「21世紀を担う若人の会」inまほろば
木曜日, 10月 24th, 2013
12日、13日の土・日曜日の2日間、
全国から「21世紀を担う若人の会」のみなさんがまほろば視察で来訪された。
㈱ムソーさんが主宰され、サン・スマイルの松浦智紀が世話人になり、
ムソーの小林東日本支社長が引率して、
次代を担う全国の自然食品小売店のみなさんが、遠路はるばる集った。
2時頃から、直路で「まほろば農園」へ。
20年も無肥料栽培に取り組まれている松浦さんをはじめ、
みなさん商売柄、農業に詳しい方ばかり。
2箇所の畑を見て回り、どうだったでしょうか。
私としては、農業革命で、人が作物を栽培し始めた時点で、
さまざまな問題を抱えるようになった原点を見据えた時、
この光と闇の二つながら背負った農業の本質には、
決してこれといったものがなく、絶えず揺らいでいるだろうと思えるのです。
それは、農業技術にしてもです。
収穫と言う光明と、貯蔵と言う無明。
現代病のうつ病さえ、発端は農業から始まったといえる事実。
自然からの収奪という乖離に、人間の本質が隠れてしまっています。
無肥料も有肥料も、大局から見ればほとんど変わらない議論のように思えます。
要するに、農業で自然にみな還るという入り口であれば、
みな仲良くしましょう、手を繋いで行きましょう、
ということだけでも、今は充分のように思えます。
その後、店内見学と2階での「まほろば講座」で、お話を聞いて頂きました。
① 大橋本店店長「まほろばへの誘い」 ② 島田編集長「まほろばPOSシステムについて」
③ 専務「まほろば食養思想について」 ④ 社長「日本力」
店長は、まほろば全般にわたる思想哲学と実践を広く簡潔に解説。
島田さんは、まほろばオリジナルで作ったPOSシステムについての説明。
専務は、まほろばの基礎を形成しているインテグレード・マクロビオテックの入門を、
社長は、情緒を「日本力」という言葉に置換えて、日本人の独創性を語った。
4人4相の講義を3時間、しっかり熱心に聴いてくださいました。
質問も飛び交え、会場は熱く盛り上がりました。
ありがとうございました。
夜は、中央区でまほろばの食材も使って下さっている「粋ラボラトリー」で打ち上げ会。
街中に、こんな美味しく素朴なお店があるなんて、ビックリ!!
みんな話の花が咲き、とても楽しい交流会でした。
次の日は、地下洞『無限心』での一時。
みなさん、心の優しいとても良い方ばかりで感激しました。
未来の自然食業界も大丈夫!!
と自信をもって希望を抱くことが出来ました。
余りお役に立つことがなく、申し訳ありませんでした。
各地でますます、お元気で活躍して戴きたいと思います。
ご苦労さまでした。
ありがとうございました。
参加者(敬称略)
仙台「自然食品たんぽぽ」山田朋、矢口理恵
福島「あんぜんなたべものや」矢部博和
福島「リトルガーデン」中島隆志
埼玉「有限会社 サン・スマイル」松浦智紀 稲川圭一
東京「㈱文理書院 早稲田自然食品センター」寺島真吾
岡崎「ヘルシーメイト」山田展大
奈良「かんとりい」増本晃
大阪「ムスビガーデン」廣田直樹
大阪「健康ハウス 健友館」上滝竜矢
沖縄「農業生産法人 株式会社ぱるず」諸喜田徹
東京「ムソー」小林博行 村上洋二