まほろばblog

Archive for 9月, 2013

大貫さんin芸森ハーベスト

金曜日, 9月 27th, 2013

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この22日の日曜に芸術の森で、大貫妙子さんのコンサート

『芸森ハーベスト』が開かれた。

今年で2年目、秋風の吹く、少し肌寒い山間のステージで開かれた。

ワインのΦさんやかねあいさんご夫婦のブースなどあり、

食あり、笑いありの日頃の疲れが取れたすがすがしい半日を過ごした。

 

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ジャズの福井良さんの演奏がスタジオであり、

その後、野外ステージでの大貫さんの歌声が、芸森の大空一杯に響く。

彼女の深い音色が、心に染みる。

NHK「プロフェッショナル」のメインテーマやサザンのバックを弾いている

ギタリストの小倉博和さんや、ドラムの林立夫さん。

一流のバックは、その歌声に寄り添いながら、際立たす。

札幌の一角で、この唄を聞けるとは、幸せでした。

 

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小樽の合気道家・三枝龍生さんが、応援に駆けつけられた。

大貫さんとは小学校の同級生で、それ以来の 親友。

3.11以来、東京から引っ越された。

http://aikido.co.jp/

野口晴哉師の整体の伝承者でもある。

 

そんな中、有機野菜の仲買さんの米内会長が病を押して聴きにいらして嬉しかった。

磯さんご夫婦のお陰でもありました。ありがとうございました。

本物の音楽が、こうして札幌に定着することが、本当に心から嬉しい。

大貫さんの札幌定住も本格的になる。

晩秋の色合いが、さらに深まって来た。

 

 

 

 

10月「ありがとうの日」4,5,6日から

金曜日, 9月 27th, 2013

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白鳥さんと音楽食事会

金曜日, 9月 27th, 2013

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札幌出身の白鳥さん。

まほろばとは、創業当時からのお付き合い。

もうかれこれ、30年ですから、相当長い。

お互いに若かった。

八軒店が近いのでよく買い物に来てくださった。

それから東京に移住して20年、Cafe「アカリ」をやっていらした。

今年事情があって、6月に札幌に帰省された。

そんな自然食の腕前を活かして「レッドベリースタジオ」で、

この度、『音とごはんを楽しむ夕べ』を主催します。

みなさん、お誘い合わせの上、お越しくださいね。

白鳥さん

高橋先生、復活!!「せせらぎ合唱団」公演会

金曜日, 9月 27th, 2013

せせらぎ合唱団!

 

「エリクサー水で奇跡の生還」という記事をご覧になりましたでしょうか。

あの事故から10年ほどが経ち、清水町の高橋亮仁先生が、満を持し、

最後のステージとばかりに、札幌キタラ大ホールで

「せせらぎ合唱団」の指揮をとります。

創立55周年、演奏活動650回記念の大きな節目での公演。

万雷の拍手で、先生の完全復帰をお祝いします。

まほろば両店で、チケットをご用意しておりますので、

是非ともお越し戴けますようお願い申し上げます。

 

せせらぎ合唱 2

「甘栗と小豆のカンパーニュ」

金曜日, 9月 27th, 2013

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今朝、緒方紀子さんは「フレグランス」のことで、

マジカル・スーザンさんは「美容講習会」の打ち合わせに来店。

偶然に、事務所でかち合いました。

そこに、「ベーカリー・フェニクス」の宮本シェフが、

創作パンの試食用をもって現れました。

「ワァー!!!!!!!!」という、歓声が部屋中に沸いたことは言うまでもない。

オーガニックの甘栗とかのこ小豆を混ぜ込んだカンパーニュ。

なかなか他にはない、美味しさですよ。

半斤 ¥420

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興農ファーム復興支援にご協力を!『興農そば粉』

金曜日, 9月 27th, 2013

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道東標津にある「興農ファーム」の本田さんから、

そば粉が届きました。

「興農そば」粉として販売します。

知床半島の麓、標津町古多糠の広大な農地で、農薬を使わず、

牛→牧草→豚→そば

環農法」により

栽培された稀少なそば粉です。

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この度の「興農ファーム復興支援」の一環として、

チャリティー品『興農そば粉』を出品します。

来週からの10月「感謝ディー」に出します。

是非、お求めになって、少しでも

興農ファームの存続に、ご協力をお願いいたします。

 

 

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「俗望を捨てて雅望に生きよ」

金曜日, 9月 27th, 2013
 牛尾 治朗(ウシオ電機会長)

      『致知』2013年10月号
              特集「一言よく人を生かす」より

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私は懇意にしていただいていた安岡正篤先生から

「俗望を捨てて、雅望に生きよ」

という言葉をいただきました。

最初はピンとこなかったので、

「雅望とは何ですか?」

と先生に伺ったら、

「それは自分で決めることだよ」

と諭されたんです。

要するに俗望というのは、
金銭欲、成功欲、名誉欲といった俗っぽい欲望のことで、
雅望はその対極にある望みや願い、志といえます。

人生には未練を捨てて、何を大切にすべきか
選択を迫られる局面というのが必ずあります。

富士子さん(ご対談相手の山本富士子さん)は
その時になんのためらいもなく
雅望を選んでおられるのをお話を伺って感じます。

「執念ある者は可能性から発想する」

金曜日, 9月 27th, 2013
    松井 道夫(松井証券社長)

      『致知』2005年1月号
              特集「過去が咲いている今、未来の蕾でいっぱいの今」より

└─────────────────────────────────┘

  私は、利益というものに使命感を持ち、
  利益を出すのが社長の役目だと思います。

  自分で会社をつくってやってきた社長というのは、
  やっぱり利益に対する執念がすごいですね。

  そんなこと言わずもがなと思われるかもしれませんが、
  こう言っちゃ悪いけれども、
  エスカレーター方式で管理職から
  それとなく社長になったような人は、
  ともすればそういう意識が希薄になりがちですね。

  もちろん、ちゃんとした経営者の方も
  たくさんいますけれども、
  利益に対する執念に乏しい人も多いです。

  この前何かの本に書いてあって、
  非常に共感を覚えた言葉がありましてね。

  松下幸之助さんの言葉らしいのですが、

  「執念ある者は可能性から発想する。
   執念のない者は困難から発想する」

   と。

  役人なんて、困難からしか発想しないでしょう。
  あれは執念がないんですよ。
  明確な目標がないからそういう発想になるんです。

  あるいは、管理職からなんとなく社長になったような人。
  執念ないですね。執念がないから困難から発想するんですよ。

  できるかどうか、ハラハラするところに
  やっぱりやりがいがあるわけで、
  困難から発想していたら、とても前に進んでいけないです。

絶世絶品のカレー!

水曜日, 9月 25th, 2013

 

ちょっと言い過ぎかな?!

それでも、これまで食べた何よりも旨かった。

旨いというより、凄かった!!!

何で旨いの?と聞くと、

材料が良いからは、当たり前なのだが、

当たり前でないのが牛・豚・鹿のトリオ、三兄弟の「コンドロイチン硫酸」、

「コラーゲン」が豊富なことこの上ない。

これは、ちょっと出しようの無いウマ味と栄養価なのだ。

これは、女性の膚によく、老年の関節によく、若年の元気によく、

兎に角、一度お試しあれ!!

極上カレー作りの素材集めは、必ずこの3セットで。

後の素材の良さも、超一流である。

 

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① 豚の軟骨(興農ファーム)

② 牛筋(興農ファーム)

③ 骨付きの鹿肉

④ 有機カレースタータースパイスミックス、有機カレーミックス辛口(Nハーベスト)

⑤ まほろば農園野菜のオンパレード、にんにく、生姜

⑥ 発酵バター、へうげ醤、七五三塩、一二三糖、ヘンプオイル

⑦ ベルセレージュの出汁、鶏がらスープ

⑧ その他もろもろ

 

 

 

ヴィオラ・ダ・ガンバとサバール

水曜日, 9月 25th, 2013

サバール 彼

先日11日、キタラコンサートホールでヴィオラ・ダ・ガンバの

「ジョルジ・サバール」の演奏会が開かれた。

ガンバ奏者で作曲家のサント・コロンボ とマリン・マレーの師弟を描いた

『巡り合う朝』で一世を風靡させた立役者でもある。

私も相当入れ込んで聴き、サバールのレコードを蒐集した時期があった。

西洋の楽器で何か一つやろうとすれば、躊躇無くこれを撰ぶだろう。

だが、それは来世に持ち越すだろう。

札幌での初の演奏会。

2度とないかもしれない、まさに聴きの逃がせられなかった。

 

サバール アンサンブル

 

演奏内容が多彩にわたって、現代的な奏法が、既に17世紀に使われたことが面白い。

調律も、何か聖なる儀式のようで、そのものが音楽であった。

この静謐で繊細で人間の声を奏でるガンバは、心にしみじみと染み入る。

もう少し、コロンボの古曲を何曲か聴きたかったが・・・残念。

サバール 表紙

 

しかし、最後に手にしたフランシシコ・ザビエルをテーマにアルバムが作られていて

これを求め、サインを戴いた。

後に、これを聞いて感嘆したのだ。

 

サバール 行列

 

これは稀に見る傑作で、その秀逸な構成と編集と演奏には心底驚いた。

当時のスペインの古楽から教会音楽・合唱、そして日本における当時の古曲、

篠笛、琵琶、尺八などが織り込まれ、さらに渡日前に寄った印度音楽、

そして離日後の中国音楽など、多彩にわたり、しかも一級の演奏なのが素晴らしい。

 

サバール ザビエル

 

ひとつの学術書のような体裁で、何か国かに訳されている。

お勧めしたいCD本である。

今、古楽回帰は、世界に拡がっている。