ブラムリー&レラ りんご
木曜日, 11月 7th, 2013
「ブラムリー」というりんごをご存知ですか?
おそらく、知る方は少なかろうと思います。
何せ、英国で1808年に発見され、今もなお林檎生産量の45%も占めるという。
それが、何故日本で栽培されなかったのか。
おそらく「クッキングアップル・料理用りんご」としての発想がまだ未成熟だったのだろう。
紅玉独り舞台だったが、これからこの「ブラムリー」が加わることになろう。
あの「栗菓子」で有名な長野の小布施で、この保存会が発足して普及活動を行っている。
北海道では林檎産地の増毛が、この役を担っている。
これからは、北海道でもブラムリー栽培農家も多くなるだろう。
早速、ソフテリアで「ブラムリージャム」を試作してみた。
酸味があり、独特な歯ざわりは、今までの林檎にはなかった世界である。
昨年デビューで最人気だった長野の町田さんから「グラニースミス」が今年も届いた。
その中に9個、「レラ」という新種林檎が入っていた。
今、DNA同定で、登録申請中だとか。
富士の枝変わりか、グラニーとの自然交配かもしれない、と。
来年から、本格的収穫に入る、お楽しみに。