしなさい、
心は常に和楽でなくてはなりません、
という考えは私などは大いに共感するのですが、
そういったことを繰り返し繰り返し説いている。

現代と同様、江戸時代の人たちにとっても
メンタルヘルスは非常に大切だったのでしょうね。

うさと展in厚別店

木曜日, 7月 4th, 2013

by  アグネス

 

やっぱ夏だね!ノースリーブ系のデザインが沢山ありますよ。

藍染の薄手生地も。

今日四日から六日までうさと展イン厚別店まほろば開催!
10じ〜19じまで。最終日は17じまで。
三日間なのでお間違えなくー。
地下鉄ひばりヶ丘駅下車すぐです。

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  • まほろば厚別店
  • 7月4日(木)~6日(土)まで

    「うさと展を自然食品のお店 まほろばの厚別店」

    にて開催します
    とき 7月4日~6日

    時間 10時~19時(最終日は16じまで)
    場所 ナチュラル&オーガニック まほろば厚別店 (札幌市厚別区厚別中央1条3丁目)
    ※厚別店は3日間の開催です。
    ※地下鉄ひばりが丘駅下車すぐ

    「本当の自分は自然そのものいのちのかたまりなんです

    自然のエネルギーに満ち溢れているものいのちが宿った服を

    まとえば からだも心も魂も自然な呼吸を取戻します
    うさとの服はタイやラオスの農村で織られています。
    布を織る村の女性たちには生産ノルマも納期もありません。
    織る人には布のデザインから縫う人には一着を最初から最後まで
    担当して作っています。
    布は一反一反どれも違うし、誰が縫うかによって出来上がりも違います。
    まずはじめに村の暮らしがあり、
    そこで育まれた布にあわせて服を作るのが
    うさとのものつくりの姿勢です。
    ~パンフレットより抜粋~
    丹精こめて作られたいのちのかたまりのお洋服が手からテへ。
    あなたを待っているお洋服がきっとあるはず。
    初夏にふさわしい麻のお洋服や薄手のカットソーも多数おあります。
    うさじいとアグネスがお待ちしてます。
    ダンスフロアーなので、大きな鏡でご試着できますよ。
    いろいろ試着してみてくださいね。
                         あやの里あやの森プロジェクト
                             山口幸雄(うさじい)&アグネス

「驚異の101歳、現役サラリーマンの日常」

木曜日, 7月 4th, 2013
    福井 福太郎(東京宝商会顧問)

              『致知』2013年8月号
               特集「その生を楽しみ、その寿を保つ」より

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【記者:お勤め先はどちらですか?】

福井 会社は神田にあって、
最寄り駅の辻堂(神奈川県)から片道一時間、
電車を乗り継いで向かいます。

朝八時三十六分発の快速湘南ライナーに乗って、
東京駅の階段を四十一段下り、
人混みを縫って今度は階段を上がり、山手線に乗り込む。

車内はぎゅうぎゅう詰めですが、
仮に優先席が空いていても、一駅分ですから席には座りません。

【記者:毎日往復二時間の通勤というのは大変でしょう】

皆さんからも健康法をよく聞かれるんですが、
毎日そうやって歩いているから元気でいられるんでしょうね。

僕の携帯電話には歩数計がついていて、
一日に七千歩から八千歩は歩く。

いまはもうだいぶ足腰も弱りましたが、
それでも普通には歩けますから、贅沢は言えません。

【記者:背筋もピンとしておられます】

あ、これは謡(うたい)を歌っているせいです。
謡は前屈みの格好じゃ力が入らなくて歌えませんから。

喉から出る声はダメなんですよ。
お腹から声を出すにはグッと胸を張る必要がある。
四十二歳の時から始めたんですが、
かれこれ六十年近くも続けていることになりますね。

【記者:いまでもいいお声が出ますか?】

えぇ、まぁ(笑)。
声は軍隊へ行った時に号令を掛けたりしていましたから。

軍隊じゃ大きな声を出さないと、こっぴどく叱られる。
だから若い時に身につけたことが、
年をとっても影響してくるんじゃないでしょうか。

周りの方を見ていても、年をとってから
新しく何か習慣をつくるというのは難しいですね。
たいていは若い時から
ずっと続けてやっているものが残っている。

【記者:食事はどうされていますか】

朝四時半には起床し、食パンを焼いてハムとレタス、
トマトを載せてよく噛んで食べます。

妻には四年前に先立たれてしまいましたが、
夕食は同じ敷地内に住む長男夫婦の家で、
嫁が作ってくれた食事を一緒に食べています。
若い頃と変わらないくらいよく食べていますよ。

【記者:好き嫌いもなく?】

えぇ、肉でもなんでも食べます。
それと野菜はうんと食べなきゃいけないですね。

何しろね、偏るとダメです。
これは食べ物だけじゃありません。
考え方も狭い見識でなく、広く物事を見ていかないと。

まぁ、いま言ってきたことの一つひとつが
長生きをした基礎になっているのでしょうね。

札幌で鈴木重子さんによるワークショップを開催!

水曜日, 7月 3rd, 2013
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by  かねあい 相馬梨絵

歌手・アレクサンダー・テクニーク教師の鈴木重子さん、アレクサンダー・テクニーク教師の安納献さんのお二人をお招きし、札幌でワークショップを開催!

 

詳しくはこちら

http://kaneai.jimdo.com/%E3%81%8B%E3%81%AD%E3%81%82%E3%81%84%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97/2013%E8%8A%B8%E6%A3%AEws/
会場は、坂本龍一さんや大貫妙子さんも絶賛の芸森スタジオ。
http://www.geimori-st.jp/

鈴木重子さんは東大卒のジャズ歌手として、ゴールドディスクも受賞。
輝かしい経歴をお持ちです。
しかし、彼女はいつも自然体。
存在全てが癒しのような方です。

http://www.office-giraffe.com/

彼女に初めて会ったのは3年前、静岡で。
初対面とは思えないほど、私の心の芯にすーっとやさしく触れてくれる気がしました。
争う気持ちとか、社会への不満とか、自己顕示欲とか、トラウマとか、そういったものがどうでも良くなるくらい・・・自分の命の実体を尊く感じるような、そんなワークを受けて、どんどんやさしい気持ちになる自分がいました。

皆さんにも是非こんな気持ちになって欲しくて、企画しました。
赤字覚悟です!(北海道までお二人お呼びして、この場所で、料理で、こんな金額では採算取れません(笑))

現代社会には色んな不条理があって、悲しくて嫌になることが沢山あるけれど、自分がまず変わることで、世界が変わっていきます。

それは、肩がこることだったり、腰が痛いことだったり、過呼吸やうつだったり、、、そういうことでも、全て周りと自分との関係に影響しています。
まずは自分が楽で、自然体で、満たされていないと。
自分の事が改善されるだけで、周囲との関係が変わります。

もっと楽に、こころのままにパフォーマンスしたい、そういう願いへの答えになる可能性も大いにあります。練習の仕方も変わります。

怪我も少なくなるし、緊張も少なくなるでしょう。

こうした、「自分の使い方」を学ぶアレクサンダー・テクニーク。
私は、アレクサンダーに出会った4年前から、人生が180度かわり、人生が再スタートしたといえるくらい変わりました。

それまでは、数々の病気(クローン病、パニック障害、PTSD、うつ病、身体表現性障害、化学物質・電磁波過敏症、てんかん、ムズムズ脚症候群・・・)や 体調不良(肩こり、耳鳴り、めまい、しびれ、腹痛、頭痛、吐き気・・・)に苦しみ、ドクターショッピングや東洋医学などを試す日々。ほとんど寝てばかりの 日々。
周囲との関係も上手く行かず、満足なパフォーマンスもできず、まさに絶望の中にありました。
それが、がらりと変わったのです。

だから是非、皆さんにもお伝えしたいのです。
アレクサンダー・テクニーク、そして鈴木重子さんという存在を。

そして、もう一人、お呼びしている安納献さんはアレクサンダー教師であり、NVC(ノンバイオレントコミュニケーション)の実践者。
とっても素敵な方です。

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http://www.amazon.co.jp/NVC-人と人との関係にいのちを吹き込む法-マーシャル・B・ローゼンバーグ/dp/4532318106/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1372252391&sr=1-1

そんなお二人によるワークショップ。
こんな機会はもう無いかもしれません。

12日は音楽家向け(レベルは問いません)、13日〜15日は全ての方に。

じっくり少人数で学べるコースをご用意しました。
食事は、自然食まほろば、スルジェ農園、八剣山ワイナリー、トロワの畑、粋ラボラトリーから提供頂く、オーガニック中心の料理です。

是非ご参加下さい。

 

Facebookイベントページ

https://www.facebook.com/events/487026994699768/

イベント詳細

かねあいホームページ

http://kaneai.jimdo.com/かねあいトップ/2013芸森ws/

 

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■■■■■■■■■■■イベント詳細■■■■■■■■■■■■■■
【こころとからだを解放し、のびのびと舞台で演奏しよう!
音楽家のためのアレクサンダーテクニーク・ワークショップ】

がんばって練習すればするほど、音が出にくくなって、不自由になってしまう。音程やリズムに気をつけると、表現がおろそかになり、表現に気を使うと、演奏が雑になる。他のメンバーと息が合わない。ステージに上がると、緊張して体が思うように動かない…こんなことはありませんか?

私たちは、力を入れて何かを『する』ことは、たくさん学びますが、無駄な力の『抜き方』を学ぶ機会は、まずありません。豊かで自由な表現は、本当は不要な力みのない、効率的な演奏から生まれてくるのです。アレクサンダー・テクニークは、100年ほど前に開発された、『ラクな体の使い方』についての技術。欧米では、音楽や演劇の学校で、基礎トレーニングとして取り入れられています。知らない間にしょいこんだ、不要な思い込みやプレッシャー、それにともなう体の負担を減らして、ラクで効率的な動き方を学びます。骨格模型を見ながら、体の構造を再発見し、エクササイズをしながら、聴いて、見て、触れて、動いて、パフォーマンスの質を上げていきましょう。

(鈴木 重子)

■ 日 程 ■ 2013年7月12日(金)13:00〜17:00

■参加費■ 14,000円(定員25名)

《学ぶことの一例》

●ボディマッピング・・・体の仕組みを理解し、効率よい楽な使い方を学ぶ

●呼吸のワーク・・・自然な呼吸を学ぶ

●あがり症の克服・・・舞台に出るとき、なにが起こっているのか。緊張を表現へのエネルギーに変換する学び。

ご希望の方はワークショップ内で実際の演奏も歓迎します。楽器をお持ち下さい。

※7月12日音楽家のためのWS参加者限定!
【懇親会&発表会】

7月12日(金)18:00~20:00

+2,000円で【懇親会】に参加できます。

持ち寄り形式です。

ワークショップで学んだことを活かしての発表会です。

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【安らかで、生き生きした『からだ』を生み出すワークショップ

〜声、呼吸、動きを通して、周りの世界とつながる〜】

しなやかで、落ち着いて、快適な、からだ。自分が自分であることに、お腹の底から満足できるようなそんな体験をしたことがありますか?私たちのこころとからだは、密接につながっています。むだな力みや緊張を手放すとき、からだは解放されて柔軟さを増し、こころは安定して、存在することの喜びや、周りとのつながりを生み出すのです。アレクサンダー・テクニークは、100年ほど前に開発された楽で自然な『からだの使い方』のための技術。このワークショップでは、その原理を使ってからだのひとつ、ひとつの構造を確かめながら、声や呼吸、動きを解放することによってからだのレベルから、安心で生き生きした自分に、生まれ変わっていきます。豊かな自然の中で、ゆったり時間をとって、こころと、からだと、世界とのつながりを再発見してみませんか?

(鈴木 重子)

■ 日 程 ■ 7月13日(土)〜15日(月・祝)

◇7/13(土)

14:00~15:00 受付

15:00~17:00 オリエンテーション・レッスン1

17:30~19:00 夕食

19:00~21:00 レッスン2

◇7/14(日)

9:00-10:30 森林散歩、自然のワーク

10:30-12:30 ブランチ、自由時間

12:30-16:30 レッスン3

16:30-17:30 入浴、自由時間

17:30-19:00 夕食、自由時間

19:00-21:00 レッスン4

◇ 7/15(月・祝)

9:00-10:30 レッスン5

10:30-12:30 ブランチ、自由時間

12:30-15:00 レッスン6、クロージング

※スケジュールは、若干変更する可能性がございます。

※より深い学びをするために一日2食としています。休憩時間などで、持参のものを食べていただくのは構いません。

■参加費■ 46,000円 (定員18名)

※会場利用費、食費、宿泊費、資料代の全てを含みます

2泊、4食付(相部屋となります。食事はオーガニック野菜中心。13日夕食、14日の朝食、夕食、15日の朝食です。)

ひのき風呂に入れます。

※ 宿泊を希望されない方は一泊につき5,000円引きが可能です。

【ワークの内容(予定)】

・声、呼吸のエクササイズ 楽で自然な声と息

・ボディ・マッピング 体の構造を知ることで、体に落ち着く

・からだを使った、関係性のワーク、安心のワーク

・自然とのつながりのワーク

・日常の動き(歩く、座る、食べるなど)のワーク

※それぞれの方の興味、関心を、深く取り扱っていきます。

※7月13日〜15日のWS参加者限定
【やさしいコミュニケーション(NVC)WS】

7月15日(月・祝)16:00~19:00

+3,000円

ノンバイオレント・コミュニケーション(NVC)とは?

40年ほど前に、アメリカ人の心理学博士マーシャル・ローゼンバーグが提唱した、互いを聴き合う対話法。自分や他人を批判することなく、ありのまま受け入れながら、思いやりをもって聴き合いながら、つながりを見つけてゆくための具体的でシンプルな方法です。

特別割引!

全日程にご参加の方は参加費2,000円を割引いたします。その場合、7/12(金)の夜も芸森スタジオでの宿泊も可能です(1泊6,300円)。7/13(土)の朝食の用意はありませんのでご了承ください。

————————- 共通事項 ————————————–

■ 講 師 ■ 鈴木 重子(歌手、アレクサンダーテクニーク認定教師)

安納 献(アレクサンダーテクニーク認定教師)

鈴木 重子 http://www.shigeko.jp/./

ヴォーカリスト。いのちの響きをつむぐ歌い手。幼い頃からピアノや声楽に親しみ、東京大学在学中に本格的にボサノヴァ、ジャズヴォーカルを学ぶ。卒業後も司法試験への挑戦と、歌の活動を続けながら自身の歩む道を模索し、「本当に好きなことをして、限りある人生を生きよう」とヴォーカリストの道を選択。1995年メジャーデビュー。ニューヨーク「ブルーノート」にて日本人ヴォーカリストとして初公演。さまざまなジャンルの曲を、独自のスタイルで表現し、以後、多くの作品を発表。平和の歌を集めるプロジェクト“Breath for Peace”の発起人であり、紛争の地、ウガンダ共和国を訪問。2012年、朗読CD“あかり”をリリース。リードオルガンとの共演CD「リードオルガンに夢をのせて」に参加。すべての生命に響き合う唄を求めて、学校、病院など分野を越えて活動し、ヴォイスや表現、アレクサンダー・テクニークのワークショップ、講演なども行っている。

安納 献

BODY CHANCEプロコース東京校トレーニング・ディレクター国際基督教大学卒。ATI認定教師。心と体のつながりを扱う実践的な手段としてアレクサンダー・テクニークに興味を持ち、2001年より学び始める。2006年ATA卒業。以後、現代朗読協会でなどで定期的にワークショップを開催。舞台や合唱の経験から、パフォーマンスやコミュニケーションへの応用に関心を持つ。現在、非暴力コミュニケーション(NVC)を勉強中。英語でもレッスン可能。

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■会場■ 芸森スタジオ

http://www.geimori-st.jp/

(宿泊施設、駐車場完備)

TEL:011-206-7355 〒005-0864 札幌市南区芸術の森3丁目915-20

札幌市中心部から車で約30分

新千歳空港から車で約50分

地下鉄とバスでお越しの場合 地下鉄南北線「真駒内」駅から中央バス(101 空沼線・102 滝野線)「常磐小学校」下車 徒歩10分

※行き帰りに乗り合わせが可能です。真駒内駅からの発着になります。詳しくはお問い合わせ下さい。

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アレクサンダーテクニークとは?

アレクサンダー・テクニークは, 心身の不必要な緊張に気づき, これをやめていくことを学習します。その手がかりとして頭・首・胴体の関係が重要であることをF.M.アレクサンダーは発見しました。がんばればがんばるほど出来なくなるとか, 緊張をやめようとすればするほど緊張してしまうとか。頭と脊椎のあいだのプレッシャーが少なくなれば, アレクサンダーの言う「初源的調整作用」が活性化され, 本来もっている自分の能力が解放されます。音楽, ダンス, 演劇, スポーツにおけるパフォーマンスが向上し, 人間関係がらくに, 日常生活が快適になり, 病気や痛みが減っていきます。

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( )[a]7/12 音楽家のためのアレクサンダーWS

( )[b] 7/12 音楽家のためのアレクサンダーWS+懇親会

( )[c]7/13〜15 安心を見つけるアレクサンダーWS

( )[d] 7/13〜15 安心を見つけるアレクサンダーWS+NVC・WS

7 7/12のWSに参加の場合、楽器・パート

8 ご来場方法

( )[あ] 自家用車

( )[い]公共交通機関

( )[う] 乗り合わせ希望(地下鉄真駒内駅待ち合わせ)

( )[え] その他

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〔2013芸森WS予約専用メールアドレス〕 at2013sapporo@gmail.com

〔Fax番号〕 0133-62-8337

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【お問い合わせ】 kaneaikaneai@gmail.com (かねあい)まで

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主催 かねあい、Soul mArk If me
後援 札幌市、札幌市教育委員会
協賛 芸森スタジオ、自然食まほろば、スルジェ農園、八剣山ワイナリー、トロワの畑、粋ラボラトリー

「セルフ・サポートのすすめ」

水曜日, 7月 3rd, 2013
   清川 妙(作家・エッセイスト)

              『致知』2013年8月号
               特集「その生を楽しみ、その寿を保つ」より

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私は毎日機嫌よく生きたいなと思います。
ぐちぐち不平を口にしながら生きてもつまらないですもの。
同じ生きるなら機嫌よくありたい。

もちろん機嫌悪くなる時もありますけど、
そこできゅきゅっとねじを巻いて、
機嫌のいい自分に直すんです。

やっぱり年を取ってからの生活は意志が要ると思う。
「愚痴を言わないぞ」とか、
そういうセルフ・マネジメントが大切だと思います。

余談ですが、英語の辞書を引くと
「セルフ」が付く単語が百以上あるんですね。

やはり海外では「自分で何々する」ということが
重んじられている証拠だと思うのですが、
「セルフ・コントロール」「セルフ・マネージ」といった中に、
「セルフ・サポート」という単語があって、
とても気に入ったんです。

それは自立や自助といった意味の他に
自営という意味もあって、
いま私もささやかに原稿を書いて
お金をいただいている自営業ですから、
「『セルフ・サポート』っていいな」と思って。

足が重だるいと思ったら、足を高くして寝るとか、
なるべく歩くようにするとか、
自分でできる限りのサポートをして、
「できる状態」を保つの。

体や頭はもちろん、心にもセルフ・サポートは
要ると思うんですよ。

例えば体と頭は体操をするとか
パズルをするとか言われていますが、
心のサポートについては言われないでしょう。

でもやはりこれも人を褒めるとか
「ありがとう」と感謝するとか、
そういう気持ちを強く持って
自分で自分をサポートすることがとても大事だと思う。

いいや、面倒くさい。
年を取ったから仕方がないや、と思ったら、
坂道を転がるばかりです。

「クリエイターに必要な三要素」

火曜日, 7月 2nd, 2013
 早乙女 哲哉(天ぷら「みかわ是山居」主人)

              『致知』2013年7月号
               特集「歩歩是道場」より

└─────────────────────────────────┘

(修業に入った老舗天ぷら屋で)始終考えていたのは
「天ぷらとは一体何か」ということ。

自分のしていることを具体的に言葉で説明できなければ、
きょうは調子がよかった、悪かったという話で終わってしまい、
コンスタントな仕事ができない。

そこで先述したように、自分の行動に
「いまがベストか」と必ず問答を掛けるようにし、
少なくとも天ぷらに関しては、
どんな質問を投げかけられても
全部答えられるようになろうと誓いました。

例えば天ぷらを「揚げる」とはどういう状態を言うのか。
私の出した結論は「蒸す」と「焼く」とを
同時進行で行う、ということです。

油自体は火がつく寸前の三百六十度近くまで
あげることができますが、
天ぷらの衣や魚には水分があるため、
揚げている素材は百度を超えることがありません。

揚げるというよりは、百度で「蒸して」いる状態です。

しかしそのまま油に入れておくと、
徐々に水分が抜けていき、
完全に水が抜け切ったところは、
百度から一気に二百度近い温度へと飛ぶ。

すると百度で「蒸す」のと、
二百度で「焼く」調理とが同時進行で始まるのです。

その原理を認識していれば、魚のクセを取ったり、
衣をいかにつければよいかといったことが
自分自身で把握できるようになります。

理論はよく分からないが、
油の中に入れていれば勝手に揚がるなどと思っていると、
自分から何かを仕掛けていくことなど不可能で、
経験が蓄積されていきません。

詰まるところ、魚も、野菜も、
元は皆生きるために海の中にいたり、
野にあったりしたもの。

それを、料理人は食べるために
置き換える作業をしなければならない。

いま、どこの料理の世界でも、
奇をてらったようなものが大流行りですが、
果たしてそれは本当においしいと言えるのか。
お客さんに面白い料理だと喜ばれればそれでいいのか。

真のクリエイターとは、
科学者であり、数学者でもあり、
なおかつ優れた感性がなければいけない
というのが私の考えです。

従ってお客さんから「おいしいですね」と言われたら、
「えぇ、そうやって揚げてます」と答えられる。
天ぷらがおいしく揚がるよう、
結果が必ずそうなるよう、
一挙手一投足、計算し尽くした中でものづくりをしている、と。

それは即ち次に来ても、
そうやって揚げられますよということであり、
この次も気を抜かずやらなければいけない、
という自分自身への戒めでもあります。