まほろばblog

Archive for 12月 18th, 2014

ダラスからのおたより

木曜日, 12月 18th, 2014

アメリカ・ダラスで、治療院を営んでおられる高松文三さんから、

連載『東洋医学の観方』二篇が送られて来ました。

いずれも興味深い内容で溜飲が下がる思い。

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「大インフルエンザ」では、

医学には再現性がない、つまり科学にはなりえない。

科学は1+1=2でなければならないが、

人間では0になったり、3になったりする。

1892年、ペッテンコーファーがコッホとの論争に終止符を付けるため、

コッホが培養した大量のコレラ菌を飲んだ。

しかし、罹患しなかった。

コレラ菌こそ、コレラの病因だと主張したコッホ。

もっと複合的な原因であると反論したペッテンコーファー。

まほろばは、両論を止揚する。

単純系と複雑系が絡み合って、それぞれ多様な症状や状況を呈する。

それが自然であり、人間ではなかろうか。

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「心主脳従」では、

「脳を使え、使われるな」という。

心が、つまり意識が脳を生み出している。

「脳を使う」コツは「意識的に生きる」ことだという。

動物は、本能的「無意識」に生きる。

「意識的であればあるほど、現実を変える力がある」とする。

鬱なども、その反対は幸福という観念を抱くことではなく、

元気だ、として体を動かすことが最大の治療法だ。

人間が体験する現象は、

人間のの神経系(脳)が映し出している幻影(夢)のようなもの。

「知って欲しいものは、この世には色もなく、音もなく、

形もなく、感触もなく、美もなく、匂いもないということである」

すべては脳によって、

「存在すると思わされている」ことである。

アインシュタインは、

「最も不思議なことは、宇宙が存在するということではない。

その存在を認識できる人間の意識である」

シュレデンガーは、仏陀のように、言う。

『究極的には、宇宙に存在するのは唯一の意識だけである』

松本愛子先生の「クリスマス・サロンコンサート」

木曜日, 12月 18th, 2014

こころちゃん

 

13日にルネッサンス・ホテルで、528Hzの「クリスマス・コンサート」が開かれました。

参加者のほとんどが、まほろばのお客様とそのご家族。

知らない間に、こんなにも集まっていらしたのか、と驚かされました。

日頃、一所懸命学んだみなさんの練習成果のお披露目。

感動しました!

そして、みんなでコーラス。

そして、またもや指揮に引っ張り出されました。

 

松本先生 1

 

最後に、松本先生の独唱。

ここは、オペラ劇場かと思うばかりのあらん限りの声量で圧倒されました。

とにかく、すごい歌唱力で、初めてその真価を観た思いでした。

終りに、スピーチさせられましたが、その中でも言ったことですが、

この2年間、2階で劇的なドラマがあったことを知りませんでした。

病気で2度と立ち直れないほど重篤で落ち込んでいたり、

最愛の人を亡くして絶望の淵に彷徨ったり、と

さまざまな境遇の方々がいらして、みなさん一同、

この歌のレッスンによって、立ち直り、甦り、明日への希望を持ったという事実です。

唄は、人を癒す。

本当だと、思いました。

身近で、店のお客様方が、こんなに活き活きと輝いていらっしゃるお姿を観て、

改めて人間は、あらゆるものが寄り添いながら成り立ち、

活かされているんだな、と思いました。

音楽の力を信じて、また来年も一層、ご精進ありますことを、祈ります。

ありがとうございました。

来春の初売りの1月5日(月)、10時から、

エリクサー給水場前で、528Hz合唱団のコーラスがあります。

どうぞ、お聞きにいらしてください。

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● ちなみに、このスナップは、写真家・中島博美さん撮影。

彼女の才知は素晴らしいものがあります。ごらん下さい。

http://www.hiromi-nakashima.com/