「日越友好」ベトナム・ダナン市から
木曜日, 3月 17th, 2016先日、斉藤翠さんの紹介でベトナムのダナン市から
MAI DANG HIEU (マイ・ダン・ヒェウ)氏が来店された。
1973年生まれで、ダナン外務局副局長、ダナン市駐日代表部副代表、
ダナン市ベトナム・日本友好協会副会長などの要職を務めるエリートである。
それよりも、何よりも、彼は大の日本びいきで、
「私は日本人の生まれ変わりだ!」と言ってはばからない。
「私は武士だった!!」と睨み付けるところなど、実にユーモアがあって面白い。
何と独学で、日本語をマスターしたというから、頭の良さ、勘の鋭さには舌を巻く。
話すだけでなく、読める書けるから、相当なものである。
ダナン市は壮大な日本文化館を建てて、そこの責任者であるとか。
とにかく日本通で、まほろばのような自然食品店を開きたいそうな。
すでに、自ら日本食レストランを二店舗オープンしている。
とにかく、日本に関すること、目をランランに輝かせて見聞きする、
その熱心さには、頭が下がる。この熱意で、国を動かそうとしている。
彼の紹介を、HPから掲載してみよう。
なぜ「ダナン市」なのか?
近年、日本企業によるASEAN進出が増加していますが、それに伴って、ホーチミン、ハノイ、バンコク、ジャカルタ、ヤンゴンなどの各国の首都や主要都市の市場の飽和現象が起きております。そこで、多くの日本企業が、今後数年間で急成長することが予測される各国の新興都市に目を向け始めています。ベトナム第3の都市・ダナン市は、まさにその最有力候補として目されています。
ベトナム中部で最大の都市であるダナン市は、ベトナムで第4位の約100万人の人口を有しています。ラオス、タイ、ミャンマーを結ぶ「東西経済回廊」の東の起点であり、ダナン国際空港や貿易港ダナン港もあります。また、大規模な「ダナンハイテクパーク」や米シリコンバレーのベトナム版「ダナンITパーク」の開発も進められています。日本企業の同市への進出は60社弱で、まだ少ないといえます。
しかしながら、24の大学や短大、 59の職業訓練センターや民間資格学校があり、また日本への留学・就労経験がある人材も多いことから、今後日本企業の進出が加速することが予想されます。特に近年、IT・ソフトウェア開発業の進出が多いのも特徴です。
また、ダナン市の魅力として欠かすことの出来ないのは、観光業です。米誌『フォーブス』で世界の豪華なビーチの1つにも選ばれたダナンビーチは70km続き、1年を通じて太陽光が輝きます。278のホテルとリゾートがあり、欧米、アジア各国からリゾートに来る観光客が多く、日本からの直行便も就航しております。
【日本企業の進出状況】
ダナン市の2013年の1人当たりの国内総生産(GDP)は2,800ドルで、ベトナムの全国平均(1,890ドル)を1000ドル強上回っています。ダナン市の主要産業としては、水産加工業、アパレル業、製造業、観光業、IT開発業などです。
外国企業は352社(2011年時点)が進出しており、ダナン日本商工会に加盟している日本企業は13年3月末時点で、小型モーター大手のマブチモーターやカップ麺大手のエースコック、音響・車載用スピーカー部品・製品の専業メーカーのフォスター電機など72社あります。日本からダナン市への投資件数は13年12月には、累計で60件、総投資額は3億1500万ドルに上っています。
また、ダナン市には5つの主要工業団地があります。日本企業が入居しているのは、ホアカイン工業団地とホアカム工業団地の2団地です。ホアカイン工業団地は、ダナン市内から車で約30分の距離にあります。ここにはマブチモーターやエースコックなどが入居しています。ホアカム工業団地はダナン空港から約10キロ、主要港のティエンサ港から約20キロの場所にあり、フォスター電機などが入居しています。
【大規模なハイテクパークの存在】
5つの工業団地のほか、現在、「ダナンハイテクパーク」の開発が進められています。同パークは市中心部から西方約22キロ、ダナン国際空港からは約17キロ、主要港のティエンサ港からは約25キロの地点にあります。ハノイ、ホーチミンに次ぐ、ベトナム第3のハイテクパークであり、計画によると、総面積は1232ヘクタールで、約300ヘクタールは造成済みです。
同パークに入居する企業に対して、(1)法人税は15年間10% (通常は22%)とし、その期間中、課税所得が発生してから4年間は免税、その後9年間は50%減税とする、(2)ハイテクパークおよびハイテク企業・ハイテクインキュベーショントレーニング・研究地域における建設事業に対して、土地リース料を100%免除する、(3)ハイテクパークにおける寮建設プロジェクトに対して、土地リース料を100%免除するなどの優遇措置があります。ダナンハイテクパークへの入居決定第1号は、船舶港湾機器や油空圧機器などの製造・販売を手掛ける東京計器となっております。より詳しくダナン市について知りたい方は、是非下記よりご確認ください。
※ 本ミッションでも訪問予定の「ダナン市外務局副局長のMAI DANG HIEU (マイ・ダン・ヒェウ)氏」のインタビュー
【ブルー・オーシャン・シティ特集】急成長中!知られざる注目都市のキーマン・インタビュー(ダナン編)
⇒https://www.digima-japan.com/interview/danang/