まほろばblog

Archive for 8月 17th, 2013

神扉閉じ給う時、窓開け給う

土曜日, 8月 17th, 2013
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『 When the lord closes a door,
    somewhere He opens a window. 』

もう50年も前になる。

幼き日に観た名画、あの「サウンドオブミュージック」。

マリアの快活さと優しさと家族愛、そして自然の美しさが、少年の心を捉えて放さなかった。

幾多の困難を越えて、山越えをした時、その言葉の真の意味が全篇を貫いていた。

それは、彼女が語った。

「神様がドアをお閉めになる時は、

     必ずどこかの窓を開けておいてくださる」

という箴言。

ともすれば、何もかもが絶望に覆われて希望が見出せないときが人生にある。

でも、そんな時こそ、周りを見てごらん。

必ず、一条の光が射してあるはず!と漏らす。

この短くも深いみ言葉を胸に秘めながら、これからを生きたいものだ。

 

つれづれと空ぞ見らるる思ふ人

土曜日, 8月 17th, 2013

これも数学者高瀬正仁氏の労作、評伝「岡潔」の大著『星の章』『花の章』に引き続き、

『虹の章「岡潔とその時代」』を『正法眼蔵』と『龍神温泉の巻』の二巻に分けて出版された。

その綿密なる詳細を極めたフィールドワークは驚くばかりで、圧巻である。

この集中力、求心力には頭が下がる。

若い頃の私のことが少し出ていたが、詳しい取材を受けていないのが惜しまれる。

その下巻、保田與重郎氏と胡蘭成氏と岡先生の談話の中で、

和泉式部の歌に及んだくだりがあった。

岡先生は、それまで万葉のみ認め、古今以下は認めないとしていたが、

この相聞歌には心打たれ、今までの見識を少し変えねばならないとまで漏らした一首であった。

それは、

つれづれと空ぞ見らるる思ふ人

          あまくだりこむものならなくに

(玉葉1467)

【通釈】つくづくと空が眺められるよ。恋しく思う人が天から降りて来ることなどありはしないのに。

【語釈】◇つれづれと じっと思いをこらすさま。

【補記】「ものならなくに」と否定してみたところで、天に焦がれる思いが消えるわけではない。『和泉式部集』(正集)の最初に収められた百首歌。

天地をも切り裂く切なる哀しみが、神代調の大いなる調べとなって、千年の時を超えて、読む人の心に迫るのであろう。

こういう歌ぶりは、今の世では叶わないのだろう。

オルターセンターにオーガニックCafeが

土曜日, 8月 17th, 2013

あの楠正成の本城で知られる千早赤坂に、オルターさんのセンター開設とともに、

オーガニックCafeがオープンした。

調理は、みな厳選されたオルター食材でまかなわれている。

 

オルター市

また、農業研修センターとしても活用され、展示即売スペースもあり、

料理にエリクサーも活用され、また展示試飲されているという。

お近くにお住まいの方は、是非一度お尋ねください。

オルター エリクサー

 

ココカラ市

土曜日, 8月 17th, 2013

 

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