北洋鮭鱒漁、流し網禁止へ
木曜日, 6月 25th, 2015
あのまほろばオリジナル「手塩紅鮭&時鮭」が今年限りとなる。
何故か、それは北洋サケ・マスの200カイリ内の流し網が来年以降、禁止になるからだ。
戦後すぐ始まった70年もの歴史に幕を閉じる。
すでに、今年の新物が入荷している。
だが、昨年より明らかに値が高騰している。
漁船が沖に出て、脂のしっかり乗った色艶も形も見事な流し網漁。
だが、これからは母川に帰る海岸近くの定置網にかかった二番手、三番手の鮭になる。
流しの鮭は、今年最後の見納めとなる。
しかし、一般に騒がないのは、みなチリ産などの養殖鮭に慣れ親しんでいるからだ。
抗生物質や成長促進剤で、3倍の速さで成魚となる。
その脂肪の乗りを、旨いと勘違いしているが、とんでもない。
くすり漬けの鮭を珍重して、国民の体を省みない企業の経済行為を何と見よう。
いよいよ、水産業は厳しい冬の時代を迎える。
早くロシア側の解禁を待ち望みたい。