ついに出た!時代が変わった!!!
水曜日, 3月 4th, 2015
ついに出たか!と言う感がある。
ゲームで「枯山水」。
ボードで「わび、さび」。
とうとうやりましたね。
先日の中一殺人事件。
あの心理の根底には、幼い頃から刷り込まれたゲーム感覚。
相手を「殺す」「やっつける」という感覚が、何とも思わなくなる恐ろしさ。
簡単に再生出来るから、いくら殺してもいい、という深層意識が根深い、
それを許した大人が最も悪いと思うのだが。
勝敗を決するのではなくwinwinの関係で、楽しめる物があっても良さそうだが、と思っていた。
それが、出たのだ。「渋ゲーム」
当初、当たるはずも無いという予測を、見事に覆して当った。
手作りで生産に追いつかないという。
ある企画コンテストで大賞を得て、爆発した。
ゲームは、みな庭師になって作庭するのだ。石や苔を並べる。
ポイントは、座禅による「徳」だというのだ。
驚くというより、泣けてくる。
ゲームデザイナーの山田空太さんが、京都の重森三玲の庭を鑑賞して
「永遠のモダニズム」を創りたいと発想したという。
あの夢想国師が、絵のモデル。
何ともジジ臭い加齢臭が、評判を呼んでるそうな。
新しい型の人生ゲーム、勝敗ゲームを越えた完成の喜びを、
各自が分け合うのだ。
ほほえましい限りではないか。
箱庭療法を思い出すが、まさに心を養うとも言える。
庭には、神が降り立つ。
勝敗では得られない創造のよろこびを4人で増幅し合う。
はっはっはっは!!!
ちなみに、6月に山田成子さんの弟さんが、姉を尋ねて九州柳川からまほろばに。
彼は、何と29歳の若き庭師なのだ。
茶を習い、花を習って、精進しているという。
現代にも、見上げた青年が育っているのだ。