まほろばblog

Archive for 10月, 2013

「発酵文化推進機構」設立発足会!

土曜日, 10月 5th, 2013

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大売出しの前日。

東京日本橋で開かれた「発酵文化推進機構」の設立発会式に出席しました。

呼びかけ人である小泉武夫理事長の一声で、全国の済々たる

醸造発酵関係者800名が、賛同して参加する大集会ともなった。

この短期間に、これだけの人数が集められた小泉先生の実力に、ビックリ仰天しました。

もうアイドル並みの全国の人気者ですね。

 

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その先生が長年蓄積してこられた発酵ワールドを全開して、

この混沌迷妄する現代を立て直す『発酵革命』を宣言し、

まさに、あらゆる世界に、『発酵維新』を、平和的に興すというものです。

同志は、見えないミクロの戦士「微生物」ちゃんです。

政治経済や何ものにもよらない、大軍団微生物たちが、この世の中を一変させます。

まほろばも北海道支部の世話人の役を預かり、

これから、この大革命を、みんなの力と知恵を集めて、爆発させたいと思っています。

賛同される方々を、募って行きたいと思います。

よろしくお願いいたします。

 

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「フルーツ酵素作り」ワークショップ

土曜日, 10月 5th, 2013

フルーツ酵素の作り方

菩薩行

土曜日, 10月 5th, 2013

菩薩行

 

さねさし相模の小野に燃ゆる火の 火中に立ちて問ひし君はも

                       弟橘比売命

夫・日本武尊の受難に、わが身を捨てて入水した弟橘比売命(おとたちばなひめ)。

 

それが、あかの他人であるお年寄りを、わが身に代えて、助けた村田奈津恵さん。

この崇高な行為が、このすさみ切った現代の都会で行われたことに驚く。

ご両親の戸惑いはいかばかりか、計り知れない。

だが、この菩薩行により、国民は元より人類に、魂の奥底に訴えかけた何かは、

何ものにも代え難い心の宝となろう。

躊躇なく、この行為ができた菩薩の生まれ変わり村田さんに、心から感謝したい。

五濁悪世を清め払う一陣の清風。

ただご冥福を祈ります。

 

 

奇跡の生還「GOMA」ライブ

土曜日, 10月 5th, 2013

GOMA 2

 

 

YouTube Preview Image

 

2009年、首都高速で停車中、追突事故で高次機能障害となり、

過去10年間の記憶が消えた。

事故当時は、ディジュリドウを吹いている自分の映像を見てもわからず、

ただ口にあてると吹くことが出来た。

それから、娘の絵の具で点描画を書き始める。

復活ライブでも目の前に紙で今の状況を、書留めねば、

今自分が何をしているか認識することが困難であるという。

肉体と脳の関係を、ヨガなどを通して実践中である。

復帰から二年、札幌でソロライヴを開催することとなる。

彼のこの一連のことが映画となり

『神様この記憶だけは消さないでください・ フラッシュバックメモリーズ』

が各地で公開されている。

http://gomaweb.net

 

GOMA 1

「祈り」再び

土曜日, 10月 5th, 2013

祈り 1

祈り 2

グレートジャニーの関野さんが

土曜日, 10月 5th, 2013

プージェー 1

 

日本人のルーツを求めてアフリカからユーラシアへ、そしてアメリカ大陸

5万3千キロを遡行し、8年をかけてタンザニアにゴールした関野吉晴さん。

そのお話を聞ける、またとない機会です。

『プージュー』の上映会もあります。

 

プージェー 2

「SHIFT of the AGES」上映会

土曜日, 10月 5th, 2013

シフトオブエイジ 1 シフトオブエイジ 2

「仕事は“運・鈍・根”に尽きる」

土曜日, 10月 5th, 2013
   志村 ふくみ(人間国宝・染織作家) 

             『致知』2013年11月号
               特集「道を深める」より

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【記者:染織作家として出発されたのはおいくつの時でしたか?】

三十一歳の頃でした。

当時は二人の小さな子供を抱えて生きていかなきゃいけないし、
織物なんてしたって食べていけるわけがない。

だからもう、早くやめて東京に戻り、
職業婦人になれと周りの者は言っていました。

私もそのつもりでいったんは帰ったんですが、
寝るともう、ウワーッと夢に出てくるんですよね。

やっぱり織物をやろうと決意して
また近江に戻ったんですが、
母とも親しかった木工作家の黒田辰秋さんを訪ねていったら、
こんな話をされたんです。

「この仕事は足を踏み入れたら、もう地獄かもしれない。
 だけどやるなら、誰になんと言われてもやるんだ」

と。その時に、

「工芸の仕事はひたすら“運・鈍・根”に尽きる」

と言われました。

工芸の仕事は鈍い、「鈍」なものですよ。

だけどコツコツコツコツ弛まずやる。

誰の助けも受けずにやる。これができるかと。
もうできるも何も、それしかない。

でなければ一家心中しなきゃならないような状態ですから、
「やります」と言いました。

「運」はね、他にいろんな選択肢があるわけじゃなく、
自分にはこの道しかないと思い込んで、
ただひたすらやりなさいと。

「根」は粘り強く、一つ事を繰り返し繰り返しやること。
工芸は画家のようにパッとインスピレーションがおりてきて
筆を走らせるのではなくコツコツコツコツやるものだと。

鈍も根もコツコツですね。

なぜコツコツが大切かといえば、
材料と親しくなるからです。
そのためには時間がかかるんですよ。

私であれば、糸や染めなどの性質を知って仲良くし、
その材質に持ち上げてもらって仕事をしている。

だから自分が何かをつくるよりも前に、
まずものがあるんです。ものが最初なんです。

私がよく「植物から色をいただく」と言うのもそのことで、
ものを敬い、自然と自分が溶け合う。

それに時間がかかるんじゃないでしょうか。

「道を深めるための4つの条件」

金曜日, 10月 4th, 2013
         『致知』2013年11月号
           特集「道を深める」総リードより

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イチロー選手が八月二十一日、
日米通算四〇〇〇本安打を達成した。

その瞬間、観客は総立ちになり、
チーム仲間はベンチから飛び出し、
一塁塁上のイチロー選手を祝福した。

試合はしばし中断、球場全体が大きな感動に包まれた。

この朗報に、以前聞いたイチロー選手の言葉を思い出した。

「小さなことを積み重ねることが、
 とんでもないところへ行くただ一つの道」


この人もまた自らの一道を深めた人、
京都大学元総長・平澤興氏にはこんな言葉がある。

「努力することの本当の意味は
 人に勝つということではなく、
 天から与えられた能力をどこまで発揮させるかにある」



道を深めた人の言葉は、それぞれに味わい深い。

仕事は道の追求である。

一つの道を深めることで人は自己を深め、
人生を深めていく。

では、道を深めるにはどうすればよいか。

まず第一は、道を深めようと決意することである。
決意しない限り、道は深まらない。

第二は、優れた先達を見つけることである。
古来、どんな偉人も独りで大成した人はいない。

人ではなく古教に触れ、求道を深めた人もいる。
希代の名横綱・双葉山がそうである。

双葉山はそれほど目立つ力士ではなかった。
それがある時を機に急に強くなったという。

当時は春夏の二場所制、取組も十一日間だった。
双葉山の記録をたどると、昭和十年夏場所は四勝七敗。
それが翌十一年春場所は九勝二敗。

この取組七日目から勝ち続け、十四年春場所四日目、
安藝ノ海に敗れるまで六十九連勝の快挙となった。

※双葉山はなぜ急に強くなることができたのか?
 また、道を深めるために大切な、第三、第四の要素とは?

百済旅情・・・・・・

水曜日, 10月 2nd, 2013

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昨日まで韓国出張。

日韓友好海苔の後藤吉助翁のお招きで、「百済祭」へ。

今回の「自然医学」誌にも綴っていたのだが、日本と百済の関係を、

この眼でまざまざと見て、人生観がひっくり返るような衝撃と感動だった。

正に、自分のルーツを見た思いで、きっと日本人なら誰もがそう思うだろう。

ここに立ち返って日韓問題を改めて、見直すよい機会ともなろう。

兎に角、3泊4日の短い旅だったが、語り尽くせないほどの学びがあった。

何時か、書いてみたいし、続けて取材して行きたいと思う。

最終日、ソウルで87歳になられる韓国を代表する数学者で、文化比較論の大御所、

歴史学者の金容雲名誉教授と対談が叶い、深い感銘を戴いた。

韓日文化交流会議の故平山郁夫氏とともに、

前代表を務められるほど、日韓古代史の碩学である。

そのきっかけが、若い頃の共通体験があって、心胆震えるものがあった。

いずれ、お話の内容をお知らせしたい。