亘理さん、30年間お疲れ様でした!!
金曜日, 4月 8th, 2016
亘理富男さんが、30年もの長きにわたった自然食品「産鶏舎」の
宅配事業を、今日を以て終えることとなりました。
ご苦労様でした。
本当に、お疲れ様でした。
思えば、30年前といえば、私と家内の駆け出しの頃、
今のメンバーが誰も居ない創業時。
八軒店を開店させた、むちゃくちゃ忙しい時でした。
紅顔の美青年だった亘理さんとのお付き合いが始まった。
共に25年生まれの同い年、ともに紆余曲折がありながら、
何とかかんとか、ここまで来ることが出来ました。
まほろばで仕入れして、何かお役に立ったでしょうか。
ひたむきに、お客様を大事にされて、家族のような
お付き合いをしながら、熱心に配達されていました。
お客様みなさまから、愛され慕われていました。
来れば、店のみんなに差し入れして下さり、心遣いの深い方でした。
亘理の姓の通り、明治維新前後、宮城県の仙台亘理藩の一行として
ご先祖が、北海道に渡ったのでしょう。
琴似の屯田兵の入植者としても会津藩などと共に、
亘理藩のみなさまのご苦労があったればこそ、札幌も開けたのです。
3・11の際、亘理の海岸は津波で埋没、
まほろばも扱っていた、あの苺団地は、壊滅してしまいました。
ここ最近、復興して再び、亘理の苺が入荷して来ました。
ともあれ、亘理さんのご先祖のお陰で、今がある訳です。
感謝です。
これからの半生、亘理さん、ごゆっくり静養されて、
晩年を心行くまで満喫されてください。
ありがとうございます。
ご苦労様でした。
奥様も、本当にお疲れ様でした。
お二人で、仲睦まじく、これからをお過ごしくださいませ。