まほろばblog

Archive for 8月, 2014

新垣さん再出発

水曜日, 8月 27th, 2014

先日、知人の多田義和さん肝煎りの「新垣隆コンサート」がキタラホールで開かれた。

誘われて、演奏を聞かせてもらったが、何よりも、

彼を取り巻く空気の温かさに驚いた。

罪をとがめず、その行く手を見守る日本人の優しさに感動したのだ。

 

多田さんと新垣さん

 

その多田さんは、あの江差追分の第一人者、青坂満さんを世に出した功労者の一人で、

「これ!」と思ったらすぐ動く直感の人、感性の人だ。

彼の熱心な働きで、青坂さんは、北海道文化功労賞や数多くの賞を総なめにした。

東京農大・漕艇部の顧問として活躍される一方、

あの盲目の天才ピアニスト辻井伸行君の支援をする等、

本物のパトロンという生き方をされている方だ。

今回も、多田さんの義侠心が動いて、新垣さんを何とかしようとされた。

それが、道内の多くの音楽関係者の心を動かし、

彼の再出発を祝う心温まるスタートラインを引いた。

大いなる才能が、よき方に開花されることを切に祈りたい。

 

 

海産二題

火曜日, 8月 26th, 2014

今朝、水産の市場に着くと、報道人や仕入れ人の群れでごった返していた。

100t級のサンマ棒受け漁大型船が帰港しての、初出荷と言うこと。

初めての焼きサンマ1匹試食会もあり、盛大な賑わいの内に初せり。

まほろばは、頭ゼリの極上品を狙うので、3尾で¥1000近くにもなる。

しかし、さすが、今日から日毎、求めやすいサンマになるでしょう。

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前半、サンマの余りにも漁獲が無く、入荷ゼロの日が続いた。

やっと今日から息を吹き返したが、今は丸々太ったイワシが、

道東釧路沖で獲れている。珍しいことだ。

このイワシを追って、太平洋側でとれる本鮪の脂ののりが抜群で絶品だ。

毎日、まほろばでは、極上のマグロが入荷している。

是非、ご堪能のほどを。

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そして、今朝、ビックリするような岩牡蠣が入荷。

能登産かな、と思いきや、あの関サバ関アジで有名な

大分の佐賀関海域の天然もの。

1個で¥1980もの値。嘆息する他ない。

果たして、どなたが召し上がるでしょうか。

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秋大根の種蒔き時期

木曜日, 8月 21st, 2014

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(ゴーヤの棚から農園主の顔が)

まほろば農園、連日猛暑の中、

秋大根の畑おこしや種蒔きに全員出動!

大変です。

みんなよくやっています。

見えない蔭のところで働くことを陰徳を積むといいます。

農園のみんな功徳者のように思います。

種取のため、大きく成らしている野菜の数々。

何事も、本筋を貫くことは手間の要ることです。

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(上から、ローザビアンカ、長なす、サラダなすの種取用)

エリクサー感想葉書から

火曜日, 8月 19th, 2014

命のため、人生のため、よりきれいに生きるために、

エリクサーを奮発しました。

やっと本日取り付けに至り、エリクサー生活を始めます。

今後とも、よろしくお願いします。

(愛知県 S・Sさん)

 

家にルルドの泉が、来たみたいです。

キッチンの雰囲気が全く変わりました。

鼻洗浄に使っています!

鼻づまりがとれますよ!

(東京 I・Tさん)

 

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毎日、美味しく頂いています。

エリクサーに、出会えた事、エリクサーのお水で、

一日が始まり、終わる、

ともに生活できる事に感謝しています。

(岐阜 T・Mさん)

 

こんにちは。素晴らしい商品エリクサーに出逢え、

作ってくださった方、携わってくださった方々に感謝致します。

舌がんという病気から本当の命になるもの大地のエネルギー、

心の面など、食物から生き方から全てが変わりました。

やはり、宇宙の一員であり、調和が大切ですね。水も大切。

これから大切に大切に使わせて頂きます。

(東京 H・Tさん)

喫茶去(きっさこ)

月曜日, 8月 18th, 2014

喫茶去(きっさこ) <五灯会元>

禅語の中で最もほっとさせられることばがこの「喫茶去」である。
去の字は喫茶の強調の助辞であり、去るという意味はない。

「お茶を一服如何ですか」とか「どうぞお茶でも召し上がれ」と云う程度の意味に過ぎないが、

「どうぞ、お茶でも召し上がれ」という喫茶去の心を日常に生かせるだろうか。

中国唐時代の有名な禅僧の趙州和尚は話である。
その趙州和尚のもとに修行僧が教えを頂きたいとやって来た。

喫茶去

     (室町期、青唐津の蹲に、槿ムクゲの庭花がさりげなく収まる)

趙州「曽(か)って此間(すかん)に到るや」(お前さんはかって、ここに来たことがおありかな?) 

僧 「曾(か)って到る」(はい、以前にも参りました) 

趙州「喫茶去」(さようか、ならばお茶でも一服おあがりなさい)

またあるとき別の修行僧がやって来た。

趙州「曾(かって)到るや」僧 「曾(かって)到らず」(いいえ、ここに来たことはありません)

趙州「喫茶去」(左様か、ならばお茶でも一服おあがりなさい)

 

これを聞いていたこの寺の院主は「和尚は曾ってここに来た者にも、

はじめての者にお茶をどうぞと同じことをいわれるがどういうわけなんですか?」
とたずねた。趙州は是れに答えず「院主さん!」と呼ぶ。

院主は思わず「はい」と答えたその瞬間、

趙州はまた「喫茶去」(まあ、お茶でも一服召し上がれ)

 

このとき院主は、はっと悟ったという。

このなぜ悟ったかの追体験がこの禅問答の意図である。

それぞれ立場の違う三人に対し、ただ「喫茶去」と云って接したのは

趙州の相対する分別、取捨、過去・現在、

あちら・こちらと分かつ一切の意識を断ち切った、

絶対の境地のあらわれに他ならない。

そこには、凡聖、貴賎、男女、自他等の分別は無く

一切の思量の分別の無い無心の境地からの「喫茶去」なのだ。

この無心の働きからでるところに、

茶道家はこの「喫茶去」の語を茶掛けとして尊んで自ら無心に茶を点て、

貧富貴賎の客を択ばず無心に施す心を養ってきたことだろう。

私たちはおうおうにして、好きな人や、金持ちや身分の高い人が来れば鄭重にもてなし、

嫌いな人や貧しい人にはいい加減な対応をしてしまいがちである。

分別を入れず、誰に対しても計らい無く、真心から接して行きたいものである。

産業用大麻にも触れて

土曜日, 8月 16th, 2014

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能楽in琴似神社

金曜日, 8月 8th, 2014

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札幌国際短編映画祭2014

金曜日, 8月 8th, 2014

札幌映画祭 1sapporo映画祭 2

パン研修生、伶衣(レイ)さん!

木曜日, 8月 7th, 2014

今日から、パン研修生矢野さんがソフテリアで学んでいます。

彼女の言葉で、自己紹介です。

みなさま、励ましの声をかけて上げてください。

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北区在住、専門学校生18歳の矢野伶衣です。

高校3年生のときパン作りにハマリました。

体調をくずしやすく、食べ物に胃が敏感だったため、

食に対して興味が強まっていき、

いろいろな本を読み実践していくようになりました。

 

しかし、一向に体調はよくならず、むしろ悪くなるようになりましたが、

現在はお灸や針治療で何とか体が変わってきたかなというところです。

なので、そんな私が安心して買える食べられるお店がまほろばなのです。

 

今、私はとにかく農業に興味があります。

自分でパンの小麦を育てたいんです。

他にも日本古来の野菜、山菜、果物も沢山育てたいです。

とにかく、命やパワー、エネルギーの感じられる食べ物を作りたいんです。

今すぐにでも!

そして、自分の畑、土地を持って人生に悩んでいる人、

不登校の子供たちを連れて来て一緒に農業、

パン作りが出来る場を作りたいと思っています。

北の発酵、この指止まれ!!

木曜日, 8月 7th, 2014

「水産新聞」に「発酵文化促進機構」北海道支部として、

全道の発酵食品を製造される方々に、是非参画して戴きたく

会員募集の広告を掲載しました。

酒、味噌醤油、魚介加工、乳製品、製造販売等々の方々にお知らせいたします。

 

集まれ発酵

理事長は小泉武夫先生です。

http://hakkou-bunka.jp/

先年、まほろばでチッチを召し上がった時のワンショットです。

最新作『猟師の肉は腐らない』は、先ほどいらした大貫さんが絶賛していました。

 

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小泉武夫/著

猟師の知恵に思わず脱帽! こんな豊かな暮らしが山ン中にあるなんて。 世界を巡った末に、故郷・阿武隈の山奥に戻った猟師の義っしゃん。愛犬をお供に猪を狩り、岩魚を釣り、灰や煙を使って保存食を作り、冬に備え、危険から身を守る。蜂も蝮もなんだってご馳走になる。自然と生きる猟師の暮らしは、先達から受け継がれた様々な知恵と工夫がてんこ盛り。命の連鎖も身をもって学んだ、驚きの体験記。 新潮社 1,512円(定価)