現代の「花咲か爺さん」!!
木曜日, 5月 4th, 2017私の幼馴染のお寺の大古木が、ある人を介して見事再生されたとのことで、
東京白金台、大久保彦左衛門屋敷跡の八芳園に案内された。
そこの生き生きと蘇った庭園は目にまばゆく、鯉は悠々と泳いでいる。
「現代の花咲か爺さん」と呼ばれた福楽(ふくら)善康氏。
名からしてめでたし、めでたし。
何と、今日まで6000本の枯木を蘇らせたというから尋常ではない。
全国の名立たる大庭園、古城から神社仏閣に至るまで、その神技は並大抵ではない。
800年もの国指定の天然記念物の石戸の蒲櫻や世界遺産の天竜寺の櫻、仁和寺の松、
金閣・銀閣、平等院、大徳寺の木々、兼六園のケヤキ、
もう枚挙に暇のないほど銘木・古木を再生して来られた。
そして、あの小説家佐藤愛子さんの櫻も、ヒコバエから見事に再生。
いつか彼女もこの奇跡を、『九十歳。何がめでたい』に続いて筆を起こすかもしれない。
世界盆栽オリンピック大会とも関わりの深い樹医の中の樹医である。
元より、生家は味噌・醤油・麹屋さんの老舗。
その神秘の一端をお聞きして、何かに繋がる思いでいる今である。