「大根洗い器」道新記事に
日曜日, 11月 10th, 2013
昨年まで、「大根洗い機」は農園に設置して、
土大根を、それで洗っては袋に入れて、店前で販売していた。
ところが、今年は人手不足で、抜くのが精一杯。
何せ、2,3人で1万5000本の大根ですから。
洗いまで、手が回らないのです。
申し訳ありません。
市場でも、時代が変わり、10年ほど前から、土大根持ち入れ禁止になった。
それまで、駐車場に連日、大根の山が、あるはあるは、それは晩秋の風物詩で壮観だった。
それがマンション事情、下水の泥詰りなどの関係で、洗い大根のみセリが行われるようになった。
一抹の寂しさがあるが、時の潮流には逆らえない。
1本1本、手で洗うのは、確かに面倒でもある。
その点、この機械は、1袋10本は30秒で瞬く間に、洗い切る便利なものだ。
だから、農家にとっては、今や必需品なのだ。
そこで、専務が、「店先に機械を移動して、お客様に洗ってもらっては」との鶴の一言で、決まり。
大橋店長の農家友達から譲り受けた逸品、随分山で活躍していたが、
さびでボロボロの骨董品となり、ブラシがバラバラほどける廃棄の運命にあった。
それが、ブラシを新品に交換したら、見事、再生!
全く快調で、現役バリバリの新品に。
そこに、噂をかきつけられた道新さんが取材に。
レトロなボロ機械が、衆目にさらされる全道版社会欄に颯爽とデビュー。
ボロ服をまとった女の子が、一躍にしてシンデレラ姫になったよう。
人の運命も分からない。
諦めずに生きて行けば、必ず報われる日が来るのかも。
手稲山山頂が白くなったら、漬物の季節・・・・・
一昨日、とうとう山の頂にま白ものが。
初雪観測が、20日ほど遅れているとのこと。
毎日、寒さが厳しくなるこの頃、今のうちに店前で大根をお洗いください。