天然「蝦夷あわび」入荷!!!
金曜日, 11月 20th, 2015青池水産のヤングイケメン逢見隆君に呼び止められて、「蝦夷あわびはどうですか?」
(んン!しばらく仕入れていないな・・・・・・・・)
(そういえば、今年亡くなった「すし処札幌」のご主人が、細かい筋目を入れて握ってくれた
『蝦夷あわび』の握り、一口でほおばったアレは、絶品だったな・・・・・・・・)
などと、思いに耽りながら、水槽に行って、値段を聞いてびっくり!シャックリ!!
「なな・なんと、半額以下ではないか!!!!!」
(これは、買わずにおられようか!チャンス、チャンス、もう一つチャンス)
そんなこんなで仕入れた天然の蝦夷あわび。
マグロの戸井や松前の函館沖で獲れる。
他に、利尻や積丹もあるが、何せ蝦夷と名が付いても、一般道民の口にはなかなか入らない。
それが小粒ながら、
1個¥390 3個¥1.000
の大特価!!!これなら、何とか手の届きそうな値頃感!!
年末、高くならないうちに、しばしの贅沢。
目をつぶって、食べましょうね。
ところで、天然と養殖の違いは?
養殖アワビは、全国各地の主に建物の中で、
海側とは限らず、内陸部でも生産されています。
韓国など外国産の養殖アワビも多く輸入されていて、
回転寿司のネタなどにも使われています。
二枚の写真。
上が天然、下が養殖。
違いは貝の色ですね。
養殖はグリーンマークといわれる緑色していて、一目瞭然です。
理由はエサの違いです。
天然アワビは様々な海藻類を食べて育つのに対し、
養殖アワビは単一のエサで育つので、貝殻の色も単一になりがちです。
また、水槽で育つ養殖アワビは貝殻がつるっとして滑らかです。
天然アワビは藻がびっしりと生えており、他の貝も背負っています。
味覚は、個人差があって何とも言えませんが、
同じようで、やはり天然の味は一つ格別です。
ゴムの様な味気ないものがあわびと敬遠される方もおられますが、
天然は、単純ながら複雑な海の味わいが凝縮されています。
冷凍や死に貝より、やはり生の活あわびを
新鮮な造りの刺身で食べられるのが何よりです。
編集長の島田さんは、利尻島生まれ。
あわびを、おやつ代わりに食べていたというから、
何ともうらやましい限り。
焼いて、煮て、何でもござれですね。
今となっては、勿体無く、
一切れ舌の上に乗せて、ゆっくり味わいたいものです。