「自然医学」600号記念、燦々会
火曜日, 5月 31st, 2016森下自然医学誌「自然医学」が創刊以来600号を数える
記念すべき「燦々会」にお呼ばれして祝辞を述べた。
実に50年の間、この茨の道を歩んで来られた森下会長の足跡、
ことに「腸管造血説」が、最近ようやく脚光を浴びつつある。
STAP細胞(刺激惹起生多能性獲得細胞)の総攻撃を他所に、
ドイツ・カナダ・アメリカにおいて、その実証報告が連続して発表され、
ハーバード大学に於いて特許が世界に、日本にも申請された。
これを徹底的に窮地に追いやった研究所・大学の学者や
マスコミの情報機関は、どう申し開きが立つのだろうか。
未だ、その返答のないまま、沈黙を守っている。
人を叩くときは執拗に、自らが追い込まれれば黙る、
その陰湿な体質が日本人の悪しき本質ではなかろうか。
自らも反省したい。
これとは別に、いち早く、この存在の必然性に賛同の意を示して来た、
森下会長の説かれる理論哲学に、世論が俄かになびいている。
50年前に、このあるべき存在を予見して来た会長は、
船瀬氏の説く「知の巨人」というに相応しく、
その理論の進化と、長寿郷探査による研究の世界的評価は世人の知るところではない。
当日参加させて頂き、その賛同を示す医学関係者が多いことに驚かされ、
今まさに、医学革命の火の手が上がったように感じた。
今後のさらなる発展を祈るばかりである。
ちなみに、この月刊誌に連載されていた「倭詩/やまとうた」の二巻目が、
年末に出版される予定。鋭意、準備中。乞うご期待を!
閉会後、会長の88歳の「米寿のお祝い」も兼ねての祝賀会にて。左から森下敬一自然医学会長、石原結實医学博士、山田寿彦元毎日記者、私、岡田恒良医院長、(一人置いて)船瀬俊介氏、上萬恵医師、増川いずみ工学博士。