まほろばblog

#1 大貫妙子さんの音楽観

10月 12th, 2017

トークセッション「いのちの時間」が急遽中止になり申し訳ございませんでした。

そこで、2015年5月に、札幌西区の「三角山放送局」で行われた

「大貫妙子札幌ライフ」を、公開させて頂きます。

大貫さんと三角山の杉澤社長と私の鼎談風の会話を、気楽にお聞きください。

大貫妙子札幌ライフ1回目(クリックして下さい)

● 大貫さんとの出会い、そしてまほろばとの出会いから、

大貫さんの音楽への思い入れや映画のこと、旅のこと、

そしてハイエナの話まで、飛び出して来て、

和やかで楽しいひと時でした。

● なお、途中の音楽は著作権上、挿入できませんでした。

曲名とアルバム名を列記しましたので、CDかネットで、

お話に合わせて、お楽しみください。

 

 

1、「風花」 ensembleアンサンブル

2、「ベジタブル」 copineコパン

3、東芝日曜劇場 「いつまでも」

4、「色彩都市」 Clichéクリシェ

5、「風の旅人」 ATTRACTIONアトラクシオン

大貫さんとの対話

10月 7th, 2017

2015年5月に、三角山放送局で収録、放送されました、「大貫妙子SAPPOROライフ」を、大貫さん、三角山さんの許可をいただきお届けします。

尚、楽曲につきましては著作権の関係でカットさせて頂いております。何卒了承くださいませ。

大貫妙子札幌ライフ1回目

大貫妙子札幌ライフ2回目

 

10月の感謝デー、開催中!!

10月 7th, 2017

ただいま、10月の感謝デー、開催中です!!

今回は秋の大収穫祭、

はるばる鵡川よりオーガニックピザのOLHA2号が登場!!

アサクラさんの絶品オイルと古代小麦パスタ!!

 

 

 

乾燥が気になるこれからの季節、お肌しっとりαリノレン酸たっぷりの馬油はいかが?

 

ミスユニバースもご愛用、青パパイヤ酵素。
ミライエの嘉納さん(中央左)がご来店、ご案内させていただいています!

 

では、では、皆様のご来店、お待ちしてま~す!!

 

「オーガニック電話帳」扱い!

9月 28th, 2017

まほろばが紹介されています!!

「オーガニック電話帳」改定 第7版 ついに完成!

6年ぶりの発売!
有機農家からレストランまで 13ジャンル・4500件におよぶ情報を完全収録

内容紹介

560ページに満載! 日本のオーガニック情報源

2011年の第6版から6年ぶりの最新刊(第7版)発売!
オーガニックはライフスタイルだ! という意識の浸透で
これからの成長がどのジャンルよりも期待されるオーガニックマーケット。
ゆえにさまざまな情報が氾濫、渋滞、錯綜しています。

そこで6年ぶりに情報の交通整理を実施!
この国の食の安心・安全はオーガニックがになう!

「オーガニック電話帳」は、オーガニックマーケットの発展と
拡大の一助となることを目指して2000年に創刊。
2011年11月発行の第6版まで改訂を重ねてきました。
6年ぶりに大規模に再編集した改訂第7版を発行します。

有機農産物の生産者をはじめ加工食品メーカー、流通・卸・小売・飲食店など、
オーガニックにかかわる法人・団体、個人事業者1700件(+リスト4000)
を網羅した560ページ近い、日本で唯一、最大の情報源となるデータブックです。

ビジネスパートナーを探している業界の方から、新規参入を考えている異業種、
健康や環境に関心の高い一般消費者など幅広い層に愛用されています。

これからもオーガニック情報源として進化する本書は
オーガニック市場で約20年間、
畑から食卓までをつなぐパイプ役を少なからず担うことができたと自負しています。
とはいえ、日本の市場は伸び悩み、足踏み状態が続いている現実があります。
2020年の東京オリ・パラを契機にオーガニックが成長しそうな期待感もある中、
6年ぶりの発行は今まで以上に存在価値と付加価値が高まります。

 

 

「オーガニック電話帳」
~改定 第7版~

書籍概要:A5判・550頁前後 定価3,300円(税別)

まほろば取り扱い中!!!

ここ最近、食への不信感はかつてないほど高まり、
今や「食の安心・安全」は、国民的な関心事へと変わりました。
ところが、不安なものの見分け方は知っていても、
実際にはどうやって“安全で,
おいしいもの”を手に入れればいいのかよく分からない、
という方がほとんどです。

「安心できる食品・製品はどこで手に入るの?」
「オーガニックの世界って、どんな仕組みなの?」
そんな、いま私たちが本当に知りたい情報が
「オーガニック電話帳」にはギッシリ詰まっています。

[オーガニック電話帳のデータジャンル]
①農業生産家
②加工食品メーカー
③酒造メーカー
④食品卸
⑤宅配・通販
⑥生協
⑦自然食品店・自然酒店
⑧国産小麦・天然酵母ベーカリー&洋菓子店
⑨オーガニック・レストラン&カフェ
⑩オーガニック&エコロジカルな暮らし
⑪資材・機械
⑫安心素材・無添加のペットフード
⑬ビオホテル・癒しの宿・民泊
⑭教育・普及・研究機関
⑮有機認証機関など

赤字まほろば掲載

収録されているのは、全13ジャンル・4500件におよぶ情報。
初版から17年にわたる蓄積と丁寧な取材によって得られた、
“有機”にかかわる法人・団体の生の声です。
ビジネス・パートナーを探している方はもちろん、
健康や環境に関心の高い読者の方に愛用されています。

※ショップ、レストラン、通販等で委託販売をご希望の際は、
編集室までご連絡ください。

2017 全国発酵食品サミットin日本橋

9月 28th, 2017

クララ・ハスキル

9月 27th, 2017

 

ハッとする美しさ。

ギリシア彫刻のビーナスを思い起こさせる端正さ。

そのモデルは、かくやあらん、と。

あの名ピアニスト、Clara Haskilクララ・ハスキルの若き日の姿態である。

 

 

 

それが、幾星霜経って、老練のハスキルが完成される。

そうは言っても、65歳での登天。

一ファンとしても、人の一途な生き方の末を思う。

不幸な前半生を超えて、次第に名声を得て行った。

出生が、ユダヤ系であったためか、

何か神秘的で霊感に満ちた音感に魅了される。

メニューヒンに通じる何かが、

レコードを通しても聴こえて来る。

 

 

 

大貫妙子さんの御父、生還特攻隊員の苦悩

9月 25th, 2017

 

「続倭詩」の第23章『散華の海、帰郷の山』。

これは大貫妙子さんの御父、大貫健一郎氏の生き残り特攻隊員としての半生の苦悩を書いたものである。

国民のほとんどが、死地に向かった特攻隊員は、みな潔く南の海に散って行ったものと思い込んでいた。

だが、その半数は、何と国土に戻っていたのだ。

健一郎氏を待っていたのは、生き地獄の牢獄「振武寮」であった。

そこで行われたものは、何であったか。

そして、それよりも何故、非道の特攻隊が発案され、実行に移されたのか。

それを、戦後70年経った我々国民は知るべき時に来ている。

そこを大貫妙子さんは、戦後失われた日本人としての生き方、

「覚悟を持つ」ことと静かに語る。

彼女の「空蝉の夏」を底本にした『散華の海、帰郷の山』を是非読まれたい。

またNHKドキュメント「振武寮の実態」をも合わせて観られたい。

 

紅い手かざし

9月 23rd, 2017

 

秋の吊りもの。

紅葉色の葉に添えた言葉「紅い手かざし」。

手かざしと言えばある種、宗教的行為を連想する。

ちなみに、野口晴哉師の整体に、「愉気(ゆき)」という行法がある。

掌に気を集中させ、相手にかざすと、元気が賦活するというもの。

師がこれを用いると宗教になることを諌めた、とか。

たしかに、手当と言おうか、手かざしと言おうか、あるようではあるが・・・・。

しかし、そういうことより、私が一番先に思い浮かべるのは、

やはり、母の手かざしと言おうか、手当であった。

「お腹がいたい!」と言えば、

母が飛んで来て、手でさすると、不思議に治っていた。

それは、母と繋がっていたいという要求が、そうさせていたので、

実際、触られて一体感を確かめると、それだけで何事もなくなる。

自然は、いつも無数の手を広げて、我々を受け入れて、そして癒してくれている。

秋の紅葉もまた、赤ん坊の紅葉の掌のように広げて、温めてくれる。

何を温めている?

そう、冷え切った人の心、凍てついた世を温めようと、

自然は紅々と燃えて、絶望を希望に変えようと働いてくれている。

作曲家「バッハ」の伝記映画製作へ

9月 20th, 2017

小さい頃から、作曲家の伝記映画が、何かしら好きだった。

ベートーベン、モーツアルト、シューベルト、シューマン、コロンボ……

心ときめきながら、画面に食い入っていた。

ところが、今度、あのバッハが映画化されるという。

これは興味津々、世界中で見たい方も多かろうと思う。

そうして、あのように神が書いたかのような曲が、どうして紡がれるのか。

それが伝わるような演出があるのかしら?

作曲家バッハの伝記映画 G・ドパルデュー、M・フォン・シドーら共演

2016年11月20日 19:30

  • ジェラール・ドパルデュー& マックス・フォン・シドー「ハンナ・アーレント」

ジェラール・ドパルデュー&
マックス・フォン・シドー

[映画.com ニュース] 音楽の父とも呼ばれる18世紀ドイツの大作曲家、ヨハン・セバスチャン・バッハの伝記映画が製作されることがわかった。

米ハリウッド・レポーターによれば、新作「バッハ(Bach)」は現時点では主役のバッハ役はキャスティングされていないが、仏俳優ジェラール・ドパルデュー、スウェーデン出身のマックス・フォン・シドー、独俳優アクセル・ミルベルク(「ハンナ・アーレント」)、独女優マリアンネ・ゼーゲブレヒト(「バグダッド・カフェ」)の出演が決定しているという。

ジェフリー・フリードマンが脚本とプロデュース、エリック・スタイルズが監督を務める。監督と脚本は比較的無名の存在だが、撮影監督にはビットリオ・ストラーロ(「地獄の黙示録」「ラストエンペラー」)、音楽にガブリエル・ヤーレ(「イングリッシュ・ペイシェント」)、編集にタリク・アンウォー(「英国王のスピーチ」)と、錚々たるメンバーが揃った。

バッハの伝記映画といえばジャン=マリー・ストローブとダニエル・ユイレの「アンナ・マグダレーナ・バッハの日記」(1968)があるが、モーツァルトの「アマデウス」に匹敵するようなメジャーな作品はこれまで製作されていない。



 

良き師に、良き弟子あり

9月 18th, 2017

 

朋友の三輪さんから、今日も読売新聞朝刊に、

小泉先生の記事が載っていたと送って下さった。

新聞を取ってない者として、誠にありがたい友情に感謝。

恩師・鈴木明治東京農大教授の愛弟子・小泉先生に遺した12冊の翻訳ノート。

そこには、中国酒の大全が丁寧に楷書で分かり易く綴ってあった。

ご自分の研究功績も、弟子に譲って、名前を控えられたとか。

何という子弟思いの美徳であろうか。

今は、学生に研究させて、その精華を自分の名で留める論文が多い中で、まさに美談である。

あの「満殿香酒」の幻の銘酒も、鈴木先生のお導きなのかもしれない。(「倭詩」鼎談348p参照)

その恩徳に報いるがため、逆にご自分は極力表に打って出て、その裏の功績を世に結実させようと東奔西走。

小泉先生は、決して昂らず、奢らず、控えめで、謙遜であられる。

必ず返礼の書信と品を届ける律義さ、誠実さは、まことに別格である。

高名にして、無名を等閑にせず、有識にして、無識を軽んぜず。

故に、研究執筆の長く続き、ご活躍の場の広く、親しき人の何と多いことか。

師弟愛は、篤実という人徳をも、玉の如く切磋琢磨したのであろう。

今の世に無くなった、誠に羨むべきも美しい関係であった。